東方星波紋
第8話 フラワーマスター ―その?―
第8話 フラワーマスター ―その?―
―――――――太陽の畑―――――――
「興ざめだわ・・・眠りなさい」
幽香が花粉の密集弾を放つ。
承太郎に命中する寸前。
承太郎に命中する寸前。
【スタープラチナ・ザ・ワールド】
―――時は止まった―――
時を止めて、子供を抱える。
肺のダメージのせいで、うまい事いかない。
そして、魔弾の射程から逃れ・・・
肺のダメージのせいで、うまい事いかない。
そして、魔弾の射程から逃れ・・・
「やれやれ・・・この怪我じゃあ、2秒が限界か・・・」
ありったけのラッシュを叩き込む。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラアァーー!!!!」
オラオラオラオラオラオラオラオラアァーー!!!!」
最後の力を全て使い果たすかのように、攻撃を叩き込む。
―――時は動き出す―――
「ふぐ!?」
「オオオオオオオオラアアアアアアアアア!!!!」
「ガハ!!!!?」
時は動き出し、幽香は突然襲ってきた痛みに困惑する。
承太郎は動き出したと同時に渾身の一撃を叩き込む。
ただ、パワーの低下はさけられず、承太郎もそれを承知している。
しかし、そのパワーでも数撃ちは凄まじく、幽香は吹き飛び木に
叩きつけられ、そのまま気を失った。
承太郎は動き出したと同時に渾身の一撃を叩き込む。
ただ、パワーの低下はさけられず、承太郎もそれを承知している。
しかし、そのパワーでも数撃ちは凄まじく、幽香は吹き飛び木に
叩きつけられ、そのまま気を失った。
「・・・オレも限界か・・・やれやれ、こんな事なら・・・
助けるんじゃなかったぜ・・・」
助けるんじゃなかったぜ・・・」
自分が倒れてしまえば、おそらく血の臭いに惹かれて
他の妖怪が来てしまうだろう。
そうなれば、幽香はまだしも承太郎や子供は確実に食べられる。
生存はほぼ絶望的だ。
他の妖怪が来てしまうだろう。
そうなれば、幽香はまだしも承太郎や子供は確実に食べられる。
生存はほぼ絶望的だ。
(今見てる奴が・・・お人好しである事を祈るしかねーな・・・)
そして、意識を失い・・・承太郎は倒れ伏した。
―――――――博麗神社―――――――
誰も言葉を発しなかった。
それもその筈、最初は見間違えかと思った。
全員が少し目を離した時には、既に男は、子供を庇って
負傷していたのだ(そう見えた)。
ほぼ致命傷、すぐに治療しなければ助からない。
そして、幽香が魔弾を放った。
見た目的には花粉の塊。
それを撃ったと思われた時・・・
男と子供は少し離れた位置に倒れており・・・幽香は全身ボロボロで
倒れていた。
それもその筈、最初は見間違えかと思った。
全員が少し目を離した時には、既に男は、子供を庇って
負傷していたのだ(そう見えた)。
ほぼ致命傷、すぐに治療しなければ助からない。
そして、幽香が魔弾を放った。
見た目的には花粉の塊。
それを撃ったと思われた時・・・
男と子供は少し離れた位置に倒れており・・・幽香は全身ボロボロで
倒れていた。
「・・・引き分けって所かしら」
紫のその言葉に、全員が正気に戻る。
紫はそのままスキマに突っ込んだ。
そして、承太郎をしげしげと眺め、抱きかかえて
引き上げた。
ちなみに、お姫様抱っこの格好になっていたが
誰も突っ込まない。
否、知らないので(知ってる奴も)突っ込めない。
大男をその抱え方では絵面がシュールすぎる。
紫はそのままスキマに突っ込んだ。
そして、承太郎をしげしげと眺め、抱きかかえて
引き上げた。
ちなみに、お姫様抱っこの格好になっていたが
誰も突っ込まない。
否、知らないので(知ってる奴も)突っ込めない。
大男をその抱え方では絵面がシュールすぎる。
「うどんげ、緊急医療具を」
「はい師匠」
永遠亭の薬師永琳と鈴仙はすぐさま、治療の準備に取り掛かる。
その間に、中国(頭にナイフが刺さってる)が幽香を引き上げる。
てきぱきと治療が進み、とりあえずは一命は取り留めた。
ついでに承太郎が吹っ飛ばした妖怪も治療されていた。
幽香はすぐに目を覚まし、辺りを見回していたところ、
ルーミアが大声で「幽香が眼を開けたよー!!」と言い、
霊夢達が来て、詰問されていた。
承太郎は、神社の中に寝かされている。
その間に、中国(頭にナイフが刺さってる)が幽香を引き上げる。
てきぱきと治療が進み、とりあえずは一命は取り留めた。
ついでに承太郎が吹っ飛ばした妖怪も治療されていた。
幽香はすぐに目を覚まし、辺りを見回していたところ、
ルーミアが大声で「幽香が眼を開けたよー!!」と言い、
霊夢達が来て、詰問されていた。
承太郎は、神社の中に寝かされている。
「幽香、あいつ誰?」
「人間」
短い答えです。本当にありがとうございました。
「知り合いじゃないって事ね・・・この子は?」
「・・・いつも遊びに来る子供よ・・・」
少し目を逸らし、苦々しく答える。
子供の義手が目に付いたのだ。
子供の義手が目に付いたのだ。
「・・・」
やけにおどおどしていた・・・それはそうだろう。
先程まで、引きずったり投げたりしたから当然だろう。
やがて、少し勇気が出たのか・・・
先程まで、引きずったり投げたりしたから当然だろう。
やがて、少し勇気が出たのか・・・
「助けてくれてありがとう・・・幽香お姉ちゃん・・・」
紫がにやけている。
幽香の顔は真っ赤になっていた。
幽香の顔は真っ赤になっていた。
「『あぁ、これ?』『困ったのよね、さっき私が少し脅かしただけなのに
向日葵畑に逃げ入って』『滅茶苦茶になったから、ちょっと怒って千切ったのよ』
じゃ無かったかしら?」
向日葵畑に逃げ入って』『滅茶苦茶になったから、ちょっと怒って千切ったのよ』
じゃ無かったかしら?」
因みに恐怖で引きつっていたのは、引き摺られていたために夢で怖いものを見たせいだった。
紫がわざわざ声の境界を変えてまで真似をする。
其処から見てたのか・・・あと、能力無駄遣いすんな。
紫がわざわざ声の境界を変えてまで真似をする。
其処から見てたのか・・・あと、能力無駄遣いすんな。
「あの・・・妖怪に襲われた時に手を食べられたんです」
承太郎の感じていた疑問の答え・・・
続いていた血は、治癒し終わっていない時に溜まっていたものが
流れていただけだったのだ。
続いていた血は、治癒し終わっていない時に溜まっていたものが
流れていただけだったのだ。
「挑発する癖、治しなさいよね。
そんなボロボロになって・・・」
そんなボロボロになって・・・」
「黙れスキマ妖怪」
溜息をつき、再び辺りを見回す。
「あいつは、どうなったの?」
「一命は取り留めたわ」
隣の襖を開き、永琳が歩いてくる。
手術後の検査も済ませたようだ。
手術後の検査も済ませたようだ。
「そう」
その後、随分と静かになった。
いつもなら宴会が終了し、全員がそれぞれの住居に
帰る頃合だが、全員帰ろうとする気配が無い。
その原因は現在眠っているままだ。
いつもなら宴会が終了し、全員がそれぞれの住居に
帰る頃合だが、全員帰ろうとする気配が無い。
その原因は現在眠っているままだ。
「最後・・・あいつ何をしたのかしらね」
ポツリと咲夜が呟く。
時間を操る程度の能力を保持している為、
認識をしていそうなのだが・・・如何せん止められた経験が
無いため認識できなかった。
時間を操る程度の能力を保持している為、
認識をしていそうなのだが・・・如何せん止められた経験が
無いため認識できなかった。
「幽香、あんた近くに居たんだから何かわかるでしょ?」
「ありのまま起こった事を説明すると・・・
催眠花粉弾を放ったらあいつの姿が消えて
殴られていたのよ。
超スピードや催眠術の類では無いわ。
それとは違う何かの片鱗だったわ」
催眠花粉弾を放ったらあいつの姿が消えて
殴られていたのよ。
超スピードや催眠術の類では無いわ。
それとは違う何かの片鱗だったわ」
「つまり・・・?」
「わからないわよ」
全員こけた。
「・・・一つだけ考えられるわね」
こけなかった咲夜だけが淡々と分析し、発言する。
他の者も何やら思い至ったようだ。
他の者も何やら思い至ったようだ。
『瞬間移動をした』
大妖怪に匹敵する近接戦闘能力に加え、瞬間的に移動する能力。
(因みに、時を止めたと思わなかった理由は、
咲夜が認識していなかったからである。
というよりも仮にそうだとしても、自分以外が使用できる
とは思っていないだけだった)
敵対すれば厄介だ。だが、すぐにその能力を使わなかったのは
一体何故なのだろうか?
それを使用すれば、わざわざ負傷などしなかっただろう。
(因みに、時を止めたと思わなかった理由は、
咲夜が認識していなかったからである。
というよりも仮にそうだとしても、自分以外が使用できる
とは思っていないだけだった)
敵対すれば厄介だ。だが、すぐにその能力を使わなかったのは
一体何故なのだろうか?
それを使用すれば、わざわざ負傷などしなかっただろう。
「使わなかった理由・・・何か条件があるんじゃないか?」
慧音が意見を述べる。
確かに、先程の戦闘から見るにその意見は正しいだろう。
実際には、短い時間と休息時間という制限がある為
あながち間違いではない。
が、今回の場合は違う。
確かに、先程の戦闘から見るにその意見は正しいだろう。
実際には、短い時間と休息時間という制限がある為
あながち間違いではない。
が、今回の場合は違う。
「まあ、本人に聞いた方が早いだろうねー」
流石に酒は飲んでいない萃香。
口調は締りが無いものの、表情は真剣だ。
口調は締りが無いものの、表情は真剣だ。
「そうねー」
いつもマイペースな亡霊も今回は真剣だった。
「みんなー、おきたよー」
鈴仙、チルノと共に承太郎が居間へと入って来たのであった。
to be continue
NGシーン
「喰らいなさい、半径20mの向日葵からのマスタースパークを!!!!」
幽香京院が魔弾を放つ。
承太郎に命中する寸前。
承太郎に命中する寸前。
「マヌケが・・・知るがいい・・・
【スタープラチナ】の真の能力
【スタープラチナ・ザ・ワールド】とはまさに!
「世界を支配する」能力だということを!」
【スタープラチナ】の真の能力
【スタープラチナ・ザ・ワールド】とはまさに!
「世界を支配する」能力だということを!」
『スタープラチナ・ザ・ワールド』
―――時は止まった―――
時を止めて、子供を抱える。
そして、魔弾の射程から逃れ・・・
そして、魔弾の射程から逃れ・・・
「これがスタープラチナ・ザ・ワールドだ。
もっとも「時間の止まっている」
お前には見えもせず感じもしないだろうがな・・・」
もっとも「時間の止まっている」
お前には見えもせず感じもしないだろうがな・・・」
幽香京院へと肉薄する。
「死ねィ!幽香京院!」
ドッゴオァーーッ!!!
「テメーは自分が死んだ事にさえ気づかねー」
無音・・・今、この場に動く事が出来るのは承太郎だけだ。
「何が起こったのかもわかるはずがない・・・」
―――時は動き出す―――
「ふぐう!!!?」
幽香京院は吹き飛んだ。
物凄いスピードで・・・。
物凄いスピードで・・・。
「次は、貴様等だ!!」
スキマの方を指差し、言い放つ承太郎。
to be no continue