【Fate】SS速報・鯖鱒wiki

永久凍結死都 ビザンティウム

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 《特異点名》:永久凍結死都・ビザンティウム
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 《舞台背景》:
 【事件】ペストの大流行
 【時代】西暦543年
 【地域】東ローマ帝国、コンスタンティノープル付近
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 《長さ》:中編
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 《黒幕》:ロウヒ(、ブギーマン)
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 《特異性》
 黒死病の脅威に晒される東ローマ帝国から突如太陽が失われ、永遠の夜が続く。

 さらにその前後、帝国から黒死病が消え、代わりに原因不明の昏睡が蔓延するようになる。
 昏睡は爆発的に範囲を拡大し、ついに首都コンスタンティノープル全域を覆い尽くす。
 帝都はほぼ完全に機能を停止し、終わらない夜の中、死に絶えたように眠り続ける。

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 《黒幕の目的》
 特異点発生に伴う野良サーヴァントの発生を利用し、聖杯を完成させる。
 願望機として成熟させた聖杯を用い、本来の目的であるポホヨラの再建、家族の蘇生を実現させんとする。

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 《ストーリー開始時点での秘匿情報》

  ・失われた太陽はロウヒの宝具によるもの。ロウヒが倒されれば元に戻る。

  ・ゆくゆくは新生ポホヨラの国民にする予定のため、ロウヒには現地人を殺害するつもりはない。

  ・一体一体は殆ど脅威にならないものの、ブギーマンはおおよそ帝国市民の数だけいる。
   特異点全域が暗闇に包まれているため、突然の奇襲攻撃も厄介。
   飛行能力は無いが、飛行宝具に暗闇があれば侵入される。
   マスターはロウヒ。そのためこちらもロウヒが倒されれば消滅する。

  ・ある程度の光量を確保し、暗い場所を極力なくせばブギーマンの侵入を防ぐことができる。
   ブギーマンに扉を開ける能力はないため、暗闇の通路さえ封じればいい。
   しかし当然、ロウヒに加担する他のサーヴァントにはこの対処法は通用しない。

  ・ブギーマンとしては特異点の発生にはあまり賛成できないが、ロウヒの心境も理解できるため黙認。
   精神的にもできるだけ支えてあげようというスタンス。
   ロウヒとしてはブギーマンは良き友人であり協力者。
   無自覚だが亡くなった娘と重ねている節もある。

  ・太陽の消失はある種の概念的なものなので、直接的な影響は出にくい。
   が、それでも徐々に気温が下がっていき、最終的には特異点ごと凍結する。
   味方側サーヴァントの全滅、もしくは特異点の完全凍結が敗北条件となる。(かかる日数は書き手に任せる)

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 《推奨サーヴァント》:
 ○ロウヒに対抗する勢力
  ・集団で襲ってくるブギーマン達に対処するため、対軍能力を持ったサーヴァントが相応しい。
  ・聖杯の力が加わるとは言っても、ロウヒ自体は飛び抜けて強力なサーヴァントではない。
   ので、チート級に強いサーヴァントが複数いると戦力過多になるかもしれない。
  ・ロウヒの使役する太陽の力に対抗するため、太陽神関係のサーヴァントを入れたり。

 ●ロウヒに味方する勢力
  ・ロウヒとブギーマンだけでは展開に起伏が出ないので、敵側にもサーヴァントがいる方が良い。
  ・正義より感情を優先するタイプ、ロウヒの境遇に同情し手を貸してくれるような人情家、
   主に仕えること自体を良しとする忠義者が望ましい。

 ☆ワイナミョイネン
  ・ロウヒの因縁。いてもいなくてもいい。
  ・おそらく第三勢力として登場し、独自にロウヒとの決着を試みようとするだろう。
  ・味方の戦力が十分なら幕間としてロウヒvsワイナミョイネンを挟んだり、戦力が不十分なら味方に加えたり。

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 《主要な現地人》:
 殆どの現地人は眠っているため物語には出てこない。
 数少ない対処法を見つけた現地人がレジスタンスを形成、サーヴァントも加えてロウヒに反抗する。

 ・ユスティニアヌス
 東ローマ帝国の皇帝。
 「大帝」とも称されるように当時における最重要人物の一人。
 ローマ法大全の編纂やハギア・ソフィア大聖堂の再建など、様々な偉業をもつ。
 全盛期にはその非常な精勤さから「眠らぬ皇帝」とも呼ばれた。
 彼もペスト患者の一人であったが、大昏睡の発生前後に突如回復したという。

 ロウヒによる宮殿襲撃時に数人の部下と宮殿を脱出しており、辛くも市街に逃れていた。
 その後、偶然にも対処法を発見していた市民達を指導し、小規模のレジスタンスを結成することになる。
 ペスト大流行によるローマ帝国再興事業の挫折に皇帝は内心かなり滅入っていた。
 しかし、この極限状態で皇帝の何たるかを再認識し、一念発起して事態に立ち向かう。


 もしwiki上にサーヴァントとしてデータがあるならそれに合わせても良いし、
 もしなければ、自分で適切な性格に自由に設定するのが良いだろう。
 ドミティアヌスに似ていたらしいので、なんならAAは同じでもいいかも。

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 《ストーリーの一例》
 ※これはあくまでストーリーの一例であり、従う必要は無い。
  また、記載している以外にも分岐は存在しうる。

 ○開始前
  Ⅰロウヒ、召喚される。聖杯が与えられているが、ロウヒの願望を実現するにはリソースが足りない。

  Ⅱ放浪するロウヒ。道中ペストに侵されている村を発見し、九の災の応用を用いて治療を施す。
   この時点で小さな歴史との差異が発生。半特異点のような状況となる。

  Ⅲロウヒ、護衛としてサーヴァントを召喚する。
   この時、民衆のペストへの恐怖が触媒になりブギーマンが召喚される。
   ロウヒはブギーマンの性質に気づき、聖杯を利用した計画を立てる。

  Ⅳロウヒ、空中より宝具と九の災を組み合わせ、帝国全域からペストを排除する。
   この時長時間眠っていても生命に影響が出ないようにする処理も加えている。

  Ⅴロウヒ、聖杯のリソースを利用し、かつての太陽強奪の再現を為す。
   ブギーマンは永遠に夜が続いていると誤認し、帝国市民を襲いながらその数を増やしていく。
   この異常事態に帝国内は混乱の渦に叩き込まれる。
   宮殿襲撃される。この時皇帝ユスティニアヌスが行方不明に。

  Ⅵロウヒ、コンスタンティノープル大宮殿を占拠。聖杯の力で神殿として再構成し、ここを拠点とする。
   さらに追加のサーヴァントを数騎召喚し、野良サーヴァントの出現を待つ。
   特異点、永久凍結死都成立。

 ①物語開始
  Ⅰレイシフトしてきた主人公たちは時間帯が夜であると認識する。
   この時、連れてきていなければサーヴァントの召喚。

  Ⅱ謎のサーヴァント(ブギーマン単体)の襲撃を受ける。
   よっぽど弱いサーヴァントでなければ倒せるはず。ブギーマン、消滅。

  Ⅲ主人公たち、市街地を発見するが人気が全くない。
   加えて、移動にもそれなりに時間がかかったはずなのに、夜が明ける気配がない。

  Ⅳ市街地にて数百体規模のブギーマンたちの襲撃に遭う。数が多すぎるため対処しきれない。
   そこにロウヒに敵対する側のサーヴァント(以下α)が登場。協力しつつなんとかブギーマンたちから逃れる。

  Ⅴ移動中αに状況説明を受けつつ、レジスタンスの拠点まで案内される。
   避難していた皇帝の率いるレジスタンスと交流。

  Ⅵ敵の本拠である大宮殿を攻めるための戦力集め。
   周囲を探索しつつ、生き残りの野良サーヴァントを捜索する。
   この時敵側のサーヴァントと遭遇戦をしたり、味方を発見したり。

  Ⅶだいたいここまででワイナミョイネンを発見、懐柔できなかった場合Aへ、出来た場合はⅧへ。

   AⅠ幕間。召喚されたワイナミョイネンは空の異状からこの特異点が宿敵ロウヒのものであると推測。
     身内の不始末は身内で片付けるもの、と単独行動を開始する。

   AⅡワイナミョイネン、宮殿へ。ロウヒを一時は圧倒するもののロウヒは聖杯を使う。
     ※実態はどうあれ、聖杯自体がある種キリスト教の聖遺物扱いのため、ワイナミョイネンの弱点になる。
     ワイナミョイネンの敗北。しかし、ロウヒの側にもそれなりの消耗を残す。Ⅷへ。

  Ⅷレジスタンスと主人公たち、宮殿へ。最初はレジスタンスを置いていこうとする主人公たちであったが、
   この時代の人間である我々にはこの戦いを見届け、せめて一矢を報いる義務がある、という反論もあり、
   共に最後まで戦い抜くことを決意。

  Ⅸ宮殿に向かうにつれ濃度を増していくブギーマンたちや敵側のサーヴァントの妨害。
   現地人たちに脱落者が出始めるが、皇帝の鼓舞も後押ししなんとか突破する。

  Ⅹ宮殿に到達する主人公たち。待ち構えるロウヒと対決する。
   この際先にワイナミョイネンが戦っていれば疲弊が残っているためいくらか弱体化している。

  11戦いの末ロウヒを倒したかと思った主人公たちであったが、ロウヒは第二段階に移る。
   宮殿と聖杯、さらに奪った太陽を己と融合させて巨大な怪鳥に変じたロウヒ。
   ここで最終決戦。両陣営ともに全力を出し合い、ついにロウヒを撃破する。

  12最期にロウヒは問う。私が居なくなれば病は再び巻き起こり、たくさんの命が失われるであろう。
   それは国の衰退をも引き起こし、いずれこの帝国の滅亡の一因にもなるはず。後悔することはないのか。
   このまま自分の願いが叶っていれば新生ポホヨラの国民として安寧を与えていたというのに、なぜ拒むのか。
   己の人生に後悔してばかりだったロウヒには、それが不思議だったのだ。
   皇帝は答える。確かに私の帝国が滅ぶ日には私は涙するだろう、後悔もするに違いない。
   しかし、それでも世界は続いていく。神祖より続くローマは、人類ある限り永遠なのだ。
   お前の世界は永久ではあるが停滞だ。いずれ行き詰まる一方通行でしかない。
   それに、皇帝である私が誰かの下に付くなど納得できる訳もあるまい?と。
   答えを受け取ったロウヒはひとしきり笑ったあと、
   ブギーマンに協力と友好への感謝と、目的を達成できなかった謝罪を告げ、消滅する。
   ブギーマンもまた、マスターを失ったことで現界を保てず、消滅する。
   ロウヒが消滅したことで全ての異常は元に戻る。

  13宮殿から見る夜明け。太陽は何事も無かったかのように帝国を染めていく。
   その美しい景色を目に焼き付けながら、主人公たちは元の時代に帰っていく。

   特異点、修復。

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使用歴

【安価・あんこ】SS初心者の聖杯戦争【Fate・鱒鯖wiki】
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