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クリー - (2024/03/11 (月) 22:21:31) のソース

***クリー人 (kree)
(種族、マーベル)

初登場:Fantastic Four #65 (1967年8月)
母星:ハラ(Hala):大マゼラン雲のパマ(Pama)星系にある惑星

*概要
宇宙三大帝国の一つ、クリー帝国の中核を構成する異星人。強力な戦闘民族である。

*能力
地球人より遥かに強靭な肉体、身体能力など。
地球より進んだ科学と兵器。

*歴史
過去2回遺伝子操作を受けている。
最初はプロジェニターズによるもので、この時に原初の[[インヒューマンズ]]が生まれている。
次は[[セレスティアルズ]]によるもので、クリー・エターナルズ、クリー・デヴィアントを生み出した。

何千年も前のこと、まだ戦闘的でなかった[[スクラル]]が[[ハラ]]に降り立ち、当時ハラにいた2種類の知的種族、植物生命体の[[コタティ]]とクリー人のどちらが[[スクラル]]の通商帝国にふさわしいか比べることにした。[[スクラル]]は2つの種族を遠く離れた地球の月の[[ブルーエリア]]に置き、どちらがより良い都市を作るかで1年後に審判をすることにした。1年後クリーは壮大な都市を作り、コタティが広大な庭園を作ったのを見て[[スクラル]]はコタティが優れた種族と判定。これに怒ったクリー人が[[スクラル]]とコタティを惨殺し、[[スクラル]]の宇宙船を奪取、自分の星に戻り宇宙船のテクノロジーを獲得した。その後、急速に帝国を築き[[スクラル]]と戦争を始めた。

***地球との接触
近年ではロボットの[[セントリー459]]を地球に派遣、[[ファンタスティック・フォー]]に破壊されるという事件で地球と接触が始まった。
その後告発者[[ロナン]]、さらには[[ヨン・ロッグ]]率いる偵察部隊の派遣など次々と地球に精鋭を送り、大抵碌な目には遭っていない。


*生物学的特徴
基本的には、地球人と同じような直立二足生物(これは人間と同じような体つきを決める"タネ"が宇宙中にばらまかれたため、宇宙中に同じような体つきの生物がいるとされている)。
主要な種族は、肌の色がブルー(ブルースキン)。

帝国の拡張に当たり、多くのほかの宇宙人種と交雑し、ピンク色の肌を持つクリー人(ピンクスキン、地球の白人に似ている)が生まれた。ピンクスキンは二等市民扱い、あるいは人間扱いされないこともある。

クリー人は、([[フェニックス・フォース]]に相当するようなクリスタルの呪いにより)遺伝的な進化が少なく「遺伝的に退廃した種族」とされる。このためミュータントやミューテートが現れる確率が非常に少ない。クリー人にとってこれは大きな問題であり、[[マー・ヴェル]]を(ミューテーションが頻繁に起こっている)地球に送った背景の一つである。
例外的に、ピンクスキンが地球人とのハイブリッドからミュータントである[[ツ=ザナ>ウルトラガール]]を生み出した例があるが、これも地球人の部分からのミューテーションではないかと考えられている。
ただし、多くのクリー人が遺伝子改造を受けている。

結核など致死的な疾患に対する耐性があるが、多くはガンに罹りやすい。

*政治形態
任務のために命を懸けて戦う戦士を多く擁する戦闘国家で、地球を遥かに凌ぐテクノロジーを持っている。
種族の意思決定は生体サイボーグである人工知能[[スプリーム・インテリジェンス]]が行う。
特に[[スクラル]]と対立しており、数千年間の恒星間戦争を戦っていた。

*近年の動向
クロスオーバー”Annihilation: Conquest"ではファランクスの襲撃を受け、壊滅的な打撃を受けながらもヒーローたちの共闘により撃退した。
"[[The Black Vortex]]"では元スパルタクスの皇帝J'SONの攻撃によって母星ハラが攻撃され、ついに破壊されてしまった。
"[[Empyre]]"では[[コタティ]]を抹殺するため長年の戦争を終わらせ「[[クリー]]・[[スクラル]]同盟」を締結。[[ドレク八世>ハルクリング]]の下、[[クリー]]と[[スクラル]]が対等である一つの帝国を築いた。

***主なクリー
[[ロナン]]:告発者ロナン。クリーに楯突く者を告発、処刑する。
[[レイス]]
[[キャプテン・マーベル]]([[マー・ヴェル]])、[[ジーニス・ヴェル]]、[[フィラ・ヴェル]]はクリー人。[[キャロル・ダンヴァース]]はクリー人と地球人のハイブリッドであることが分かった。
[[ヨン・ロッグ]]:クリー人の司令官
[[ハルクリング]]:[[マー・ヴェル]]の息子で、母親は[[スクラル]]。

***クリーに関係する種族
[[インヒューマンズ]]

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