フィーニス

【名前】 フィーニス
【読み方】 ふぃーにす
【声】 生駒里奈
【登場作品】 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション
【所属】 タイムジャッカー
【分類】 未来人?
【生み出したアナザーライダー】 アナザー1号
アナザー新1号

【詳細】

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションに登場する新たなタイムジャッカー。

仮面ライダーゼロワンの世界に介入し、12年前に発生したデイブレイクと呼ばれる爆発事故を防ぐといい、ウィルアナザーゼロワンへと変身させゼロワンの世界の歴史を書き換えた。

だがその本心は歴史改変を行うことで其れを阻止しようとやってくるであろうオーマジオウこと常磐ソウゴから、「全てのライダーの力」を奪うことにあった。
そのため、デイブレイクで発生した爆発事故を阻止しようとしたのは真実であるが、その裏で起きていたアークの暴走によるヒューマギアの反乱に対してはノータッチの姿勢を取っている。

そもそもデイブレイクは暴走したアークがヒューマギア達を暴走させて人間達に襲いかからせるようになり、自身かウィルの手助けがあったかは定かではないが、本来中止しようとしていた打ち上げが強引に始まり、それを防ぐために飛電其雄が仕掛けていた爆弾を起動し墜落したアークがもたらした爆発である。
つまりは人工知能の反乱を拡大しないようとした其雄の行動が引き起こしたものであり、爆発事故を未然に防いだことでゼロワンの物語はヒューマギアが人間を追い詰め世界を支配するという最悪の形に改変されてしまった。

オーマジオウの力が奪えればあとはどうでも良かったのか、ウィルをアナザーライダーにしてゼロワンの歴史を書き換えたあとは2007年にやってきたソウゴ達を時間停止で動きを封じて力を奪った後はゼロワンの物語に関与していない。
せいぜい、打ち上げを止めようとしてウィルが変身したアナザーゼロワンと戦う仮面ライダー1型と仮面ライダー001の戦闘に乱入して彼らを迎撃したくらいである。

ソウゴから奪った力でアナザー1号ウォッチを作り出すと自分に埋め込みアナザー1号へと変身。
その力でジオウトリニティを一蹴し、ゲイツが操縦するタイムマジーンすら退ける圧倒的な力を発揮。

そして現代へと帰還したソウゴや或人を確実に始末しようとし、2019年に持ち込んだゲイツのタイムマジーンを粉砕して吸収しアナザー新1号へとパワーアップした。
しかし2007年から自ら移動してきたことが仇となり、グランドジオウが呼び出した平成ライダー達の連続攻撃を受けた末、取り込んだタイムマジーン諸共ジオウのタイムブレークとゼロワンのライジングインパクトのダブルライダーキックに貫かれ敗北。
断末魔の叫びを上げながら爆散、消滅した。

【余談】

劇場版初出のタイムジャッカーとしては平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVERに登場したティードに引き続き2人目。
演じたのは元AKB48及び乃木坂46メンバーであった生駒里奈女史。

仮面ライダージオウの物語は最終回で歴史と世界を作り直したことでソウゴらは記憶と変身能力を失っていた。
フィーニスがどこで彼らのことを知ったのかはわからないが、ジオウをおびき寄せるためにゼロワンの世界の歴史を書き換え、分裂した世界を再び一つにまとめようとした行いは劇場版の敵としてふさわしいスケールである。

彼女の失敗は、アナザー1号の力を手に入れた後、ジオウが全力を出せなくなっている内に始末しておくべきと考えたその慎重性か。
あのまま2007年にとどまっていればジオウ達も「この時代はもうダメだ」と判断して撤退してったため、ヒューマギアが埋め尽くした世界の中で支配者として君臨できたかもしれない。
なお、わざわざゲイツのタイムマジーンで2019年に戻っていったことから自力で時間移動が出来なかったとも考えられる。

タイムジャッカーとして登場した人物の中で時間移動が可能なのはスウォルツのみで、ほかはタイムマジーンや時の列車などの時間移動手段を有していた。
クォーツァーもタイムマジーンを利用していたことからスウォルツのように単身で時間移動できる能力を持つものは限られると判断できる。

ちなみに2018年の冬映画に登場したティードは自ら平成ライダーの原点であるクウガに成り代わることを企み、彼女は全てのライダーの原点である仮面ライダー1号のアナザーライダーになることで原点にして頂点とも言える力を手に入れようと行動したので、「仮面ライダーの(それぞれの時代における)原点」という着眼点が共通している。