ライダーワルド

「くらえ、釘バット!」

【名前】 ライダーワルド
【読み方】 らいだーわるど
【声優】 谷中敦
【登場作品】 セイバーゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記
【所属】 アスモデウス陣営
【分類】 ワルド
【世界】 仮面ライダーセイバー
トジルギア ライダートジルギア?
【特色/力】 棒状の武器「釘バッ刀(くぎばっとう)」による痛撃
【モチーフ】 仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴン
ライター
ブレイブドラゴンワンダーライドブック
聖剣ソードライバー
火炎剣烈火

【詳細】

アスモデウスが生み出した仮面ライダーセイバーによく似た特殊なワルド

ワルドとは機界戦隊ゼンカイジャーに登場するトジテンド王朝が繰り出す世界征服のための尖兵のことだが、戦隊メギド同様アスモデウスがトジルギアから直接生み出した個体であるため、その誕生にイジルデ等のトジテンド幹部は関わりのない特殊な立ち位置の個体。

左腕に巨大なライターを模した「DXソードライター」を、右腕は火炎剣烈火を型取った「烈火釘バットー」で武装し、頭部は赤いワンダーライドブックから組み合わせたパイプで作られたセイバーブレイブドラゴンの顔が飛び出しているようなデザインとなっている。
両腕が武装化しているワルドは珍しくないが、ゼンカイジャーに登場するワルドは基本的に頭と両腕以外はクダイターと呼ばれる上級戦闘員と変わらない。
しかしこのライダーワルドはモチーフ元ととなったセイバーに似せたカラーリングがクダイターと同型の素体に施されている。

アスモデウスによって戦隊メギドと共に作り出されると、飛羽真達が飲み込まれた「八犬伝の世界」に出現。
怪人達を引き連れ飛羽真達を何度も襲うも「犬士」達を揃えていく彼らに敗北が続き、ついに8人揃ってしまった犬士の攻撃を受け身体から大量の禁書を開放する。

異なる物語を一つにまとめあげた後作者がそれを否定することで全てのヒーローを消し去るというアスモデウスの計画によって消えてしまった飛羽真達。
しかし章太郎が再び描いたことで復活した初代仮面ライダー1号、初代スーパー戦隊レッドのアカレンジャーが呼び出した仮面ライダー達、スーパー戦隊ヒーローとの戦いに破れ撃破された。

【余談】

声を担当する「谷中敦」氏は現行最新作仮面ライダーセイバーにおいてOP等を担当する東京スカパラダイスオーケストラのメンバーの一人。

同じく劇場版オリジナル怪人である戦隊メギドの声を担当したささきいさお氏は初代スーパー戦隊である秘密戦隊ゴレンジャーのOPを担当した人物でもあり、「仮面ライダー最新作」と「初代スーパー戦隊」の楽曲に携わったメンバーがこの劇場版で登場したオリジナル怪人の声を担当することとなった。

仮面ライダーセイバーを歪めたデザインから仮面ライダージオウにおけるアナザーライダーを彷彿とさせる怪人であり、PVでは「セイバーの姿に似た怪人」として紹介されている。
厳密にはアナザーライダーではなく、スーパー戦隊シリーズ最新作、機界戦隊ゼンカイジャーワルドのデザインフォーマットに仮面ライダーセイバーの姿を落とし込んだ怪人であり、セイバーの外見を持つものの実際には「仮面ライダーというシリーズ作品」を象徴する存在といえる。

武器が釘バットを模しているのは、セイバーの変身音声の「烈火抜刀!」の抜刀バットと掛けたもので、左腕がライター(英:lighter)になっているのは変身者である神山飛羽真の職業が小説家、つまりライター(英:Writer)であることを絡めた言葉遊びだろう。


最終更新:2023年10月26日 19:58