「ネイモア・ザ・サブマリナー」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
ネイモア・ザ・サブマリナー - (2020/04/04 (土) 19:47:00) の最新版との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
***ネイモア・ザ・サブマリナー(Namor the Sub-Mariner)
(キャラクター名、マーベル)
初出:Motion Picture Funnies Weekly (1939年4月)
種族:アトランティス人と地上人のハーフ、Homo mermanus(ホモ・マーマナス、海棲人類)、ミュータント
*概要
海底の王国、アトランティスの王。
古くは[[ゴールデン・エイジ]]に登場したアンチヒーロー。
ヒーローとアンチヒーローの間に振れている。
いわゆる海底人であるが、「最初に人間の前に現れて活躍したミュータント」という位置づけが与えられて(ミュータント=突然変異体という意味ではその通り)、[[X-MEN]]に登場してミュータントとして活動するようになり、現在では海底人と地上人のハーフであると同時にミュータントと看做されている。
父はアメリカ人の[[レオナルド・マッケンジー]]、母はアトランティスの王女フェン。
マーベルのヒーローの中では屈指の高いプライドを持ち、悪く言えば傲慢。地上人の基準による正義や悪といった概念では行動しない。また、気が短いことでも有名。
海を守るために戦うので、地上の人類と敵対することも多い。
第二次世界大戦ではナチスのダイバーと敵対したため、[[キャプテン・アメリカ]]や[[ヒューマン・トーチ]]([[ファンタスティック・フォー]]ではなく、その名の由来となったアンドロイド)たちと「インベーダーズ」を組み、枢軸国と戦った。このように、ヒーローと手を組むためにいちいち理由が必要な人である。
第二次大戦前にはベティー・ディーンという女性警官と付き合っており、彼女がネイモアと[[ヒューマン・トーチ]]の戦いをやめさせた。
また、[[ファンタスティック・フォー]]の[[インヴィジブル・ウーマン]]ことスーザン・ストームや、X-MENの[[エマ・フロスト]]らに横恋慕したことがある。
一時、[[ドクター・ストレンジ]]に召喚され、[[シルバーサーファー]]、[[ハルク]]と三人でディフェンダーズ(オリジナル)を組んだが、見ての通り食い合わせの悪いチームで、敵と戦うより内輪もめをしているという具合だった(ディフェンダーズ自体は、後に[[ナイトホーク]]を行動隊長にしたチームに移行、さらにいろいろなチームが同じ名前を使っている)。
最近ではミュータントの一人としてX-MENと共に[[ユートピア]]に身を寄せていた。
フェニックス・フォースを得て[[フェニックス・ファイブ]]の一人になるが、ワカンダを襲って敗北。5人のうち初めて敗北したメンバーとなってしまう。
その後、アトランティスに還った。
一度、[[スクワードロン・スプリーム]]のドクター・スペクトラムの世界を破壊したという罪で、[[ハイペリオン]]に首をもがれ死亡した。しかし[[スクワードロン・スプリーム]]の不注意でタイムマシンを使って生き返ってしまった。
*能力
超人的な腕力、スピード、耐久力、回復力。水中ではさらに増強される。
深海でも生存可能。水圧、低温、暗闇に適応しており、また鰓で水中呼吸が可能。
深海でも遠くを見通せる視力。
海中の生物とテレパシーでコンタクトをとり、操ることができる。
飛行能力
ソナー:潜水艦のソナーのように、音波で水中を探査できる。
電撃:電気ウナギのように放電できる。
*トリビア
-DC/マーベルのクロスオーバーでは、[[アクアマン]]と対戦。最後に[[アクアマン]]がシャチに命じてネイモアを押さえつけ勝利。[[アクアマン]]に「お前は気高すぎるんだよ」と言われた。
-基本的に海底にあるものは、沈没船の宝を含めて彼の財産になる。一時期、ベンチャー企業にカネを出すファンドをやっていたことがある(本当)。
----
***ネイモア・ザ・サブマリナー(Namor the Sub-Mariner)
(キャラクター名、マーベル)
初出:Motion Picture Funnies Weekly (1939年4月)
種族:アトランティス人と地上人のハーフ、Homo mermanus(ホモ・マーマナス、海棲人類)、ミュータント
*概要
海底の王国、アトランティスの王。
古くは[[ゴールデン・エイジ]]に登場したアンチヒーロー。
ヒーローとアンチヒーローの間に振れている。
いわゆる海底人であるが、海底人と地上人のハーフで「ミュータント(突然変異体)」。肌の色が青い者が多い海底人の中ではピンクの肌をしている。
最近では「最初に人間の前に現れて活躍したミュータント」と位置づけられ、[[X-MEN]]に登場してミュータントとしても活動するようになっている。
父はアメリカ人の[[レオナルド・マッケンジー]]、母はアトランティスの王女フェン。
マーベルのヒーローの中では屈指の高いプライドを持ち、悪く言えば傲慢。地上人の基準による正義や悪といった概念では行動しない。また、気が短いことでも有名。
海を守るために戦うので、地上の人類と敵対することも多い。
第二次世界大戦ではナチスのダイバーと敵対したため、[[キャプテン・アメリカ]]や[[ヒューマン・トーチ]]([[ファンタスティック・フォー]]ではなく、その名の由来となったアンドロイド)たちと「インベーダーズ」を組み、枢軸国と戦った。このように、ヒーローと手を組むためにいちいち理由が必要な人である。
第二次大戦前にはベティー・ディーンという女性警官と付き合っており、彼女がネイモアと[[ヒューマン・トーチ]]の戦い(マーベル初の[[クロスオーバー]]だった)をやめさせた。
また、[[ファンタスティック・フォー]]の[[インヴィジブル・ウーマン]]ことスーザン・ストームや、X-MENの[[エマ・フロスト]]らに横恋慕したことがある。
第二次大戦後、行方不明だったがホームレスになっていたところを[[ファンタスティック・フォー]]が発見、[[ヒューマン・トーチ]](ジョニー・ストーム)が炎で髭を焼き切るとネイモアが現れ、「これはサブマリナーだ。ボクはマーベルコミックを読んでいたから知っている」とメタなネタを披露して再登場させた。
一時、[[ドクター・ストレンジ]]に召喚され、[[ハルク]]と三人で[[ディフェンダーズ]](オリジナル)を組んだが、見ての通り食い合わせの悪いチームで、敵と戦うより内輪もめをしているという具合だった。さらに[[シルバーサーファー]]が加わった([[ディフェンダーズ]]以前にも、[[ハルク]]、[[シルバーサーファー]]と3人で組んだチームはあったのだが)。
最近ではミュータントの一人としてX-MENと共に[[ユートピア]]に身を寄せていた。
フェニックス・フォースを得て[[フェニックス・ファイブ]]の一人になるが、[[ワカンダ]]を襲って敗北。5人のうち初めて敗北したメンバーとなってしまう。
その後、アトランティスに還った。
一度、[[スクワードロン・スプリーム]]の[[ドクター・スペクトラム]]の世界を破壊したという罪で、[[ハイペリオン]]に首をもがれ死亡した。しかし[[スクワードロン・スプリーム]]の不注意でタイムマシンを使って生き返ってしまった。
*能力
超人的な腕力、スピード、耐久力、回復力。水中ではさらに増強される。
深海でも生存可能。水圧、低温、暗闇に適応しており、また鰓で水中呼吸が可能。
深海でも遠くを見通せる視力。
海中の生物とテレパシーでコンタクトをとり、操ることができる。
飛行能力:踵に小さな翼があり飛行できる。
ソナー:潜水艦のソナーのように、音波で水中を探査できる。
電撃:電気ウナギのように放電できる。
*実写
-1950年代半ば、「スーパーマン」の成功を見たハリウッドのTVプロデューサーたちが、当時再立ち上げをしていたネイモアに着目、TV用のキャラクターにしようと試みた。
-当時人気のあった俳優、リチャード・イーガンをネイモア役にキャスティングした。
-しかし、(理由は明らかにされなかったが)プロジェクトは中止。
--一部のシーンは撮影されたが、海中シーンの撮影が難しかったらしく、おそらく予算を超過するとみられたことが原因と考えられる。
-ネイモアの影響は、1977年の「アトランティスから来た男」(The Man from Atlantis)にあるのではないかとする説もある。
--なお「アトランティスから来た男」のコミカライズは、マーベルが行っている。
***トリビア
-DC/マーベルのクロスオーバーでは、[[アクアマン]]と対戦。最後に[[アクアマン]]がシャチに命じてネイモアを押さえつけ勝利。[[アクアマン]]に「お前はチートをするには気高すぎるんだよ」と言われた。
-基本的に海底にあるものは、沈没船の宝を含めて彼の財産になる。一時期、財力に任せて、ベンチャー企業にカネを出すファンドをやっていたことがある(本当)。
-DCの[[アクアマン]]より先に登場している。[[アクアマン]]が1959年、サブマリナーは1939年である。
----