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バンシー - (2024/03/23 (土) 08:48:36) のソース

***バンシー(Banshee) / ショーン・キャシディ(Sean Cassidy)
(キャラクター名、マーベル)

初出:X-Men vol. 1 #28(1967年1月)
種族:ミュータント、男性、アイルランド人

*能力
口から超音波「ソニック・スクリーム」を放つ。
攻撃にはもちろん、この力を利用して飛行することも可能で、コスチュームの腕から脇腹にかけて飛膜がつけられており、これを広げて使う。
1992年版アニメ「Xメン」では飛行中にも叫んでおり、結構うるさかった。

*概要と経歴
アイルランドにあるキャシディ城の城主。ただ城といっても、レプラコーン(妖精の一種)が出るような古城らしい。しゃべるときはアイルランド訛りがある。
元の職業はインターポールの捜査官。娘([[サイリーン]])が生まれたことも、世界を飛び回っていたので知らなかった。
インターポール時代には当局の隠蔽に逆らい、ヨーロッパで連続殺人を繰り返していたロシアのミュータント人を逮捕。しかしこのロシア人はKGBに引き渡され、後にオメガレッドとしての改造を受ける遠因を作ってしまった。

初登場時はチェンジリングに洗脳され、ヴィランとして登場。このときバンシーのコードネームを与えられる。
"[[Giant-Size X-Men]]"を経て[[X-MEN]]に加わったいわゆる第二世代の[[X-MEN]]でもある。

"[[Generation X]]"では[[エマ・フロスト]]と共同で生徒の指導に当たる。意見の相違も多く、当時はまだ[[エマ・フロスト]]が[[X-MEN]]に合流したばかりだったこともあり、生徒から「あの二人、大丈夫か?」と心配されるくらいだった。

[[プロフェッサーX]]の元恋人[[モイラ・マクタガート]]と付き合うようになり、やがて[[X-MEN]]を離れて[[ミューア]]に住む。

"[[X-Men: Deadly Genesis]]"で[[サイクロップス]]の末弟、[[ヴァルカン]]に殺害された。

*家族
娘は[[サイリーン]]。父の死後、バンシーの名を引き継ぐ。
従兄弟はヴィランの[[ブラック・トム・キャシディ]]。

*実写映画
『[[X-MEN:ファースト・ジェネレーション>X-MEN:ファースト・ジェネレーション(実写映画)]]』に登場。
本作では初代X-MENの一人となった。

「ジェネレーションX」のテレビ映画があり、指導者として登場。[[エマ・フロスト]]と寝たようなシーンの写真が残っている。

***トリビア
-バンシーには、[[ブラック・トム・キャシディ]]のエネルギーブラストによる攻撃が効かない。
-「バンシー」は死者が出る前に叫ぶとされる女妖精なので、本来は女であるはず。最初、女のヴィランとしてつくったが、スタン・リーが「女のヴィランは人気がないから、男にしろ」と言ったので変えた。元の女のデザインは、[[サイリーン]]のようだったとロイ・トーマスが言っている。

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