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ローグ - (2022/12/13 (火) 15:55:49) のソース

***ローグ (Rogue) / アンナ・マリー Anna Marie 

能力:肌に触れることで相手の生命力・能力・記憶・性格を吸収する
初出:Avengers Annual #10(1981年11月)

#ref(rogue.jpg)
([[Rogue]]vol.3 #1,2004年7月)

*概要
ブラウンの髪の毛に前髪だけ白が混じってるのが外見の特徴。
(1990年代は髪の毛を逆立ててその真ん中に白い毛が走っており、敵に「スカンクみたいな髪の女」と呼ばれたことがある。)
吸収能力での接触が長いと、能力の吸収も定着することがある。
ミズ・マーベルから怪力や飛行能力を吸収し、長らくそれを維持していた。
(この時にはミズ・マーベルこと[[キャロル・ダンヴァース]]を殺しそうになっており、アニメ版ではキャロルがゾンビになって出てきたくらいである。)

戦った相手の記憶や性格を吸収することもあり、精神的に不安定になることも。

[[ミスティーク]]に養女として育てられたためヴィランとして登場したが、後に[[キャロル・ダンヴァース]]のヒーローとしての記憶も吸収したことでヴィランではいられなくなり、精神の治療を[[プロフェッサーX]]に求めたこともあって、[[X-MEN]]のメンバーとなった。

[[ミスティーク]]との関係は愛憎半ばするものであり、[[ミスティーク]]は自分の精神コントロールを解くキーワードに、「絶対忘れない言葉」として「ローグ」を選んでいるが、後に[[ミスティーク]]が赤ん坊を犠牲にして自分を助けようとしたことに対して、「絶対許せない」とパワーと記憶を奪っている。

「肉体に直接触れると相手を殺しかねない」という能力は恋愛面で大きな制限となっている。
最初にキスした少年(コディー・ロビンス(Cody Robbins))は、長い間意識不明になってしまい、ベラドンナ・プードロー([[ガンビット]]の結婚相手)がローグ殺害の計略として使われ、死んでしまう。
[[ガンビット]]といい関係。つかず離れずの間だったが、後に一度キスをして[[ガンビット]]の抱えていた「秘密」を知り、それ以来[[ガンビット]]が許せず、[[ガンビット]]も彼女から去った。
(([[サイクロップス]]と[[ジーン・グレイ]]の結婚式では、[[ジーン・グレイ]]の投げたブーケをローグが、[[サイクロップス]]が投げた花嫁のガーター(靴下止め)を[[ガンビット]]がそれぞれ受け取っており、結婚が近いことを暗示させていたようである。))
[[マグニートー]]と付き合ったこともある。その理由は、マグニートは磁気で体に膜を張ることで、ローグの吸収能力を無効化できるから。
同様に、[[コロッサス]]の生体金属が吸収能力に耐性があると分かると、コロッサスが気になってしまう。

その後、能力を完全にコントロールできるようになった。

2012年から始まったシリーズ"[[Uncanny Avengers]]では、アベンジャーズとミュータントの混成チームに参加。

その後、[[キティ・プライド]]の指示で、[[ガンビット]]と共にカップル・カウンセリングを受け、お互いの立場から物事を見ることを学び、再度急接近する。
[[コロッサス]]と[[キティ・プライド]]の結婚式で、[[キティ・プライド]]が指輪の交換のときに逃げ出してしまったため、披露宴がダメになったが、[[ストーム]]の結婚についての一言を聞いた[[ガンビット]]が、そのまま片膝をつきプロポーズしたため、ローグはプロポーズを受けて、その場で結婚する。新婚旅行で宇宙に旅立つが、そこでも大暴れした。

立ち位置は「サザン・ベル(Southern Bell):南部美人」で、(ライターにもよるが)南部のアクセントがあり母音を伸ばす(例えば、I(アイ)がAh(アー)になるなど)ことがある。

*映画版
映画版では第一作の冒頭から登場し、三部作を通して重要な役まわり。特に第一作ではヒロイン的なポジションとなる。
演じたのはコミックよりもいくぶん肉感的なアンナ・パキン。
第三作[[ファイナルディシジョン>X-MEN:ファイナル ディシジョン(実写映画)]]のラストシーンには賛否両論あり。ただし、未公開シーンには全く逆の結末も収録されており、撮影側も迷っていたことが伺える。


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