#45 まずいかも!
『週刊少年ジャンプ』2026年37・38号収録
エピソード概要
お題
| お題 |
大喜利メール |
ラジオネーム |
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うなぎポテト |
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ノイズキャンセリングジャンキー |
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ドキドキ縄文土器 |
| 『狭すぎる洋服屋 どんなの?』 |
「TシャツもYシャツもIシャツになっている」 |
森にふくろう |
元ネタ解説
- 「わー 何百年もかけて形成されてるんだねー」「それ鍾乳洞じゃなくてショーウインドウだよ」
- 鍾乳洞とは、主に石灰岩でできた地域に形成される洞窟のこと。雨水は大気中や土壌中の二酸化炭素を取り込むことで弱い酸性となり、地中へ染み込む過程で石灰岩の主成分である炭酸カルシウムを少しずつ溶かしていく。これが長期間続くことで岩の割れ目や空洞が徐々に広がり、やがて大きな洞窟へと発達する。
- さらに洞窟内では、石灰分を含んだ水滴から炭酸カルシウムが再び析出・堆積し、天井から下へ伸びる「鍾乳石」や、床から上へ伸びる「石筍」などが形成される。これらは非常にゆっくりと成長し、洞窟全体も長い年月をかけて形作られている。
- ショーウインドウとは、百貨店や衣料品店などの店頭に設けられる、商品を展示するためのガラス張りの陳列スペースのこと。単に商品を並べるだけでなく、通行人の目を引いて店内へ誘導したり、季節感や流行、ブランドの世界観を視覚的に伝えたりする役割を持つ。そのため、衣服や靴、バッグ、雑貨などをマネキンや装飾品と組み合わせ、テーマに沿って演出することも多い。
- 日本語では「ショーウインドー」「ショーウィンドー」などとも表記され、英語の「show window」に由来する。
- 「ニューエラ? どんな漢字?」「絶対英語だろ」
- 「ニューエラ(NEW ERA)」とは、1920年にアメリカ・ニューヨーク州で創業したヘッドウェア・アパレルブランド。創業者のエルハルド・クックが帽子会社を立ち上げたことに始まり、1930年代から当時人気を拡大していた野球用キャップの製造へ進出。1934年にはクリーブランド・インディアンス(現クリーブランド・ガーディアンズ)のプロ用ベースボールキャップを製作した。
- 特に有名なのが、1954年に誕生したベースボールキャップ「59FIFTY」。型崩れしにくい独特のシルエットを持つニューエラの代表的モデルで、1993年には同社がMLB全球団の試合用キャップを製造する独占的な権利を獲得。その後は野球用品の枠を越え、アーティストやブランドとのコラボレーションなどを通じて、ストリートファッションや音楽をはじめとするカルチャーの分野にも広く浸透している。
- なお、「era」は英語で「時代」「時期」などを意味する語で、「new era」で「新時代」「新しい時代」の意となる。
- 「お腹すいたー ボロナイヤン食べたいな」「ボロネーゼの関西弁だ!」
- ボロネーゼとは、イタリア北部の都市・ボローニャを発祥とする肉料理「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ(ragù alla bolognese)」を使ったパスタ料理。日本では一般に、ひき肉を玉ねぎや香味野菜などと炒め、トマトやワインなどを加えて煮込んだ濃厚なミートソース系のパスタを「ボロネーゼ」と呼ぶことが多い。本場では牛肉などをじっくり煮込んだラグーを、平打ち麺のタリアテッレと合わせるのが代表的で、ラザニアのソースとしても使われる。ちなみに「bolognese」はイタリア語で「ボローニャの」「ボローニャ風の」といった意味。
- 「ないやん」は、「~ないじゃん」「~ないじゃないか」などに近い意味で使われる、関西弁でおなじみの言い回し。「そんなこと聞いてないやん」「何も入ってないやん」のように、否定表現の「ない」の後ろに「やん」が付くことで、相手への確認や指摘、驚き、軽い非難などのニュアンスが加わる。
- 「やん」は関西地方で使われてきた終助詞的な表現で、「~やないか」「~やんか」などとも近い。「そうやん」「違うやん」のように、必ずしも否定文だけに付くわけではなく、「そうじゃん」「違うじゃん」に近い感覚で使われる。なお、「やない」は標準語の「じゃない」「ではない」にあたる表現で、「俺やない(=俺じゃない)」のように使われる。一方、「食べてないやん」の「ない」は動詞「食べる」の否定であり、その後ろの「やん」が話し手の確認・指摘のニュアンスを担っている。そのため、同じ「ないやん」でも、単純に一つの方言語として成り立っているわけではない。
- 関西弁では、標準語の「~ない」にあたる否定表現として「~へん」がよく使われる。「行かない」→「行かへん」、「知らない」→「知らへん」、「食べない」→「食べへん」といった形で、日常会話では非常に一般的な言い回しである。また、動詞によっては「見ない」→「見いひん」、「来ない」→「けえへん」「こうへん」など、地域や話者によって形が変化することもある。
- また、「ボロネーゼ」の語尾にある「ネーゼ」は、日本語として聞くと「ねーぜ」という言い回しにも聞こえる。「ねーぜ」は、「ないぜ」がくだけたような響きを持つ表現で、「知らないぜ」→「知らねーぜ」、「そんなものはないぜ」→「そんなものねーぜ」のように使われる。この場合、否定を表しているのは「ねー(ねえ)」の部分で、「ぜ」は発言を強く言い切ったり、相手に念を押したりする終助詞である。「ねー」は「ない」がくだけた発音になったもので、特に荒っぽい男性口調や漫画・アニメなどの台詞でよく見られる。
- 「二度付け禁止だからね」「串カツじゃないんだから」
- 「二度付け(二度漬け)禁止」とは、大阪の串カツ店、とりわけ新世界周辺の店で広く知られるルール。かつての串カツ店では、卓上に置かれた大きな容器のソースを複数の客で共用し、揚げたての串カツをそこへ直接くぐらせて食べるスタイルが一般的だった。そのため、一度口を付けた串カツを再び共用のソースへ入れると、唾液などがソースに混ざってしまうことから、衛生上の理由で「ソースの二度漬け禁止」とされた。
- とはいえ、一度漬けただけではソースが足りなくなることもある。そんなときは、一緒に出される生キャベツでソースをすくい、それを串カツへかけるという食べ方も知られている。大阪・新世界の老舗「串かつだるま」も、キャベツには口直しだけでなく、共用ソースを汚さず追加のソースをかける役割があったとしている。当然、一度口を付けたキャベツをもう一度ソースへ入れるのもアウトである。
- 「二度漬け禁止」は現在では、大阪の串カツを象徴する言葉の一つと言っていいほど有名になっている。ただし、そのルールがいつ・どの店で最初に生まれたのかについては、はっきりとした起源が定まっているわけではない。なお、コロナ禍以降は共用のソース容器をやめ、ボトルなどから直接かける方式へ変更した店もあり、昔ながらの「二度漬け禁止」を必要としない提供方法も増えている。
- 「徳川吉宗がぶどうの品種改良したの知ってる?」「巨峰の改革…?」
- 「巨峰の改革」は、江戸幕府第8代将軍・徳川吉宗が行った「享保の改革(きょうほうのかいかく)」と、ブドウの品種「巨峰(きょほう)」を掛けた言葉遊び。
- 享保の改革とは、1716年に第8代将軍となった徳川吉宗が、悪化していた幕府財政の立て直しなどを目的として進めた一連の政治改革。質素倹約を奨励して幕府の支出を抑える一方、新田開発や農業の振興によって収入の増加を図った。1722年には、大名から1万石につき100石の米を納めさせる代わりに、参勤交代で江戸に滞在する期間を短縮する「上米の制」を実施。また、年ごとの収穫量によって年貢率を決める方法から、一定期間は原則として同じ年貢率とする「定免法」への移行を進めるなど、米を中心とした幕府財政の安定化を目指した。
- 財政の政策だけでなく、1721年には庶民から政治への意見や要望を募る「目安箱」を設置。そこへ寄せられた意見をきっかけに、貧しい人々の治療を行う小石川養生所なども設けられた。このほか、有能な人物を役職に就けやすくする「足高の制」、裁判の基準をまとめた「公事方御定書」、キリスト教関係を除く洋書の輸入規制緩和など、改革の範囲は財政・農政だけでなく行政や司法、学問にも及んでいる。
- 品種改良とは、異なる品種を交配したり、その中から優れた性質を持つ個体を選抜したりすることで、より望ましい特徴を持った新品種を作り出していくこと。ぶどうの場合は、粒の大きさや甘さ、香り、果皮の色、収穫量だけでなく、日本の高温多湿な気候への適応性や病気への強さなども重要になる。果樹は種をまいてから実がなるまで時間がかかり、さらに何年も栽培して性質が安定しているか確かめる必要があるため、新しい品種を生み出すには長い年月を要する。
- ちなみに、ボケに使われている「巨峰」そのものは吉宗の時代に作られた品種ではない。農学者の大井上康(おおいのうえ やすし)がブドウの交配育種を研究し、1942年に「石原早生(いしはらわせ)」と「センテニアル」を交配して、大粒で糖度の高いブドウを作出したもの。研究所から見える富士山にちなんで「巨峰」と名付けられたとされる。
大喜利解説
- 『狭すぎる洋服屋 どんなの?』「TシャツもYシャツもIシャツになっている」
- 「Tシャツ」「Yシャツ」という衣服の名前に含まれるアルファベットを、実際の服の形に見立てたボケ。
- Tシャツは、身頃から左右に袖が伸びた形がアルファベットの「T」に似ていることから、その名が付いたとされる。一方のYシャツは、服の形が「Y」に見えるからではなく、英語の「white shirt(ホワイトシャツ)」が日本で訛って「ワイシャツ」と呼ばれるようになったものとされている。
- そんなTシャツもYシャツも、店があまりに狭すぎるせいで横幅をぎゅっと押しつぶされ、ついには一本線の「Iシャツ」になってしまった、という発想。 Tは左右に伸びる横棒、Yは左右に分かれる上部を持つのに対し、Iはほぼ縦一本であるため、「横幅がなくなるほど狭い」という状況をアルファベットの形そのもので表現している。
- もちろん「Iシャツ」という一般的な衣服が存在するわけではない。
キャッチコピー&アオリ文
カラーページ
Listen to My Heartwave
冒頭ページ
ᯤ"月ミド"ホラートークのコーナーが終わり…
最終ページ
ᯤコツコツ、悪の道へ!
作者コメント
さむわん表紙のGIGAは8/17発売!付録にひまわりくらげのグッズついてます!
最終更新:2026年08月24日 00:21