もし人のいのちを救ってその人の人生をかえたなら もしかしたら歴史だってかわるかもしれないだろう?
ブラックジャック
ブラックジャック
「ーーアタシは生命を、諦めない…!」
「レディブラック……それがあなたの仇名(コードネーム)というわけね」
「へっ、いい名乗りじゃねぇか」
「へっ、いい名乗りじゃねぇか」
レディブラックの姿にネビュラマン(ヒーロー)を見出し、微笑む怪獣医(ドクターモンスター)
自信満々に名乗る姿に自分もこうありたいと見つめる女子不良(レディース)
自信満々に名乗る姿に自分もこうありたいと見つめる女子不良(レディース)
そして――
「……」
「「「……」」」
鎌を持った少女が歩いてきた。
それは、まるで幼い死神のようであった。
3人は少女から距離をとる。
それは、まるで幼い死神のようであった。
3人は少女から距離をとる。
「……誰だ?お前」
「……?」
「お前だよ!お・ま・え!」
「……?」
「お前だよ!お・ま・え!」
少女は不思議そうに首を傾げると流子はツッコみのように鋭く少女を指さす。
「柊シノアです。NPCです」
少女は自身がNPCだと自己申告してきた。
三人は少女がNPCだということに戸惑いを隠せない。
三人は少女がNPCだということに戸惑いを隠せない。
「NPCって……あれか?羂索(あのヤロー)がいってた?」
「怪獣(モンスター)にしては、随分可愛らしいわね」
(もし、この子が本当にNPCモンスターなら、救済なき医師団(あの子)達や下っ端極道達もNPCモンスターとしている可能性もあるというわけね……)
「たしかに可愛らしいですが、参加者ではありませんよ?」
「自分で自分を可愛いというな」
「怪獣(モンスター)にしては、随分可愛らしいわね」
(もし、この子が本当にNPCモンスターなら、救済なき医師団(あの子)達や下っ端極道達もNPCモンスターとしている可能性もあるというわけね……)
「たしかに可愛らしいですが、参加者ではありませんよ?」
「自分で自分を可愛いというな」
少女は、そんな流子の様子をジッと見つめていると、ため息を吐き――
「はぁ……ひがみは老いを加速させますよ?」
「なっ!……」
「なっ!……」
シノアの辛辣な言葉に流子は真っ赤にして、詰め寄ろうとするが、それをレディ・ブラックが遮る
「落ち着きなさい流子。こんな小さい子にムキになるんじゃないわよ」
「そうね~~。いくら女子不良(レディース)でも、小学生(ショーボー)相手に手を出したら擁護できないわよ。それと、怒りはお肌の敵」
「うっせ!……小学生といってもNPCモンスターなんだろ?んで、そんじゃあ、可愛いモンスターさんは私達を襲いにきたってことでいいのか」
「……?特に何も」
「はぁ!?」
「シノアちゃんはただの子供です」
「ったく、そんじゃ、NPCというよりただのガキじゃねぇか」
「うっせ!……小学生といってもNPCモンスターなんだろ?んで、そんじゃあ、可愛いモンスターさんは私達を襲いにきたってことでいいのか」
「……?特に何も」
「はぁ!?」
「シノアちゃんはただの子供です」
「ったく、そんじゃ、NPCというよりただのガキじゃねぇか」
シノアの説明に流子は呆れるようにため息をつく。
すると――
すると――
「なら、私を殺しますか?」
「「「……」」」
シノアの問いかけに三人は黙る。
「私はあくまで記録や記憶から再現されたNPCとして過ぎないので。それに私が、ある日どこかで死んでたとしても誰もきにしないでしょう?」
「邪魔者はとっととポイするのがよいかと」
「邪魔者はとっととポイするのがよいかと」
シノアは”本気”で口にしている。
それが設定(ロールプレイ)なのか判断つかないから三人は黙ったのだ。
そして、シノアは3人に語る。
自分と姉のことを。
自分の家である”柊”が行っている実験も含め。
それが設定(ロールプレイ)なのか判断つかないから三人は黙ったのだ。
そして、シノアは3人に語る。
自分と姉のことを。
自分の家である”柊”が行っている実験も含め。
「「「……」」」
「……なぁ。!!??」
シノアの語りに一段落がつき、流子がそれに合わせて、声をかけようとしたとき、それらは流れた。
『……現在この世界の標準時刻で9月2日の午前5時15分。
おはよう諸君。
一応、はじめましてと言っておこう。
私の名前はラウ・ル・クルーゼ。
ザフト軍クルーゼ隊隊長にして、羂索から君たちプレイヤーの人選に関してかなりの裁量を与えられていた者だ』
おはよう諸君。
一応、はじめましてと言っておこう。
私の名前はラウ・ル・クルーゼ。
ザフト軍クルーゼ隊隊長にして、羂索から君たちプレイヤーの人選に関してかなりの裁量を与えられていた者だ』
主催に参加者と放送が。
☆彡 ☆彡 ☆彡
放送が終わり、各自名簿を確認する。
「アタシの知り合いはいないわ……二人は?」
「私はいたわ~~、よりにもよって私と因縁深い忍者が。不良少女(レディース)は?」
「私も……いたぜ。クソ!」
(マコ……無事でいてくれよ!)
「私はいたわ~~、よりにもよって私と因縁深い忍者が。不良少女(レディース)は?」
「私も……いたぜ。クソ!」
(マコ……無事でいてくれよ!)
流子は知り合いが巻き込まれていることに憤怒する。
満艦飾マコ……父の仇を探し求める中、転校先で出会ったクラスメイト。
始めは初恋の味泥棒の姉でただの一クラスメイトでしかなかったが、今では、大切な友達だ。
故に流子は怒る。このクソみたいな殺し合いを強制する羂索たちに。
満艦飾マコ……父の仇を探し求める中、転校先で出会ったクラスメイト。
始めは初恋の味泥棒の姉でただの一クラスメイトでしかなかったが、今では、大切な友達だ。
故に流子は怒る。このクソみたいな殺し合いを強制する羂索たちに。
(それと鬼龍院羅暁 ……もしかして鬼龍院皐月の関係者か?……まぁ、会ったとき問い詰めりゃいいか)
また、同時に鬼龍院羅暁の名も気になった。
また、同時に鬼龍院羅暁の名も気になった。
「柊真昼……シノアの姉もいるわね」
「まぁ、この子がNPCなら、参加者としているのは当然ね」
「まぁ、この子がNPCなら、参加者としているのは当然ね」
名簿にシノアの姉である真昼の名を確認。
跋扈しているNPCモンスターは、記録や記憶から再現されているのが本当なら、レディと孔富は当然とばかりに名簿に記載されていることに納得する。
跋扈しているNPCモンスターは、記録や記憶から再現されているのが本当なら、レディと孔富は当然とばかりに名簿に記載されていることに納得する。
「柊篝に柊うてなと柊性があるけど、名簿の位置から関係はない可能性が高いとみていいわね」
「ええ、放送で言っていた通り、名簿の並びに意味があるならそうでしょうね」
「ええ、放送で言っていた通り、名簿の並びに意味があるならそうでしょうね」
同姓の柊は柊真昼のほかにも記載されていたが、記載の位置から柊姉妹とは無関係であると予想する。
「地図を見ると……病院があるわね」
「医療に携わる者として向かうなら、そこは鉄板ね」
「ええ。ただ……アタシたちがいるのは、J2の霊園……病院とは距離が離れすぎているのが、やっかいね」
「私達の配置はおそらく意図的ね」
「ったく、どこまでも性根が腐ってやがるな!」
「医療に携わる者として向かうなら、そこは鉄板ね」
「ええ。ただ……アタシたちがいるのは、J2の霊園……病院とは距離が離れすぎているのが、やっかいね」
「私達の配置はおそらく意図的ね」
「ったく、どこまでも性根が腐ってやがるな!」
そう、3人がいるのは、地図の南にある霊園。
片や病院は北の方にある。
遠すぎる距離。
そう楽にいかせないという意図が透けて見える。
片や病院は北の方にある。
遠すぎる距離。
そう楽にいかせないという意図が透けて見える。
「でも、だからこそ、やっぱり目指すべきだわ」
「……そうね。殺し合いを強制しておきながら、掴め!最高のガッチャ!という参加者へ発破をかけるような言葉。どこかゲームのようにも聞こえるしね」
「……そうね。殺し合いを強制しておきながら、掴め!最高のガッチャ!という参加者へ発破をかけるような言葉。どこかゲームのようにも聞こえるしね」
無駄足に終わるかもしれない。
だけど、何か攻略の手がかりがあるかもしれない。
移動の方針は定まった。
だけど、何か攻略の手がかりがあるかもしれない。
移動の方針は定まった。
「では、行先は病院というわけですね」
「それでは、シノアちゃんは、ここいらで失礼します」
「それでは、シノアちゃんは、ここいらで失礼します」
行き先が決まるとシノアは3人の会話に入る。
そして、さようならとばかりに背を向けて歩き始める。
そこで、流子は先ほどの会話が中断していたことを思い出すと、シノアに声をかける。
そして、さようならとばかりに背を向けて歩き始める。
そこで、流子は先ほどの会話が中断していたことを思い出すと、シノアに声をかける。
「おい、ガキ。さっきの話の続きだけど」
「ガキではありません。シノアちゃんという立派な名前があります」
「うっせ!生意気なガキはガキで十分だろ!」
「悪いけど、二人とも話は後よ」
「同感」
「ガキではありません。シノアちゃんという立派な名前があります」
「うっせ!生意気なガキはガキで十分だろ!」
「悪いけど、二人とも話は後よ」
「同感」
レディブラックと孔富の言葉に流子とシノアは周囲に目を配る。
シノアとは別のNPCが周囲を取り囲んでいた。
ヨーロッパの何処かの村の服を身に纏っている。
シノアとは別のNPCが周囲を取り囲んでいた。
ヨーロッパの何処かの村の服を身に纏っている。
「Un forastero! 」
「A avisar a los demas 」
「A avisar a los demas 」
「おいおい、なんだかイッてるような様子だけど、もしかして薬中か?」
「これは……操られている?」
「ええ。意識はないようだけれど、言葉を発することが出来ていることから脳は生きている。おそらく寄生体のようなものね」
「これは……操られている?」
「ええ。意識はないようだけれど、言葉を発することが出来ていることから脳は生きている。おそらく寄生体のようなものね」
2人とも医療の道に携わるだけあって、見抜くのは一瞬であった。
レディブラックの診断に孔富は同意する。
そう、この村人はもう既に人ではない。
ガナード。
寄生生物「プラーガ」に寄生された人間。
レディブラックの診断に孔富は同意する。
そう、この村人はもう既に人ではない。
ガナード。
寄生生物「プラーガ」に寄生された人間。
「Te cogi 」
鎌を持った村人がシノアに襲い掛かる。
「ガオ――」
「それを言うならグワーだろっ!」
「それを言うならグワーだろっ!」
流子はシノアにツッコみつつも守るため、言葉と同時に村人を蹴り倒す。
他の村人も動き始める。
他の村人も動き始める。
「私達もいくわよ!」
「人型でも彼らみたいのは分かりやすくていいわね」
「人型でも彼らみたいのは分かりやすくていいわね」
死者が眠る霊園が騒がしくなる。
☆彡 ☆彡 ☆彡
「Agarralo」
「崇めろだぁ?誰に崇めろってんだ?」
「違うわ。これはスペイン語で”捕まえろ”と言ってんのよ」
「違うわ。これはスペイン語で”捕まえろ”と言ってんのよ」
流子の疑問にレディ・ブラックは説明する。
「んじゃあ、これもスペイン語なのか?」
流子は別の村人ガナードを指さす。
「Os voy a romper a pedazos」
「ええ、”八つ裂きにしてやる!”ね」
「まさか、”おっぱいのペラペラソース!”なんて聞こえたとかいわないわよねぇ?」
「まさか、”おっぱいのペラペラソース!”なんて聞こえたとかいわないわよねぇ?」
丁寧なレディブラックの翻訳。
そして孔富は、あきれたような口調で流子へ問いかける。
そして孔富は、あきれたような口調で流子へ問いかける。
「お、おうよ!いくら何でも私がそんな破廉恥な聞き間違えをするわけねぇだろ!」
顔を真っ赤にしながら否定する。
……が。
……が。
(したのね)(したわね)(したのですね)
流子の返答にジト目で三者三様に反応を返した。
「それでレディ?どうするの?」
孔富の”どうするの”
それは、この場をどう切り抜けるという意味。
NPCとはいえ、”斃す”のかという意味。
それは、この場をどう切り抜けるという意味。
NPCとはいえ、”斃す”のかという意味。
「……いったでしょう。私は命を諦めない!」
言葉と同時にレディは、村人の身体に手を添える。
すると――治療する。
すると――治療する。
「治療するだけよ!」
「ア……アア」
治療の力が終えると同時に村人は斃れる。
だが、その表情はどこか安らぎのように見えた。
だが、その表情はどこか安らぎのように見えた。
「素敵……」
孔富は素直に口に出す。
そう、レディ・ブラックの心の力”治療”
その力で体内のガナードを消滅させたのだ。
本来、既にガナードが成体となった場合は手遅れだ。
また、切除しようとするなら宿主は激痛に耐え切れず死んでしまう。
だが、レディ・ブラックの力により痛みなく取り除くことができた。
結果としては亡くなることにはかわりはないが、村人は安らかな最後を迎えられた。
その力で体内のガナードを消滅させたのだ。
本来、既にガナードが成体となった場合は手遅れだ。
また、切除しようとするなら宿主は激痛に耐え切れず死んでしまう。
だが、レディ・ブラックの力により痛みなく取り除くことができた。
結果としては亡くなることにはかわりはないが、村人は安らかな最後を迎えられた。
これがとある外国のエージェントなら、ハンドガンで顔を撃った後蹴り倒す。
ショットガンで頭を吹き飛ばす。
といった手段で対応しただろう。
だが、レディ・ブラックことピルツ・デュナンはエージェントでも対テロ組織に所属している隊員でもない。
黒十字の看護部員として働き、また、人々を救うヒーローでもあるのだ。
ショットガンで頭を吹き飛ばす。
といった手段で対応しただろう。
だが、レディ・ブラックことピルツ・デュナンはエージェントでも対テロ組織に所属している隊員でもない。
黒十字の看護部員として働き、また、人々を救うヒーローでもあるのだ。
今、目の前に居るのはNPCであるが、斃され、資金の足しにされる本来の役割(人生)を変えた。
確かに救済(すく)ったのだ。
確かに救済(すく)ったのだ。
「女子不良(レディース)ちゃん。私達がやるべきこと理解できたわよね?」
「……ああ!」
「……ああ!」
ならば、二人の役割は定まった。
救済(すく)う。
ただそのために。
動く。
理由はそれだけで十分だ。
救済(すく)う。
ただそのために。
動く。
理由はそれだけで十分だ。
☆彡 ☆彡 ☆彡
「もう……いなそうだな」
「ええ。そうみたいね。お疲れ様、レディ」
「別に……たいしたことじゃないわ」
「ええ。そうみたいね。お疲れ様、レディ」
「別に……たいしたことじゃないわ」
労いの言葉にヒーローとして当然と返事を返すと、旅だった村人たちに向けて、静かに黙祷をする。
ごめんなさい
こうするしかなくて
せめてその道(未来)に安らぎを
こうするしかなくて
せめてその道(未来)に安らぎを
「ふぅ……」
黙祷を追えると、レディ・ブラックはシノアに近づく。
「シノア。先ほどの問いかけだけど、答えはNOよ」
「それは、ヒーローだからですか?」
「それだけじゃないわ。看護師を目指す者としても命を軽々しく扱う選択肢はありえない」
「だから……私達と同行してもらうわよ?」
「それは、ヒーローだからですか?」
「それだけじゃないわ。看護師を目指す者としても命を軽々しく扱う選択肢はありえない」
「だから……私達と同行してもらうわよ?」
レディ・ブラックは凛として宣告する。
「……まぁ、貴方たちの死を見届けるのもNPCの役割ですから。構いませんが」
しょせんはNPC。再現された存在でしかないのに、物好きな参加者たちだなと、外野は見たら思うだろう。
しかし、NPCだろうと見捨てないのがヒーローなのだ。
しかし、NPCだろうと見捨てないのがヒーローなのだ。
「よろしくね。可愛いNPCモンスターちゃん。それと話を聞く限り、貴方のお姉ちゃんは貴方のことを想っているわ。きっと。」
「……?」
「……?」
孔富の言葉に何を言ってるのですかと首を傾げるシノア。
「私にも兄がいたわ……とても不器用な想いをもつ兄が」
「あいにく私達は兄弟だけど、姉妹だって同じよ。私が断言する」
「あいにく私達は兄弟だけど、姉妹だって同じよ。私が断言する」
そう、兄や姉という生き物は不器用なだけなのだ。
本当はオレも怪獣――やりたかったなぁ……!!
本当の気持ちを押し殺す。
弟や妹のために。
不器用な存在。
弟や妹のために。
不器用な存在。
「……」
(私に想いを?あの姉が……?)
(私に想いを?あの姉が……?)
シノアは黙って聞く。
「安心しなさい。”柊”は黒十字が必ず治す」
「……貴方と私の世界は違うのに?」
「大丈夫よ。羂索(あいつら)の力なら、そちらの世界に行くことも可能のはず」
「……貴方と私の世界は違うのに?」
「大丈夫よ。羂索(あいつら)の力なら、そちらの世界に行くことも可能のはず」
そう、この殺し合いにために、多くの世界が巻き込まれていることが明白。
干渉が可能ならそれは絵に描いた餅ではない。
干渉が可能ならそれは絵に描いた餅ではない。
「それに……腕の立つDr.もいるしね」
「あら?もしかして私も入れてる?」
「当たり前でしょ。それと……先ほどのサポート助かったわ!相棒(サイドキック)」
「あら?もしかして私も入れてる?」
「当たり前でしょ。それと……先ほどのサポート助かったわ!相棒(サイドキック)」
レディ・ブラックの感謝の言葉に孔富は一瞬、間の抜けた表情を見せた後、微笑む。
「ま、これでも私、世界的名医だしね」
(ネビュラマン(ヒーロー役)も案外悪くないわね……)
(ネビュラマン(ヒーロー役)も案外悪くないわね……)
「……悪事(わるさ)かましている奴には忍者が来襲(く)るのがお約束なんだけど……」
「いいわ。一度死すれど、これでも破壊の八極道。これを終わらせた後、忍者の代わりに柊に襲撃(カチコミ)して更生(ブッ殺す)だ」
「……いっておくけど、本当に殺すのは駄目よ」
「いいわ。一度死すれど、これでも破壊の八極道。これを終わらせた後、忍者の代わりに柊に襲撃(カチコミ)して更生(ブッ殺す)だ」
「……いっておくけど、本当に殺すのは駄目よ」
――チラリ
レディ・ブラックと孔富が流子を見つめる。
”あなたはどうするんだ”……と。
”あなたはどうするんだ”……と。
「あー……悪かった。大人げなかったよ。だけどな、お前のその根性は私が叩き直してやるから、そこんとこ覚悟しときな!……よろしくな、シノア」
「NPCに根性も何もありませにょ?まぁ、短い関係にならないことを願います」
「ほんと……可愛くないなお前」
「NPCに根性も何もありませにょ?まぁ、短い関係にならないことを願います」
「ほんと……可愛くないなお前」
そんな二人のやりとりを眺めるレディ・ブラックと孔富。
「あら、怖い。やっぱり女子不良(レディース)ね」
「あれは流子なりの優しさよ」
「あれは流子なりの優しさよ」
優しさ。
形は違えど、それはヒーローの条件
形は違えど、それはヒーローの条件
【エリアJ-2/霊園/9月2日午前7時】
【ピルツ・デュナン@SHY-シャイ-】
状態:疲労(極小)
服装:ヒーロー姿
装備:転心輪@SHY-シャイ- 、斬魄刀:肉雫唼@BLEACH
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン
思考
基本:殺し合いには乗らない。ヒーローとして手の届く人たちを助ける。それを終えたら、
柊の闇を治療する。
01:怪獣医(孔富)の更生の行く末を見守る、更生させる。相棒としても先輩としても頼りにしてる。
02:病院へ向かいつつヒーローとして行動する
03:柊真昼に出会ったら救済(すく)う
参戦時期:74話
備考
互いの世界について簡単に知りました(キルラキル、忍極)
シノアから柊家について簡単に知りました
状態:疲労(極小)
服装:ヒーロー姿
装備:転心輪@SHY-シャイ- 、斬魄刀:肉雫唼@BLEACH
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン
思考
基本:殺し合いには乗らない。ヒーローとして手の届く人たちを助ける。それを終えたら、
柊の闇を治療する。
01:怪獣医(孔富)の更生の行く末を見守る、更生させる。相棒としても先輩としても頼りにしてる。
02:病院へ向かいつつヒーローとして行動する
03:柊真昼に出会ったら救済(すく)う
参戦時期:74話
備考
互いの世界について簡単に知りました(キルラキル、忍極)
シノアから柊家について簡単に知りました
【斬魄刀:肉雫唼@BLEACH】
ピルツ・デュナンに支給。護廷十三隊四番隊隊長卯ノ花烈が使用した斬魄刀。解号は不明のため、口に出さなくても発動は可能である。鞘から巨大なエイのようなものが出現させ、人を乗せて空中を浮遊することができる。体内には治癒効果があり、怪我人を体内に取り込んで回復させつつ搬送することも出来る。卍解は現在は使用できない。※何かしらの条件で使用可能になるかもしれない。
ピルツ・デュナンに支給。護廷十三隊四番隊隊長卯ノ花烈が使用した斬魄刀。解号は不明のため、口に出さなくても発動は可能である。鞘から巨大なエイのようなものが出現させ、人を乗せて空中を浮遊することができる。体内には治癒効果があり、怪我人を体内に取り込んで回復させつつ搬送することも出来る。卍解は現在は使用できない。※何かしらの条件で使用可能になるかもしれない。
【纏流子@キルラキル】
状態:疲労(極小)
服装:赤いジャージ
装備:万物切断エクスタス@アカメが斬る!
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:殺し合いには乗らねぇし、あの羂索とかいうやつはぶっ飛ばす
01:鮮血がいてくれたら探すのは楽なんだが……
02:鬼龍院皐月と決着をつけるのは元の世界に戻ってからだな
03:マコ……私と再会するまで死ぬんじゃねぇぞ
04:病院へ向かうか
05:柊真昼……ったく、どんなつらしてるか会うのが楽しみだぜ
参戦時期:14話、鮮血の断片を取り戻しに大阪に向かう最中
備考
互いの世界について簡単に知りました(SHY、忍極)
シノアから柊家について簡単に知りました
状態:疲労(極小)
服装:赤いジャージ
装備:万物切断エクスタス@アカメが斬る!
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:殺し合いには乗らねぇし、あの羂索とかいうやつはぶっ飛ばす
01:鮮血がいてくれたら探すのは楽なんだが……
02:鬼龍院皐月と決着をつけるのは元の世界に戻ってからだな
03:マコ……私と再会するまで死ぬんじゃねぇぞ
04:病院へ向かうか
05:柊真昼……ったく、どんなつらしてるか会うのが楽しみだぜ
参戦時期:14話、鮮血の断片を取り戻しに大阪に向かう最中
備考
互いの世界について簡単に知りました(SHY、忍極)
シノアから柊家について簡単に知りました
【繰田孔富@忍者と極道】
状態:疲労(極小)
服装:医師の服装
装備: ウルトラメダル@ウルトラマンZ、 ソードスキル:マチ=コマチネの念糸@HUNTER×HUNTER
ソードスキル:ウルトラマンゼット@ウルトラマンZ
令呪:残り三画
道具:ホットライン
思考
基本:救済(すく)う。お兄ちゃんに怪獣役譲っちゃったから、今度は私がヒーロー役ね
そして、これの後は、柊家に襲撃(カチコミ)
01:短い間だけれどよろしく頼むわね、レディに不良少女にシノア
02:あの兄弟もいるのね……今回の私はネビュラマン(ヒーロー)役だから共闘したいわね
03:柊真昼にであったら救済(すく)う
参戦時期:死亡後
備考
互いの世界について簡単に知りました(SHY、キルラキル)
シノアから柊家について簡単に知りました
状態:疲労(極小)
服装:医師の服装
装備: ウルトラメダル@ウルトラマンZ、 ソードスキル:マチ=コマチネの念糸@HUNTER×HUNTER
ソードスキル:ウルトラマンゼット@ウルトラマンZ
令呪:残り三画
道具:ホットライン
思考
基本:救済(すく)う。お兄ちゃんに怪獣役譲っちゃったから、今度は私がヒーロー役ね
そして、これの後は、柊家に襲撃(カチコミ)
01:短い間だけれどよろしく頼むわね、レディに不良少女にシノア
02:あの兄弟もいるのね……今回の私はネビュラマン(ヒーロー)役だから共闘したいわね
03:柊真昼にであったら救済(すく)う
参戦時期:死亡後
備考
互いの世界について簡単に知りました(SHY、キルラキル)
シノアから柊家について簡単に知りました
【ソードスキル:マチ=コマチネの念糸@HUNTER×HUNTER 】
操田孔富に支給。念能力者ではないため、体力を消費しなければ使用することはできないが 、世界的名医である孔富と念糸での相性は抜群。糸の強度は長さと反比例し、1メートル以内なら、1tの位の重量を難なく吊れるほどの強度だが、念糸が手元から離れると強度は著しく落ちる。念糸縫合や拘束に追跡と応用の幅が広い。
操田孔富に支給。念能力者ではないため、体力を消費しなければ使用することはできないが 、世界的名医である孔富と念糸での相性は抜群。糸の強度は長さと反比例し、1メートル以内なら、1tの位の重量を難なく吊れるほどの強度だが、念糸が手元から離れると強度は著しく落ちる。念糸縫合や拘束に追跡と応用の幅が広い。
【ソードスキル:ウルトラマンゼット@ウルトラマンZ 】
操田孔富に支給。ウルトラマンゼットに変身することができる。なおあくまでソードスキル扱いのため、ゼットと一体化しているわけではないので、ゼットと会話ができるわけではない。※現状では
操田孔富に支給。ウルトラマンゼットに変身することができる。なおあくまでソードスキル扱いのため、ゼットと一体化しているわけではないので、ゼットと会話ができるわけではない。※現状では
【ウルトラメダル@ウルトラマンZ 】
操田孔富に支給。ウルトラマンの力を秘めたメダル。使用することで、ウルトラマンゼットは様々な形態へ変身する。ゼロメダル・セブンメダル・レオメダルと使用するためのウルトラゼットライザーが付属している。幼少の頃、兄弟でネビュラマンを視聴していたことから相性は抜群。兄に怪獣役を譲ったため、ネビュラマン(ヒーロー)になれるメダルが孔富に支給されたのは必然なのかもしれない。
本ロワでは、鬼方カヨコに支給されたゼットライザー同様、変身後のサイズは3mほどであり、攻撃の威力も本来のものより格段に劣る。
ご唱和ください我の名を!ウルトラマンZ!byウルトラマンZ
操田孔富に支給。ウルトラマンの力を秘めたメダル。使用することで、ウルトラマンゼットは様々な形態へ変身する。ゼロメダル・セブンメダル・レオメダルと使用するためのウルトラゼットライザーが付属している。幼少の頃、兄弟でネビュラマンを視聴していたことから相性は抜群。兄に怪獣役を譲ったため、ネビュラマン(ヒーロー)になれるメダルが孔富に支給されたのは必然なのかもしれない。
本ロワでは、鬼方カヨコに支給されたゼットライザー同様、変身後のサイズは3mほどであり、攻撃の威力も本来のものより格段に劣る。
ご唱和ください我の名を!ウルトラマンZ!byウルトラマンZ
NPCモンスター
村人ガナード@ダイの大冒険
寄生生物”プラーガ”に寄生された人間。よってゾンビではない。
元はスペインの片田舎の村人で、彼らが会話する言語はスペイン語なのだが、とあるニコニコできる動画で、そのセリフが空耳として面白く聞こえると話題になったことがある。
ああ…中野バーガー…by村人ガナード
寄生生物”プラーガ”に寄生された人間。よってゾンビではない。
元はスペインの片田舎の村人で、彼らが会話する言語はスペイン語なのだが、とあるニコニコできる動画で、そのセリフが空耳として面白く聞こえると話題になったことがある。
ああ…中野バーガー…by村人ガナード
〈柊シノア@終わりのセラフ一瀬グレン、16歳の破滅〉
状態:健康
服装:私服
思考(参加者と会話ができ、自我があるように見えるがあくまでモデルのように動く設定。)
基本:“柊シノア”として行う。
01:柊シノアとして動く
備考
※柊真昼の妹。たくさんいるのではなく一体のみのNPC。あるていどとの再現とはいえ記憶や記録が用いられているため、積極的に襲撃はしない。ただし、NPCモンスターであることは変わりないので、モンスターとして行動するときは躊躇なく四鎌童子で参加者を襲う。
状態:健康
服装:私服
思考(参加者と会話ができ、自我があるように見えるがあくまでモデルのように動く設定。)
基本:“柊シノア”として行う。
01:柊シノアとして動く
備考
※柊真昼の妹。たくさんいるのではなく一体のみのNPC。あるていどとの再現とはいえ記憶や記録が用いられているため、積極的に襲撃はしない。ただし、NPCモンスターであることは変わりないので、モンスターとして行動するときは躊躇なく四鎌童子で参加者を襲う。
049:Xmas-catastrophe | 投下順 | 051:マイ=ラッセルハートの暗躍カルテ |
048:HIGH VOLTAGE | 時系列順 | 062:再戦の誓い |
候補作119:アタシは命を諦めない | ピルツ・デュナン | 064sideA Puppets Can't Control You |
纏流子 | ||
繰田孔富 | ||
GAME START | 柊シノア |