【詳細】
ヨドンヘイムが送り込むヨドン軍の無敵の兵隊。
ヨドン軍の紋章が記された
邪面を装着し、熊手型の武器「ヌマデ」で相手に襲い掛かる。
ヌマデは近接戦はもちろん銃撃も可能な万能武器。
邪面を取り替える事で
邪面師が誕生する為、「一般怪人にも昇格ができる戦闘員」という事にもなる。
邪面獣が
撒き散らすヘドロから出現しているシーンもあったが基本的に他作品の戦闘員のように邪面師に呼ばれると何処からともなく現れる。
テレビ朝日公式サイトの「キャラクター」での紹介によれば、「悪臭を放つ」らしい。
基本的に「ベチャ」や「ベチャット!」と叫ぶのみだが邪面師に昇格すると普通に喋れるようになる。
実は経験を積んで成長したベチャットは知能が向上し体の色が変化するということが超全集等で判明している。
その中から
クランチュラが選びぬいたエリートが邪面を与えられて邪面師に昇格するのだという。
オーブン邪面と
フリーザー邪面は兄弟の邪面師とされている事から考えれば、
ベチャットの中にも血縁関係があるらしい事が判明している。
同時に邪面をかぶって昇格した程度で兄弟認識が発生する事もなく、そうであればオーブン邪面とフリーザー邪面があそこまで嫌い合う事もないと思われる為、謎の多い戦闘員である。
エピソード17では接触した相手を麻痺させる個体「
シビレベチャット」が登場している。
エピソード25では
ヨドンナの能力によって大幅にパワーアップした個体「
ハイパーベチャット」が登場する。
外見こそは変化していないが、攻撃力、耐久性が急激に上昇。
攻撃してもすぐさま起き上がって再び襲ってくるという、ゾンビじみた不死身の耐久性は驚異的であり、キラメイジャー達も為すすべなく追い込まれてしまった。
しかしヨドンナのパワーアップは肉体に凄まじい負荷を強いるためしばらく経過すると自壊するというとてつもないデメリットが有る。
いくらでも用意できる戦闘員だからこそのパワーアップと言えるが、元はベチャットである
邪面師がヨドンナのムチを受けた場合も同様にパワーアップが可能だが、やはり寿命が縮むらしい。
決着後は生き残ったクランチュラと共に何体かのベチャットがお互いをスケッチするなど、新たに生まれ変わったヨドンヘイムの住人として暮らしていくことになった。
またヨドン皇帝の回想によって、ベチャットもまたヨドンヘイムに暮らす何らかの生命体だったことが明らかになった。
ヨドン軍が編成される以前の回想と思われるため、闇獣同様にヨドンヘイムの住人だったものがヨドン皇帝によって軍隊として纏められるにあたり組織に組み込まれたと思われる。
【余談】
下級戦闘員が一般怪人にも成り得る例は『
獣拳戦隊ゲキレンジャー』の
リンシー、及び
リンリンシーと共通している。
あまり関係ないだろうが、エピソード26ではゲキレンジャーからのレジェンド出演があるということで話題になった。
スーパー戦隊シリーズにおいて久々となる全身タイツの戦闘員であり、「邪面師がベチャットの邪面を取り替え事で誕生する」という設定の都合上、邪面師も全身タイツの怪人となっている(それぞれによってタイツの色だけでなく、手袋やマントなどの色も異なる)。
最終更新:2021年10月12日 01:59