RX-24(キャプテン・レックス/R-3X)とは、スター・ツアーズ社およびオーガズ・カンティーナで働くRXシリーズ・パイロット・ドロイドの名称である。
概要
- 1BBYのスペースポートTHX1138において、スタースピーダー1000のパイロットを担当する予定だったドロイド。しかし、欠陥が見つかったため工場に返送されることとなり、その席はAC-38に取って代わられた。
- なお、スター・ツアーズ社はフライトを優先するあまり、RX-24の修理を後回しにし、欠陥品のタグをつけたまま放置している。
- 帝国崩壊後のエンドア行きのフライトでは、修理を終えてパイロット・ドロイドとしてスタースピーダー3000を操縦することに。しかし、初フライトにしてコースを間違え彗星に突撃した挙句、帝国軍残党との戦闘区域に進入してしまった。結果的に第3デス・スターの破壊に協力したが、エンドアには辿り着けず乗客は蜻蛉返りをする羽目になった。
- その後、RX-24の操縦する船が惑星バトゥーに墜落し、彼は再プログラムを受けてR-3Xへと生まれ変わった。34ABYではオーガズ・カンティーナでDJとして働いている。
性格
- 初フライトなので仕方がないとは言え、コースを間違える、ブレーキの場所が分からないなどドジが目立つ。しかし、乗客を安心させたいのか、「予定の行動」「全て順調」と見栄を張っている。
- 帝国残党と会敵した際にノリノリで戦闘に参加する様子から、実は好戦的であることが分かる。また、彗星を巧みに回避したり敵機を撃破したりと、操縦や戦闘の腕は確かである。
余談
- スター・ツアーズで使用されるフライトシミュレーターは大きな揺れを伴うシステムであり、設備が大きく消耗するという欠点を抱えていた。これをクリアするために脚部をボルトで固定しつつ、バイザーの動きで感情を表現し、ライトスピードの際にレバーを引くアクションなどを正確に再現できるよう、上半身が多彩に動くデザインが採用された。
- 本国でRX-24の声優を担当したポール・ルーベンスは、同じく彼の演じたピーウィー・ハーマンというキャラクターを意識して声を当てており、RX-24をコミカルなキャラクターに仕上げることができた。
参考資料
- 『ディズニーパークの裏側〜進化し続けるアトラクション〜』