オーブン邪面

「弟ォ!せっかく俺が上げた温度を下げるんじゃない!」

【名前】 オーブン邪面
【読み方】 おーぶんじゃめん
【声】 うえだゆうじ
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【登場話】 エピソード7「トレーニングを君に」
エピソード8「エクスプレス電光石火」
【所属】 ヨドンヘイム/ヨドン軍
【分類】 邪面師
【素体スーツの色】
【手袋/マント/ブーツの色】 紫/紫(裏地は銀)/紫
【邪面】 オーブン→食品を上下左右から焼いて加熱する地球の調理器具
【担当邪面獣 邪面獣レーネツダガメス
【作戦名】 地獄ロースト作戦
【一口メモ】 必殺のウェルダンバーストは、表面だけでなく芯からまんべんなく焼き尽くします
【モチーフ】 オーブン、炎

【詳細】

ベチャットが地球の調理器具「オーブン」を模した邪面をかぶって昇格した邪面師

蓋を開けたオーブンから顔の形をした炎が吹き出した状態の邪面を被っている。
超高熱を自在に操る能力を持ち、建物を外から加熱して内部を発火させる「地獄ロースト作戦」を実行する。
その熱はキラメイショットの銃撃も通さないほどであり(熱で蒸発させている?)、攻防に優れた能力を持つ。
必殺のウェルダンバーストは炎で相手を囲んで閉じ込め、熱で苦しめた後囲った内側を爆破するというもの。

フリーザー邪面とは兄弟だが、弟のことを見下しており、兄弟仲は最悪の一言に尽きる。
キラメイジャー達を前にしても兄弟喧嘩を始める始末で、彼らの能力的にも高温と超低温という相性の悪さも有り、
どう考えても一緒に出撃させるには向いていない邪面師コンビである。

なおこの仲の悪さは邪面を用意する側であるクランチュラは把握していなかったらしく、
大量の闇エナジーを必要とする強力な邪面獣、邪面獣レーネツダガメスを地球を送り込むため、
兄弟の邪面師であればコンビネーションで効率的に必要量を稼げるだろうと踏んでいたようだが、
当てが外れることとなった。

「優秀な兄」、「弟というだけで周りから見下される」という要素から、ガルザのトラウマをえぐっており、
「兄を憎むお前の気持ち、俺には痛いほどわかる」として弟の作戦の邪魔をしたことでガルザから制裁を受けているが、
実は演技で弟を使い潰して邪面獣を呼ぶための闇エナジーを稼がせるためのガルザとの作戦に過ぎなかった。

ウスギタゴールドの副作用に苦しむ弟を歯牙にも掛けないオーブン邪面は、フリーザー邪面ガルザに始末された時も悲しむ素振りすら見せなかった。

その後召喚された邪面獣レーネツダガメスが大暴れする様子を見ていたが、エピソード8にて邪面獣がエネルギーを使い果たして休眠状態となったため、
自身の破壊活動で再起動させるための闇エナジーを稼ぎ始める。

駆けつけた充瑠を除くキラメイジャー4人もウェルダンバーストで圧倒するが、そこへホワイトキラメイストーンが変化した魔進エクスプレスに乗ってキラメイレッドが合流。
5人揃ったキラメイジャーの攻撃に歯が立たずキラメイラッシュストリームを受け敗北、爆散した。

【余談】

オーブンモチーフの怪人は初。

声を担当したうえだゆうじ氏は近年幹部怪人であるデストラ・マッジョを演じている。
あちらもパワー、火力特化の怪人だったので、高熱を操るオーブン邪面とはそこそこに共通点が有る。
ただボスのことを決して裏切らない忠義心の塊だったデストラと違い、こちらのオーブン邪面は肉親の使い捨てを躊躇わない非情な性格となっている。

最終更新:2022年03月29日 03:16