戦隊メギド

「卑怯結構！」

【名前】	戦隊メギド
【読み方】	せんたいめぎど
【声】	ささきいさお
【登場作品】	セイバー＋ゼンカイジャー　スーパーヒーロー戦記
【分類】	メギド？
【アルターライドブック】	不明
【特色/力】	歯車状の刃がついた剣による攻撃
【モチーフ】	本 飛び出す絵本 ゼンカイザー

【詳細】

アスモデウスによって生み出された特殊なメギド。

ストリウスら黒い本棚の幹部が関わっていない特殊な成り立ちのメギドであり、どのジャンルの個体なのかも定かではない。強いていえば物語ジャンルだろうか。
体の各所に本の背表紙を思わせる長方形のパーツを持ち、頭部は飛び出す絵本を開きそこから干からびたゼンカイザーの上半身が飛び出している様子を象っている。

先端に歯車のような刃のついた剣を武器とし、アスモデウスによってライダーワルドと共に作り出されると、介人達が飲み込まれた「西遊記の世界」に出現。
怪人達を引き連れタロウズらが扮する三蔵法師一行を何度も襲撃する。
最終地点でも襲いかかるが、ライダー達の攻撃を受け身体から大量の禁書を開放する。

アスモデウスの計画によって消えてしまったヒーロー達。
しかし章太郎が再び描いたことで復活した初代仮面ライダー1号、初代スーパー戦隊レッドのアカレンジャーが呼び出した仮面ライダー達、スーパー戦隊ヒーローとの戦いに破れ撃破された。

【余談】

声を担当するささきいさお氏は初代スーパー戦隊である秘密戦隊ゴレンジャーのOPを担当した人物でもあり、ライダーワルドの声を担当する谷中敦氏は現行最新作仮面ライダーセイバーにおいてOP等を担当する東京スカパラダイスオーケストラのメンバーの一人である。
「仮面ライダー最新作」と「初代スーパー戦隊」の楽曲に携わったメンバーがこの劇場版で登場したオリジナル怪人の声を担当することとなった。

ライダーワルドが仮面ライダーセイバーをモチーフにしていることから仮面ライダージオウのアナザーライダーと結びつける意見も見られるが、それに伴う形で戦隊メギドも「アナザーゼンカイザー」等と呼ぶ流れも見られる。

厳密にはアナザーライダーに見られるデザインではなく、仮面ライダーセイバーのメギドのデザインフォーマットに戦隊側の要素を組み込んだ形で劇中でも「ゼンカイザーに似ている」という発言も見られたが実際にゼンカイザーを模した部分といえば本から飛び出している部分にしか見られない。
ゼンカイザー自体がモチーフと言うよりは、ゼンカイザーが戦隊メギドのモチーフに含まれていると見るのが正しいと思われる。
スーパー戦隊を収めた本から最新作の主役であるゼンカイザーが逃げ出そうとしているようなデザインなのは他の44の戦隊すべてが本に飲み込まれてしまったことの表現だろうか。
今まさに最新の戦隊であるゼンカイジャーの物語が吸い込まれている途中、あるいはそれに抗っている様子なのかもしれない。

武器の先端が歯車のような形状なのはゼンカイジャーに登場するトジルギアという歯車型のアイテムが由来と思われる。

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