マンドリル・デッドマン フェーズ2

【名前】 マンドリル・デッドマン フェーズ2
【読み方】 まんどりる・でっどまん ふぇーずつー
【声/俳優】 南誉士広
【登場作品】 劇場版仮面ライダーリバイス バトルファミリア
【所属】 アヅマ陣営
【分類】 デッドマン
【フェーズ】 フェーズ2
プロトバイスタンプ マンドリルプロトバイスタンプ
【悪魔】 野獣系
【契約者】 トニー
【特色/力】 格闘攻撃/爪撃
【モチーフ】 マンドリル、哺乳類、悪魔

【詳細】

アヅマ/仮面ライダーダイモンが抱える戦闘部隊の一人、トニーがマンドリルプロトバイスタンプを使い上級契約を果たして自らのデッドマンと融合したフェーズ2のデッドマン。

白いジャケットを着込んだ人間のような見た目を持つデッドマンだが、顔は青く禿げ上がった頭にはまるでバーコードのように等間隔で金属片がめり込んだ痛々しい外見をしている。
元は野獣系の悪魔だったらしく、下半身は毛むくじゃら。
また顔の中央部から頭上にかけて赤いモヒカンを思わせる部位を持つ。

フェーズ2のデッドマンとして二度と人間の姿に戻れないリスクと引き換えに強大な力を獲得し、両手の鋭い爪に力を集中させ強力な爪撃を繰り出す。

アヅマからキメラドライバーを奪い取り、ハイジャックされた旅客機に取り残された乗客を救うことを決意した大谷希望を前に取り出したマンドリルプロトバイスタンプを使い悪魔と上級契約。
仮面ライダーキマイラに変身した希望と激闘を繰り広げる。

しかしフェーズ2のデッドマンとも互角以上の戦闘力を持つキマイラに押され、キングクラブエッジを叩き込まれて弱ったところにクロコダイルエッジを止めにくらい爆散した。

仮面ライダーキマイラ、及びキメラドライバーに悪魔と人間の契約解除機能があるかどうか不明だが、トニーは再び画面に映ることはなく、加えてハイジャックに関わった仲間達も全員ギフテリアンなどになって死亡したため、彼もまたデッドマンもろとも死亡したか、シックの爆破によるエリア666の消滅に巻き込まれたと思われる。

【余談】

このデッドマンと契約したトニーは「Birth of Chimera」でも出演している。
デッドマン態になったのは劇場版が初(フェーズ2という都合上、融合すると二度と元には戻れない。加えて劇場版の時間軸でありギフも既にいない)。

スーツは恐らくオランウータン・デッドマン フェーズ2を改造したもの。
大本はコング・デッドマン フェーズ2だが、コングは爬虫類系、オラウータンは昆虫系の下半身だったため、3度目の改造の際に残った野獣系の下半身と組み合わせる形になったのだと思われる。

モチーフとなったマンドリルは哺乳綱霊長目オナガザル科マンドリル属の霊長類。マンドリカルドは関係ない。アヅマが一輝に対して「マイフレンド」と発言をしているが関係ないったらない。
マンドリルが怪人のモチーフに選ばれたのははじめてだが、前作仮面ライダーセイバーでは「ドリルマンドリルアルターライドブック」というアイテムが確認されている。もしこのアルターライドブックを使ったメギドが登場した場合、そちらが先達となっていただろう。
ちなみに変身アイテムであるマンドリルプロトバイスタンプはコングプロトバイスタンプによく似たもの。恐らく多少デザインをいじったか、カラーリングを変更したものと思われる。

全体を見るとあまりマンドリル要素が見受けられないが、マンドリルの鼻は毛細血管が発達しているため血の色が透け赤く見える。そしてその横は青いのが特徴であり、このデッドマンの顔面が青いのは恐らくマンドリルの鼻をイメージしたデザインのためと思われる。
黄色いヒゲを持つというモチーフの特徴も備えているためしっかりとマンドリルの特徴を落とし込んだデザインになっているのがわかる。
ちなみに関係があるのか定かではないが、マーベルコミックスに青い顔に赤いモヒカンを持つヨンドゥ・ウドンタというキャラクターが登場している。
ジャケットを来た青い顔を持つ外人男性という極めて人間に近い姿のデッドマンだが、編集者はこのデッドマンを初めてみた時「…ヨンドゥかな?」と思ったほど外見印象が近い。

トニー役を演じた南誉士広氏はスーツアクターの傍ら俳優などとしても活躍している。

最終更新:2024年02月02日 02:21