【名前】 |
ディアブロ |
【読み方】 |
でぃあぶろ |
【声】 |
上田燿司 |
【登場作品】 |
仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ |
【分類】 |
悪魔 |
【契約者】 |
百瀬龍之介 |
【特色/力】 |
光弾/バリア/巨大化 |
【モチーフ】 |
悪魔、白骨化した怪獣?、ムカデ? |
【名前の由来】 |
悪魔(西班牙:diablo) |
【詳細】
50年前中南米の遺跡から発掘された
ギフスタンプはフェニックスが確保したが、実はもう一つ同じ力を持ったスタンプも見つかっており、人間から悪魔を分離する力に目をつけた
ショッカーが強奪し、組織の戦力にするため研究を行っていた。
その被検体に選ばれたのは
ショッカーにスカウトされるほど優秀な遺伝子研究者だったものの、仮面ライダー1号こと本郷猛の言葉から自らの行いを悔いるようになった末脱走を図った百瀬龍之介。
脱走しようとした罪をスタンプの被検体になることで帳消しになることを願い、そのとおり家族には手を出さないと口にする
ショッカー幹部が龍之介の体にスタンプを押した瞬間に出現した。
現れたディアブロは周辺に居た者達に無差別に襲いかかった。
そのあまりの凶暴性に
ショッカーは悪魔の戦力化を断念し、スタンプ諸共ディアブロを封印し龍之介自身は実験に使われた死体諸共ロケットで宇宙空間に廃棄されることとなった。
その後遺伝子研究所諸共スタンプは放棄されており、
ショッカーも
仮面ライダーによって壊滅したため研究所ごとその存在は風化していった。
果たしてそれは実現し、悪魔に支配された世界を作り上げる。
天空に浮かぶデビルシティに住まうのは悪魔のみで、人間たちは下級悪魔に使役される奴隷としてのみ生きることとなり、それに反する者は
ギフジュニアや自ら分身として生み出した
デビルライダー軍団が始末するディストピア。
その荒廃した世界にワームホールに飲み込まれた百瀬龍之介が放り込まれていたロケットが不時着。
100年後の未来でわけも分からずただ逃げ惑うのみだった龍之介を50年後のジョージ・狩崎が助け、彼にサイクロトロンドライバーを与え魂のみを50年前に飛ばし、ディアブロを完全体になる前に
仮面ライダーセンチュリーとなって倒す。
それが悪魔に支配された未来を変えるための条件だった。
ディアブロの誕生を阻止すればいいのではという疑問も出るが、ディアブロが生きて世界支配を成し遂げてこその2071年、
仮面ライダーセンチュリーの存在が成立するため、ディアブロの誕生を防いだ場合未来が書き換わりセンチュリーの存在自体が消滅するためそれは出来ないという。
実際、
仮面ライダーセンチュリーの存在がなければディアブロの攻略はほぼ不可能だったため、誕生したディアブロを現代で倒すしかなかったのだろう。
ディアブロ自身も龍之介の存在を感知できるのか、50年前と変わらない姿で現れた彼のことを認識し、完全な変身が出来ない仮面ライダーセンチュリーブレイクと交戦。
ほぼ引き分けに持ち込まれたため完全体になることを優先し一旦部下の
クリスパー達に行動を任せ自身は最終目的地である富士山の麓にいた。
そして富士山が噴火した際のエネルギーを受けることで完全体になることに成功する。
その後未来にある龍之介の肉体を狙って
デビルライダー軍団が集結したため、それを守るための時間稼ぎをかった五十嵐大二ら選抜メンバーの精神がサイクロトロンドライバーの機能で50年後の未来に到達。
クローンライダーに憑依し
デビルライダー軍団に苦戦しつつも時間稼ぎは完了し、息子の秀夫と和解した龍之介は
仮面ライダーセンチュリーへと変身。
バイスや飛羽真も現代に帰還し、
仮面ライダーリバイス、バイス、セイバー、センチュリーを相手取り戦うも、自身を倒すために作られた仮面ライダーセンチュリーの攻撃でバリアを破られ弱体化。
防御手段を失いつつも光弾などで反撃しさらには巨大化までしたが、未来のジョージ・狩崎から受け取ったネオバッタバイスタンプでネオバッタゲノムへとゲノムチェンジし、さらにはリミックス変身でリバイスネオバッタとなったリバイ&バイス、皆の思いが刃王剣十聖刃となり変身したクロスセイバー、センチュリーの攻撃に押され最後は4ライダーのライダーキックで富士山火口に押し込まれ爆散。
噴火する富士山はネオバッタバイスタンプ型のエネルギーが蓋となって抑え込むことで世界は守られた。
【余談】
ディアブロとはスペイン語で悪魔を意味する。
ギフと対を成すスタンプから生み出されたディアブロだが、どの程度ギフと関わりがあるのかは定かではない。
彼を蘇らせた
デッドマンズ自体、ギフの復活のために利用するわけではなくディアブロを蘇らせた後完全体になるのを手伝ったら後は悪魔に支配された世界が出来上がればそれで良かった模様。
進んで部下になることを誓ったためか、ディアブロは
デッドマンズに力を貸し与えそのまま好きに行動させていた。
悪魔に支配された歴史において、
デッドマンズの面々がどのような扱いになったのかは全く情報が無いが、悪魔は上流階級として人間を奴隷のように扱っているようなので、少なくともディアブロ以外の悪魔が2071年には多量に存在していたと思われる。
下級悪魔が人間を奴隷のように…と語られるシーンで登場しているのは
ギフジュニアであり、
デビルライダー軍団も
ギフジュニアを従えて行動していたため、
デッドマンズが持つ技術をディアブロが扱うようになったのは確かと見られる。
第15話で行われたギフ復活の儀式だが、5人の
ギフテクスが逆五芒星を構成、その中心にいた
アギレラがそのエネルギーの受け皿=生贄になるという、ディアブロが完全体となるために行われたものに近いプロセスが取られている。
ギフはミイラ化しているとはいえ、
ギフテクスのエネルギーを受け取ったことで体の一部が動き出したあたり、何らかの原因で移動できないだけで生きてはいるということなのか。
アギレラが生贄になることは現時点で防がれたが、もし実現していた場合ディアボロのように
アギレラの身体にギフが宿り完全体になっていたのか。
不明。
仮面ライダー図鑑によれば「ギフに匹敵する特別な悪魔」とのこと。
もしかするとギフと同郷の人間の悪性エネルギーを主食とする地球外生命体だったのかもしれない。
最終更新:2024年02月02日 03:05