【名前】 |
エボルト(怪人態) |
【読み方】 |
えぼると(かいじんたい) |
【声】 |
金尾哲也 |
【登場作品】 |
仮面ライダービルド |
【初登場話】 |
第45話「希望のサイエンティスト」 |
【分類】 |
ブラッド族 |
【特色/力】 |
ワームホールによる惑星間ワープ、ブラックホールを利用した攻撃、惑星の吸収による能力強化と進化 |
【モチーフ】 |
コブラ |
【詳細】
フェーズ4を更に上回る能力を持ち、「完全体」という触れ込みだったエボルトのブラックホールフォームはまだ
仮面ライダーとしての姿を保っていたが、この姿になったエボルトは
エボルドライバーを腰に巻いているものの、「怪人態」という名称故にその姿は仮面ライダーではない。
腕の一振りだけで光線を伴った強烈な打撃を放つと高層ビルを跡形もなく粉砕し、蹴りの余波のみで建造物を複数破壊してしまうほど攻勢生物として次元の違う攻撃性を得ている。
さらに完成した
パンドラパネル(黒)の力でワームホールを自在に作り出す能力を得ており、一瞬にして地球外の惑星へワープ移動が可能となっている。
ブラックホールフォーム(フェーズ4)時のブラックホール生成能力によって惑星をまるごと飲み込みエネルギーへと変えてしまい、新たな能力の獲得や進化といった成長すら出来る。
エボルドライバーや
エボルボトルは変わらず装備しているため、仮面ライダーエボルブラックホールフォームの特殊能力はドライバーを介して使用可能。
公式サイトでは「ブラックホールフォームの特殊能力や各部機能を自在に再現・発揮できるため、エボルドライバーを利用して必殺技を繰り出すことも可能」と紹介されている。
圧倒的な攻撃力、惑星間の移動を可能にする超絶的な能力を持ち合わせたエボルトの怪人態であるが、弱点が無いわけでも無い。
怪人態の弱点は、体内に取り込んだ
パンドラパネル(黒)の存在にある。
エボルドライバーと
エボルトリガーだけでは怪人態になれないため、何らの要因によってこのパネルを排出してしまうとこの姿を保てなくなり仮面ライダーエボルへ戻ってしまう他、パンドラパネル(黒)は完成状態でないとワームホールを作り出せないため、装填されたブラックロストフルボトルが通常のロストフルボトルに戻ってしまうと能力を発揮できなくなってしまう。
ブラックロストフルボトルの浄化は
ハザードトリガーの力を上乗せしたジーニアスフォームの必殺技が可能とし、ジーニアスフィニッシュを受けたエボルトはキャッスルとハンマーのロストフルボトルを浄化されてしまい怪人態を保てず仮面ライダーエボルへと退化してしまった。
またエボルトの全力は
エボルトリガーによって解放されているため、エボルトリガーが作動不良を起こすとやはり怪人態を保てず能力が減退してしまう。
しかしその能力はやはり圧倒的であり、フェーズ4を上回る数々の能力はビルドらをギリギリまで追い詰めた。
わざわざ自分の力を誇示するためだけに戦兎を連れてどこかの座標へ移動すると、そこにあった惑星をその星に住まう生命ごと吸収。
これによって両腕に「エボルティグラスパー」という大型の手甲を装備とさらに強化を果たす。
一時は上記の通りハザードトリガーの力を使ったジーニアスフォームの必殺技によってブラックロストフルボトルを浄化されたため怪人態を保てなくなるも、第48話にて戦兎らからそれを回収して再び怪人態へ変身。
地球の一部と月そのものをブラックホールに飲み込むことで
究極態へ最強の進化を遂げる。
【余談】
世にも珍しい「仮面ライダーの変身ベルトを装着した怪人」。
アナザーライダー等デザインベースとなった仮面ライダーのベルトの意匠を持つ怪人等は存在するものの、エボルトのような存在はかなり珍しい。
他に仮面ライダーと同型のベルトを巻く怪人は
アナザージオウ、
アナザージオウⅡが存在し、エボルト怪人態とは「変身のためにベルトの操作が必要な怪人」という共通点がある(ただアナザージオウの場合ベルトを操作しているとは言い難い面もあるため、形が同じだけで厳密に言えば違うと言える)。
仮面ライダーから怪人に変身するというのも珍しい点。
仮面ライダー555のように、
怪人枠が変身ベルトを入手しライダーに変身する作品もありさらには
ホースオルフェノクのように仮面ライダーに変身していたが、装備を解除したため即座に怪人化して戦闘に対応するという場面も見られる。
究極体とはスーツの大部分を共有しつつ、パーツを取り替える等して撮影に対応している。
最終更新:2024年07月17日 00:12