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東方星波紋 第15話

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 東方星波紋
  第15話 ジョジョの奇妙な緋想天―⑤―

   ―――八坂神社―――

    「ん?参拝客・・・承太郎!?お前も来ていたのか!?」

    「・・・誰だテメーは、何故俺の名前を知っている」

   いきなり剣呑な雰囲気・・・承太郎はスタープラチナを構えている。
   男の方は、スタンドが見えている様子だが、何処か焦っている。

    (まずい・・・今、【キラークイーン】は能力を使えない・・・まずすぎる・・・)

   閻魔に奉仕活動を言い渡された時に、スタンドこそ封印されなかったものの
   その能力は封印された。
   言うまでも無く、この男は吉良吉影・・・よりによって奉仕活動先が早人のいる
   八坂神社などとは、やはり引力の関係なのか。
   そうこうしている内に、神社から三人・・・ではなく、三柱現れた。
   その内の一柱はカーズの姿を見るなり泣きながら奥へと引っ込んだ。

    「やめな承太郎・・・その男はあんたの時間軸で言うところの未来で
     出会った男なんだ。だから、あんたの名前を知っているんだよ」

   八坂神奈子が弁解を出す。吉良はほっとした表情となったが、
   まだスタープラチナを見ている。

    「・・・そうか、いきなり済まなかったな・・・ところでスタンドが
     見えていたようだが・・・俺にとって敵か?味方か?」

    「あー、それは流石に言えないなー」

   承太郎の問には諏訪子が答える。未来に出会う人物とはいえ、
   いや、だからこそ言わないように思えた。
   根っからの悪人に慈悲は無いと思うのだが・・・
   流石に普段、仗助やら早人やらにタコ殴りにされていては
   可哀想だという気持ちもあるのだろう・・・因みに早人自身が
   危険無しで殴れるのは、彼自身がスタンド能力を身につけたからだ。
   その影響となったのがバイツァ・ダストとなったのは何の皮肉か・・・。
   勿論、すぐに発現したわけではなく、数年経って発現したらしい。
   今はそのスタンドについては割愛する。

    「・・・そうか、気になって夜も寝られやしなさそうなんで聞きたかったんだが・・・
     未来の人物ならしょうがないな・・・」

   因みに、承太郎の視点で見ると全員未来の人です。
   DIOやカーズも含めて(住んでいる時間上)。

    「ほう、そのような事は関係ないな」

    「んっんー、そうだな。我らが知りたいのは只一つ」

    「「貴様は輝夜とのカップリングは何派だ」」

    「「「お前ら、自重しろーーーー!!!!」」」

    「わはー」

   承太郎・ディアボロ・幽香が同時に突っ込む。るみゃは諏訪子を食べようと追跡中。
   混沌としてきた雰囲気・・・ラスボスの威厳は何処へといった?

    「輝夜×鈴仙だろ?何を言っているんだ?」

   コイツは元から変態なんだよという顔で承太郎を見る神様二人。
   五部ボス以外変態とはなかなかシュールだ。
   一人は元々変態なのだが・・・今も「幻想郷手首図鑑」なんて代物を持っていますし・・・

    「それでここに来た訳かい」

    「大変だねー、まあ敵対神社だからどうでもいいけど」

   ここに来た経緯を説明する。
   どうやら、ここには原因は無いようだ。
   それもその筈、気質は更に上の方へと流れているのだ。

    「やはり天界か・・・」

    「という事は、犯人は天界人なのかー・・・くす」

    「ん?」

    「わはー」

   リボンが微かに光り、怪しく笑うルーミア。
   承太郎だけが気がつき振り向いた時には、いつもの通りのルーミアだったので
   特には気には止めなかった。

    「しかし空か・・・無理じゃないか?」

   ディアボロの発言、確かに普通の人間は空高い場所は無理だろう。
   だが・・・

    「このオレは飛べるが?」【あらゆる生命の特徴持ち】

    「時を止めれば可能だが・・・止めなくても平気だな」【OVAやら何やら参照】

    「元から飛べるのかー」【妖怪はデフォルト】

    「簡単じゃないの」【上に同じく】

    「浮いた存在だからな」【幽霊】

    「あたしらも飛べるしねー」【神様も飛べるー】

    「跳躍なら簡単だが」【原作でも凄い高さを跳躍してた】

    「・・・オレがおかしいのかこの場合」【ラストバトルで飛んでなかった?】

   大丈夫です。あなた以外全員人外ですから(承太郎除く)。
   というよりも・・・

    「仕方が無い、このカーズが運んでやる」

   他の人に運んでも貰えば無問題。
   そして、承太郎は幽香が運ぶ事となった。

    「よし、吉良。あんたも行きな」

    「何故だ?自ら好んでトラブルに巻き込まれたくないのだが・・・」

    「もうすぐ、仗助達が来る・・・」

    「よし待ってくれ承太郎私も行こう」

    (句読点なし・・・よっぽどボコボコにされるのが嫌なんだな)

   こうして一同は天界へと向かう事となった・・・が

    「おい、何か梯子が架かってないか?」

   見るからに頑丈そうな梯子が掛かっていた。
   しかも張り紙までしてある。
   【飛べない方専用:T・Hより】

    『・・・・・・・・・』

   何がしたいんだこのT・H、飛べない奴は運んで貰えばいいんだから
   架ける必要性無いだろ・・・。

    「・・・可哀そうだから昇ってあげましょ」

    「ふう・・・時間が掛かりそうだな」

    「フルボッコよりマシだフルボッコよりマシだ・・・」

   【変態と言う名の変態:吉良吉影がパーティIN!】
   こうして多大な数の変態を従え、承太郎とディアボロの苦悩は増えた。
   ゆっくりとわざわざ掛かっている梯子を昇りながら・・・
   因みにこの時には、全員の気持ちが一つになっていた。

    (この異変起こした奴に死よりも恐ろしい鉄槌を・・・)

   その頃霊夢は射命丸文と戦っていた。
   そして、中ボス位置についている竜宮の使いは、何らかの空気を読んで
   コップやら飲み物やらタオルやら簡単な食事やらを用意していた。

                   to be continue



     嘘予告

   梯子を上り、辿り着いた先には竜宮の使いが待っていた。
   その者の能力は空気を読む程度の能力・・・
   そして、雷を使う能力。
   雷を纏い攻撃を仕掛けてくる衣玖の前に時を止める能力すら
   無力と化す。
   供給源ほぼ無限の雷の空間、果たして承太郎達に勝機はあるのか!?

               そんなに持続力無いって(笑)
               まあ、嘘ですし・・・NGへ移行します。

    NGシーン

   見るからに頑丈そうな梯子が掛かっていた。
   しかも張り紙までしてある。
   【天界に昇る方専用、飛んでくる馬鹿なんていないでしょ?:T・Hより】

    『・・・・・・・・・』

   承太郎は無言でスタープラチナに双眼鏡を持たせ、上を向き、探らせる。
   幽香はゆっくりと元祖マスタースパークを構える。
   ルーミアもレーザーを構えて上の方に集中する。
   他の人物達も、河童が神社に置いていった武器を手に天を見据える。

    「あれ?何この雰囲気?・・・まあ、届くかもしれないけど見つからないし。
     あ、衣玖に避難しなさいって言っておかなくちゃって、大丈夫か空気読めるし」

   天界ではその様子を暢気に天子が見ていた。
   その下では・・・

    ≪梯子を架けたのは斜め上にいる方です≫

   空気の読める衣玖さんが、期待を裏切らずに天子の方向へと
   看板を向けて立っていた。承太郎はその看板を見つけると
   すぐさまにその方向へと双眼鏡を向ける。
   微かに人がいるように見えた。
   全員に指示を出し、自身も武器を構える。

    「あれ?何か全部コッチに照準が向いてる・・・?
     もしかして、見つかった」

   YES!YES!YES! Oh My god!

    『発射!!!!』

   全弾、天子の方向へ・・・

    「え・・・私死んだこれ\(^0^)/」

   ピチューン・・・
   比那名居天子:完全自業自得・・・敗北


   東方星波紋
   ジョジョの奇妙な緋想天・・・完


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