魔進ジョーキー

【名前】 魔進ジョーキー
【読み方】 ましんじょーきー
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【登場話】 エピソード4「亡国のプリンセス」
【所属】 ヨドンヘイム/ヨドン軍
【分類】 キラメイ魔進
【モチーフ】 蒸気機関車、恐竜

【詳細】

ブラックキラメイストーンガルザの想像力で変化した蒸気機関車型のキラメイ魔進。

元々は「クリスタリアの王であるオラディンのみが作り出せた」という王族専用列車だったが、ガルザの邪悪な想像力によって凶悪な姿に変化している。
恐竜の頭部を模した先頭部分に強靭な顎「ジョーキージョー」で如何なる物も噛み砕き、ワームホールのトンネルを通り、ヨドンヘイムと地球の間を単独で自由に行き来できる。

魔進ロボットへの変形能力を有し、魔進変形を行う事によって怪獣型の戦闘形態「スモッグジョーキー」となる。

尚、キラメイストーンは「数万年の間に力を得た意志を持つ宝石」とされているが、現時点ではこのキラメイ魔進は喋っていない。
ガルザの操作だけで活動している為、彼の力で意思を封じられている、或いは人格そのものが邪悪な暴君に変貌している可能性も考えられる。

ホワイトキラメイストーンと合体する事でキングエクスプレスとなり、その際にガルザからのコントロールは一切受け付けず、魔進エクスプレスに乗り込んでいるキラメイジャーのメンバーの操縦が優先される。

しかし、後にガルザがジャメンタルに覚醒し、キラメイジャーのキラメンタルに対抗する事が可能となり、キングエクスプレスへの合体もしばらく不可能になった。

エピソード14ではSL邪面に貸し出され、邪面獣ディーゼルバスラと共にスモッグジョーキーとなって破壊活動を行う。
しかし、単なる邪面師ではキラメンタルに抗えず、キングエクスプレスへの合体を許し、制御を奪われてしまった。

その結果、SL邪面はコクピットから追い出された挙げ句に邪面獣に踏み潰され、ディーゼルバスラも撃破された為、ガルザも「邪面師には二度と貸さん!」と言う始末だった。

その後もガルザの愛機としてキラメイジャーと敵対し続けたが、エピソード43にてヨドン皇帝に切り捨てられる直前ガルザが自らの魂を肉体から分離してジョーキーへと宿していた。
そして充瑠を救うも、単なるキラメイストーンではなく既に魔進としての自意識を確立させていたジョーキーと一体化すると、自我をガルザが塗りつぶしてしまうためそれを良しとしない彼はそのまま死を選び、消えゆく主からこれからは充瑠に従うよう指示を受け、キラメイジャー側へと合流した。

【余談】

ある種のお約束である「敵側が使う主役ヒーローと同種の変形マシン」であり、それが「恐竜型」という事で『爆竜戦隊アバレンジャー』の爆竜カルノリュータス爆竜カスモシールドンの他、古くは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の守護獣ドラゴンシーザーなどの前例には事欠かない。

「列車型」という観点から見れば、『烈車戦隊トッキュウジャー』のクライナー/クライナーロボが存在する。

「敵が操作する可変式のロボ」というポジションには『宇宙戦隊キュウレンジャー』のモライマーズ/モライマーズロボもいるが、両者共に量産型であり、ワンオフのこちらとは立ち位置が全く異なる。

玩具版も発売されているが、キラメイジャー側のホワイトキラメイストーンとのセット販売であり、非常に珍しい「敵+味方戦力で誕生する巨大ロボ」という一般販売とセット販売された。

最終更新:2021年03月11日 01:50