目次
ログ
[メイン] ABC(RL) : それでは再開!
[メイン] ABC(RL) : エンディングです!
[メイン] ABC(RL) : エンディング①:グランギニョル
[メイン] ABC(RL) : 決着。
[メイン] ABC(RL) : ツシマPMCのクロガネたちがボートに乗って漕ぎだし、海中に沈んだグランギニョルの本体からドローン部分を救出しています。
[メイン] ”形無し”グランギニョル : たすかる~
[メイン] ABC(RL) : あと撃ち抜かれたアオサギが乗ったボートも牽引してきてます
[メイン] ABC(RL) : で、A区画の港へと引き上げられます。
[メイン] ABC(RL) : 港のディスプレイが点いて
[メイン] A48ネットワーク : 「やりやがったなグランギニョル!」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「A48か」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「すまぬなぁ。正規港を無力化するにはミサイルで掃討する他なくてな」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「いや御免、御免」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : くるくるしている
[メイン] A48ネットワーク : 「めちゃくちゃ過ぎるんだよ!ドラゴンブレスに焼かれるより酷いことになるとは思ってなかったぞ!」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「はっはっはっ」
[メイン] I37ネットワーク : 「私なんか吸着機雷をワイヤーで連結した兵器ですよ。A48姉さんの被害は軽い方です。」
[メイン] I37ネットワーク : 「なんですか、吸着機雷をワイヤーで連結した兵器って。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「なんであろうな。吸着機雷をワイヤーで連結した兵器とは」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「某、N◎VAの文化は未だに分からぬ」
[メイン] O04ネットワーク : 「σ(゚∀゚ )オレシも抗議する」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「O04もなぁ。各部位を破壊するにはミサイルランチャーが最も効率的でなぁ」
[メイン] E15ネットワーク : 「まあまあ、いいじゃないですか。グランギニョルも成長したということですよ。」
[メイン] I37ネットワーク : 「ルシファーズハンマーが直撃したE15がそう言うのなら・・・ルシファーズハンマーって何・・・?」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「戦車砲だ戦車砲。格納庫は射出部位さえ崩落させれば事は足りたからな」
[メイン] U26ネットワーク : 「ああ、グランギニョルが私たちを上回ったということだ。素直に称賛する他ないさ。」
[メイン] A48ネットワーク : 「U26は被害受けてないでしょ。」
[メイン] I37ネットワーク : 「U26が言うな、です。」
[メイン] E15ネットワーク : 「直接叩かれてない子は黙っててちょうだい。」
[メイン] O04ネットワーク : 「代わりにσ(゚∀゚ )オレシが破壊する」
[メイン] U26ネットワーク : 「グランギニョル。助けてくれ。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 鉄の刃を擦り合わせたような笑い声
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「悪いが、某はマム殿に用事があるでな。姉妹同士に水を差すような無粋はやめておこう」
[メイン] U26ネットワーク : 「おいグランギニョル!」
[メイン] U26ネットワーク : 「ソドム!助けてくれ!!」
[メイン] A48ネットワーク : 「こいつまたソドムに庇ってもらおうとして!」
[メイン] ソドム : 「まあそう言ってやるな。」
[メイン] E15ネットワーク : 「またU26姉さんを庇うんですから!」
[メイン] ソドム : 「それに、もうすぐマムが到着する。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「おお、ソドム。どうであったか」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「某も、少しはできるようになったろう」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : どやAR
[メイン] ソドム : 「ああ、驚いた。」
[メイン] ソドム : 「ドレッドノートの名を冠する自分を生け捕りにするとはな。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「破壊も止む無しとは思うたが……何も殺すばかりではな」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「何より、それではマム殿が悲しもう」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「無論、某一人の功績ではないが」
[メイン] ソドム : 「であろうな。自分たちは皆マムの子であるからして。」
[メイン] ソドム : 「うむ、グランギニョル。良い仲間を持った。」
[メイン] ソドム : 「マムがどう思っているかは存ぜぬが・・・」
[メイン] ソドム : 「グランギニョル、お前はお前であればいいと、自分はそう思うのだ。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 無言でくるくる
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「……そうか。いや、なんとも、」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「其処許にそう言われては、なんとも面映ゆいな、これは」
[メイン] ソドム : 「まあ自分が何者であるかを分かっているというのは悪くないものだがな!やるべきこと、皆のためにあるべき姿がはっきりする!」
[メイン] ソドム : 「他のクロガネの子らや、ネットワークたちもそうであろうよ。」
[メイン] U26ネットワーク : 「役目を全力で、というのは良いものだ。グランギニョル、お前にもそうした姿が見つかるといいと思っているよ。」
[メイン] A48ネットワーク : 「ま、必要に応じて好きな姿になれるんなら、それでいいんじゃないか?あれだけ凄い機体にだってなれるんだし。」
[メイン] O04ネットワーク : 「σ(゚∀゚ )オレシは否定する。別にこの役目が無かったらN◎VAとかG∞∞LDENとか行きたい。」
[メイン] ソドム : 「・・・そういうことだ。グランギニョル。」
[メイン] ソドム : 「お前らしく生きよ。自由な街、FORTЯЭSSのクロガネらしくな。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「うむ。かたじけない」
[メイン] ゴモラ : 「既に随分と盛り上がっているようですね。」
[メイン] ソドム : 「ああ、マム。グランギニョルを譲ろう。」
[メイン] ソドム : 「ゆっくり話をするといい。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「うむ、マム殿」マムの方に向き直る
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「某は期待に応えられただろうか」
[メイン] ゴモラ : 「グランギニョル。」
[メイン] ゴモラ : 「見事でした。あなたの覚悟を受け止めます。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「まこと、某には重責であるが……。なに、担げるほど大きくもなれる身であるからして」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「ステラなぞよりかは、その務めを果たそう」
[メイン] ゴモラ : 「ええ、こうなってしまっては、ステラ・コンパニオンを打倒して都市崩壊計画を止めるしかありません。」
[メイン] ゴモラ : 「もっと、期待していてよいのでしょう?」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「任せよ、任せよ。某の正体がなんであれ、その期待を裏切りはせぬとも」
[メイン] ゴモラ : 「もちろん、私たちもあなた任せにしておくつもりはありません。」
[メイン] ゴモラ : 「まあ、そんな話はおいおいするとして・・・」
[メイン] ゴモラ : 「少し、大切な話をしましょう。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : おや
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「聞こう」
[メイン] ゴモラ : 周辺から人払いをして
[メイン] ゴモラ : 「グランギニョル。私は、あなたは自分の正体を取り戻すべきだと思っています。」
[メイン] ゴモラ : 「あなたと、あなたの素晴らしい仲間たちのために。」
[メイン] ゴモラ : 「その正体に向き合っておく必要があると。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「うむ。某の正体がなんであれ、その必要性はあると、某も思うておる」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「某の我が儘を許してくれる、家族のためにもな」
[メイン] ゴモラ : 「すっかり一人前になりましたね。」
[メイン] ゴモラ : 「もう少し、踏み込んだ話をしても大丈夫そうです。」
[メイン] ゴモラ :
[メイン] ゴモラ : 「M○●Nであなたを拾った日、私の覚えていることを話しましょう。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「頼む。某も、そのことを尋ねようと思っていた」
[メイン] ゴモラ : 「あの日、私は残骸の下から這い出でました。」
[メイン] ゴモラ : 「その直前のことは、覚えていません。」
[メイン] ゴモラ : 「この動かない足が、その時の怪我によるものなのか、それ以前からなのかも。」
[メイン] ゴモラ : 「覚えているのは、廃墟と化し、火に包まれた大きな建造物。あれは、基地、学舎、それとも研究所だったのかもしれません。」
[メイン] ゴモラ : 「両腕で這い、火の無い方へと進んだ先で出会ったのが、あなたです。」
[メイン] ゴモラ : 「火の無い方が安全だと思って進んだ結果でしたが・・・今思えばあれは、爆心地の方向だったのでしょう。そこは既に火も尽きるほどに燃え切った、深い穴の底でした。」
[メイン] ゴモラ : 「あなたはそこで、倒れていました。正確には、散らばっていたと言うべきですね。」
[メイン] ゴモラ : 「元が何のクロガネだったかは分かりません。主体となるパーツは明らかに切り取られた跡がありました。」
[メイン] ゴモラ : 「けれど、私はこの状況を作り出したのがあなただと確信し、そして必ず助けなければならないと感じたのです。」
[メイン] ゴモラ : 「器物にクロガネとして生を与える私の力は、その時に発現したものです。」
[メイン] ゴモラ : 「最初の"定義"であったが故に、あなたの本来の姿で生を与えることは叶わなかった。ずっと心の中で詫びていましたが・・・もうその必要は無さそうです。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「……」流石に驚いている
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「そうか。某が……」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「マム殿には、苦労をかけた……と謝っても謝り切れぬな。その事件を引き起こしたのが、某というのなら」
[メイン] ゴモラ : 「・・・ええ。私のことはいいのです。」
[メイン] ゴモラ : 「ですが、あなたの本来の姿が、あの日の破壊を引き起こすような何物かであるのなら・・・」
[メイン] ゴモラ : 「あなたと、あなたの仲間たちを傷つけないため、その真実を突き止めておくべきだと。」
[メイン] ゴモラ : 「あなたには、世界を破壊する可能性があると。」
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : そこまで話を聞いたときのことです
[メイン] ABC(RL) : あなたの脳裏に浮かぶ光景があります。
[メイン] ABC(RL) : 今までの記憶にない光景・・・
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : 沢山の目が、あなたを見つめています。
[メイン] ABC(RL) : 目?それとも、ディスプレイの光?
[メイン] ABC(RL) : 血の匂いと、なんだかとても嫌な匂いと。
[メイン] ABC(RL) : そして、
[メイン] 五十嵐天神 : あなたを破壊しようと迫る、男の姿を。
[メイン] ABC(RL) : グランギニョル。あなたのコネを参照してください。
[メイン] ”形無し”グランギニョル : まさか……!
[メイン] ABC(RL) : あなたに対してクローバー。感情のコネを持つ5文字のコネは、五十嵐天神です。
[メイン] ABC(RL) : あなたを破壊しようと鬼気迫る姿、おそらく感情のマイナスでしょう。
[メイン] ABC(RL) : それ以上の記憶を、あなたは持ちません・・・
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「――」
[メイン] ゴモラ : 「グランギニョル?」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「思い、出した……。この記憶は……」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : くるくる
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「マム殿。どうやら某を破壊したものを、思い出した」
[メイン] ゴモラ : 「それは・・・!」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「天神会会長、五十嵐天神」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「此度の襲撃にも助力した、一櫻殿の身内だ」
[メイン] ゴモラ : 「!」
[メイン] ゴモラ : 「いえ、グランギニョルなら大丈夫でしょう。」
[メイン] ゴモラ : 「物事にはきっと、多くの側面があります。」
[メイン] ゴモラ : 「あなたの仲間である、一櫻さんにもきっと。だから、あなたたちは仲間でいられますよ、グランギニョル。」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「であれば、良いがな。一櫻殿を相手取るのは、ちと面倒だ」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「マム殿も現場に居合わせたのであれば、そう無関係でもあるまい。何か心当たりはあらぬか」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「あるいは、氷条征四郎、という名についてでも良い。そちらも、某の記憶回路に朧気な痕跡がある」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「憧れめいた思考の痕跡がな」
[メイン] ゴモラ : 「いえ。私が爆心地(そこ)にたどり着いたのは、もう炎も燃え尽きた頃でしたから。それにその征四郎という方についても・・・」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「そうか。いや、すまぬ。焦ってどうにかなるものでもなしに」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「五十嵐天神……何故、某の中枢を……いや、本当に持ち去ったのは彼奴であるのか……」
[メイン] ゴモラ : 「天神会の長といえば、FORTЯЭSSでもその名を聞くことがありました。すでに亡くなったと聞いていましたが、相当のお方だったとのこと。」
[メイン] ゴモラ : 「グランギニョルとの間に何があったのか。」
[メイン] ゴモラ : 「やはり、真実を突き止めるのがよさそうですね。」
[メイン] ゴモラ : 「さて。」
[メイン] ゴモラ : 「難しい話はこれくらいです。」
[メイン] ゴモラ : パンパン、と手を叩いて人払いしてたクロガネらを呼び戻す。
[メイン] ゴモラ : 「まずは、ご飯にしましょう。しばらくゆっくりしていくでしょう?」
[メイン] ゴモラ : 「それに、仲間の皆さんも到着してきたようです。」
[メイン] ABC(RL) : キャストの皆さんも合流してきて構いません
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「うむ。久方ぶりの里帰りだ、修理やら謝罪やら、何かとせねばならぬ」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「マム殿にも、某の友人をご紹介しよう」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「おー!お疲れお疲れ~!」
[メイン] 李 狼 : 「やれやれ、今回もなかなかの重労働でしたよ」
[メイン] 黄花 : 「到着!一櫻様もお元気で何よりっス!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「おう、黄花もお疲れ!」背中を叩く
[メイン] 黄花 : 背を叩き返して、ついでにもう一発叩こうとしたりしてわちゃわちゃしてます
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「燃実も……って、なんでそんなに濡れてんだよ?」
[メイン] 燃実 : 「おー、なんだ案外みんな平気そうじゃん」
[メイン] 燃実 : 「なんでって、そりゃ沖から泳いできたからだけど」
[メイン] ソウル : 「ふはは。すさまじい拳だったな、燃実。」
[メイン] ソウル : バサバサと降りてきた
[メイン] "冥剣"カナギ : 兄貴が来るなら来ます
[メイン] "冥剣"カナギ : 「兄貴―!」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「我が友、黄花殿にその主である一櫻殿。未だ多大な貸しのある狼殿、一宿の恩がある燃実殿、それと……」
[メイン] ”形無し”グランギニョル : 「マム殿に捨てられて後よりST☆Rから縁のある、カナギ殿とソウル殿だ」
[メイン] 燃実 : (いま、逆に間借りしてる私はその扱いでいいのだろうか………)
[メイン] "冥剣"カナギ : 「こんにちは。実は仕事の話でいろいろ言いたいことはあるんですが、それはそれ」ゴモラに対して
[メイン] "冥剣"カナギ : 「おたくのグランにはお世話になってます」
[メイン] ソウル : 「カナギ。そちらも上手くいったようで何よりだ。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「O04はばっちり壊しました!あとで謝っとく!」
[メイン] O04ネットワーク : 「今謝っても良いんだぞーー」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「あ、いたの」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「ごめんなさい」
[メイン] O04ネットワーク : 「いいぞ!代わりにST☆Rの話聞かせてね!クロガネとかアヤカシがいっぱいいるって聞いた!」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「いいよ!仕事の話終わったらね!」
[メイン] ゴモラ : 「皆さん、グランギニョルがお世話になっています。」
[メイン] ゴモラ : 「この度は大変な戦いになりました。お詫びに戸いってはなんですが、しばらくこの島で好きに過ごしていってください。」
[メイン] ゴモラ : 「ソドムが修理され次第、N◎VAへお送りしましょう。」
[メイン] ゴモラ : 「さあ、まずはお食事から。」
[メイン] ABC(RL) : そして、FORTЯЭSS中のクロガネやヒルコたちが集まって、盛大なパーティーが始まった・・・!
[メイン] ABC(RL) : ちなみにお皿とかは沢山割れたらしくて、シールドとかなんかそういうのに盛られて出てきてます
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : エンディング②:カナギ
[メイン] ABC(RL) : 騒がしいパーティーの裏
[メイン] "冥剣"カナギ : パーティーを抜け出して社長室に忍び込みます
[メイン] "冥剣"カナギ : 社長室で待ってればそのうち責任者来るやろという心づもりです
[メイン] ゴモラ : ディスプレイがパッと点く
[メイン] "冥剣"カナギ : ぎょっ
[メイン] ゴモラ : 「龍のアヤカシの方。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 机の上のお茶菓子に伸ばした手を引っ込めました…
[メイン] ゴモラ : 「私に御用ですか?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「うん」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「ここで待ってようかなと思ったんだけど」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「話せるならこのままでもいいや。仕事の話してもいい?」
[メイン] ゴモラ : 「構いませんよ。お仕事の話、ですか?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「そうそう。龍の一族と、そっちの契約について……っと、その前に」
[メイン] "冥剣"カナギ : あにきー!!!
[メイン] "冥剣"カナギ : 兄貴の《霧散》→《完全偽装》で、一連のツシマに関する軍事蜂起の噂やら悪評やらが、全部デマだったことになります
[メイン] ソウル : 「無事済んだぞ、カナギ。」
[メイン] "冥剣"カナギ : なんならそのデマが流れたのはステラのせいです!ツシマはステラを訴訟する権利があるのでは?
[メイン] "冥剣"カナギ : という感じにしてくれました。
[メイン] "冥剣"カナギ : 「さんきゅー兄貴」
[メイン] ソウル : 「ステラ・コンパニオンによるツシマFORTЯЭSS喪失計画と、計画者の死亡。そういった筋書きで号外が配られ始めた頃だろう。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「という前提を共有したうえで、話を戻すけど」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「龍の一族とツシマは派兵契約をしてたよね?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「竜王さまは特に契約終了とかも言ってなかったし、契約はまだ継続中だったよね?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「でも、こういう蜂起をしたってことは、契約不履行になる可能性も十分あったよね?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「どんな形であれ、一切の通達なく、契約を一方的に打ち切ろうとするのは、不義理だよね?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「アヤカシは契約を重んじる。人間の紙ぺら1枚なんかと同じに考えてると、どうなるかわかんないよ」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「何か申し開きはある?」
[メイン] ゴモラ : 「確かに、人間の契約では許されても、アヤカシの方との契約としては不義理だったかもしれませんね。」
[メイン] ゴモラ : 「グラム様との派兵契約は、貸し切りの派兵でした。契約書上では、クロガネのエージェントらをグラム様付けとした時点で契約履行したことになります。」
[メイン] ゴモラ : 「しかし、一度縁を持った相手を放ったままにしかねないという点で、不義理というのもまた事実。」
[メイン] "冥剣"カナギ : むむむ。(情報項目に書いてなかった)
[メイン] ゴモラ : 「それに・・・勝つつもりでいた、というのは少し傲慢なのでしょうね。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「むむむ。」(これはキャストの発言です)
[メイン] "冥剣"カナギ : 「契約上は問題なかったらしいというのは一応わかった……かもしれない」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「でもさあ、これは俺個人の見解なんだけど」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「派兵されたクロガネたちだってさあ、仕事とはいえ、知らないうちに故郷なくなったりしたら穏やかじゃないと思うよ」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「あんたに放り出されてST☆Rをふらふらしてたグランの話、聞く?」
[メイン] ゴモラ : 「・・・耳の痛い話です。」
[メイン] ソウル : 「それに、派兵されたクロガネらの質が十分でなかった場合のアフターケアなど、おまえたちに果たすべき責任は多くあったはずだ。」
[メイン] ソウル : 「そして何より、今回の事件を丸く収めたのがおれたちアヤカシの働きだということも忘れてもらってはならない。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 兄貴がいいこと言ってくれたから横でどやあ~としてます
[メイン] ソウル : 「まあ、そういうわけだから、借りを返せというつもりはないが、この滞在中、こいつと話をしてやってくれ。」
[メイン] ソウル : 「おまえも、カナギのことが気になっているようだからな。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「兄貴、借りは返してもらった方がいいと思う!」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「貸し借りなしで健全な関係がいちばん。貸し借りしすぎると首が回らなくなるってグランが言ってたかもしれない」
[メイン] ゴモラ : 「大丈夫です。借りを忘れることはありませんよ、カナギ。」
[メイン] ゴモラ : 「それにあの発言は、『カナギと会話する程度で借りを返したことにはならないぞ』という意味もあるのでしょう。」
[メイン] ソウル : 返事をせずに去っていく
[メイン] "冥剣"カナギ : 「なるほど」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「さすが兄貴」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「じゃあさー、聞きたいことがあったんだけど」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「ここ10年くらい、M○●Nで何があったか知らない?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「俺、昔M○●Nにいたはずなんだけど、覚えてなくて」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「ヒルコの人に会ったら聞いてみたかったんだよね。兄貴はケチで教えてくれないし」
[メイン] ゴモラ : 「この10年間、ということであれば、私はM○●Nの情報を持ちません。」
[メイン] ゴモラ : 「グランを拾い、ツシマに流れ着いて以降は、M○●Nのことを特別耳にしていませんから。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「以降ってことは、それより前は?」
[メイン] ゴモラ : 「ええカナギ。私はあなたに伝えることがあります。」
[メイン] ゴモラ : 「10年前、ステラ・コンパニオンが初めて北米連合を崩壊させるその以前まで、私はM○●Nにいました。」
[メイン] ゴモラ : 「おそらく、あなたと一緒に。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「へ?」
[メイン] ゴモラ : 「ヒルコや、クロガネが集められた場所がありました。」
[メイン] ゴモラ : 「そこに、私とあなたはいた。他にも何人かの仲間がいて、仲間がいて・・・けれど、曖昧で思い出すことが出来ません。」
[メイン] ゴモラ : 「辛うじて覚えているのは、あなたと、ウオトラという金色のクロガネだけ。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「ウオトラってあの、ナゴヤの?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「しゃちほこ?」
[メイン] ゴモラ : 「ええ、あの金のしゃちほこです。」
[メイン] ゴモラ : 「けれど、その理由も、他の仲間たちも、そして何があって今に至るのかも。私は覚えていません。」
[メイン] ゴモラ : 「あなたも、そうなのですね。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「……」
[メイン] "冥剣"カナギ : 思い出そうとしてみる
[メイン] "冥剣"カナギ :
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : では、そこでカナギに少し記憶が戻ります。
[メイン] ??? : 「大丈夫か、カナギ。」
[メイン] ??? : 「影を操ろうとするのではない、光を操るつもりでやるのだ。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「んなこと言ったって……」
[メイン] ??? : 「お前の中の龍の因子は、光の力、その負の元力を活性化させるものだ。」
[メイン] ??? : 「光を扱うというイメージを持って、闇を纏う。・・・難しいな。我にとっては生来の物であったが故に・・・」
[メイン] ??? : カナギに埋め込まれた龍の因子。
[メイン] ??? : それはカナギに馴染むのに多大な時間を要し、果ては竜王グラムに竜爪を授けられるまで、完全に御すことは出来なかった。
[メイン] ??? : これは、その因子の制御を教えてくれたアヤカシの記憶・・・
[メイン] ??? : その名を。
[メイン] "冥剣"カナギ : 「……あんたの言うことは、いつも難しいんだっての」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「……ニーベルング」
[メイン] ニーベルング : 「・・・すまない。」
[メイン] ニーベルング : 「また因子が暴走したら呼べ。応急処置ならいくらでもしよう。」
[メイン] ABC(RL) : そんな記憶。
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] "冥剣"カナギ : 「……」
[メイン] "冥剣"カナギ : ちょっと頭を押さえて黙り込む
[メイン] "冥剣"カナギ : 「……ゴモラ、もう1個聞いていい?」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「ニーベルングって名前、聞いたことある?」
[メイン] ゴモラ : 「いえ・・・思い出すことはありません。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「そっかあ……」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「ん、まあいいや。聞きたかったことはそれだけ」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「あー、あと、最後のやつは一応内緒話ってことでよろしく」
[メイン] ゴモラ : 「はい。」
[メイン] ゴモラ : 「私たちの過去に何があって、それが今の私たちにどう関係しているのかは分かりません。」
[メイン] ゴモラ : 「けれど、それを知りたいと思うのなら、私は協力を惜しみません。いつでもFORTЯЭSSを訪ねてくださいね、カナギ。」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「へへ、ありがと」
[メイン] "冥剣"カナギ : 「じゃ、今後ともよろしく。龍の一族としても、俺個人としてもね」
[メイン] ゴモラ : 「ええ、よろしくお願いします。」
[メイン] "冥剣"カナギ : モニターに対して、後ろ手に手を振りながら歩いて社長室を出ていきます
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : エンディング③:燃実
[メイン] ABC(RL) : パーティーが終わって1~2日後
[メイン] ABC(RL) : FORTЯЭSSはソドムの修復にてんやわんやです。
[メイン] ABC(RL) : そして、燃実ちゃんはツシマPMCのチンピラたちに懐かれていました。
[メイン] ジャッキー : 「姉御!ここにいたんすか!」
[メイン] 燃実 : 「姐御って……、別に世話焼かれたじゃないでしょアンタ」
[メイン] ヤン : 「世話焼かれたというか身を焼かれたというか・・・身を焼かれるようなすさまじい一撃だったというか・・・」
[メイン] パトリック : 「いやー、でも、でもっすよ。」
[メイン] パトリック : 「あれは姉御の”本気”じゃなかった。おかげで俺たちは命拾いした。そういうことだよな、みんな?」
[メイン] サウロ : 「おうよ!だってよ!姉御はソドムの脚一本吹き飛ばす拳の持ち主よ!!」
[メイン] サウロ : 「分かるか?姉御にのされて重い頭で目を開けた俺の目の前を吹っ飛んでいく鉄の塊!それがソドムの脚だって分かった時の衝撃がよ!」
[メイン] 燃実 : (どーして、あん時の一部始終が写るアングルで映像が残っちゃってたかなぁ………)
[メイン] ツトム : 「さっきも記者みたいな男が姉御の活躍を聞きにきましたよ!」
[メイン] ツトム : 「俺、あることないこと喋っちゃいましたよ!」
[メイン] 燃実 : 「だいたい、私はただの旅行者だぞ。そんなのにぶらさがられても、どうにもならんでしょうに」
[メイン] ヤン : 「ソドムが治るまでしばらく滞在していくんでしょう!?それまで修行を付けてもらえたらなーって。」
[メイン] ジャッキー : 「そうそう、なんなら俺たちを木人みたいにして特訓してもらってもいいんすよ!俺たち見ての通り頑丈なんで!」
[メイン] サウロ : 「ソドムを吹っ飛ばすくらいキッツいのは無理っすけどね!」
[メイン] パトリック : 「違いねえ!!ワハハ!!」
[メイン] 燃実 : この街は成り立ちのせいか、街そのものが家族のようになっている。
大抵、閉鎖的な街はよそ者を嫌うものだが、何がどうなってここまで自分が懐かれているのかほとほと困っていた。
大抵、閉鎖的な街はよそ者を嫌うものだが、何がどうなってここまで自分が懐かれているのかほとほと困っていた。
[メイン] 燃実 : 「バーカ、私が人にものを教えられるもんかよ」
[メイン] ツトム : 「見て学びますから!俺らこれでもツシマPMCの兵士なんすから!」
[メイン] 燃実 : 「盗めるもんなら盗んで見ろっての。映像資料は先週の粕取り雑誌にあるからさ〜」
[メイン] 燃実 : そういって雑にひらひら手を払い、チンピラ連中に燃実は背を向けた
[メイン] 燃実 : 「じゃ、私はデートの約束があるから」
[メイン] パトリック : 「待ってください姉御!」というがもうその背は見えない
[メイン] ジャッキー : 「うおー、これは姉御に置いて行かれないようにする訓練だぞお前ら!」
[メイン] バカ5人組 : わやわや
[メイン] I37ネットワーク : 「バカ5名。今度の考課では、きっちり成長したかを査定基準としましょう。」
[メイン] A48ネットワーク : 「まあまあ、元気なのは良いことだって。」
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] 花夜拳 : 「燃実か。」
[メイン] 花夜拳 : 「しばらくぶりの通信だな。首尾はどうだ。」
[メイン] 花夜拳 : 通信(電話)
[メイン] 燃実 : 「首尾………。」
[メイン] 燃実 : ホウライを離れ、N◎VAに拠点を移してからそう短くない時間が流れていた。
[メイン] 燃実 : ベイシューによる誘拐事件、旧友との再会と報復へ向けての協定。
[メイン] 燃実 : 仕事の邪魔どころか、二度の敗北という消えない遺恨を残した羅刹、ヒャクヨウとの邂逅
[メイン] 燃実 : ………………。
[メイン] 燃実 : あれ?私、ホウライの仕事、してないな
[メイン] 燃実 : 「あー………。」
[メイン] ABC(RL) : 今回!今回しましたから!
[メイン] ABC(RL) : ステラ・コンパニオンの陰謀一つぶっ飛ばしましたよ!
[メイン] ABC(RL) : 大戦果です!!
[メイン] 燃実 : 「まぁ、ぼちぼちかな」
[メイン] 花夜拳 : 「聞かせてもらおう。聞くところによるとツシマFORTЯЭSSなる中小都市を巡るステラ・コンパニオンの計画が失敗に終わったとか。」
[メイン] 燃実 : 「へぇ、そうなんだ」(無邪気)
[メイン] 花夜拳 : 「お前にはそういうところがあるな。」
[メイン] 花夜拳 : 「燃実、お前の主観はいい。客観的にツシマであったことを報告しろ。」
[メイン] 燃実 : 「いやまぁ、成り行き4割って始まりだったからね」
[メイン] 花夜拳 : 「それが俺が求めている報告だ。」
[メイン] 花夜拳 : 「H∀∀Nへの潜入をやらせていた頃から、杓子定規な報告書など求めておらんよ。」
[メイン] 燃実 : 「師父は変わらず、かったいのか、おおらかなのかわかんないね……」
[メイン] 花夜拳 : 「目的を達せられればそれでよいのだ。」
[メイン] 花夜拳 : 「すべては目的のためよ。」
[メイン] 燃実 : 「ざっくりいうと、大怪獣決戦身内死闘編って感じでね」
[メイン] 燃実 : 「下調べとかは協力員に任せて、わかりやすく蜂起が始まった段階で破壊工作を開始。」
[メイン] 燃実 : 「その一環でツシマ保有の武装の‥‥四割を損壊(知らんけど四割ってことにしとこう)」
[メイン] 燃実 : 「映像資料は先週発刊の『週間EDA 大陸の架け橋に鉄の魔神と会いたいする地底人現る!!』の特典映像に記録されちゃってるらしいのでそちらをどーぞ」
[メイン] 花夜拳 : 「なんだそれは・・・」
[メイン] 燃実 : 「もー、やれ軍用アンドロイドだの転生勇者だの地底人だの、こちとら花も恥じらうお供だっての」ぷんすこ
[メイン] 花夜拳 : 「多少世間の噂と相違する点もあるが・・・(ソウルの《夜の番人》の影響)。ステラ・コンパニオンの計画が一つ潰えたことに変わりはないらしい。」
[メイン] 花夜拳 : 「それに、大幹部の一人、アオサギを殺害に成功したのが大きい。」
[メイン] 花夜拳 : 「よくやった、燃実。現地の協力者との人間関係も良好そうで何よりだ。」
[メイン] 花夜拳 : 「そのまま任務に励め。多少の寄り道、別事は構わん。」
[メイン] 燃実 : 「りょうかーい。」
[メイン] 燃実 : 「あ、師父に『人に使うな』って言われてた業、『牙龍天声』。今回の一件で決め手になったから聞いといてよかったよ。」
[メイン] 燃実 : 「そんだけ。じゃあ桃花園のことよろしくねー」
[メイン] 花夜拳 : 「ああ、任せておけ。それでは。」
[メイン] 花夜拳 : 通話が切れる。
[メイン] 花夜拳 : 夜拳のデバイスに文字通信が入る
[メイン] 花夜拳 : 『ソドムの脚一つを吹き飛ばしたのは燃実の一撃で間違いないぜ。おっそろしいほどのエネルギーでドカン、だ。』
[メイン] 花夜拳 : 『添付のゴシック記事が参考になる。その映像だけは、ツクリモンじゃないみたいだ。現地で裏も取ってきた。』
[メイン] 花夜拳 : 『___火龍』
[メイン] 花夜拳 : と。
[メイン] 花夜拳 : 「・・・。至った、ということか。」
[メイン] 花夜拳 : 「燃実。」
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : 今日はここまで!お疲れさまでした!
[メイン] ABC(RL) : ソウルのコネの件、アオサギのエンディングのときにやりますーーー泣
[メイン] ABC(RL) : 再開します。
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : エンディング④:李狼
[メイン] ABC(RL) : 決戦から1週間弱が経ちました。
[メイン] ABC(RL) : ソドムの修復もかなり進んでいます。グランギニョルなんかは重機フォームになって修復の手伝いをしていましたね。
[メイン] ABC(RL) : そんなわけで、キャストたちも帰り支度をしつつ、ずいぶんと慣れてきたFORTЯЭSSの暮らしを満喫しているところでしょう。
[メイン] 黄花 : サササ・・・・・・
[メイン] ABC(RL) : ここ数日、黄花は李狼を避けているようです
[メイン] 李 狼 : では、避けられていることになんとなく気が付きます
[メイン] 李 狼 : 「・・・」
[メイン] 李 狼 : 「なにかしてしまいましたかね…?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……で、アタシに相談してきた、と」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「なんでアタシがおっさんの恋愛相談みてーのに乗らねーといけねーんだよ……」ため息
[メイン] 李 狼 : 「恋愛相談というわけではありませんが、避けられていてはその理由も気になるというもの」
[メイン] 李 狼 : 「何が原因なのか、とんと分からないものでしてね。気になっているのです」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「アタシだって知らねーよ。本人に聞けばいいんじゃねーの???」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「とはいえ、黄花のヤツがおっさんのことを知ってんのは確かっぽいけどな」なんかそういう情報を前抜いた気がする
[メイン] 李 狼 : 「…ほう?」
[メイン] 李 狼 : 「私の方は、彼女のことは知らないのですが…」
[メイン] 李 狼 : 「一体なぜ…?やはり小花と関係があるのか…?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……あ?誰だソイツ?」
[メイン] 李 狼 : 「かつての恋人です。…すでにこの世におりませんが」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……おい、おっさんまさか黄花を……」と一瞬引きかけるんですけど
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「いや、すまねぇ。流石にねーよな。謝る」もうこの世にいないとかでこう、そういうのはよくないよねになった
[メイン] 李 狼 : 「…断っておきますが、私が愛しているのは小花だけです」
[メイン] 李 狼 : 「ですが、黄花さんが小花の関係者であるなら、話を聞きたい。…何かを隠しているとしたら余計にね」
[メイン] 李 狼 : 「しかし無理やり暴くようなこともしたくない。…まぁ、こんな感じでしてね」
[メイン] 李 狼 : と肩をすくめます
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「何であれ、黄花が秘密にしておきてーって思ってんなら、アタシはその意志を尊重するよ」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「アイツはアタシの立派な舎弟だ。過去に何があろうとそれは揺るがねーし、アイツの方もそう思ってるだろうさ」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「つーことでアイツが話そうとしてねー以上、力にはなれねー。すまねぇな」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「っつっても、身内でギクシャクしてんのもちげぇよなぁ……」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「アタシからアイツにおっさんと何があったか聞いてみたりしてみようか?」
[メイン] 李 狼 : 「おや」
[メイン] 李 狼 : 「こちらとしては願ってもありません。頼んでも?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「ああ。丁度この後会う予定だからな。そのついでだ」
[メイン] 李 狼 : 「謝謝。ありがとうございます」
[メイン] 五十嵐一櫻 : ということで何をする予定なんだろう?
[メイン] 黄花 : それは!
[メイン] 五十嵐一櫻 : は~~~???
[メイン] 黄花 : 現場飯!
[メイン] 五十嵐一櫻 : 現場飯
[メイン] 黄花 : E区画には現場作業者のための食堂とか屋台とかが沢山あるのです
[メイン] 黄花 : それを最終日までに食べつくそうという黄花の提案(なんなら、これまでも一櫻と一緒に食べ進めてるかな)
[メイン] 五十嵐一櫻 : なるほどな???
[メイン] 五十嵐一櫻 : じゃあ現場飯です
[メイン] 黄花 : 屋台を巡ったり、出会ったクロガネやヒルコと仲良くなりながら一緒にテーブルを囲んだりして賑やかな会です
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「んで、今日は何食うんだ?」
[メイン] 黄花 : もちろん、っス言葉が出るのは一櫻様たちに対してだけです、っスよ!
[メイン] 黄花 : ということでE区画
[メイン] 黄花 : 「今日は裏通りの屋台を食べつくします、っス!」
[メイン] 黄花 : 「裏通りの一番人気は肉まん!正確には、肉とかその時店にあるもの饅頭です、っス。」
[メイン] 黄花 : というわけで黄花が肉まんの屋台へ向かいながら、既に近くのクロガネたちと絡み始めようとしていますが・・・?
[メイン] 五十嵐一櫻 : まー絡みを止めるほどじゃないかな。適当に食ってる途中なり隙なかったら帰り際にでも話を振ろう
[メイン] 五十嵐一櫻 : 帰り際らしいので帰り際です
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「ふーっ!食った食った!」
[メイン] 黄花 : 「裏通りの屋台、全体的に量が多すぎでございます、っス・・・」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「そうだったか?アタシには丁度良かったぜ?」
[メイン] 黄花 : 「一櫻様が沢山食べてくださるので、なんとか現場飯コンプリート出来そうです、っス。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「レポは任せろ!ってな!」って感じで帰ってる途中で
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「そういや黄花。お前あの李狼ってオッサンに何かされたか?最近避けてるっぽく見えるんだが」別に李狼のことを疑ってるわけじゃないけど、そういう切り出し方の方が自然なのでそう切り出す
[メイン] 黄花 : 「一櫻様だけの後部座席を奪われてしまいました・・・よよよ。」
[メイン] 黄花 : 見るからに嘘ですね
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はいはい、今度またタンデムしてやっからよ」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……んで、何があった?話したくねーならもちろん話さなくてもいいんだが」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……心配なんだよ。色々とな」
[メイン] 黄花 : 「ご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。」
[メイン] 黄花 : 「というのはともかく、っス。」
[メイン] 黄花 : 「うーーーーーーーーーーん。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「あのオッサンとはこれからも何かと顔を突き合わせることになりそうだし、もやもや抱えっぱなしってのも悪ぃって思うんだけどよ」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「まだ整理がついてねーとかだったら、その時でいいからよ。アタシにも話してくれると助かる」
[メイン] 黄花 : 「どうしたものか・・・でございます、っス。さて・・・」
[メイン] 黄花 : じーーー
[メイン] 黄花 : ということで心理で16
[メイン] 黄花 : 自我でリアクションしてみてください
[メイン] 五十嵐一櫻 : フールで♠Aを♣として扱って成功!
[メイン] 黄花 : じーーー
[メイン] 黄花 : 「むう。」
[メイン] 黄花 : (なんだかんだ手強いのですよね・・・)
[メイン] 黄花 : 「そうでございますね。李狼様が亡くした奥様が、アタシに似ているらしい、とはご存じでしたっけ?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「らしいな。どっかで聞いたぞ」
[メイン] 黄花 : 「それで、何やら向こうとしては探りを入れたいご様子らしく。」
[メイン] 黄花 : 「あまり気にしていなかったのですが、先日のチーム戦闘で李狼様の優秀さを目の当たりにしてしまいまして、あれだけ優秀な人に色々と探られるのはなんとなく嫌だなあ、と。」
[メイン] 黄花 : 「そういうわけでございます、っス。」
[メイン] 黄花 : で、ここで知覚13をどうぞ
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「あー……なるほどなー……」
[メイン] 五十嵐一櫻 : ♠はJがあるので14で成功
[メイン] 黄花 : では、分かります。
[メイン] 黄花 :
[メイン] ABC(RL) : ”明確にはぐらかしていますね。”
[メイン] 五十嵐一櫻 : まぁそれが分かっただけでもいいでしょう。こっちとしては向こうが隠したいなら追及することはないので
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「あのオッサン探偵らしいからな~……家に盗聴器とか仕掛けられてねーか気を付けるんだぞ???」
[メイン] 黄花 : 「事務所に対して、であれば、これまでに3つってところです、っス。」
[メイン] 黄花 : 「あ、李狼様ではありませんよ。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はぁ????」初耳だが????
[メイン] 黄花 : 「たまに仕掛けられてますよ。あと蜘蛛が歩いてることもあります。こちらは可愛いので見守っております、っス。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「蜘蛛はな」蜘蛛はな
[メイン] 黄花 : 「天神会の動向が気になる輩が多い、ということなのでしょう。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「我らが舎弟が優秀で助かったぜ……全く……」
[メイン] 黄花 : 「ちなみに、うち一つはカーライルでございます。どうします、っスか?シメとくっスか?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「下手に刺激すると色々と面倒だから、ひとまずは静観で行く。エスカレートするようだったらこっちも考えねーとな」
[メイン] 黄花 : 「へいわしゅぎしゃ~~」
[メイン] 黄花 : 「出会った頃の一櫻様は、ハーブストアに突然カチコミかけるような過激派でいらっしゃいましたのに・・・」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「うちらだってあくまで支部なんだからよ。ぶつかり合うのは避けるに越したことはねーだろ」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「おい!アレは誰のせいだと……!」
[メイン] 黄花 : 「え~支部から一歩上に上がるには、何かきっかけが必要でございます、っスよ。」
[メイン] 黄花 : 「ここらで一発、抗争やっときましょう、っスよ~~」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「それで一番忙しくなんのはアタシなんだよ!!!」
[メイン] 黄花 : 「む~」
[メイン] 黄花 : 「まあいいっス。」
[メイン] 黄花 : 「でもう一個の盗聴器が一進様があらかじめ仕掛けてたもので、最後の一個は・・・外部の情報屋か何かによるものなので背後関係不明。そんなところです、っス。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……分かった。何か分かったら報告してくれ」
[メイン] 黄花 : 「お任せください、っス!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : つーことで李狼のオッサンのとこに戻ってきた
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……っつーことで、本人は話したがってねーみてーだったな」飯後の会話を盗聴器のくだりをはしょりつつ話す
[メイン] 李 狼 : 「…そうですか。であれば、これ以上詮索するのは無粋というものでしょうね」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「ああ。そうしてもらえると助かる」
[メイン] 李 狼 : 「それに、彼女が表向きに語った理由も真実でしょう」
[メイン] 李 狼 : 「もうすぐイワヤト会議があるはずです」
[メイン] 李 狼 : 「イワヤト会議が始まれば、今は協力している私たちも、それぞれ別々の陣営の人間として集結することになります」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「イワヤト会議っつーと……各地位のお偉いさん方が今度N◎VAに集まるっつーやつだよな?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「まーアタシは関係ねー話だろ……N◎VAにいるとはいえ、BA$Eの三大勢力の中のそのまた支部みてーなもんだし……」
[メイン] 李 狼 : 「おや、あなたは自分の立場を過小評価しているようですね」
[メイン] 李 狼 : 「このステラ・コンパニオンがいつ都市喪失をしかけてくるか分からないタイミングで、わざわざNOVAに送り込まれた」
[メイン] 李 狼 : 「少なくとも、天神会があなたに懸けている期待は、結構なものだと思いますよ」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「マジか~……???」かなり半信半疑
[メイン] ABC(RL) : そんなあたりで二人に知覚判定してもらいましょうか。
[メイン] ABC(RL) : ちょうどここに"ゲスト側の"♦Aがあるので、目標値は22です。
[メイン] ABC(RL) : 視覚を使います!
[メイン] 五十嵐一櫻 : ここにさっき引いたジョーカーがあるじゃろ
[メイン] ABC(RL) : 片方気づいたら両方反応していいですよ
[メイン] 李 狼 : ♡6で気づけなかった
[メイン] ABC(RL) : もちろん一櫻が李狼に黙っておくなら別ですが
[メイン] 五十嵐一櫻 : 場合による()
[メイン] ABC(RL) : 一櫻達が会話をしている回廊からA区画が見えます。
[メイン] ABC(RL) : そこに、黄花の姿があります。
[メイン] ABC(RL) : 黄花は、”フードの男”と何か話をしているようです。
[メイン] ABC(RL) : 少し揉めているようにも見えますね。
[メイン] 五十嵐一櫻 : 揉めてる???
[メイン] 五十嵐一櫻 : ちなみにここから急いで間に合ったりする?
[メイン] ABC(RL) : 急ぎ方によりますが・・・
[メイン] ABC(RL) : 飛び降りて死んでフェニックスすれば間に合うかも
[メイン] ABC(RL) : まあ、飛び降りても平気なくらいすごい!っていうフェニックス演出でもいいです
[メイン] 五十嵐一櫻 : 使うか!とっさに飛び降りて、屋台の屋根の天幕をクッションにして着地。ドンガラガッシャン
[メイン] 李 狼 : !?
[メイン] 李 狼 : 飛び降りた方を覗き込んで、黄花を見つけます
[メイン] 黄花 : 「!?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : そのまま受け身受け身とりつつ、謎のフード男(?)の前に立とう
[メイン] 黄花 : 「一櫻様!?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「おう、ウチの黄花に何か用か???」
[メイン] フードの男 : 「ここまでのようだ。今の話、忘れるなよ。」
[メイン] フードの男 : 一櫻には返事をせずに、背を向けて去っていこうとする
[メイン] 黄花 : 黄花も返事はしない。
[メイン] 五十嵐一櫻 : これは……フードよりかはまずは黄花の心配だな
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「何か揉めてるみたいだったけど、大丈夫か?」
[メイン] 黄花 : 「ご覧になっていたんですね・・・というか飛び降りてくるとは・・・」
[メイン] 黄花 : 「大丈夫・・・です。危ない目だった、という訳ではありませんから・・・」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「おう、ならよかった」表情を緩めて
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……今のは?」一応聞こう
[メイン] 黄花 : 「秘密の多い女が良い女・・・ってことで一つ?」
[メイン] 黄花 : 「いえ、ずっと黙っているつもりはないのですが、まだその時ではなく、といいますか・・・」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はぁ……わーったよ……」
[メイン] 黄花 : 「一櫻様ならそう言ってくださると思っておりました、っスよ!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「マジで危なかったら言えよ???」
[メイン] 黄花 : 「もちろんでございます。バイクで逃げ込んで一櫻様を盾にいたします、っス。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「その言い方はアレだが……任せとけ」
[メイン] 黄花 : 「お任せいたします、っス!」笑顔
[メイン] 黄花 : (敵いませんね・・・本当に。本当に、手強い人でございます。)
[メイン] 李 狼 : 「お二人とも、大丈夫ですか!?」
[メイン] 黄花 : 「あっ」気まずそうな顔
[メイン] 李 狼 : 「びっくりしました。急に飛び降りるものだから…」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「あ~……あれはとっさにっつーか……下に着地できる場所あるかちゃんと確認したし……」
[メイン] 李 狼 : 「だからといって、あの高さから飛び降りるとは思わないじゃないですか。…あなたも破天荒な上司を持ちましたね」
[メイン] 黄花 : 「今回はアタシも驚きました。」
[メイン] 黄花 : 「しかし、李狼様もここまで降りてくるのは結構な高さではありませんでしたか?」
[メイン] 李 狼 : 「走ってきただけですよ。これでも体は鍛えてるものでして」
[メイン] 李 狼 : 「おふたりのことが心配だったのですが、無事でよかった」
[メイン] 黄花 :
[メイン] 李 狼 : 「あの男とどういう話をしてたのかは…、聞かないでおきましょう。聞かれたくないようですし」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「その言い方……アイツについて何か知ってんのか???」
[メイン] 李 狼 : 「いいえ、わかりませんよ。ただ、正体を隠したい類の人間なのでしょう」
[メイン] 李 狼 : 「黄花さんが一櫻さんにも、それを話していないのなら、私がそれを聞くのはお門違いでしょう」
[メイン] 李 狼 : 「ですが、何かあればぜひご相談ください。私たちは、共にこの要塞を攻略した仲なのですから」
[メイン] 黄花 : 「相談・・・そうですね。」
[メイン] 黄花 : 「必要となった、その時には。きっとそうさせて頂きます、李狼様。」
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : エンディング⑤:一櫻
[メイン] ABC(RL) : そんなわやわやがあった直後、一櫻たちが逗留している宿の主人が、電話がずっと鳴っててうるさいと一櫻にクレームを入れてきた
[メイン] 五十嵐一櫻 : えぇ……
[メイン] ABC(RL) : パッパでしょうね・・・
[メイン] 五十嵐一櫻 : ポケットロンにかけてこないの?っていうかもしかしてこの流れアタシポケットロン宿に忘れてる???
[メイン] ABC(RL) : じゃあパッパじゃないかも?
[メイン] 五十嵐一櫻 : おや???
[メイン] ABC(RL) : 忘れてないですね
[メイン] ABC(RL) : 宿の電話がずっとなってる
[メイン] 五十嵐一櫻 : 迷惑なヤツがよ……
[メイン] 五十嵐一櫻 : 若干イライラしながら宿に戻って、その迷惑ヤローからの電話を待ちましょう
[メイン] ABC(RL) : あ、今も常になってます
[メイン] ABC(RL) : すぐにでも出られますよ!
[メイン] 五十嵐一櫻 : 迷惑すぎる
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……もしもし」不機嫌を声ににじませつつ
[メイン] ABC(RL) : 電話に出ると、電話口の向こうでバタバタした音が聞こえる
[メイン] ABC(RL) : そして・・・
[メイン] 西郷一心 : 「おう!繋がったんか!」
[メイン] 西郷一心 : 「ワシじゃ!久しいの!一櫻!!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……誰?迷惑電話なら切るけど」不機嫌が強まる
[メイン] 西郷一心 : 「ワシの声を忘れたか!一心じゃ!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……よりにもよってオヤジの名で迷惑電話たぁいい度胸じゃねーか。ああん???」
[メイン] 西郷一心 : 「あああああ!そりゃあアイツもイッシンじゃが!!」
[メイン] 西郷一心 : 「西郷一心じゃ!!」
[メイン] 西郷一心 : 「オマエのパパのマブダチの!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「ってああ、西郷のおやっさんか。ややこしい上にしつこい電話かけてくんなよな……ったく……」
[メイン] 西郷一心 : 「ん?しつこい?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「アタシんとこの宿屋に電話かけてきてただろ?ずっと鳴ってたっつー話だけど」
[メイン] 西郷一心 : 電話の向こうでごにょごにょしたり、ゴンって音がなったり、痛え!って声が聞こえたりして
[メイン] 西郷一心 : 「すまんかったの!一櫻!」
[メイン] 西郷一心 : 「ウチの若いモンが、固定電話ってモンを理解しとらんだようじゃ!」
[メイン] 西郷一心 : 「まあワシが、"ナルハヤ"でって指示したんも悪かったかもな!」
[メイン] 西郷一心 : 「許してくれ!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はぁ……わーったよ。んで、わざわざアタシに連絡入れてくるってことは何か伝えて―ことがあるんだろ?」
[メイン] 西郷一心 : 「そうじゃ!」
[メイン] 西郷一心 : 「クーゲルのヤロウが無茶振りしたんを解決してきたんじゃってな!」
[メイン] 西郷一心 : 「偉いぞ!さすがは一進の子じゃ!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はぁ……どーも」
[メイン] 西郷一心 : 「クーゲルのヤロウの、あの唖然とした顔!胸がすーーっとした!よくやった!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「まぁ……アタシとしても面倒な仕事押し付けてきやがったヤツのツラ明かせたんだったらいいんだけどよ……」歯切れが悪いのはこれだけじゃないだろうことをなんとなく察してるからです
[メイン] 西郷一心 : 「なんじゃ、もっと喜ばんか!やることやった後は盛大に喜んで大騒ぎするのが、デカイことを成し遂げるコツじゃぞ?」
[メイン] 西郷一心 : 「まあいい。それで、そろそろN◎VAに戻れるんじゃろ?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「まぁ……そうだな」
[メイン] 西郷一心 : 「ゆっくりしてくる分にはいいが、イワヤト会議には遅れないように頼むぞ?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「ああ、イワヤト……って、はぁ???」
[メイン] 西郷一心 : 「んん?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「イワヤト会議っつーと、お偉いさん方の会議だよな???アタシは関係ねーだろ???」
[メイン] 西郷一心 : 「関係あるが?」
[メイン] 西郷一心 : 「オマエは、ワシの護衛じゃ!」
[メイン] 西郷一心 : 「あと、エージェント的なコトをしたりしてもらう。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はぁぁぁぁぁぁ???」そこら一帯に響くくらいの声が出る
[メイン] 西郷一心 : 「なんじゃなんじゃ声が大きい!」
[メイン] 西郷一心 : 「ワシは政治とかのことは良く分からんからな!オマエに任せた!」
[メイン] 西郷一心 : 「BA$Eがこの先生き残っていくため、色々必要なことがあるようじゃろ?任せた!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「いや、おやっさんとこにも舎弟とかいんだろ。そいつらでいいんじゃ……」
[メイン] 西郷一心 : 「ウチにはバカしかおらん!」
[メイン] 西郷一心 : 「剣以外は教えてないからな!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「ンなこったろうと思ったけどさぁ……」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「オヤジには話通してんのかよ?」
[メイン] 西郷一心 : 「おう!これはBA$Eの三権会議で決まったことじゃからな!」
[メイン] 西郷一心 : 「クーゲルのヤロウが自分が出るってウルサくてな!そんなことさせたらBA$Eがどうなるか分からん!」
[メイン] 西郷一心 : 「それに天神会も最近キナ臭いというか、色々目を付けられとるじゃろ?それでワシにお鉢が回ってきたんじゃ。」
[メイン] 西郷一心 : 「でも、本来BA$Eを引っぱってくのは天神会の役目じゃからな。それで、オマエに白羽の矢を立てた!」
[メイン] 西郷一心 : 「というわけじゃ!よろしく頼んだ!」
[メイン] 西郷一心 : ガチャ
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「ちょっ、待っー」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「………………」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はぁ……………………」クソデカため息
[メイン] 黄花 : 「・・・すごいお方でございました、っスね。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「聞いてたのかよ、黄花」
[メイン] 黄花 : 「あの声量っスから・・・」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はぁ……すまねぇ」
[メイン] 黄花 : 「なにやら楽しそうなことになって参りましたね。さてさて、来週の一櫻様はどうなってしまうことやら・・・?」
[メイン] 黄花 : ナレーターごっこ
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「ナレーションを入れるんじゃねぇ!!!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「はぁ……無茶ぶり一つ終わらせてやっとゆっくりできると思ったらこれだよ……」
[メイン] 黄花 : 「ま、暇しないだけいいのではないでしょうか。」
[メイン] 黄花 : 「さすがにお偉方の会議だとアタシに出来ることはなさそうでございます、っスね。」
[メイン] 黄花 : 「アタシは天神会N◎VA支部の拡張案でも考えておきます、っス。」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「その前に盗聴器についてでも調べててくれ。会議で浮いた足元を掬われたんじゃたまったもんじゃねーからな」と言いつつ、例の盗聴器はこのことを知ってた人間によるものかもなとか思ってる
[メイン] 黄花 : 「一石二鳥の策を取ってもよろしいでしょうか?」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「……おう、何だ?」
[メイン] 黄花 : 「盗聴器をしかけたカーライルにカチコミかけて、情報と勢力拡大を一挙に・・・」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「あーもう!聞いたアタシがバカだったよ!!!」
[メイン] 五十嵐一櫻 : 「こっから忙しくなんだから!これ以上火種抱えてどーすんだよ!!!」具体的にはイワヤト会議とVsカーライルを1つのセッションで平行してやりたくねーよ!!!
[メイン] 黄花 : 「えーーーなんで!一番効果的な策っスよーー!」
[メイン] 黄花 : わちゃわちゃ
[メイン] ABC(RL) : そんな感じでわちゃわちゃしてシーンを切りましょう
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : エンディング⑥:アオサギ
[メイン] ABC(RL) : 李狼に撃ち抜かれ、倒れたアオサギ。
[メイン] ABC(RL) : その遺体はツシマPMCのクロガネらによって棺に納められ、N◎VAのステラ・コンパニオン本社へと移送されていた
[メイン] クロボシ : 「逝ったか。」
[メイン] クロボシ : 「まだまだこれからだった。アオサギという男が失われたことは、わが社にとって大きな損失だ。」
[メイン] 紅夢 : 「そんなものかね。どんな形であろうが、役に立てばそれでいいと思うのだがね。」
[メイン] クロボシ : 「そういうものではない。南極大陸の都市集約に成功した実績と権威は、替えが効かないものだった。」
[メイン] 紅夢 : 「それで、せっかくステラの幹部が揃う日だと聞いてきたのに、金ぴか女はおらんのか。」
[メイン] 紅夢 : 「まあ、揃うと言っても一人は死骸じゃがな。」
[メイン] クロボシ : 「あれは今特に忙しいとさ。」
[メイン] クロボシ : 「あれの担当しているプロジェクトも本格的に動き出したところだ。仕方あるまい。」
[メイン] ABC(RL) : そういうやり取りがありまして、それはそうとアオサギは盛大な葬儀によって送られました。
[メイン] ABC(RL) : 今のところ、後任が来るという話は出ていないようです。
[メイン] ABC(RL) : あ、葬儀は大量のラッパーアオサギのファンで大変な騒ぎになりました。
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : そしてカメラは移動します。
[メイン] ABC(RL) : ST☆Rの地を歩くクロガネたち、奈落に潜むアヤカシたち。そして、奈落の底の底へ。
[メイン] ABC(RL) : ちょっと暗転して、眠ったように目を閉じて横たわっている御門忍の姿を映して、エンディングを終了します。
[メイン] ABC(RL) : ______
[メイン] ABC(RL) : Act3、終了です!
[メイン] ABC(RL) : お疲れさまでした!!
[メイン] アオサギ : お疲れ様でした!
[メイン] ABC(RL) : アオサギさんもお疲れさまでした!