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***アベンジャーズ・ディスアッセンブルド(Avengers Disassembled) (クロスオーバー、マーベル) アベンジャーズ・ディスアッセンブルドは2004年から2005年にかけて展開したアベンジャーズ関連タイトルのクロスオーバー。タイトルどおり、アベンジャーズの解散を描く。 500回記念イベントでもあり、これまでアベンジャ—ズの一員となったキャラクター全てが登場。エピローグでは懐かしの名シーンを振返るくだりもあり、現代のアーチストによって描かれる。 チームを致命的な原因不明の出来事が次々と襲い、メンバーは互いに信頼を失っていく。あるものは死亡し、あるものは重傷になり、あるものはヒーローを引退し……そして彼らは最後の決断をする。 この時点で活動中のメンバーはアントマン(二代目)、キャプテン・アメリカ、キャプテン・ブリテン、ファルコン、ホークアイ、アイアンマン、スカーレットウィッチ、シーハルク、ヴィジョン、ワスプ、イエロージャケットだった。 メインストーリーはAvengers #500〜503で、エピローグはAvengers Finale となる。これだけ読んでも充分ストーリーを理解できるが、ストーリーは以下の作品群にまたがるクロスオーバーである。 -Avengers #500–503 (main story) -Avengers Finale (epilogue) -Captain America #29–32 (aftermath) -Captain America and the Falcon #5–7 (prologue) -Fantastic Four #517–519 (aftermath) -Iron Man #84–85 (prologue) and #86–89 (aftermath) -Spectacular Spider-Man #15–20 (prologue) -Excalibur No. 8 (parallel story) -Thor #80–81 (prologue) and #82–85 (parallel story) -She-Hulk No. 11 (aftermath) この後いくつかの派生チームが組まれ、2010年に再びアベンジャ—ズの名前で活動を始める。 【この後の記述にはネタバレを含みます】 ***メインストーリー"Avengers"のあらすじ 【avengers #500】 CHAOS PART1 アベンジャーズマンションに死んだはずのジャック・オブ・ハートが現れる。彼は自爆し、建物を吹き飛ばし、二代目アントマンことスコット・ラングを殺してしまう。 同じ頃、国連ではアイアンマンことトニー・スタークがラトベリアの使節に攻撃的な発言をし、リパルサーを発射しかける。仲間に止められるが、トニーは後悔の念に苛まれる。 一方アベンジャーズマンションでは何が起きたのか理解する間もなく、今度はヴィジョンが現れて自爆すると、ウルトロンの集団が現れる。アベンジャーズたちはウルトロンを倒すが、シーハルクが怒り狂い、抑えが効かなくなってしまい、キャプテン・アメリカを攻撃する。 【avengers #501】 CHAOS PART2 帰還したアイアンマンがシーハルクを気絶させる。 しかし、この戦いでビジョンは破壊され、スコット・ラングは死に、シーハルクとライオンハートとワスプは重体になった。 キャプテンアメリカ、ファルコン、ホークアイ、アイアンマンたちは何が起きているのか話合う。 そこにヘンリー・ピムが現れ、アイアンマンの国連での失態を酒に酔ったせいだと非難する。アイアンマンは全てがつながっていて、自分のことも含めて攻撃を受けているせいだと主張するが、ヘンリー・ピムとホークアイは信じない。怒ったアイアンマンは飛び去って行った。 キャプテンアメリカとホークアイがアベンジャ―ズマンションへ戻ると、そこにはこれまで仲間になったアベンジャーズのメンバーたちが勢揃いしていた。 【avengers #502】 CHAOS PART3 ニック・フューリーはアベンジャーズたちに犯罪現場保全のために立ち去れと命ずる。時を同じくして、国連はアベンジャーズとの関係を解消すると発表した。さらに、クリー星人の艦隊が空から現れ、アベンジャーズたちを急襲する。 クリー人の一人を捕えて問いただすと、今日こそはアベンジャーズの最後と予言された日であると言う。そしてアベンジャーズがクリー人を侮辱し、裏切ったために攻撃したのだと。 大乱戦になり、アベンジャーズの一人が母船に体当たりを仕掛け、撃沈する。悲しみにくれる間もなく、アストラル体となったドクターストレンジが現れる。 【avengers #503】 CHAOS PART4 ドクターストレンジとの議論の後、一連の出来事の原因と思われる人物の元へアベンジャ―ズたちは向う。乱戦となるが、ドクターストレンジがその人物を気絶させ、事態は収束する。だが真実はあまりに悲劇的だった。 【Avengers Finale】 (2004年) エピローグ。 一連の出来事の後、半壊したアベンジャーズマンションに集うアベンジャーズ。 トニースタークはもはやアベンジャーズに出資する意思の無いことを伝える。 ある者はヒーローを引退し、ある者は故郷へ帰ると言う。 彼らはアベンジャ―ズの「一番良かった時」を語り合う。 ----
***アベンジャーズ・ディスアッセンブルド(Avengers Disassembled) (クロスオーバー、マーベル) *概要 2004年から2005年にかけて展開したクロスオーバー。タイトルどおり、[[アベンジャーズ]]の解散を描く。 500回記念イベントでもあり、これまでアベンジャ—ズの一員となったキャラクター全てが登場。 現代のアーチストが懐かしの名シーンを美麗アートで描くエピローグも見所。 致命的且つ原因不明の出来事が次々と起こり、メンバーは互いに信頼を失っていく。ある者は死亡し、ある者は重傷になり、ある者はヒーローを引退し……そして彼らは最後の決断をする。 この時点で活動中のメンバーは[[アントマン]]([[スコット・ラング]])、[[キャプテン・アメリカ]]、[[キャプテン・ブリテン]]、[[ファルコン]]、[[ホークアイ]]、[[アイアンマン]]、[[スカーレットウィッチ]]、[[シーハルク]]、[[ヴィジョン]]、[[ワスプ]]、[[イエロージャケット>ハンク・ピム]]だった。 *掲載誌 ***メインストーリー -[[Avengers]] #500–503 -Avengers Finale (エピローグ) ***タイ・イン -[[Captain America]] #29–32 (後日談) -Captain America and the Falcon #5–7 (プロローグ) -Fantastic Four #517–519 (後日談) -Iron Man #84–85 (プロローグ) and #86–89 (後日談) -Spectacular Spider-Man #15–20 (プロローグ) -Excalibur No. 8 -Thor #80–81 (プロローグ) 、 #82–85 -She-Hulk No. 11 (後日談) この後いくつかの派生チームが組まれ、5年後の2010年に再びアベンジャーズの名前で活動を始めるまで本当に解散してしまう。 *【この後の記述にはネタバレを含みます】 ***メインストーリー"Avengers"のあらすじ 【avengers #500】 CHAOS PART1 アベンジャーズマンションに死んだはずの[[ジャック・オブ・ハート]]が現れる。彼は自爆し、建物を吹き飛ばし、二代目アントマンことスコット・ラングが死亡。 同じ頃、国連ではアイアンマンことトニー・スタークが[[ラトベリア]]の使節に攻撃的な発言をし、リパルサーを発射しようとする。仲間に止められるが、トニーは後悔の念に苛まれる。 一方アベンジャーズマンションでは何が起きたのか理解する間もなく、今度はヴィジョンが現れて自爆し、続いて[[ウルトロン]]の集団が現れる。アベンジャーズたちはウルトロンを倒すが、シーハルクの怒りが暴走してしまい、キャプテン・アメリカを攻撃。 【avengers #501】 CHAOS PART2 帰還したアイアンマンがシーハルクを気絶させる。 しかし、この戦いでビジョンは破壊され、スコット・ラングは死亡。シーハルクと[[ライオンハート]]とワスプは重体になった。 キャプテンアメリカ、ファルコン、ホークアイ、アイアンマンたちは何が起きているのか話合う。 そこにハンク・ピムが現れ、アイアンマンの国連での失態を酒に酔ったせいだと非難する。アイアンマンは全てがつながっていて、自分のことも含めて何者かに攻撃を受けているせいだと主張するが、ハンク・ピムとホークアイは信じない。怒ったアイアンマンは一人で去ってしまう。 キャプテンアメリカとホークアイがアベンジャ―ズマンションへ戻ると、そこにはこれまで仲間になったアベンジャーズのメンバーたちが勢揃いしていた。 【avengers #502】 CHAOS PART3 ニック・フューリーはアベンジャーズたちに犯罪現場保全のために立ち去れと命ずる。時を同じくして、国連はアベンジャーズとの関係を解消すると発表した。さらに、[[クリー]]人の艦隊が空から現れ、アベンジャーズたちを急襲。 クリーの一人を捕えて問いただすと、今日こそはアベンジャーズの最後と予言された日であり、アベンジャーズがクリーを侮辱し、裏切ったために攻撃したのだと言う。 戦いは大乱戦となり、ホークアイが母船に体当たりを仕掛け、撃沈する。悲しみにくれる間もなく、アストラル体となったドクターストレンジが現れる。 【avengers #503】 CHAOS PART4 ドクターストレンジとの議論の後、一連の出来事の原因と思われる人物の元へアベンジャ―ズたちは向う。乱戦となるが、ドクターストレンジがその人物を気絶させ、事態は収束する。だが真実はあまりに悲劇的だった。 【Avengers Finale】 (2004年) エピローグ。 一連の出来事の後、半壊したアベンジャーズマンションに集うアベンジャーズ。 トニースタークはもはやアベンジャーズに出資する意思の無いことを伝える。 ある者はヒーローを引退し、ある者は故郷へ帰ると言う。 彼らはアベンジャ―ズの「一番良かった時」を語り合う。 *結末とその後への影響 一連の事件を起こしたのは、精神が不安定になり現実改変能力を暴走させた[[スカーレットウィッチ]]だった。 それが分かった時には既に遅く、キャプテン・アメリカはアベンジャーズ解散を宣言する。 ----

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