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ダズラー - (2024/04/14 (日) 07:46:30) のソース

***ダズラー(Dazzler)/アリソン・ブレア (Alison Blaire)
(キャラクター、マーベル)

初登場:Uncanny X-Men #130 (1980年2月)
種族:ミュータント、女性

*能力
音を色とりどりの光に変換する。(自分の肉体から発せられる音は変換できない。)
ダズラーはこれをステージでの視覚効果として使っていたが、レーザー攻撃やめくらましのフラッシュボムとしても使うことができる。
音であれば変換できるので[[ブラックボルト]]の叫びすら光に変えることができる。

*概要
本職はステージ歌手。マーベル・ユニバースでは人気歌手でファンのキャラも多い。
初登場時の"[[Uncanny X-Men]] #130"ではセレブロによって[[キティ・プライド]]と同時に発見され、[[ヘルファイア・クラブ]]と争奪戦になるが、この時はどちらの仲間にもならず、[[X-MEN]]とつかず離れずの関係を続けるに留まった。

恋人の[[ロングショット]]と[[モジョーワールド]]で結婚し、家を建てて住んでいた。妊娠するがおなかの子供がいなくなる事件が起こり、後にその子供が[[シャタースター]]になったということが分かった。

後に[[X-MEN]]入り。

***S.H.I.E.L.D.
"[[Uncanny X-Men Vol. 3]]"では[[S.H.I.E.L.D.]]のミュータント対策エージェント(主にサイクロップスの新エグゼビア学園の所在地を突き止めるため)そして交渉員として働いていたが、途中から[[ミスティーク]]が成り代わっていた。
本物はミスティークによって[[マドリプール]]に囚われていた。ここではMGH(ミュータント・グロウス・ホルモン、ミュータント能力を付与または強化する血清)の原料として昏睡状態に置かれ、血液を抜かれ続けていた。
[[X-MEN]]によって救出され、後にミスティークを逮捕。
その後は[[新チャールズ・エグゼビア学園]]や[[ジーン・グレイ学園]]に身を置いていたが、有能さや適性を[[マリア・ヒル]]に評価され、本当に[[S.H.I.E.L.D.]]のミュータント交渉員となる。

***バトルワールド
マルチバースが崩壊しバトルワールドという1つの世界になったときにはアルカディアという地域で[[A-フォース]]という女性だけのアベンジャーズに所属していた。その後Earth-616に[[シンギュラリティー]]という少女の姿をした謎の存在が現れた。すると[[A-フォース]]のメンバー([[ニコ・ミノル]]、キャプテン・マーベルこと[[キャロル・ダンヴァース]]、[[シーハルク]]、[[メデューサ]])が、マイアミでダズラーと合流し、アンチマターという敵と戦う。宇宙でのアンチマターとの戦いの中、ダズラーは光線の一撃をくらい、宇宙服も敗れて死んでしまう。しかし後に奇跡の生還を果たす。
その後、ダズラーそっくりのソーが現れ、これと友達になる([[シーハルク]]が飲み比べをしてお互い寝てしまう)。最後にダズラーはチームメイトと距離をおいていた理由ー[[テリジェン・ミスト]]で死にかけていることーを打ち明ける。

**肉親
-父親が再婚した相手の娘で、アリソンの義理の姉妹であるロイス・ロンドン(旧姓)が、モーティス(Mortis)と名乗るミュータントで、ダズラーを付け狙った。能力は分子破壊。
-[[ロングショット]]とモジョーバースで結婚し、妊娠する。しかし、子供が途中でいなくなる。後に子供が[[シャタースター]]になったことが分かる。

***トリビア
-別世界(Earth-13729)のダズラーは、ミュータントとして初めて大統領選に勝利する。しかし勝利の演説をしようと演壇に上がったところを狙い撃ちされ死亡する。

***裏話
元々、1970年代後半に、マーベル社とカサブランカ・レコードがクロス・メディアでプロモーションを行う予定で企画されたキャラクター。(当時カサブランカ・レコード所属の"KISS"が、実在のバンドをコミックに展開している。)当時のカサブランカ・レコードの映画部門であるフィルムワークスが映画(ボー・デレクを主役に想定)をつくる予定だったが、結局企画が流れた。

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