冥黒のデスマスク

【名前】 冥黒のデスマスク
【読み方】 めいこくのですますく
【登場作品】 仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク
【分類】 敵幹部
【名前の由来】 冥刻

【詳細】

仮面ライダーガッチャードの劇場版、ザ・フューチャー・デイブレイクに登場する敵幹部。

3人いるため未来世界における冥黒の三姉妹…と言えなくもないポジションだが、実際はグリオンの悪趣味さ、悪辣さが最大限活かされた「死者への冒涜」以外の何物でもない存在である。

グリオンとの戦いで死亡したミナト、黒鋼スパナ、ラケシスの死体を利用したもので、生前とは別の人格が宿り、外見こそ生前とほぼそのままであるものの言動は完全に別人であるラケシスはそんな変わらない気もする。初期のラケシスならやりかねないというか

それぞれヘルクレイトアルザードラキネイレスと言う名を使い、それぞれがレプリケミーと一体化することでマルガムへと変身する。

なお本来グリオンの腹心でもあった冥黒の三姉妹は、ラケシスが死亡したことでグリオンの元から離反しており、アトロポスクロトーはガッチャードデイブレイクと共に「同胞」として魔王との戦いに身を投じている。

タイムゲートを通してヘルクレイトドレットルーパー軍式と共に襲来するも、すぐに撃退された上、過去における本物ことスパナと戦い未来世界へ追い返されてしまう。

その後デイブレイクのいる未来を救うためギガントライナーの協力によって時空移動を果たした宝太郎とりんねはデイブレイクこと未来の一ノ瀬宝太郎と合流。

ラケシスの死体を利用したラキネイレスはファイヤーガッチャードに敗北して消滅し、アルザードはミナトを冒涜する言動を取ったことでりんねの怒りを買いマジェードとの戦いで敗北し消え去った。
残るヘルクレイトは再びドレットルーパー軍式と共に過去世界を襲撃するも、錆丸ら現代に残った面々の奮闘と、ユーフォーエックスをセットしたライダーヴァルバラドのオカルトヴァルバラバースト、ミナトや鏡花達が錬成した器具を用いたエネルギー逆流作戦によって未来世界側へ押し返され爆発に巻き込まれる形で消滅し、全滅した。

【余談】

デスマスクとは死者の顔を象り石膏や蝋で作ったもの。様々な意味合いのあるデスマスクであるが、本項目の場合死者の顔だけを型取り、利用した人形以外の何物でもない。

グリオンが作ったとされる冥黒の三姉妹達にも人間のモデルが居たらしいことを考慮すると、姉妹にしろデスマスクにしろグリオンにとっては同程度の存在でしか無かったのかもしれない。
しかし劇場版公開後にグリオンにとってアトロポスは「大切な娘」という認識だったことが判明したため、デスマスクを作りアトロポスを捨てた魔王グリオンは、中身が完全な別人であることの証左だった可能性がある。

膏や蝋で死者の顔の型を取ったものをいう。 作成目的としては、故人を偲ぶ遺品としての保存、肖像作成のための一次資料の確保、死生観・芸術性・倒錯などを背景とした作品や調度品の主要素材としての確保、法医学的資料としての保存などがある。

公式側のコメントによると、実は4人目のデスマスクがいたという。
なってしまった人物は…

最終更新:2024年09月07日 03:46