「フォ――――!!」
【詳細】
狼のように毛むくじゃらなガンマン、カウボーイを思わせる姿を持ち、胸部にあるオオカミの口が赤や青の血管、あるいは臓物を咥えているグロテスクな姿をしている。
また狼とは関係のない、カブトムシやスティラコサウルスの角を持つ。
スペイン語で咆哮を意味する「ルヒール」という愛銃を持ち激しい火球を発射して周囲に災いを放つ。
オオカミの遺伝子を獲得しているため高い俊敏性を発揮し、空手にも似た徒手空拳で相手に挑みかかる場面もある。
【余談】
第4話で語られた「上級契約」によるものと推察され、同じタイプの姿をしている
ダイオウイカ・デッドマンと同様にデッドマンの
フェーズ2、あるいはもっと上の位階である可能性もある。
後にギフテクスとはギフの洗礼を受けて到達した
フェーズ3を意味することが明らかになり、彼らはフェーズ3に到達したデッドマンであることが明らかになった。
当初は「フリオ(変身態)」名義でデータが公開されたが、第5話放送終了後この名称へと変更された。
恐らくウルフプロトバイスタンプでの変身シーンが放送されたためと思われる。
なおテレビ朝日の放送内容紹介では「フリオ・デッドマン」と書かれている部分もある。
デザインのモチーフとなったのは狼をベースにカブトムシの角を組み合わせたものだが、狼男に変身する初代
仮面ライダーの
ゾル大佐がモデルの一つに組み込まれている可能性が考えられる。
もうひとりの幹部もイカがモチーフであるためそちらが
イカデビルに由来すると考えると、ギフが
ショッカー大首領に当てはめられる。
となると残る
アギレラは
地獄大使、
ガラガランダかと思われたが実際は
蜂女だった。
『ヒーロー×デビルズ スクリプチャー』のコメントによれば、衣装モデルは「主君のアギレラに忠義を尽くす」という事で紳士的な燕尾服であり、武装もコスチューム繋がりで『三銃士』のイメージから。
キマイラ要素として頭部の前面にカブトムシ、後頭部にスティラコサウルスの角の造形のシルクハットを被っている。
ちなみにこの角について、デザイナーは「帽子をよく見たらカブトムシっぽくなってる」程度でデザインしたのだが、放送を見るとむしろ角が強調された姿で「オオカミよりもカブトムシの怪人みたいだ」と視聴者に混乱を招いてしまった。
尻尾の由来はレメゲトンのソロモン72柱の悪魔『マルコシアス』。狼の姿に蛇の頭の尾、猛禽の翼という伝承から、尻尾が蛇の頭部、脚部に少し鷲の要素を入れているらしい。
最終更新:2024年08月17日 03:51