「お前らさ、目上の話はちゃんと聞けって習わなかったの?
超古代の教育はどうなってんのさ」
超古代の教育はどうなってんのさ」
「お前のあのくだらない放送の事か?
ふん!あんな子供の癇癪のような放送を真面に聞く奴があるか!」
ふん!あんな子供の癇癪のような放送を真面に聞く奴があるか!」
「オッケーオッケー。身の程解らせてやるよ」
絶え間なく召喚され襲い掛かる聖剣の雨を剣の一振りで次々砕きながらイザークに肉薄するメラ。
イザークも二刀を振るい応戦するが、馬力で完全に押されてしまっている。
イザークも二刀を振るい応戦するが、馬力で完全に押されてしまっている。
(ドライバーに問題はない!
なら今使える最高レベルのカスタムアップを試したいところだが、カードを交換する隙が無い!)
なら今使える最高レベルのカスタムアップを試したいところだが、カードを交換する隙が無い!)
ソウジもマクギリスを庇った時に貰った一撃が効いているのか、剣戟に先ほどまでの精彩がない。
(このままではまずい!)
「イザーク避けて!」
岸の方からした声に従いましたによけたイザークの頭上を炎の弾が飛んでいく。
メラが剣一閃で掻き消したが、わずかに時が稼げれば十分。
太陽が陰り、何が来たかと見上げればコルベットブースターを降りたルルーシュだった。
メラが剣一閃で掻き消したが、わずかに時が稼げれば十分。
太陽が陰り、何が来たかと見上げればコルベットブースターを降りたルルーシュだった。
「『闇檻+縛+結界+強度調整+拘束糸!
……闇檻(ダークケージ)監獄糸闘域(ストリングデスマッチ)』」
……闇檻(ダークケージ)監獄糸闘域(ストリングデスマッチ)』」
ルルーシュ、イザーク、ソウジ、メラ。
そしてドラグレッダーの背中から飛び出た沙耶香、ホシノ、セリカ、サチの合計8人を包むように黒い嵐が吹き荒れる。
そしてドラグレッダーの背中から飛び出た沙耶香、ホシノ、セリカ、サチの合計8人を包むように黒い嵐が吹き荒れる。
「あ、これは……」
ふいに嵐が止むが、周囲の景色は黒一色のまま変わらない。
嵐は壁となり、8人全員を内側に封じ込めて止まった。
嵐は壁となり、8人全員を内側に封じ込めて止まった。
「これは……」
壁を見ると、それは黒い鉄糸のような物で出来ていた。
外からはみれば、今自分たちは宙に浮く巨大な黒い毛糸玉のような物の中にいるのだろう。
外からはみれば、今自分たちは宙に浮く巨大な黒い毛糸玉のような物の中にいるのだろう。
改めて内側を見れば、上下左右様々な場所から縦、横、様々な方向に足場になる様に鉄糸の束が柱になって伸びている。
「誰かと思えば負け犬のルルーシュ君!
お前も俺の放送聞いてなかったの?
俺の指定した人数に全然足りてないじゃん!
まじでさ、俺の事舐め過ぎじゃない?」
お前も俺の放送聞いてなかったの?
俺の指定した人数に全然足りてないじゃん!
まじでさ、俺の事舐め過ぎじゃない?」
「察しが悪いな。十何人も必要ないんだよ」
「じゃあ呼ばないとどうしようもなくしてやるよ!」
そう言ってメラはXギーツバスターの撃鉄型のトリガーを引いて刀身にエネルギーをチャージ。
壁に向けて放つ!
轟音と衝撃波が駆け抜けるが、鉄糸はわずかに撓んだ様子すらない。
壁に向けて放つ!
轟音と衝撃波が駆け抜けるが、鉄糸はわずかに撓んだ様子すらない。
「無駄だ。この結界は決してお前を外に逃がさない。
どれだけの火力を叩き込もうと、術者である俺を倒さないとどうしようもない。
ここから生きて出られるのはお前か、我々のどちらかだ」
どれだけの火力を叩き込もうと、術者である俺を倒さないとどうしようもない。
ここから生きて出られるのはお前か、我々のどちらかだ」
ルルーシュの言っていることは言葉足らずである。
今回ルルーシュは領域ではなく、あくまで結界としてこの空間を作った。
これは長持ちさせる以外にも様々縛りを盛り込んで強度を底上げするためもある。
今回ルルーシュは領域ではなく、あくまで結界としてこの空間を作った。
これは長持ちさせる以外にも様々縛りを盛り込んで強度を底上げするためもある。
(メラ以外の誰か一人でも自分の意志で外に出ようものなら即崩壊するなんて全くの退路を断つ条件も盛り込まなければならなかったが……手の内の開示も済ませた。
これでお前はお前か、お前以外の全員が死ぬまでこの死の闘技場の中……ここで、何としても決着をつける!)
これでお前はお前か、お前以外の全員が死ぬまでこの死の闘技場の中……ここで、何としても決着をつける!)
「いいねぇ!楽しくなってきた!」
そう言ってメラはバッドショットを起動させると、メロのスマートフォンを持たせて結界の上部まで飛ばす。
「HEY!オーディエンス諸君!
スーパーアクションタイムの始まりだ!
最強のこの俺、メラ対~~~俺の放送を無視してこんな程度の人数で挑んできたルルーシュ君!
ついでに、身の程知らずに俺に噛みついてくる気らしいサッちゃんも処刑しちゃいまーす!」
スーパーアクションタイムの始まりだ!
最強のこの俺、メラ対~~~俺の放送を無視してこんな程度の人数で挑んできたルルーシュ君!
ついでに、身の程知らずに俺に噛みついてくる気らしいサッちゃんも処刑しちゃいまーす!」
「ッ!」
身体をこわばらせたサチだったが、すぐに隣の沙耶香が彼女の肩に触れた。
サチは一度だけ大きく息を吐くと、蛍雪のパワードスーツを装着する。
どうやらもう、迷いはないらしい。
サチは一度だけ大きく息を吐くと、蛍雪のパワードスーツを装着する。
どうやらもう、迷いはないらしい。
「さあ!やるからには最高のゲームにしようぜ!」
「散会!」
イザークの指示に全員が動く。
単独飛行能力を持たない者は鉄糸の柱を足場に跳躍し、飛べる者がメラに肉薄して仕掛ける。
単独飛行能力を持たない者は鉄糸の柱を足場に跳躍し、飛べる者がメラに肉薄して仕掛ける。
「俺も新しいおもちゃ使っちゃおうかな!」
<クウガ!>
<アギト!>
鎧にあしらわれたレリーフをタッチしてタイタンソードとフレイムセイバーが出現する。
「来い!フェザーエッジ!」
すかさずソウジが愛刀を召喚し、聖剣と二刀構えて斬撃無双の太刀で切り結ぶ。
「やるじゃねえかお兄ちゃん!」
メラの敵はソウジだけではない。
ルルーシュとホシノ、セリカ、ケミーカードから精錬したアビドス廃校対策委員会の銃撃が背後からが来る。
当然メラはクロスギーツ由来の九尾のエネルギーで防御する。
ルルーシュとホシノ、セリカ、ケミーカードから精錬したアビドス廃校対策委員会の銃撃が背後からが来る。
当然メラはクロスギーツ由来の九尾のエネルギーで防御する。
「俺たちを!」
「忘れないで!」
「っ!」
頭上から現れたイザーク、沙耶香、サチの三人の斬撃がメラの肩に直撃。
わずかに力が緩んだ瞬間を見逃さず、ソウジが強斬撃を叩き込む!
わずかに力が緩んだ瞬間を見逃さず、ソウジが強斬撃を叩き込む!
「いてて……いつの間にか一皮むけたじゃないのサッちゃん!
どーしてい俺と遊んでた頃にはやる気を出してくれなかったわけ?」
どーしてい俺と遊んでた頃にはやる気を出してくれなかったわけ?」
「それが分からないから今こうなってるだけだろうが!」
<カスタムアップ!ライナーテイル!>
イザークの両腕に装備した列車状の趣向から無数の狐火が放たれる。
「俺に九尾の力で挑むとかバカだろ!」
<龍騎!>
メラはレリーフをタッチしてドラグバイザーツヴァイとアドベントカードを召喚、カードをベントイン。
<STRANGE VENT CONFINE VENT>
ガラスが砕けるような音共に九尾の炎が書き消え、イザークも通常形態に戻されてしまう。
だがその間に一同は次の一手の準備を終わらせていた。
だがその間に一同は次の一手の準備を終わらせていた。
<流水、未読! 黄雷、未読!>
<JACKING BREAK!>
水属性の斬撃に続いて、感電させるように電撃攻撃。
そして怯んでいる隙に本体を凍結させ、
そして怯んでいる隙に本体を凍結させ、
<カバンシュート!>
<オーイングストライク!>
氷を砕くように銃撃を叩き込む。
<響鬼!>
だが氷を砕かれるより早く清めの炎で氷を解かされ、続いて召喚されたディスクアニマルが対策委員会に迫る。
だがそれはサチが槍を円形に回して前に出る。
半分近く槍をすりぬけ三人を攻撃しようとするが、ソウジと沙耶香がフォローに入る。
だがそれはサチが槍を円形に回して前に出る。
半分近く槍をすりぬけ三人を攻撃しようとするが、ソウジと沙耶香がフォローに入る。
「無事か!?」
異口同音に肯定し、再びメラの方を見るとイザークとルルーシュが二人でメラと戦っていた。
「気持ち悪いぐらいに合わせてくる。
そんなにできるなら最初から全線で戦え!」
そんなにできるなら最初から全線で戦え!」
「元来私にそんな才能も力もない。
くるみがそのドライバーにアークの技術も盛り込んだからリンクできているのだ」
くるみがそのドライバーにアークの技術も盛り込んだからリンクできているのだ」
「理屈は聞いてない!」
イザークの苛立ちとは裏腹に二人は実にお互いの隙を埋める見事な連携をしていた。
「さっきからそのライダー元々の能力以外は別ライダーのコピー武器に錬金術ばっかじゃねえか!闇檻はいつ使うんだよ!?」
双剣を交差させ、集中した青と黒の炎のような斬撃が放たれる。
まともに受けるのもばからしい二人はそれぞれ飛んで回避し、カウンターを放つ。
まともに受けるのもばからしい二人はそれぞれ飛んで回避し、カウンターを放つ。
<ヴァルバラブレイク!>
<HACKING BREAK!>
「だーかーらー!」
<キバ!>
メラの首筋から飛び出たステンドグラスを吸血蝙蝠の牙のような形にしたモノ、吸命牙が二本飛び出して攻撃を弾く。
「だからさ、闇檻使えって」
「使ってないんじゃない。お前相手に必要ないんだ」
クイッ!と親指で首を掻くジェスチャーをするルルーシュ。
メラは相当気に障ったらしく首を鳴らすと手持ちの剣を地面に突き刺しアーマーのレリーフをタッチしていく。
メラは相当気に障ったらしく首を鳴らすと手持ちの剣を地面に突き刺しアーマーのレリーフをタッチしていく。
<ファイズ!> <カブト!> <オーズ!>
「テメェ……その高慢の高い鼻、へし折ってやるよ!」
「「お前(貴様)が言うな!!」」
ファイズブラスター、パーフェクトゼクター、メダガブリュー、そしてアルジュナ・オルタの力だったらしい無数の光弾が殺到する。
「再錬成を!」
「命令するな!」
ルルーシュとイザークは大きく後方に飛んでから地面に手を突き、錬金術を発動。
周囲の鉄糸の束を広げて編み直し、バリアにする。
周囲の鉄糸の束を広げて編み直し、バリアにする。
「二人とも!」
「こっちも手伝う!」
マジアアビドスの信頼の銃弾による魔力譲渡に加えて、ジャッ君とド豆の木の太い太い蔦による補強が入り、7人の前に巨大かつ堅固な壁が出来上がる。
「耳だけ貸せ。この結界の状態を教える」
ルルーシュがドライバーの調子を確認しながら一同に声をかけた。
「まずこの結界は外からの衝撃に脆い。
拳銃弾一発で壊れかねない」
拳銃弾一発で壊れかねない」
「はぁ!?」
「待て待て!じゃあなんでこの中で普通に戦えている!?」
「外側からの衝撃に対する防御を捨てる代わりに内側からの衝撃を極限まで上げた。
例え重戦術級の爆弾がさく裂しようと、この結界の内側でなら外には衝撃どころか音すら漏れない」
例え重戦術級の爆弾がさく裂しようと、この結界の内側でなら外には衝撃どころか音すら漏れない」
「あれ?じゃあ最初にメラがやろうとしてた配信って……」
「勿論できていない。種が割れるかもしれないから言えないが、いってやったらうんと悔しがってくれたのだがな」
陰湿な笑みを漏らすルルーシュにサチは引いていた。
残るメンバーはもはや気にしていない。
残るメンバーはもはや気にしていない。
「あいつが逃げ出せないし、私たちが逃げれないのも分かったわ。
けどだからってなんなのよ?」
けどだからってなんなのよ?」
「その件を話す前に小鳥遊ホシノ、敵の第一陣と戦った時の違和感を他の者たちにも話してくれるか?」
なぜ今その話を?と首をかしげるホシノだが、気になっていたことで張ったので話し始める。
「なんて言うか、もちろん強いし油断ならない相手だったんだけど……最初に空蝉丸と一緒に戦ったやつより弱いように感じたんだよね」
「そうなの?
近接が不得手なタイプには見えなかったけど……」
近接が不得手なタイプには見えなかったけど……」
同じ前線担当だった沙耶香が補足する。
あの白い仮面ライダーはむしろ特殊能力より真っ向からの戦闘が得意な様子だったからだ。
あの白い仮面ライダーはむしろ特殊能力より真っ向からの戦闘が得意な様子だったからだ。
「つまり、明確に神将は弱体化しているわけだ。
考えられる可能性は二つ。
あまり強力な個体を出し続けるとメラの消耗も激しいのか……あるいはメラ本人にも自覚のないまま奴自身の力が摩耗しているかのどちらかだ」
考えられる可能性は二つ。
あまり強力な個体を出し続けるとメラの消耗も激しいのか……あるいはメラ本人にも自覚のないまま奴自身の力が摩耗しているかのどちらかだ」
「多分後者だ」
ソウジが多分と頭に着けつつも自信をもって答えた。
「そう言い切るだけの根拠はあるのか?」
「鉄華兵団……というより、藤丸君とマシュちゃんからの情報だけど、アルジュナ・オルタとはインド神話の全部の神の力を束ねた掛け値なしに絶対的最強だったらしい」
「改めて聞くと理不尽の極みみたいな話ですね」
サチのつぶやきにセリカがげんなりしながら頷いた。
「だが、アルジュナ・オルタは無敵ではなかった。
メラに殺されその力を奪われた」
メラに殺されその力を奪われた」
「ああ、なるほど。
そうやって大量の資源を手に入れたはいいがメラはそれを統べて戦力の逐次投入という下策に使ったのか」
そうやって大量の資源を手に入れたはいいがメラはそれを統べて戦力の逐次投入という下策に使ったのか」
「わかっているだけでもドゴルド、シロコ、俺たち、ちひろちゃんのチーム、それに王様戦隊……そのころはまだザフトとブリタニアの連合か。
それにブラックナイツと最初のホシノちゃんたちが戦った白いの。
少なくとも神将は8回も負けている」
それにブラックナイツと最初のホシノちゃんたちが戦った白いの。
少なくとも神将は8回も負けている」
「神の力を惜しみなく注いだ兵隊にしては戦績もいまいち。
なるほど、とても絶対の神の兵隊の体たらくではないな」
なるほど、とても絶対の神の兵隊の体たらくではないな」
だがそれが何故メラ本人の弱体化につながるのだろうか?
と、ホシノが改めて疑問に思うが、すぐに藤丸の言葉を思い出す。
と、ホシノが改めて疑問に思うが、すぐに藤丸の言葉を思い出す。
「サーヴァントは、生前の逸話に縛られる。
てことは、逆に言えば最強の神の力って前提が覆されてるから、このまま暴れさせて私たちが戦い続ければ……」
てことは、逆に言えば最強の神の力って前提が覆されてるから、このまま暴れさせて私たちが戦い続ければ……」
そもそもメラはアルジュナ・オルタから掠め取った力を喪失してしまうのではないだろうか?
いや、もちろんアルジュナ・オルタに勝てる時点でメラは強敵中の強敵なのだが、メラの力かアルジュナ・オルタの力。
そのどちらかが欠けてくれるなら、今のメンツでも勝負になる。
もしインド神話の力の喪失が向こうに致命的なエラーをもたらしてくれるなら万々歳だ。
いや、もちろんアルジュナ・オルタに勝てる時点でメラは強敵中の強敵なのだが、メラの力かアルジュナ・オルタの力。
そのどちらかが欠けてくれるなら、今のメンツでも勝負になる。
もしインド神話の力の喪失が向こうに致命的なエラーをもたらしてくれるなら万々歳だ。
「少なくとも時間は私たちにもメラにも味方することはない」
「そういえば……」
そこまで一同の考えが決まったところでサチが思い出した。
「一瞬だったから気のせいかと思ったけど、胸を押さえてたのを観ました」
ここに居る者たちは知る由もないが、宝太郎たちが神将エグゼイドを倒した時に受けた影響のせいである。
「決まりね。
このままあいつの金メッキみたいな神の力を引っぺがしてぶっ飛ばす!」
このままあいつの金メッキみたいな神の力を引っぺがしてぶっ飛ばす!」
セリカが息巻くと同時に防壁が崩され、ガンガンセイバーを二刀流で持ったメラが飛び出てきた。
一番前にいたイザークが突っ込みながら叫ぶ。
一番前にいたイザークが突っ込みながら叫ぶ。
「王様戦隊、出るぞ!」
「「ああ!」」
「はい!」
「「「了解!」」」
繰り出される光刃を避けながら進む7人。
「本当に、お前らぁあああ!」
<電王!>
アックスフォームの能力を憑依させ、四股踏み衝撃で吹き飛ばすと自身の最強の力を発動させる。
「来る!」
「あれか」
<ダークネスタイム!Xクウガ!!Xアギト!!X龍騎!!Xファイズ!!Xブレイド!!X響鬼!!Xカブト!!X電王!!Xキバ!!Xディケイド!!Xダブル!!Xオーズ!!Xフォーゼ!!Xウィザード!!X鎧武!!Xドライブ!!Xゴースト!!Xエグゼイド!!Xビルド!!>
やかましいまでに荘厳で露悪的なシステムボイスが結界内に鳴り響く。
<平伏せ!仮面ライダァァァァァァァ!!
グランドクロス!!ジォォォォォォォウ!!>
グランドクロス!!ジォォォォォォォウ!!>
先ほどのグランドジオウの力は強大であったが、まだ四凶、五道化がある程度の数束になればどうにかできると思える程度だった。
だが、これは違う。
今いるすべてのプレイヤーが束になっても敵わないかもしれないと思えるほどに、狭い結界内に悍ましいオーラが吹き荒れる。
だが、これは違う。
今いるすべてのプレイヤーが束になっても敵わないかもしれないと思えるほどに、狭い結界内に悍ましいオーラが吹き荒れる。
「この力でお前らの首から下をグチャグチャのミンチにした上で残った首をトランクスの前に並べてやるよぉ!」
そう言ってメラがキバのレリーフに触れr。
<Xき着キ黄kぃvVVVvVVVvvvVVV……>
「は?」
エラー音のようなシステムボイスと同時にキバのレリーフが爆散。
悶絶して床を転げまわる羽目になったのはメラの方であった。
悶絶して床を転げまわる羽目になったのはメラの方であった。
「やっぱり!」
「ホシノ先輩が睨んだ通りって訳ね!」
「よし、一気に決める!」
「調子に乗るなぁああ!」
メラは無理やり神の力をキバのレリーフに注ぎ込み無理やり変身を維持するとXレイジングソードなどと同じカラーリングに変化したコウモリの付いていないザンバットソードとデンガッシャーソードモードを装備してイザークと切り結ぶ。
「借りるぞロロ!」
<カチドキ!>
ルルーシュは無双セイバーと火縄甜火DJ銃を合体状態で召喚し、ロロの形見のロックシードをセット。
イザークに続いて斬りかかる。
イザークに続いて斬りかかる。
「邪魔なんだよぉおお!」
「こっちのセリフだァアアア!!!」
イザークの攻撃無理やり逸らしてルルーシュの攻撃を真っ向から打ち砕こうと迫る。
ルルーシュは大上段から振り下ろされたデンガッシャーを足元に展開したスパイトネガで滑る様に移動し、腹部に押し当てトリガーを引く。
ルルーシュは大上段から振り下ろされたデンガッシャーを足元に展開したスパイトネガで滑る様に移動し、腹部に押し当てトリガーを引く。
<カチドキチャージ!>
そしてイザークも放り出された体制からGN粒子と魔導火のバーニアで姿勢を制御して魔導火を纏わせたヴァルバラッシャーを振り下ろす。
<響鬼!>
先ほどの氷の攻撃の時の様に身体全身に青と黒の炎で二人を吹き飛ばす。
そして火だるまのまま二人に斬りかかろうとしたが
そして火だるまのまま二人に斬りかかろうとしたが
「壱ノ型 垂天遠霞」
沙耶香の絶対不破の御刀が汚れた炎を祓ってエグゼイドのレリーフを破壊していた。
「このがきぃ!」
オレンジ色の火花を噴き散らしながら掴みかかろうとするメラ。
迅移ですぐさまバックステップを踏んだ沙耶香にスイッチする形でサチが飛び出る。
迅移ですぐさまバックステップを踏んだ沙耶香にスイッチする形でサチが飛び出る。
「お情けで生かしてだっただけの中古女がぁああああ!!!!」
基地汚く吐き捨てたメラにサチは蛍雪の槍を振るうが、メラはそれが振り下ろされ斬るより早く左手で受け止めて黒いファイズショットで思い切り腹部を殴りつける。
「……鎧化(アムド)!」
サチはめり込んだ拳を自分の内側に抱え込むようにして抑え込むとグランドクロスジオウを取り込むような形で魔槍の鎧を使って固定した。
「ざけんなよこんな程度の小細工!」
無理矢理引き抜こうと、あるいは神の権能なりライダーのパワーなりを使ってサチをこのまま内側から砕こうとするメラだが、サチは迷うことなく令呪を全部使ってその力に対抗し始めた。
メラも令呪を使うが、三画惜しげもなく使ったサチに対してメラが使ったのは一画だけだ。
この期に及んで今目の前の勝負に全力になれないメラはサチの本気を相殺しきれない。
メラも令呪を使うが、三画惜しげもなく使ったサチに対してメラが使ったのは一画だけだ。
この期に及んで今目の前の勝負に全力になれないメラはサチの本気を相殺しきれない。
「お前……お前ぇえええ!
どうせ俺に殺されるなら愛しのキリト君の真似事で自己犠牲かぁ!?」
どうせ俺に殺されるなら愛しのキリト君の真似事で自己犠牲かぁ!?」
「違う!
お前なんかに……お前なんかにもう何も踏みにじらせない!
それが、それが今私がキリトに胸を張れるなりたい自分だぁ!」
お前なんかに……お前なんかにもう何も踏みにじらせない!
それが、それが今私がキリトに胸を張れるなりたい自分だぁ!」
本来のサチなら、あれほど脅えて絶望したメラを前にこれほどの啖呵も、ここまでの無茶も出来なかっただろう。
マジアアビドス・群星衛士の弾丸は、心を塗り分ける。
本来持ち得る他者を慈しみ助けることで己を満たす良識や良心と言った青い部分と、元来持ち得る他者を嫌悪し害して己と己の側の者を守ろうとする赤い部分の境界を明確にする……気持ちの整理を付けさせる力なのだ。
マジアアビドス・群星衛士の弾丸は、心を塗り分ける。
本来持ち得る他者を慈しみ助けることで己を満たす良識や良心と言った青い部分と、元来持ち得る他者を嫌悪し害して己と己の側の者を守ろうとする赤い部分の境界を明確にする……気持ちの整理を付けさせる力なのだ。
悪意に捕らわれかけたホシノに助かりたい自分と助けたい自分を見つける最後の一押しをしたように、サチにも後悔して嫌悪する自分とあこがれた少年に胸を張れる理想をきっぱりと分けて考えさせる大きな一助になった。
それがこのような形で出力されてしまったのはひとえにサチの自罰感情の強さかもしれないが、兎に角メラは後約99秒動けない。
それでもメラの抵抗はすさまじく、無理矢理神の力を引き出して残る全員を遠ざけ、サチを吹き飛ばそうと無茶苦茶に力を発露する。
それがこのような形で出力されてしまったのはひとえにサチの自罰感情の強さかもしれないが、兎に角メラは後約99秒動けない。
それでもメラの抵抗はすさまじく、無理矢理神の力を引き出して残る全員を遠ざけ、サチを吹き飛ばそうと無茶苦茶に力を発露する。
「サチ!」
「セリカ、ダメ!」
「でもサチが!」
盾を構えるホシノの腕がきしむ。
その後ろでサチを助けに行こうとするセリカを必死に抑える沙耶香。
その後ろでサチを助けに行こうとするセリカを必死に抑える沙耶香。
「心が痛むなら、私に任せるか?」
「お前に悪役を任せてろくなことになったためしがない。
背覆うなら、全員だ」
背覆うなら、全員だ」
「……俺が道を開く」
<刃王、必殺読破!>
<FINAL VENT>
<ヴァルバラドクラッシュ!>
<刃王一冊撃!セイバー!>
まずはソウジが全聖剣のパワーを右足に集中した必殺キックで無理やり神の力の嵐をかき分け進み、到達したメラの手前でメラに背中から、そして自分の足の甲にも召喚した聖剣を突きさすことで固定し、髪の暴風の空白地帯を造る。
その後ろをドラグレッダーのライダモデルの炎のブレスで打ち出されたアークワンとGN粒子で浮遊した身体を魔導火のバーニアで思い切り前面に飛ばしたライダーヴァルバラドが続く。
二人が届く直前でソウジは足の固定をそのままに仰向けに倒れてキックを回避。
二人のキックががら空きのメラの背中と刺さったままの刃王剣に直撃。
グランドクロスジオウの鎧が完全に砕け散った。
青白いスパークとオレンジ色の火花を噴きながらもう使えなくなったジクウドライバーが地面を転がる。
その後ろをドラグレッダーのライダモデルの炎のブレスで打ち出されたアークワンとGN粒子で浮遊した身体を魔導火のバーニアで思い切り前面に飛ばしたライダーヴァルバラドが続く。
二人が届く直前でソウジは足の固定をそのままに仰向けに倒れてキックを回避。
二人のキックががら空きのメラの背中と刺さったままの刃王剣に直撃。
グランドクロスジオウの鎧が完全に砕け散った。
青白いスパークとオレンジ色の火花を噴きながらもう使えなくなったジクウドライバーが地面を転がる。
「まだまだぁあああああ!!!!!」
鎧が砕けたおかげで自由になったメラはクロスギーツのライドウォッチとネオディエンドライバーを取り出す。
「空蝉丸たちの……」
「サチたちの……」
「「仇!」」
アタッシュショットガンとオーインバスター50の銃撃がメラの手首より先を吹き飛ばした。
ミンチになった肉片で汚れたネオディエンドライバーと、想定外の使い方をされ続けたクロスギーツの力が愛想が尽きたとばかりに抜け落ちたライドウォッチが転がる。
ミンチになった肉片で汚れたネオディエンドライバーと、想定外の使い方をされ続けたクロスギーツの力が愛想が尽きたとばかりに抜け落ちたライドウォッチが転がる。
両手首の破壊。
プレイヤー令呪の完全喪失を受けてメラの肉体が粒子になって消え始める。
プレイヤー令呪の完全喪失を受けてメラの肉体が粒子になって消え始める。
「俺は、俺は神殺しの───」
最期まで足掻こうとしたメラだったが、ソウジの背後からのガブリボルバーの銃撃で脳症をぶちまけてうつぶせに倒れ伏した。
「御託は、もういい……」
「勝った?」
座り込んだままの沙耶香がつぶやく。
結界が消えて全員が真下に落ちだしたのは同時だった。
結界が消えて全員が真下に落ちだしたのは同時だった。
「うそでしょ!?なんで急に!?」
「ルルーシュ!どうなって───」
どうやら最後のライダーキックの後に吹き飛ばされて頭でも打ったらしく、ルルーシュは額から血を流して力なく自由落下している。
これは事前に説明していなかったルルーシュも悪いが、先ほどの結界を成立させることの縛の一つにメラか、メラ以外の全員が全滅するまでという縛もあったのだ。
さらに言えばイザークも疲労と蓄積したダメージで肉体が動かなくなっているらしく、ワープテラのカードも期待できそうにない。
これは事前に説明していなかったルルーシュも悪いが、先ほどの結界を成立させることの縛の一つにメラか、メラ以外の全員が全滅するまでという縛もあったのだ。
さらに言えばイザークも疲労と蓄積したダメージで肉体が動かなくなっているらしく、ワープテラのカードも期待できそうにない。
「最後の最後で、死ねるか!」
セリカが共に落ちる物に信頼の銃弾を放った。
何か根拠があったわけではない。
出来ることならなんでもやろうとしただけだろう。
だが、勝利の女神なんてものがいるなら、彼女たちを見捨てていなかったようだ。
ノノミの姿に変身したネオディエンドライバーはバラバラの方向に落ちていく皆にオーロラカーテンを展開し、同じ場所に送り届ける。
そして全員の転移を確認すると、薄く笑って元のアイテムに戻り、水面に激突して粉々に砕けた。
何か根拠があったわけではない。
出来ることならなんでもやろうとしただけだろう。
だが、勝利の女神なんてものがいるなら、彼女たちを見捨てていなかったようだ。
ノノミの姿に変身したネオディエンドライバーはバラバラの方向に落ちていく皆にオーロラカーテンを展開し、同じ場所に送り届ける。
そして全員の転移を確認すると、薄く笑って元のアイテムに戻り、水面に激突して粉々に砕けた。
| 215:超メラ決戦:夢見る少女じゃいられない | 投下順 | 215:超メラ決戦:終幕 その1 |
| 時系列順 | ||
| ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア | ||
| イザーク・ジュール | ||
| 糸見沙耶香 | ||
| 黒見セリカ | ||
| 小鳥遊ホシノ | ||
| 立風館ソウジ | ||
| メラ | ||
| サチ | ||
| マクギリス・ファリド | ||
| キラ・ヤマト准将 | ||
| ラクス・クライン | ||
| 東ゆう | ||
| 道外流牙 | ||
| 藤丸立香 | ||
| マシュ・キリエライト | ||
| 浮世英寿 | ||
| 益子薫 | ||
| 堀北鈴音 | ||
| ドラえもん | ||
| 纏流子 | ||
| ピルツ・デュナン | ||
| トランクス | ||
| 亀井美嘉 | ||
| ニコル・アマルフィ | ||
| 柊シノア | ||
| 鳩野ちひろ | ||
| アストルフォ | ||
| 柊真昼 | ||
| 激怒戦騎のドゴルド | ||
| 死告邪眼のザラサリキエル | ||
| 朝比奈まふゆ | ||
| ユフィリア・マゼンタ |