みどりのほし
【みどりのほし】
ジャンル
|
癒し緑化シミュレーション
|
対応機種
|
Android 4.4以上、iOS 12.0以降
|
メディア
|
ダウンロード
|
発売・開発元
|
Kikaku Damashii, Inc.
|
発売日
|
2015年6月24日
|
定価
|
無料
|
プレイ人数
|
1人
|
セーブデータ
|
1個
|
レーティング
|
3歳以上(Android)、4歳以上(iOS)
|
判定
|
良作
|
概要
-
紫の不毛な星に降り立ったUFOが、近くを通りすがる隕石を撃墜し、その材料を使って星の緑化を試みていく内容のゲーム。
-
グラフィックは、あえて若干粗めにしたドット絵によるものである。
-
ゲームシステムとしてはクリッカーゲームに近いものと思われる。
システム
-
エネルギー
-
本作の進捗のために必要なポイント。
-
拠点となる星に勝手に飛来してくる金色のかけらをタップしたり、星の上空を通りすがる黒い隕石を破壊した際の破片をタップするとエネルギーが集められる。
-
隕石
-
スマホ画面の惑星上空を通りすがる。画面右側から左側へと流れるように移動している間のおよそ5秒間攻撃できる。
-
後述のリユース砲で攻撃して破壊すると、破片が星の地表に落下。上述のとおりタップで回収することでエネルギーにすることが出来る。
-
放置しても害はない。
-
UFO
-
惑星に着陸しているUFOをタップするとメニューが開かれ、拠点の星の緑化、後述のリユース砲、収集マシーン、探知レーダーの設置、改良が行える。
-
いずれも上記エネルギーを一定数消費する。
-
リユース砲
-
画面中央に上記の隕石を攻撃・破壊するための砲台が取り付けられる。
-
バルカン、ミサイル、レーザーの3タイプがあり、惑星の上空をタップすると、銃口からタップした場所めがけて攻撃できる。
-
バルカンは小さな銃弾を直線的に連射する。バルカンで攻撃した隕石はちょっとずつ破片を落とす。
-
ミサイルはホーミング性能を持つ弾を1秒おきに発射する。
-
レーザーは2秒おきに直線的なビームを発射する。ビームは貫通能力があり、一度に複数の隕石を攻撃できる。
-
ミサイルとレーザーは1発あたりの攻撃力自体は高めだが、バルカンのようにちょっとずつ破片を削ることはできず、完全に破壊しないと隕石の破片を入手できない。
-
また3つのタイプを1度に複数設置することはできず、砲台のタイプを変えたい場合UFOのメニューを開く必要がある。
-
収集マシーン
-
アプリをOFFにしている間に飛来してくるエネルギーを自動で稼いでくれる。
-
収集速度、収集容量をエネルギーで強化可能。
-
緑化
-
得たエネルギーを消費して、拠点の星の緑化を試みる。緑化するごとに段々と植物が生いしげるようなグラフィック変化があるほか、100%緑化すると一旦はクリア扱いとなる。
-
課金要素
-
広告削除代として240~400円。
-
広告は画面の端に小さく写るタイプのものしか登場しないので、課金しなくても基本は問題なく遊べる。
-
1日に30分プレイするようなペースでいけば、1週間で100%緑化できるほどのボリューム。
-
100%の緑化に成功すると、UFOが違う星に降り立ってゲーム再開。
-
前周で得たエネルギーは持ち越せるので、実質強くてニューゲームである。
評価点
-
隕石の表現について
-
隕石にもいくつかバリエーションがある。耐久力が高かったり、一列に連なってきたり、流星群のように大量に押し寄せたり、巨大隕石を破壊することでいくつかの小さい隕石にばらけたりするようなパターンがある。
-
隕石の燃えるようなグラフィックが妙に作りこまれているほか、隕石を破壊したときの爆発音も痛快。
-
リユース砲の使い道
-
ただただタップすればよいとは限らず、ある程度は隕石を狙って撃つ必要があり、単調なゲームとなっていない。
-
上記のバリエーションのため、リユース砲も使い分けの余地がある。
-
エネルギーはたまりやすくゲームが停滞しにくい。
-
広告でゲームを中断されるようなことも特に無い。
問題点
-
すばやくリユース砲を切り替えられない
-
硬い隕石が多く飛んでくるときはバルカン等、複数の隕石がまとまって飛んでくるときはレーザー等使いたいといったことが発生するが、どういった隕石が飛んでくるかは予測がつかない。
-
切り替えるにはUFOをタップしてメニューを開く必要があり、この工程で1,2秒ロスしてしまう。切り替えの際、今飛んできている隕石を見逃さなくてはならない。
総評
基本的にはタップ以外の複雑な操作は必要とせず手軽にプレイできるゲームであるが、緻密に表現された隕石を痛快に壊せる部分で、プレイヤーが能動的に関与できる点は長所である。
最終更新:2024年09月10日 07:12