グラズヘイム エリアⅠ
D-1 荒れたグラズヘイム
- 【フレドリカ】
- 「…変わり映えしない風景ね」
- (はあ…)
- 【ナレーション】
- 少女は君の隣で、周囲を熱心に観察し
- 己の記憶を呼び起こすものを探している。
- 【ラクーナ】
- 「これじゃあ記憶を呼び起こす
- 手がかりなんて見つからないかしら?」
- 【フレドリカ】
- 「…そう、かも」
- (ん…)
- 【サイモン】
- 「そう悲観する必要もないだろう。
- 見た目だけではなく、空気や雰囲気も
- 君の頭脳を刺激しているはずだ」
- (いや)
「それによって何かを思い出すことが
できれば幸いだ。遺跡と謎の現象について
何かわかるかもしれないからね」
- 【ナレーション】
- サイモンは少女を慰めるようにそう告げると
- 今度は君へと視線を向けて言葉を続ける。
- 【サイモン】
- 「(主人公名)、君も執政院からの依頼で
- この遺跡を調査に来たといっていたね?」
- (少しいいか)
「もしよかったら、執政院の見解や
君自身が調査した事を教えてくれないか?
もちろん、僕らの知る情報も提供するよ」
(どうだ)
- 【ナレーション】
- サイモンは軽い口調とは裏腹に
- 真剣な視線で君を見つめる。
| サイモンの問いにどうしますか? |
ああ、いいよ いや、教えられない |
- ああ、いいよ
- 【ナレーション】
- 君は執政院から伝えられたことを
- サイモンに包み隠さず伝えていった。
- 【サイモン】
- 「…なるほど、現地であるエトリアでも
- 情報はその程度しか残っていないんだな」
- (なるほど)
- いや、教えられない
- 【ナレーション】
- 君は執政院の情報を漏らす事は得策でないと
- 答えることを拒否する。
- 【サイモン】
- 「用心深いんだな。
- まあ、それが普通の反応か」
- (そうか)
- (以下共通)
- 【ナレーション】
- サイモンはそう呟くと、今度は
- 君に向かって説明を始める。
- 【サイモン】
- 「では僕らの知る情報を伝えよう」
- (よし)
「とはいっても、僕らミズガルズ調査隊も
わかっていることは少ないんだがな」
- 【ナレーション】
- そう告げると、青年は手にしたカバンから
- 書類の束を取り出して目を落とす。
- 【サイモン】
- 「…調査によると初めて
- エトリアで大規模な揺れが
- 観測されたのが半年ほど前だと聞く」
- (さて)
「それと同じ頃、この遺跡の上の大森林で
謎の怪音が響き、動物たちがざわめくのに
旅の商人や吟遊詩人が遭遇している」
「こういった現象が多発していると
ミズガルズ図書館に連絡が入った」
「図書館ではこの遺跡についての
文献を集め、それを元に現地に調査隊を
派遣すると決定したんだ」
- 【ラクーナ】
- 「それが私たち3人なの」
- (ええ)
- 【サイモン】
- 「だから僕らが分かっていることも少ない。
- だが、この遺跡の名前は判明している」
- (ああ)
「文献に残されていた、この地の名は―」
- 【フレドリカ】
- 「グラズヘイムよ」
- (ええ)
- 【ナレーション】
- サイモンの説明をさえぎるように
- フレドリカがハッキリとした声で告げる。
記憶の手がかりを求めていた時の
どこか不安そうな様子は消え、
その瞳には強い意志が宿っている。
君は、その少女に言葉をかけてもいいし、
驚いている青年に話の続きを
促すのも自由だ。
| どうしますか? |
記憶が戻ったのか、フレドリカ? それは確かか、サイモン? |
- 記憶が戻ったのか、フレドリカ?
- 【ナレーション】
- 君がそう声をかけると、
- 少女は驚いて振り返る。
- 【フレドリカ】
- 「…違うの。あなたたちの話を
- 聞いていると、急にその言葉が
- 頭に浮かんだだけよ」
- (えっと…)
- 【ナレーション】
- そう告げた少女に向かって、白衣の青年は
- 驚いた表情で言葉を投げかける。
- 【サイモン】
- 「他に何か、頭に浮かんだことは?」
- (ん…)
- それは確かか、サイモン?
- 【ナレーション】
- 君の言葉に反応して、白衣の青年は
- 難しい表情のまま頷く。
- 【サイモン】
- 「フレドリカの言葉通りだ、(主人公名)。
- この遺跡はグラズヘイムという」
- (その通りだ)
- 【ナレーション】
- 青年はそう告げた後、不審な表情で
- フレドリカの方へ体を向ける。
- 【サイモン】
- 「しかし、キミがなぜ
- その名前を知っているんだ。
- もしかして…、記憶が戻ったのか?」
- (少しいいか)
- 【フレドリカ】
- 「…違うの。あなたたちの話を
- 聞いていると、急にその言葉が
- 頭に浮かんだだけよ」
- (えっと…)
- 【ナレーション】
- 他に何か頭に浮かんだ事は? と
- 問われると、少女は悲しげに首を振る。
- (以下共通)
- 【フレドリカ】
- 「…他には、何も、わからない」
- (うん)
「だけど…、グラズヘイムには
大事なものがあった気がする…」
「あれは…誰? 男の人が…、
わたしを呼んで…、そして…っ」
「っ!」
(フルボイス)
- 【ナレーション】
- うわ言のように話していた少女は
- 言葉を途中で切ると頭をおさえて
- その場にうずくまる。
目の前で屈みこみ辛そうな顔を浮かべる
少女に、君が手を伸ばして支えてもいい。
| 少女の肩を支えますか? |
| 【 YES 】/【 N O 】 |
- YES
- 【フレドリカ】
- 「あ…」
- (フルボイス)
「あ…、ありがと」
(フルボイス)
- NO
- 【ラクーナ】
- 「ちょっと、大丈夫!?」
- (大変!)
- 【フレドリカ】
- 「へいき…」
- (ん…)
- 【ラクーナ】
- 「平気って顔色じゃないわよ。
- ちょっと休みなさい」
- (はあ)
- (以下共通)
- 【ラクーナ】
- 「…サイモン。気になるのは分かるけど、
- 質問するのは後にしましょ」
- (ねえ、ちょっと)
「彼女、記憶が不安定で疲れてるはずよ。
無理させちゃかわいそうだわ」
- 【サイモン】
- 「だが、彼女は何かを知っているようだ。
- 記憶さえ戻れば僕らの調査も…」
- (ん…)
- 【ナレーション】
- 青年はやや不満そうにそう呟くが
- 辛そうにしている少女を見て態度を変える。
- 【サイモン】
- 「…そうだな、無理しても仕方ない」
- (そうだな)
- 【ナレーション】
- サイモンはそういって天井を見上げる。
君は、フレドリカの様子を窺いながら
休息をとったら探索を再開することにした。
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ふたりきりの場合
- 【フレドリカ】
- 「…変わり映えしない風景ね」
- (はあ…)
- 【ナレーション】
- 少女は君の隣で、周囲を熱心に観察し
- 己の記憶を呼び起こすものを探している。
壁や床を眺め続けていたフレドリカだが
その壊れた壁を見て、不意に視線を止める。
- 【フレドリカ】
- 「グラズヘイムは、荒れているのね…」
- 【ナレーション】
- ぽつりと少女が奇妙な言葉を呟く。
一体グラズヘイムとは何か、と尋ねると
少女はきょとんと君を見返す。
- 【フレドリカ】
- 「ぐらずへいむ?
- …わたし、そんなこと言った?」
- (えっ?)
- 【ナレーション】
- 無意識の内に発した言葉だったのだろうか、
- 少女はもう一度小さく口の中で同じ単語を
- 繰り返して、考えこむ。
- 【フレドリカ】
- 「あ…誰かが言ったのを、聞いた気がする。
- 男の人…大きい、背中…」
- (えっと…)
「大事な約束のため…そして…」
「っ!」
(フルボイス)
- 【ナレーション】
- うわ言のように話していた少女は
- 言葉を途中で切ると頭をおさえて
- その場にうずくまる。
目の前で屈みこみ辛そうな顔を浮かべる
少女に、君が手を伸ばして支えてもいい。
- YES
- 【フレドリカ】
- 「あ…」
- (フルボイス)
「あ…、ありがと」
(フルボイス)
- 【ナレーション】
- しばらく休んだ後、少女は立ちあがると
- もう一度周囲を見回して君を見る。
- 【フレドリカ】
- 「ここは、グラズヘイム。
- 何かを守るために…この場所はあるの」
- (えっと…)
「…早く、進みましょ。
ここの奥深くに…行かなくちゃ」
(行こう)
- NO
- 【フレドリカ】
- 「急に、頭が…!」
- (っ!)
「……」
「ごめんなさい。もう、へいき…」
- 【ナレーション】
- しばらく休んだ後、少女は立ち上がると
- もう一度周囲を見回して君を見る。
- 【フレドリカ】
- 「ここは、グラズヘイム。
- 何かを守るために…この場所はあるの」
- (えっと…)
「…先に、進みましょ。
奥へと進めば大切なことが思い出せる、
そんな気がするわ」
(行こう)
- (以下共通)
- 【ナレーション】
- 少女は何かに急かされるように
- 先へと進み始める。君もその少女を追い、
- 再び歩き始めた。
D-4 壊れた壁の向こうへ
- 【ナレーション】
- 遺跡の探索を続ける君たちは、
- 壊れかけた壁の向こうに
- 通路が続いている場所に到達する。
向こう側にはまだ調査していない
未知の遺跡が存在しているようだ。
壊れた壁と崩壊しかけた地割れを
眺めていた君の隣に、聖騎士の女性
ラクーナが近付いてくる。
- 【ラクーナ】
- 「向こう側の遺跡も調べたいんだけど
- 本来あったはずの通路が壊れているみたいね」
- (うーん…)
- 【ナレーション】
- 彼女の言葉通り、この場所から向こう側には
- 本来通路が存在したようだが、地盤は崩れ
- 壁も崩落し、今では見る影もない。
- 【ラクーナ】
- 「他に通路はなさそうだし、
- 地盤が脆くなっているから、地上から
- 近づくことも不可能だったわ」
- (はあ)
- 【フレドリカ】
- 「うそ…」
- (フルボイス)
「じゃあ向こう側には行けないじゃない。
早く端末を見つけて、グラズヘイムの
状況を確認しないといけないのに」
(こんなこと、してる場合じゃないのに)
- 【ナレーション】
- 不満げに呟く少女の口から、
- 不思議な単語が飛び出す。
君は壁向こうを見つめる少女に向けて
疑問を投げかけてもいいし
3人組に質問をしてもいい。
| 何と問いかけますか? |
タンマツって何だい、フレドリカ? タンマツって何かな、ラクーナ? |
- タンマツって何だい、フレドリカ?
- 【ナレーション】
- 君の問いかけに、少女は不審な表情を
- 浮かべて言葉を返す。
- タンマツって何かな、ラクーナ?
- 【ナレーション】
- 君の問いかけに、聖騎士風の女性は
- 肩をすくめ、知らないわよ、と言葉を返す。
そんな君たちの様子を見て、少女は
不審な表情を浮かべて言葉を続ける。
- (以下共通)
- 【フレドリカ】
- 「どうして分からないの?
- 端末よ。グラズヘイム全域に
- 配備されているコンピュータの…っ!」
- (どうして?)
- 【ナレーション】
- 叫ぶようにそこまで話した少女だが
- そのまま不意に動きを止めると
- 自身の言葉に驚いたように口元を抑える。
- 【フレドリカ】
- 「端末…、コンピュータ…、
- わたし、今、何を…?」
- (えっ?)
- 【ラクーナ】
- 「もしかして記憶が戻ったの?」
- (ねえ、ちょっと)
- 【フレドリカ】
- 「え…っ、と…、急に、向こう側を
- 見ていたら言葉が頭に浮かんで……」
- (えっと…)
「あの奥に端末がある、そこまで
早く行かないと! って思ったの。
けど…、それ以上は……」
- 【ナレーション】
- 少女の様子を見ていると、少し、
- また少しと思いだすこともあるが
- 全てを思い出せる訳ではないようだ。
- 【サイモン】
- 「…端末にコンピュータか。
- どちらも古代文明の名残だ。僕も
- 図書館で古い物を見たことはあるよ」
- (ほう)
「君の言葉が事実としたら、あの奥に
端末が存在しているのだね?」
- 【ナレーション】
- その言葉に頷く少女を見て、サイモンは
- 真剣な表情で君を眺める。
- 【サイモン】
- 「だとしたら、(主人公名)。
- なんとしてでも先に進む必要が
- あると僕は思う」
- (少しいいか)
「怪異の謎を追うためにも、
またその少女の記憶を戻す
手がかりを得るためにも、ね」
- 【ナレーション】
- 白衣の青年はそう告げるが
- 目の前に道はなく、先へと進む
- 方法はないように思える。
| 何と発言しますか? |
他の場所を探そう どうやって奥へ行く? |
- 他の場所を探そう
- 【フレドリカ】
- 「でも、行ける場所は全部調べたじゃない」
- (えっ?)
- 【サイモン】
- 「いや、(主人公名)は正しいよ。
- ここが無理ならば、他を調べればいい」
- (いや)
- どうやって奥へ行く?
- 【サイモン】
- 「見ての通り、この場所から奥へと
- 移動することは難しいだろう」
- (ふっ)
「だが、奥への移動手段は
物理的な方法ばかりとは限らない」
- (以下共通)
- 【フレドリカ】
- 「…どういうこと?
- あなた、方法に心当たりでもあるの?」
- (どうして?)
- 【ナレーション】
- フレドリカの問いかけに、サイモンは
- 笑みを浮かべて答える。
- 【サイモン】
- 「少しばかり、ね」
- (ああ)
「ある文献に記載されていたんだ。
グラズヘイムの奥へ行くためには
転移装置を利用しろ、とね」
- 【フレドリカ】
- 「テンイ……装置?」
- (えっと…)
- 【サイモン】
- 「そう、それも古代文明の技術の一つ。
- 物質を他へと転移してしまうものだ」
- (その通りだ)
「世界樹の迷宮…
そこに転移を可能とする特殊な磁場が
存在しているという」
- 【フレドリカ】
- 「世界樹の、迷宮…?」
- (えっと…)
- 【サイモン】
- 「図書館の文献に残されていた情報だ。
- 確証はないが、試してみる価値はある。
- この迷宮の先に進みたいならな」
- (ああ)
- 【ラクーナ】
- 「でも、それにも問題があるのよね」
- (でも…)
「執政院が樹海を厳重に警備してて、
部外者である私たちが入れるかどうか…」
- 【アーサー】
- 「そんなの、執政院に信頼されてそーな
- ヤツがそこにいるじゃねぇか」
- (へへっ)
「な、(主人公名)!」
(だろ?)
- 仕方ないな
- 【アーサー】
- 「へへっ、そうこなくっちゃよ!」
- (へへっ)
- 【サイモン】
- 「助かるよ。僕らだけじゃ謁見の許可も
- 取れないだろうしね」
- (助かった)
- 無理だ
- 【アーサー】
- 「ハァ!?なんでだよ!!」
- (ハァ!?)
- 【サイモン】
- 「話だけでも通してくれないか?」
- (少しいいか?)
「僕らだけじゃ謁見も許可されない
可能性が高いものでね」
「君に迷惑はかけないように誓うよ」
「それに忘れたのかい?」
「フレドリカの記憶を取り戻すためにも
僕らは遺跡の奥に行く必要があるんだ。
君の力が必要なんだよ」
- 【フレドリカ】
- 「……」
「…(主人公名)、
わたしからもお願いしていい?」
(どうかな?)
「この遺跡の先に行かないといけない。
何も覚えてないけど、それだけは分かるの」
- 心配はいらない
- 【フレドリカ】
- 「……」
- (わぁ…!)
「ありがと、(主人公名)」
- 話だけだぞ
- 【フレドリカ】
- 「…うん、それでじゅうぶん」
- (大丈夫)
- 聞こえない
- 【アーサー】
- 「いや、聞こえてただろ!絶対聞いてた!」
- (ちょ、待て!)
- 【サイモン】
- 「よせ、アーサー」
- (アーサー)
「(主人公名)、君には迷惑はかけない。
話を通してくれるだけでいいんだ」
「なにせ、僕らだけじゃ謁見の許可も
得られそうにないからね」
「それに忘れたのかい?」
「フレドリカの記憶を取り戻すためにも
僕らは遺跡の奥に行く必要があるんだ。
君の力が必要なんだよ」
- 【フレドリカ】
- 「……」
「…(主人公名)、
わたしからもお願いしていい?」
(どうかな?)
「この遺跡の先に行かないといけない。
何も覚えてないけど、それだけは分かるの」
- 心配はいらない
- 【フレドリカ】
- 「……」
- (わぁ…!)
「ありがと、(主人公名)」
- 話だけだぞ
- 【フレドリカ】
- 「…うん、それでじゅうぶん」
- (大丈夫)
- (以下共通)
- 【ナレーション】
- 君は少女と調査隊の3人を連れて
- 執政院に戻ることにする。
ふたりきりの場合
- 【ナレーション】
- 遺跡の探索を続ける君たちは、
- 壊れかけた壁の向こうに
- 通路が続いている場所に到達する。
そして、向こう側を眺めている
見覚えのある人影がある事に気付く。
長身の白衣をまとった青年…。
図書館からの調査隊の3人組だ。
- 【フレドリカ】
- 「あの人たち、何を調べてるのかしら?」
- (あれっ?)
- 【ナレーション】
- フレドリカの声に気がついた
- 聖騎士風の女性が振り向いて口を開く。
- 【聖騎士の女性】
- 「あら、あなたたち。また会ったわね」
- (あらっ?)
「向こう側の遺跡を調べたいんだけど
ここにあったはずの通路が壊れているの」
- 【ナレーション】
- 君たちの疑問に答えるかのように
- 女性はこの場所にいる理由を語り始める。
彼女の言葉通り、この場所から向こう側には
本来通路が存在したようだが、地盤は崩れ
壁も崩落し、今では見る影もない。
- 【フレドリカ】
- 「そう…、こんなに崩れているのね」
- (そう…)
「早く端末を見つけて、グラズヘイムの
状況を確認しないといけないのに」
(こんなこと、してる場合じゃないのに)
- 【ナレーション】
- 不満げに呟く少女の口から、
- 不思議な単語が飛び出す。
君は壁向こうを見つめる少女に向けて
疑問を投げかけてもいいし
3人組に質問をしてもいい。
| 何と問いかけますか? |
タンマツって何だい、フレドリカ? タンマツって何かな、聖騎士さん? |
- タンマツって何だい、フレドリカ?
- 【ナレーション】
- 君の問いかけに、少女は不審な表情を
- 浮かべて言葉を返す。
- タンマツって何かな、聖騎士さん?
- 【ナレーション】
- 君の問いかけに、聖騎士風の女性は
- 肩をすくめ、知らないわよ、と言葉を返す。
そんな君たちの様子を見て、少女は
不審な表情を浮かべて言葉を続ける。
- (以下共通)
- 【フレドリカ】
- 「どうして分からないの?
- タンマツよ。グラズヘイム全域に
- 配備されているコンピュータの…っ!」
- (どうして?)
- 【ナレーション】
- 叫ぶようにそこまで話した少女だが
- そのまま不意に動きを止めると
- 自身の言葉に驚いたように口元を抑える。
- 【フレドリカ】
- 「端末…、コンピュータ…、
- わたし、今、何を…?」
- (えっ?)
- 【聖騎士の女性】
- 「あなた、もしかして記憶が戻ったの?」
- (ねえ、ちょっと)
- 【フレドリカ】
- 「え…っ、と…、急に、向こう側を
- 見ていたら言葉が頭に浮かんで……」
- (えっと…)
「あの奥に端末がある、そこまで
早く行かないと! って思ったの。
けど…、それ以上は……」
- 【ナレーション】
- 少女の様子を見ていると、少し、
- また少しと思いだすこともあるが
- 全てを思い出せる訳ではないようだ。
- 【白衣の青年】
- 「…端末にコンピュータか。
- どちらも古代文明の名残だ。僕も
- 図書館で古い物を見たことはあるよ」
- (ほお)
「君の言葉が事実としたら、あの奥に
端末が存在しているのだね?」
- 【ナレーション】
- その言葉に頷く少女を見て、サイモンは
- 真剣な表情で君を眺める。
-
|
+
|
「サイモン」について蛇足 |
- 同行を断ってきた場合、ここまでで調査隊は名乗っていない。
- ラクーナとアーサーの名前はサイモンが呼んでいるので推測可能だが、サイモンの名前は一度も出てきていない。
- おそらくテキストの設定ミス。
-
|
- 【白衣の青年】
- 「どうだろうか、君たち? やはり
- 僕らを探索に同行させてくれないか?」
- (少しいいか?)
「この先へと進むためには
お互いに協力するのが得策だと思うよ」
- 【フレドリカ】
- 「…どういうこと?
- あなた、方法に心当たりでもあるの?」
- (どうして?)
- 【ナレーション】
- フレドリカの問いかけに、青年は
- 笑みを浮かべて答える。
- 【白衣の青年】
- 「少しばかり、ね」
- (ああ)
「ある文献に記載されていたんだ。
グラズヘイムの奥へ行くためには
転移装置を利用しろ、とね」
- 【フレドリカ】
- 「テンイ……装置?」
- (えっと)
- 【白衣の青年】
- 「そう、それも古代文明の技術の一つ。
- 物質を他へと転移してしまうものだ」
- (その通りだ)
「世界樹の迷宮…
そこに転移を可能とする特殊な磁場が
存在しているという」
- 【フレドリカ】
- 「世界樹の、迷宮…?」
- (えっと)
- 【白衣の青年】
- 「図書館の文献に残されていた情報だ。
- 確証はないが、試してみる価値はある」
- (ああ)
「だから、そのために僕らは
協力し合う必要があるんだよ」
- 【聖騎士の女性】
- 「そうなのよ。私たちは転移装置と
- 遺跡についてのある情報を持っている」
- (その通りよ)
「だけど、私たちだけでは執政院を説得して
この遺跡と世界樹の迷宮の双方の
探索許可を得られるとは思えないの」
(でも…)
- 【白衣の青年】
- 「そこで、僕らが協力する意味が出る。
- 君と一緒に調査するのであれば、執政院も
- 僕らに探索許可を出すと思ってね」
- (どうだ?)
- 【ナレーション】
- ミズガルズ図書館の調査隊と
- 名乗った白衣の青年は、
- 興味深い表情で君の返事を待っている。
- YES
- (会話無し。そのまま以下共通へ)
- NO
- 【ナレーション】
- 君の返事を聞くと、隣で君を見つめていた
- 少女が戸惑いながら声を上げる。
- 【フレドリカ】
- 「ねぇ、(主人公名)。
- わたしからもお願いしていい?」
- (どうかな?)
「この遺跡の先に行かないといけない。
…何も覚えてないけど、それだけは分かるの」
- 【ナレーション】
- フレドリカのお願いを聞き、
- 君はもう一度考えてみる。
執政院に依頼された怪異を
調査するためには、君自身も
この奥へと進めるほうがいいだろう。
そう結論付けた君は、白衣の青年の言葉に
従い、協力することを約束する。
- 以下共通
- 【ナレーション】
- 君の返事を聞くと、白衣の青年は
- 微笑みを浮かべて右手を差し伸べてくる。
- 【白衣の青年】
- 「では、決まりだ。
- …そう言えば名乗ってもなかったな」
- (フルボイス)
「僕はサイモン。
この調査隊のリーダーを務めている」
(フルボイス)
| 何と答えますか? |
(主人公名)だ、よろしく 慣れ合う気はない |
- (主人公名)だ、よろしく
- 【サイモン】
- 「こちらこそ、(主人公名)」
- (ふっ)
- 慣れ合う気はない
- 【サイモン】
- 手厳しいな。ま、それくらいの方が
- こちらもやりやすいよ
- 【ナレーション】
- 協力することになった君のところに
- 術師の少年と、聖騎士風の女性が
- 近づいてくる。
- 【聖騎士の女性】
- 「初めまして、私はラクーナ。
- お会いできて光栄よ、ハイランダーさん」
- (フルボイス)
「ハイランダーが仲間になるなら、心強いわ。
3人だと、どうしても負担が大きいもの」
(フルボイス)
- 【ナレーション】
- 白銀の鎧に身を固めた騎士風の女性は
- そういって君に笑いかける。
- 【術師の少年】
- 「チッ、まぁサイモンが言うんだし
- しょうがねえか」
- (フルボイス)
「オレはアーサーだ。足ひっぱんなよ?」
(フルボイス)
- 【ナレーション】
- どこかヤンチャな印象を与える
- 金髪の少年も、そう告げて笑顔を浮かべる。
サイモン、アーサー、ラクーナが パーティに入りました。 |
- 【サイモン】
- 「では、(主人公名)。
- 執政院との話し合い、よろしく頼むよ」
- (では行くか)
- 【ナレーション】
- 白衣の青年の言葉に従い、君は
- 調査隊の3人とフレドリカを連れて
- 執政院へと戻る事にする。
グラズヘイム入り口の兵士との会話
調査中
- 【兵士】
- 「(主人公名)殿、調査は順調ですか?」
| 何と答えますか? |
ここまで調査しました それより休息させてください |
- ここまで調査しました
- 分岐:地図をあまり埋めていない
- 【兵士】
- 「…目ぼしい調査物の情報は
- まだ手に入ってないようですね」
- 【ナレーション】
- 兵士はそう告げると、引き続き調査を
- お願いしてくる。君は今きた道を戻り
- 調査を再開する。
- 分岐:地図をある程度埋めている
- 【兵士】
- 「…なるほど、移動可能な範囲の調査は
- ほぼ終わったようですね」
「しかし、まだ怪異についての
情報や手掛かりは発見できていない様子」
「申し訳ありませんが、なんらかの
成果があがるまで、調査を
お願いしたく思います」
- 【ナレーション】
- 兵士はそういって君たちに地図を渡す。
- 君たちは、兵士の言葉に従い
- もう少し遺跡を探索する。
- それより休息させてください
- 【兵士】
- 「わかりました。では近くにある
- 兵士隊の駐屯地に案内します」
- 分岐:パーティが主人公1人
- 【ナレーション】
- (主人公名)のHPとTPが全快した!
- 分岐:フレドリカが加入している
- 【ナレーション】
- 君たちのHPとTPが全快した!
- (以下共通)
- 【兵士】
- 「では、申し訳ありませんが、
- 引き続き、調査をお願いします」
調査終了後
- 【ナレーション】
- 君たちは、兵士に調査が終了したこと。
- そしてここからは移動できないが
- 奥に遺跡が続いていることを告げる。
- 【兵士】
- 「…なるほど。調査については
- 理解しました。し、しかし
- 後ろの方々はいったい…?」
- 【ナレーション】
- 兵士は、一人で探索に来た君が
- 4人の仲間を率いていることに
- 驚きを隠せないようだ。
| 兵士に事情を説明しますか? |
| 【 YES 】/【 N O 】 |
- YES
- 【ナレーション】
- 君は兵士に、この迷宮内であったことを
- かいつまんで説明した。
- NO
- 【兵士】
- し、しかし…
- 【サイモン】
- …(主人公名)、
- それでは納得してもらえないだろう
- (おい)
- 【ナレーション】
- サイモンが代わって、兵士にこの迷宮で
- あったことを簡単に伝えた。
- (以下共通)
- 【兵士】
- 「ミズガルズ図書館!?」
「彼らの調査隊の噂は聞いた事があります。
なるほど、エトリアの怪異の調査に
彼らも力を貸してくれるわけですね!」
「調査隊と遺跡の奥の調査。どちらも
執政院に報告の必要がありますね。
エトリアまで戻ることにしましょう」
- 【ナレーション】
- 君たちはそう告げる兵士に案内されて
- 用意された馬車で、街まで戻ることにする。
エトリア
- 【フレドリカ】
- …空、きれいね。
- (フルボイス)
空気もすごい…きれい。
(フルボイス)
- 【アーサー】
- あん? 別にフツウじゃねーの?
- (あ?)
- 【サイモン】
- それより、フレドリカ。
- 君はこの近辺に見覚えはないか?
- (さて)
- 【フレドリカ】
- ……。
- (えっと…)
ないけど、どうしてそんな事を?
(どうして?)
- 【サイモン】
- 君の記憶が戻る助けになるかと思ってね。
- (ああ)
グラズヘイムの調査に役立つだろうし
早く思い出してもらえると助かるんだ。
- 【フレドリカ】
- …ご期待に添えなくて悪いけど
- 今のところまったく見覚えはないわ。
- (ふーん)
それより執政院ってところに行くんでしょ?
だったら、早く行きましょ。
(行きましょ)
執政院に行く前に樹海に行こうとする
- 【兵士】
- む…? そちらの方々は執政院の許可を
- お持ちですか?
樹海に入れるのは、執政院が許可した
冒険者の方々だけです。
- 【サイモン】
- やれやれ、ガードが堅いな。
- とにかく、早く執政院に行くとしようか。
- (やれやれ)
執政院ラーダ
ミッションを報告する
- 【オレルス】
- (主人公名)よ、
- 遺跡の調査、ご苦労だった。
- (遺跡の調査、ご苦労だった)
君の調査報告の対価として、
僅かだが報酬を渡しておこう。
- (GET EXP 1200)
- 【オレルス】
- しかし、報告を聞く限り
- まだ何かが判明した訳ではない。
- (さて)
君には引き続き
怪異の調査を進めてもらいたいのだ。
| 何と答えますか? |
わかりました …今後も調査しましょう |
- わかりました/…今後も調査しましょう(※どちらでも以下共通)
- 【オレルス】
- うむ、そして調査を進めるために
- 遺跡で出会った少女を
- 同行させることに異論はない。
- (ふむ)
そして、もう一点の報告だが…。
あのミズガルズ図書館の調査隊が
遺跡に侵入していたとは驚きだ。
- 【サイモン】
- 驚かせて失礼しました、執政院の方よ。
- (ふむ)
しかし、単純な話です。我ら図書館は
各地の謎や古代の遺跡を調査しています。
今回の遺跡も同様です。怪異の噂が
図書館まで報告され、調査隊である
我らが派遣されただけなのです。
- 【オレルス】
- …ふむ。
- (フルボイス)
(主人公名)の報告では、君たちは
怪異の解明に協力してくれるという話だが?
- 【サイモン】
- はい。怪異の解明と遺跡の調査は
- 知識の収集を目的とする図書館の願いです。
- (ふっ)
その行動が結果としてエトリアの
安全に繋がるのであれば、
我らとしても幸いです。
- 【オレルス】
- なるほど、そちらにはそちらの事情が
- あるという訳だ。だが、我らの調査に
- 協力してくれるなら礼を言っておくよ。
- (確かに)
しかし、報告によると
君たちは樹海の調査も希望しているという。
遺跡の調査に必要だ、という話だが
それは確かな情報かね?
- 【サイモン】
- ミズガルズの名に賭けて。
- (フルボイス)
樹海に立ち入る事なくして、
遺跡を知る事は出来ないでしょう。
- 【オレルス】
- ずいぶんと確信を持った発言だね。
- (ふむ)
…図書館ではあの遺跡の正体や
怪異の原因について等
見当がついているのかね?
- 【サイモン】
- 確かでないことは、口に出来ません。
- そもそも、それを調査するための調査隊です。
- (いや)
- 【オレルス】
- …………。
- (ふむ)
確かに、君たちの持つ情報は執政院にとって
未知であり、かつ有益なもののようだ。
しかし…。
(主人公名)よ。
君は彼らの事をどう思う?
- 信頼出来る人物だ
- 【オレルス】
- …そうか、ハイランダーたる君が言うならば
- 間違いはないのだろう。
- (そうか)
- 分からない
- 【オレルス】
- なるほど、君にも彼らを信頼できるかは
- まだ分からないということか。
- (ふむ)
- (以下共通)
- 【オレルス】
- ミズガルズの者よ。
- 君たちの事情は承知した。
(主人公名)よ、
君には引き続き新迷宮の調査を依頼したい。
そして…その際には、彼ら図書館の人間を
ともなって欲しいのだ。
(さて)
彼らの持つ情報は有益だが、
単独の行動を許すには不安が残る。
その点、君は我々の意思を理解して
彼らをまとめる事が出来るだろう。
(主人公名)よ、
受けてもらえるだろうか?
| 何と答えますか? |
任せて下さい …あまり気が進まないな |
- …あまり気が進まないな
- 【オレルス】
- (主人公名)よ、分かってくれ。
- こんな事が頼めるのは君しかいないのだ。
- (それは…)
- (選択肢に戻る)
- 任せて下さい
- 【オレルス】
- うむ、ありがたい。
- (ありがとう)
聞いての通りだ、ミズガルズの者たちよ。
君たちが樹海での探索を求めるならば
彼の指揮下に入ってもらおう。
- 【サイモン】
- 我々としても、異存はありません。
- (ふむ)
- 【オレルス】
- では、(主人公名)。
- 君をリーダーとするギルド設立を許可する。
- (そうか)
冒険者ギルドに登録する名前を
今より申請したまえ。」
| ギルド名を入力して下さい |
| 個人情報や受け取った人が |
| 不快に思う言葉は仕様しないでください |
- 【オレルス】
- それとこの親書を商店に届けるといい。
- これからの冒険に必要となる商品を
- 売ってくれる事だろう。
- (確かに)
- 【オレルス】
- (ギルド名)の一行よ。
- それでは樹海の調査へと向かいたまえ。
- (行きたまえ)
エトリア
- 【アーサー】
- 無事、執政院の許可ももらったし
- あとは調査をすすめるだけだな。
- まっ、仲良くやろうぜ、(主人公名)。
- (へへっ)
| アーサーの手を取りますか? |
ああ、よろしくな 馴れ合う気はない |
- ああ、よろしくな
- 【アーサー】
- 「おう!」
- (フルボイス)
これから一緒に戦ったりすんだし、
気持ちよくやってけた方がいいよな。
- 【ラクーナ】
- そうね、仲良くやりましょう。
- (そうね)
でも…私たち、まだ会ったばかりだし
お互いのことをあまり知らないでしょ。
- 馴れ合う気はない
- 【アーサー】
- ンだよ、感じ悪ィなぁ。
- (ちぇっ、なんだよ)
これから一緒に戦ったりすんだし
それなりにやってこうぜ。
- 【ラクーナ】
- そうよ、仲良くしましょうよ。
- (私もそう思うわ)
ほら…私たち、まだ会ったばかりだし
お互いのことをあまり知らないでしょ。
- (以下共通)
- 【ラクーナ】
- 親睦を深めるために
- ちょっと酒場に寄っていかない?
- (ね、酒場にでも行かない?)
| 何と答えますか? |
いいアイデアだ …いや、やめておこう |
- いいアイデアだ
- 【ラクーナ】
- そうこなくっちゃ!
- (やったぁ!)
- 【サイモン】
- …飲む口実を作るのが上手いな、相変わらず。
- (やれやれ)
- 【ラクーナ】
- うふふっ、ギルドのリーダーが良いって
- 言ってるんだからいいでしょ。
- (んふふふっ)
さっ、早く酒場に行きましょ。
- …いや、やめておこう
- 【ラクーナ】
- えっ。
- (フルボイス)
で、でも…
冒険者としての仕事も用意されている場所だし
行ってみて損はないと思うのよ?
それに、それに…
せっかくエトリアに来たのよ。
この街ならではの名物料理とか、みんなは
食べてみたくはないの?
それに、それに…
(んん~…うぅ)
- 【サイモン】
- (主人公名)、
- 酒場に行かないとずっとこの調子だぞ。
- (やれやれ)
早めに行った方が面倒もないだろう。
- 【ラクーナ】
- ど、どういう意味よ…。
- (む、むう…)
金鹿の酒場
- 分岐:一度金鹿の酒場を訪れている
- 【サクヤ】
- いらっしゃい、レンから聞いたわよ。
- 執政院のお仕事は終わったそうね。
- (あら、いらっしゃい)
じゃ、改めて話させてもらうわね。
ここ金鹿の酒場では、街の人から頼まれた
仕事を冒険者に委託しているの。
- 分岐:まだ金鹿の酒場に訪れていない
- 【サクヤ】
- いらっしゃい。
- (あら、いらっしゃい)
執政院から話は聞いているわ
あなたが新しく認められた冒険者ね。
ここ金鹿の酒場では街のいろんな人から
頼まれた仕事を冒険者に委託してるの。
- (以下共通)
- 樹海での素材集めから探し物、魔物退治まで
- 依頼は様々よ。報酬も勿論用意してあるわ。
冒険者でないとこなせない依頼が多いから
良かったら引き受けてね。
アナタ、レンたちの推薦だって噂の的よ?
これからよろしくね。
(ふふふっ)
- 【システム】
- ここ金鹿の酒場では、冒険者はクエストと
- 呼ばれる仕事の依頼を受ける事が出来ます。
クエストには様々な物があり、達成する事で
報酬を得ることが出来ます。
メニューのクエストを受けるを選んで
詳細を確認してみて下さい。
- 【フレドリカ】
- 今のって(主人公名)のことよね?
- 結構有名人なのね。
- (ふーん)
- 【ラクーナ】
- お二人さん、立ち話も何だし
- 早く席に座って座って!
- (そのへんにしときましょ)
- 【フレドリカ】
- はいはい…。
- (はぁ…)
- (暗転)
- 【ラクーナ】
- それじゃ…、ギルド(ギルド名)の
- 結成を祝って…。
- (うふふっ)
かんぱーい!
(ラクーナ:フルボイス)}
(フレドリカ、サイモン、アーサー:乾杯)
ふぅ、生き返るわね!
(んふふふっ)
さて…それじゃ、一緒に冒険することに
なった事だし、自己紹介と行きましょうか。
(主人公名)、何か聞きたい事はある?
| 何について聞きますか? |
ミズガルズ図書館について これからについて 3人について |
- ミズガルズ図書館について
- 【アーサー】
- んー、アレだ。本がいっぱいあるぜ!
- (あぁ)
- 【サイモン】
- …世界中の知識を収集し、保護する事を
- 目的とする組織だ。
- (ふぅ…)
文学、地理学、数学、天文学、薬学…
学術的なものから、果ては地方の昔話まで。
そうした知識を体系立てて研究し、
求める者に伝えていくこともしている。
巨大な学校とも言えるかな。
ラクーナなんかは、知識を得るために
外から留学してきたクチだ。
- これからについて
- 【ラクーナ】
- いかなる時も、任務のことを忘れない。
- さすがハイランダーね。
- (さすがね!)
えっと、世界樹の迷宮にある樹海磁軸が
さっきの遺跡の奥に繋がってるのよね?
- 【サイモン】
- ああ。信頼性の高い文献の記述だ。
- 間違いはないだろう。
- (だな)
どちらかといえば問題は、その磁軸を
発見できるかどうかだろう。
- 【アーサー】
- まー、歩いてりゃそのうち見つかんだろ?
- とりあえず探してみればいいさ。
- (へっへへ)
- 3人について
| 誰について聞きますか? |
サイモンついて アーサーについて ラクーナについて 他のことを聞く |
- サイモンについて
- 【サイモン】
- 僕か?
- (フルボイス)
調査隊ではリーダーを務めていた。
この中では一番年長だからな。
- 【ラクーナ】
- それだけじゃないでしょ。
- 図書館の中でも古代文明に詳しいからこそ
- リーダーなんじゃない。
- (まったくぅ)
- 【サイモン】
- 実際に選ばれたのは貴族である君だ。
- 僕は君に譲られただけだろ?
- (いや)
- 【ラクーナ】
- だって、戦闘任務じゃなく調査任務だもの。
- あなたがリーダーであるべきよ。
- (あらま)
アーサーもそう思うでしょ?
- 【アーサー】
- そりゃそうだろ!
- っつーか、戦闘任務でもリーダーは
- サイモンの方がいいと思うぜ。
- (へへっ)
- 【サイモン】
- …やれやれ。
- (ふぅ)
- アーサーについて
- 【アーサー】
- おっ、オレの術式について聞きたいか!?
- (へへっ)
まあよ、オレは天才だからな。
ブワッとやって、ゴウッと出てズバーンッと
敵を倒せちまうわけよ!
- 【サイモン】
- あいかわらず、お前の話は分からん。
- (ふっ)
- 【ラクーナ】
- 分からないわ、ぜんぜん。
- (うんうん)
- 【アーサー】
- なんでだよ!
- (はぁ?)
おい、(主人公名)。
ちゃんと分かったよな?
| アーサーの言う事がわかりましたか? |
| 【 YES 】/【 N O 】 |
- YES
- 【アーサー】
- ほら見ろ、
- ちゃんと分かるやつは分かるんだよ!
- (だろ!)
- 【ラクーナ】
- 貴重な人材ねえ。
- アーサーの説明が分かるなんて。
- (あらま)
- 【サイモン】
- まったくだ。
- (だな)
…ま、これでも実力は確かなんだ。
これからよろしく頼む。
- NO
- 【アーサー】
- あーもー、なんでだよ!?
- ちゃんと説明してるじゃねーか!
- (ちょっ、待て!)
- 【サイモン】
- 説明が出来ていないことを自覚しろ。
- まずはそれからだ。
- (やれやれ)
…説明は壊滅的にヘタだが、実力はある。
その辺は心配しないでくれ。
- ラクーナについて
- 【ラクーナ】
- ふふっ、私について?
- (うふふっ)
そうねえ…聞きたいことがあるなら、
まずは一杯、飲んでもらおうかしら。
| ラクーナに付き合って飲みますか? |
| 【 YES 】/【 N O 】 |
- YES
- 【ラクーナ】
- おおっ、イケる口ね?
- (気が合うわね)
- NO
- 【ラクーナ】
- ええ~?
- (んー)
- (※以下共通)
- 【サイモン】
- やめておけ、(主人公名)。
- ラクーナは底なしだぞ。
- (ふう)
- 【アーサー】
- そうだそうだ、バケモノだぜ。
- 何処に入ってくんだよ、あんな量。
- (おう)
- 【ラクーナ】
- なによ、いいじゃない。
- 美味しい物はたくさん食べて飲む!
- それが礼儀でしょう?
- (まったくぅ)
- 他のことを聞く
- (選択肢「何について聞きますか?」に戻る)
- (「これからについて」を選択後)
- 聞きたいことはない
- 【ラクーナ】
- ね、フレドリカ。
- あなたも何か私たちに聞きたい事はない?
- (どうする?)
- 【フレドリカ】
- ……。
…別に何もないわ。
(ないわね)
- 【ラクーナ】
- そう、残念ね。
- (了解よ)
じゃあ私のほうからあなたに質問を…、と
思ったんだけど、聞かれても困るわよね?
- 【フレドリカ】
- ………。
- (うん)
- 【ラクーナ】
- …じゃあ、代わりに(主人公名)に
- 質問しましょう。
- (わかったわ)
あなたはハイランダーなのよね?
書物で存在は知っていたけれど
本物に出会ったのは初めてなの。
(あのね?)
ハイランダーってどんな一族なのかしら?
| 何と答えますか? |
槍が得意な一族だ 正義を重んじる一族だ そんなの一言じゃいえない |
- 槍が得意な一族だ
- 【ラクーナ】
- そうね、何度か一緒に戦っただけで
- あなたの槍捌きの凄さはわかったわ。
- (そうね)
- 【アーサー】
- 3人だった頃に比べて
- ずいぶん楽になったからな!
- (だよな)
- 正義を重んじる一族だ
- 【ラクーナ】
- 正義を重んじる一族…、きっと
- みなさん立派な人たちばかりなのね。
- (そうね)
- 【アーサー】
- まぁ、自分で正義とかいっちゃうヤツは
- どこかウサン臭いけどな。
- (へへっ)
- そんなの一言じゃいえない
- 【ラクーナ】
- …まぁ、それはそうよね。
- 人それぞれに違いがあるでしょうし。
- (そうね)
- (※以下共通)
- 【サイモン】
- 僕もハイランダーについては
- 様々な噂を聞いたことがある。
- (確かに)
いくつもの掟があるそうだが、
最も重んじられる掟が総ての正義であれ!と
いうものらしい。
- 【フレドリカ】
- …っ!
- (えっ?)
総てに…、正義であれ…。
いま、そう言ったの?
- 【ラクーナ】
- どうしたの、フレドリカ?
- (何かしら?)
- 【フレドリカ】
- わたし、その言葉を聞いたことがあるわ。
- 誰か、大事な人に言われた気が…。
- (えっと…)
………ッ。
- 【ラクーナ】
- 何か、思い出せそう?
- (ねえ、ちょっと)
- 【フレドリカ】
- ……わからない。
- (はぁ)
- 【サイモン】
- まぁ、慌てる必要はないだろう。
- (ふっ)
- 【フレドリカ】
- でも…、辛くて…、
- 記憶が戻れば、楽になれるのよね?
- (うん…)
- 【ラクーナ】
- そうね、その為にもあの遺跡の奥へ進み
- タンマツを見つけないといけないわね。
- (ええ)
- 【フレドリカ】
- …端末。そうね、あの遺跡の奥で
- 端末を見つけることができれば…。
- (そうね)
- 【サイモン】
- そうだな。とにかくまず世界樹の迷宮へ進み
- 転移装置となる特殊な磁場を探そう。
- (そうだな)
そうすれば君の失われた記憶や
ハイランダーや(主人公名)との関連性。
そしてエトリアの怪異と遺跡の謎。
それらを解明するための手がかりが
得られるだろう。
(主人公名)、準備が整ったら
世界樹の迷宮へ出発するよう指示を頼むよ。
(では行くか)
最終更新:2013年09月02日 19:48