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大命詩篇 - (2012/02/07 (火) 05:35:58) の編集履歴(バックアップ)
【初出】
VIII巻(名称はX巻)
組織秘蔵のものであり、その物に直に触れたことがあるのは、『
三柱臣』の三柱と
教授(&
ドミノ)のみ。のちに
教授に代わって
ラミーが分析の任に当たることになる。
極めて複雑な自在式であり、解読や起動も極めて困難。そのため[仮装舞踏会]の面々は自在式の知識に長ける教授らに解読や起動を委託している。
例え一部の断篇でも物体に刻めば破壊や干渉を受け付けなくなる『
完全一式』という特殊な式でもある。オリジナルを持つ
ヘカテーは共振することで『大命詩篇』を破壊できる。
単一の物ではなく、様々な効果の自在式を総称して『大命詩篇』と呼んでおり、これまでに
などが確認されており、
ベルペオルの言からは鎧の『暴君II』にも今まで多数打ち込まれていたことが確認できる。
過去、解読のために『大命詩篇』を預けられた教授は、その場の思いつきで『大命詩篇』の一部を勝手に持ち出し、興味本位で式の改変を行った挙句、危機に陥った際にあっさりこれを手放してしまった。
その断片は数十年のうちに巡りめぐってアシズの手に渡り、『壮挙』に利用されたのだった。
その正体は
創造神“
祭礼の蛇”がこの世で動く代行体を構築するべく、『
久遠の陥穽』にて永い年月と試行錯誤を重ねて編み上げた物。
それゆえ正式な用途は代行体を構築するための自在式であり、正しく管理された物は全て『暴君』及び『暴君』と化す予定のモノにのみ使用されている。
巫女であるヘカテーを通じて、長い年月をかけて少しずつこの世に送り届けており、ヘカテーが星に近い山の頂で「いと暗きにある御身(『久遠の陥穽』にいる“祭礼の蛇”)」に向けて「他神通あれ」と祈ることで、周囲に
銀色の雫が降り注ぎ、銀色の
炎をともなって虚空より現れる。
いかに『創造神』といえども作成は困難であったようで、第二層機関部という極一部分の式の十八案目の式でさえ「そんな古いものが実用に耐え得るのかね?」とベルベオルが疑問に思うほど、失敗と成功を重ねて作られたようだ。
【コメント】
☆
アニメ第2期で登場した。
☆XIX巻では“祭礼の蛇”本体を復活させる為にヘカテーが起動させた。
☆おそらくは
ヨーハンによって、
フィレスや
シャナたちに漏洩したと思われる。