ロジョー

【名前】 ロジョー
【読み方】 ろじょー
【声/俳優】 岸洋佑
【登場作品】 仮面ライダーガヴ
【登場話】 第13話「約束の手作りケーキ」~
第16話「ノエルのおくりもの」
【分類】 グラニュート
【人間態】 可児を名乗る路上ミュージシャン
【特色/力】
【モチーフ】 カニ
【名前の由来】 路上?

【詳細】

グラニュート界という異世界の生命体、グラニュートの一体。

青い甲殻を持つカニのような姿が特徴的であり、超硬質で重厚感のある外殻は高い防御力を誇る。
特殊な泡を吐き出す能力もあり、目くらましに使うことで甲羅の防御力も相まって非常に優れた生存率を誇る。

両腕もハサミになっているが攻撃面はさほどでもなく生存特化の能力しか持たないものの、カニモチーフ故か横歩きは得意であり、身体を赤熱化させた後横歩きで敵に突進する必殺横歩きという必殺技のような技も有する。
この横歩きは本人の癖なのか、ミミックキーを使い人間態になっている状態でもたまにやっている。

身体の耐久性には絶対的な自信を持ち、「俺程身体の硬いグラニュートはそうそう居ない」と豪語しているが、その性格はかなり楽観的かつ短絡的。
今の立場に甘んじ変化する環境に対応しようという意欲はかなり薄く、20年近く人間界で闇菓子の原料となる人間をさらいながらも、社長がブーシュからランゴへと代替わりしてからストマック社の方針が「量より質」となったことに関して愚痴っていた。

「昔は人間をとっ捕まえるだけで良かった」とも発言しているが、人間をヒトプレスにする技術やミミックキーを使い人間に擬態する能力はニエルブ・ストマックが開発した最新技術である。
20年前、人間界に来た当時はとにかく人間をたくさん集めてグラニュート界に送ればよかった時期を知っているグラニュートはストマック社以外では初であり、相当長い期間人間界に潜伏していた模様。

ストリートミュージシャンとして活動し、弾き語りに足を止めた客を狙っていたようだが、社長がランゴに変わって以降のストマック社の体質が激変した影響で闇菓子を手に入れるのに苦労していた模様。
特定の職業について客をターゲットにするグラニュートは多いが、ストリートミュージシャンであれば徒歩で移動できる上、特別な資格や拠点も必要ないため、開けた場所さえあれば問題なく人間収集が可能という利点に目をつけたのだろう。まさにワタリガニ。

といっても拠点を造らずあちこちふらふらしている期間が長いためか、その言動に計画性はあまり見られず、行き当たりばったりな行動を取りがち。
ピンチに陥るとカニが外敵に襲われると体の一部を自切して逃げるがよろしく、機密情報を自ら吐き散らす。
カニなのだから泡を吐く程度にとどめておけば良いものを、追い詰められると口が軽くなるのか、自身の犯行を特定した辛木田絆斗との戦闘から逃げるため「昔はシンプルに人間とっ捕まえるだけで良かった」と言い放ち、さらには「ざっと20年前から人間をさらっている」とまで暴露して逃走。

人間態の見た目が知られてしまったため、再び絆斗に発見された際には擬態を解除せず、「自分はただの下っ端であり、闇菓子を販売しているのはストマック社である」という黒幕の存在まで暴露してしまう始末。

ただその海流に漂うが如くの適当な生活は長くは続かず、ジープ・ストマックシータ・ストマックが仕入れ担当を外され、ランゴのエージェントが直接バイト対応することになったため、長年のスタンスを保つことが出来ずにイライラをつのらせていた。
加えて二人の仮面ライダーから目をつけられてしまっているのだから尚更である。

【余談】

モチーフはカニ。

人間態及び声を担当した岸洋佑氏は宇宙戦隊キュウレンジャーにてスティンガー/サソリオレンジ役で出演しており、敵怪人役としては初。
キュウレンジャーではスティンガーの兄、スコルピオ役で仮面ライダー鎧武/ガイムにて[[]]

最終更新:2025年04月01日 00:23