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#42 えらいこっちゃ

『週刊少年ジャンプ』2026年34号収録


エピソード概要

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お題

お題 大喜利メール ラジオネーム
「10年前の自分から届いた手紙の
衝撃の書き出しとは?」
「カズは引退しましたか?」 バトルえんとつ
「今年こそ紅組が勝ちましたか?」 うなぎポテト

普通のお便り

メール ラジオネーム
「こんばんは 大瀬良君の同級生です
小山君はクラスが違って知らないかもしれませんが
大瀬良君は文化祭実行委員をやっていません」
「でも 確かに大瀬良君は文化祭の準備を
めっちゃ手伝っていました
クラスの可愛い女の子と一緒に準備がしたくて
頼まれてもいないのに荷物を運んだり
設営を手伝っていたと記憶しています」
今夜も秋ナス

SUNNY CAR WASH「キルミー」

元ネタ解説

「──でね トンビにほぐし水取られちゃったんだー」「なんで河原で蕎麦食べてたの?」
  • トンビ(トビ)は、タカ科に属する大型の鳥。海岸や河川敷、市街地などでよく見られ、上空を円を描くように飛ぶ姿が特徴。
    • トンビは本来、警戒心が強く人間にはあまり近づかない鳥である。しかし、「鳶(トンビ)に油揚げをさらわれる」ということわざがあるように、人の多い海岸や河川敷などでは、餌付けや食べ物を奪った経験によって人慣れした個体が、上空から食べ物を狙って急降下し、食べ物を奪っていくことがある。
  • ほぐし水とは、コンビニなどで販売される冷たい蕎麦やうどんに付属する、固まった麺をほぐすための液体。麺にかけて軽く混ぜることで、一本ずつ食べやすい状態に戻す役割がある。
    • 主成分は水で、商品によっては品質を保つために酸味料などが加えられている。
10回クイズ
  • 10回クイズとは、同じ言葉を10回繰り返させた直後に、似た響きの答えを誘う質問をする言葉遊び。
    • 日本では、1987年にラジオ番組『鴻上尚史のオールナイトニッポン』の企画「10回クイズちがうね」で取り上げられ、翌年に番組本が出版されたことで全国的なブームとなった。
    • 番組本では「ヒラヤマ」から「ヒマラヤ」と誤答させる問題が原点として紹介されており、「ピザ」の問題は後に定番化した代表例と考えられる。
「この木 なんの木 どうする気?」
  • 日立グループのテレビCMソング「日立の樹」の冒頭、「この木なんの木 気になる木」をもじったものと考えられる。同CMは1973年に放送を開始。
    • CMに登場する大木は、ハワイ・オアフ島のモアナルア・ガーデンにあるモンキーポッド。大きく枝を広げる姿が、日立グループのまとまりや成長、総合力を象徴している、とされている。(日立の樹オンライン)
「神よ 私に放課後を...」「ご加護みたいに言わないで」
  • 「放課後」と「ご加護」の韻の近さを使った言葉遊び。
  • ご加護とは、神や仏が人を守り、災難を遠ざけたり、力を与えたりすること。
「それに まるいし おおきいし うまいし」「なにその あまおうの語源みたいなやつ」
  • あまおうは、福岡県が約6年かけて開発し、2003年から本格販売を始めたブランドイチゴ。福岡県内に限って生産されており、正式な品種名は「福岡S6号」、流通上のブランド名が「あまおう」である。
    • 名前は、その特徴である 「かい」 「るい」 「おきい」 「まい」の頭文字を組み合わせたもの。また、「甘いイチゴの王様になってほしい」という意味も込められている。(JA全農ふくれん いちごの国から 博多あまおう)
「最近着てない長襦袢(ながじゅばん)とかでもいい?」「え あの史上初めてノーベル賞とった音楽家を?」「ボブ・ディランじゃないよ」
  • 長襦袢は、和服を着る際に、肌着の上・着物の下に着用する衣類。着物に汗や皮脂が直接付くのを防ぎ、汚れや傷みから守る役割を持つ。
    • 形は着物に似ており、袖口や振り、襟元から一部が見える。そのため、着物との色合わせを楽しむ装飾的な意味もある。
    • 丈が腰までの「半襦袢」に対し、裾近くまで長さがあることから「長襦袢」と呼ばれる。着物の滑りをよくして着崩れを防ぎ、裾さばきをしやすくする働きもある。
  • ボブ・ディランは、アメリカを代表するシンガーソングライター。本名はロバート・アレン・ジマーマン。1941年にミネソタ州で生まれ、若い頃からフォーク歌手のウディ・ガスリーらに影響を受けた。1961年にニューヨークへ移り、翌年にデビューアルバムを発表。
    • 1960年代には「風に吹かれて」「時代は変る」などを発表し、人種差別や戦争、社会の変化を描いた歌詞によって、公民権運動や若者文化を象徴する存在に。ただし本人は「プロテストソングの歌手」という枠に収まることを嫌い、次第に個人的で抽象的な作風へと移行。1965年頃には、アコースティック中心のフォークからエレキギターを取り入れたロックへ転向し、「ライク・ア・ローリング・ストーン」などを発表した。こうしてフォークとロックを結び付け、後の音楽や歌詞表現に大きな影響を与えた。
    • 特徴は、独特なしゃがれた歌声と、聖書・文学・社会問題などを織り交ぜた象徴的な歌詞にある。2016年には「アメリカの歌の伝統の中に新たな詩的表現を生み出した」としてノーベル文学賞を受賞し、歌詞も文学になり得ることを世界的に示した人物として評価されている。
「茶道部のリベロってお茶菓子だけ食べるのかな?」「茶道部にリベロないよ」
  • リベロは、バレーボールにおける守備専門のポジション。他の選手と違う色のユニフォームを着用し、主にレシーブなどの守備を担う一方、前衛での攻撃には制限がある。
  • 茶道では、お茶を点てる側と客側に分かれ、客は抹茶を飲む前に甘い菓子を口にする。この菓子は一般に「お茶請け」と呼ばれる。
    • リベロが専門としているボールを「受け(●●)る」ことと、「お茶請け(●●)」の「うけ」を掛け、もし茶道部にリベロが存在するならば、お茶を点てたり茶道の作法を行ったりするのではなく、お茶請けをいただくことだけを担当する部員なのではないか、と想像を膨らませたボケであると考えられる。
  • 茶道では客の側にも作法がある。イベントなどの茶会で広く市民に(茶道未経験者に)開かれた中で茶をふるまわれる分には、特に緊張したり萎縮したりせずおいしく茶菓子とお茶をいただけば十分なのであるが、きちんと茶道を志すならば、客としての心得やふるまいを身に着ける稽古をすることになる。
    • 茶会には、ホスト役として茶席をセッティングし茶を点ててふるまう亭主、亭主と茶道に関する知識をもとにやりとりしつつ客サイドをリードする正客(しょうきゃく)、正客の次に座って正客をサポートする次客、客サイドの最後に座って他の客や亭主に配慮しながら茶会の進行をフォローする末客(お詰(おつめ)とも)といった「ポジション」がある。正客と末客はとくに重要な役割のあるポジションなので、初心者は特殊なお役目のない中間の客(中客と呼ばれることがある)を務めるのが通例である。
    • 茶道は勝敗を競うものではないが、亭主からのふるまいを受けたりそれにリアクションしたりするのを攻守になぞらえるならば、中客がリベロのようなものになるかもしれない。
「足元気をつけてね 踏み俵あるよ」「...え 俺を土俵入りさせようとしてる?」
  • 踏み俵は、盛り上げられた土俵へ上り下りするため、土俵の傾斜部分である「土端(どは)」に埋め込まれた小さな俵。これを使って作られた踏み段を正式には「上がり段」と呼ぶが、上がり段そのものを「踏み俵」と呼ぶこともある。
    • 土俵上で勝負の境界を示す「勝負俵」よりも短く、長さは約56センチ。正面に1つ、東・西・向正面にそれぞれ3つ、合計10俵が設けられている。
    • 俵は藁だけでできているのではなく、藁製の袋に土を詰めた「小俵」である。本場所の土俵には勝負俵や徳俵など合計66俵の小俵が使われ、そのうち10俵が踏み俵に当たる。
  • 土俵入りは、大相撲で取組の前に力士が土俵へ上がり、観客に姿を披露しながら決められた所作を行う儀式。
    • 幕内・十両力士が集団で行うものと、横綱が露払い・太刀持ちを従えて行う「横綱土俵入り」がある。横綱土俵入りでは、柏手や四股、せり上がりなどを行い、その堂々とした姿を観客に披露する。
    • なお、単に土俵へ上がることをすべて「土俵入り」と呼ぶわけではない。

大喜利解説

「10年前の自分から届いた手紙の衝撃の書き出しとは?」「カズは引退しましたか?」
  • 「カズ」とは、「キング・カズ」の愛称で知られるサッカー選手・三浦知良のこと。1993年のJリーグ開幕時から活躍し、50代を迎えても現役を続けている、日本サッカー界を代表するベテラン選手である。2026年現在も、59歳で福島ユナイテッドFCに所属している。
  • 10年前の自分から届く手紙なら、自分自身の未来について尋ねるのが一般的。しかし、自分のことより先にカズの去就を気にしているというずらし。
  • 10年もあれば普通の選手なら現役生活を終えていても不思議ではないが、カズの場合は「10年後もまだ現役かもしれない」と思わせるほど現役期間が長い。その規格外の選手生活を利用した笑い。

「10年前の自分から届いた手紙の衝撃の書き出しとは?」「今年こそ紅組が勝ちましたか?」
  • 「紅組」は、年末恒例の『NHK紅白歌合戦』で白組と勝敗を競うチーム。
  • これもまた、自分のことよりも紅白歌合戦の結果を気にしているというずらし。
  • 「今年こそ」という言い方によって、紅組がなかなか勝てていないかのような印象を与え、実際の勝敗を正確に覚えていなくても抱きがちな、「なんとなく白組の方が勝っている」という意識を利用したボケ。
    • (作中の現在が何年なのかは明言されていないが)2025年の第76回終了時点の通算成績は白組42勝、紅組34勝。21世紀に入ってからの結果を見てみると、紅組が8勝であるのに対し、2005年〜2010年の6連勝や2012年〜2014年、2017年〜2019年と、2度の3連勝を挙げている白組が17勝と、倍以上の差をつけている。
  • そもそも紅白歌合戦の勝敗というのは、たとえば「去年の夏の甲子園の優勝校」などに比べれば、それほど大きな関心が寄せられたり、持続したりするものでもないという、身もふたもない見方もある。

キャッチコピー&アオリ文

カラーページ
振り返ると いつも君がいる。
少し先に いつも君がいる。

冒頭ページ
ᯤ前後の座席で息ぴったり!

最終ページ
ᯤ準備も楽しい文化祭!

作者コメント

くらげは銘々好きに呼ばれてるので学校にあだ名いっぱいあります!野良猫的な

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最終更新:2026年07月29日 16:46