【詳細】
眉間にしわを寄せた男性で、
サマスと共にグランドエンドの完遂を目論見、
ツムリを新たな
創世の女神として覚醒させるべく行動する。
ゲームマスターとされているが、
デザイアグランプリを開催するわけではなく目標はツムリの身柄のみ。
そのために手段を選ばず、他の大多数の運営陣のように現代人を見下しているような振る舞いをしている。
「バッドエンド請負人」とも呼ばれ、グランドエンド実行後の現代をバッドエンドへ導くべく様々な策を巡らせ、ツムリを創世の女神として覚醒させ利用しようとし、その力が英寿に移ると彼自身を創世の力で縛り新たな女神の代わりにしようとしていた。
ヴィジョンドライバーを装着しているシーンがあるものの、
仮面ライダーへの変身権限があるのかは不明であり、戦闘においては徒手空拳か、警棒を片手に相手を叩きのめす。
晴家ウィンや英寿とも生身で渡り合い、特にウィンとは何度も戦っているが常に圧勝しており、データ生命体と化している未来人の中でも特に肉体での戦闘を意識したデザインがなされているのだと思われる。
ツムリの涙から破壊の女神とも呼ばれる通称「黒ツムリ」を作り出し英寿達に対抗しようとしたり、現代に残ったベロバやケケラ等に
ブラックレイズライザーカードを与えて戦力とする等抜け目のないところも見せている。
現代の状況を愉しむ
オーディエンスの接待も忘れない等、かなりの仕事を精力的にこなしているが疲労している様子は見せず、そこら辺は未来人の特性ゆえ、か?
ウィンの体を張った作戦によって軟禁していたツムリの脱出を許してからは、彼女からも創世の力を受け継ぎ、より人外化が進み始めた英寿に目をつけ、彼を完全に創世の神として覚醒させることで手中に収めようと考える。
そして石化していく英寿を前に、その作戦は順調かと思われたが、彼は自らの意思で創世の呪縛を振り切ったため、与えられていた最高位の
ジリオンドライバーと
シリウスカードを用いて
オーディエンスアイと一体化した仮面ライダーリガドへ変身。
加速能力による超速移動と肉弾戦の技術、拡張装備を利用しての武器喪失等を駆使してギーツⅨと渡り合ったが、次第にその動きを見切られはじめ、自分達を作り出した足場ごと空中に運ぶという手段で高速移動を封じられてしまい、ギーツバスターQB9を用いたブーストタクティカルビクトリーに貫かれ、それをブーストナインストライクで押し込む必殺技コンボを受け戦闘不能になる。
だがその直後、離れた場所にいたスエルに吸収される形で消滅。
実はジットの存在は現代をバッドエンドにするべくスエルがデザインしたものであったことが明らかになり、ギーツの物語から退場することとなった。
【余談】
名前の由来は「じっと(見つめる)」様子から。
何故彼がゲームマスターというポジションで現代に送り込まれたか不明だが、創世の女神再誕が叶った場合、グランドエンドが完遂し現代からデザイアグランプリに関する全ての情報が抹消されることとなる(が、創世の力に目覚めた英寿がどの程度抵抗できるのか未だ不明)。
その際にヴィジョンドライバーを使って創世の女神にアクセスできる人間が必要になることを想定しての役職が与えられたのだろう。
他にサマスが同行していることを考えると、「創世の女神にアクセスするにはヴィジョンドライバーを持つ人間が二人必要」という強化されたセキュリティが関係していると思われる。
またサマスは
ニラムを粛清していることから、今は彼女が
ゲームプロデューサーの地位にいる可能性がある。
最終更新:2023年08月25日 04:07