【用語名】 |
レインボージュルリラ |
【よみかた】 |
れいんぼーじゅるりら |
【登場作品】 |
王様戦隊キングオージャー |
【初登場話】 |
第3話「我がままを捧ぐ」 |
【分類】 |
劇中アイテム |
【名前の由来】 |
虹色、宝石 |
【詳細】
「幼少時に食べたきり」と思い返すのみの料理であり、
シュゴッダムで日常的に食べられるようなものではないようで、ブーンは食べたことがないらしい。
ギラの回想によると赤みがかかった橙色のゼリー状のものが器に満ち、その上に白い金平糖のようなものが振りかけられているといったもの。
ゴッカンに収容されたギラの調査を行うためリタ・カニスタの調査によると10数年前コーカサスカブト城にて振る舞われた記録が残っている程度で、
イシャバーナで再現された際には回想と似た色合いのスープに金粉が乗ったものが作られた。
その正体はゴッドクワガタの
シュゴッドソウル。
第1話からゴッドクワガタがギラの覚醒に合わせるように動き出したり、ソウル無しでも操縦が可能であったりとギラ自身がゴッドクワガタと一心同体であることは度々描写されていた。
そして第43話にてこの料理を用意したのはハスティー兄弟の父、先代の
シュゴッダム国王であったコーサス・ハスティー。
ダグデド・ドゥジャルダンを打倒するための切り札を
宇蟲王にひれ伏すような日々の中求めていたコーサスが、ダグデドの手によって作られたギラを感情を消した戦闘マシーンに仕立てるための一品だった。
ギラに食べさせるよう指示された
ラクレス・ハスティーはこの食べ物の真実を知らずにいたものの、父親からの直接の指示だったこともあり怪しんでは居た模様。
しかしギラにとってその味が今も忘れられないものであり、兄や自分の出生にまつわる記憶が無かったとしてもそのことを思い返していたことからかけがえのない思い出であるのは間違いなかった。
なお名前のレインボージュルリラとは、食べたギラの感想に由来し、「七色の味」と「ジュルリラしている」をラクレスが組み合わせたもの。
上記の通りゴッドクワガタの
シュゴッドソウルを利用したものであるため食べたギラは体調を崩す事となり、ラクレスがその場から離れた際に倒れたギラを発見したボシマールは近場にいた兵士に救助を求めるもその兵士が本来そこを持ち場としない事に気が付き、
宇蟲王の道化の一人と戦うも討ち死に。
加えてダグデドに反抗の準備を進めていたことを悟られてしまったことから、
カメジムと
グローディ・ロイコディウムとの激戦の末死亡してしまうこととなった。
この料理一つが提供されたたった一日こそが、
チキューとハスティー兄弟の運命を大きく変えるターニングポイントとなった。
最終更新:2024年07月10日 05:46