アベンジャーズ・ディスアッセンブルド(Avengers Disassembled)
概要
2004年から2005年にかけて展開した
クロスオーバー。タイトルどおり、
アベンジャーズの解散を描く。
500回記念イベントでもあり、これまでアベンジャ—ズの一員となったキャラクター全てが登場。
現代の
アーティストが懐かしの名シーンを美麗アートで描くエピローグも見所。
掲載誌
メインストーリー
タイ・イン
- Captain America #29–32 (後日談)
- Captain America and the Falcon #5–7 (プロローグ)
- Fantastic Four #517–519 (後日談)
- Iron Man #84–85 (プロローグ) and #86–89 (後日談)
- Spectacular Spider-Man #15–20 (プロローグ)
- Excalibur No. 8
- Thor #80–81 (プロローグ) 、 #82–85
- She-Hulk No. 11 (後日談)
この後いくつかの派生チームが組まれ、5年後の2010年に再び
アベンジャーズの名前で活動を始めるまで本当に解散してしまう。
【この後の記述にはネタバレを含みます】
メインストーリー"Avengers"のあらすじ
【avengers #500】 CHAOS PART1
アベンジャーズマンションに死んだはずの
ジャック・オブ・ハートが現れる。彼は自爆し、建物を吹き飛ばし、二代目
アントマンことスコット・ラングが死亡。
同じ頃、国連では
アイアンマンことトニー・スタークが
ラトベリアの使節に攻撃的な発言をし、リパルサーを発射しようとする。仲間に止められるが、トニーは後悔の念に苛まれる。
一方
アベンジャーズマンションでは何が起きたのか理解する間もなく、今度はヴィジョンが現れて自爆し、続いて
ウルトロンの集団が現れる。アベンジャーズたちはウルトロンを倒すが、シーハルクの怒りが暴走してしまい、
キャプテン・アメリカを攻撃。
【avengers #502】 CHAOS PART3
ニック・フューリーはアベンジャーズたちに犯罪現場保全のために立ち去れと命ずる。時を同じくして、国連はアベンジャーズとの関係を解消すると発表した。さらに、
クリー人の艦隊が空から現れ、
アベンジャーズたちを急襲。
クリーの一人を捕えて問いただすと、今日こそは
アベンジャーズの最後と予言された日であり、
アベンジャーズが
クリーを侮辱し、裏切ったために攻撃したのだと言う。
戦いは大乱戦となり、
ホークアイが母船に体当たりを仕掛け、撃沈する。悲しみにくれる間もなく、アストラル体となったドクターストレンジが現れる。
【avengers #503】 CHAOS PART4
ドクターストレンジとの議論の後、一連の出来事の原因と思われる人物の元へアベンジャ―ズたちは向う。乱戦となるが、ドクターストレンジがその人物を気絶させ、事態は収束する。だが真実はあまりに悲劇的だった。
【Avengers Finale】 (2004年)
エピローグ。
一連の出来事の後、半壊した
アベンジャーズマンションに集う
アベンジャーズ。
トニースタークはもはや
アベンジャーズに出資する意思の無いことを伝える。
ある者はヒーローを引退し、ある者は故郷へ帰ると言う。
彼らはアベンジャ―ズの「一番良かった時」を語り合う。
結末とその後への影響
最終更新:2024年01月16日 08:25