クリー人 (kree)
概要
宇宙三大帝国の一つ、クリー帝国の中核を構成する異星人。強力な戦闘民族である。
能力
地球人より遥かに強靭な肉体、身体能力など。
地球より進んだ科学と兵器。
歴史
何千年も前のこと、まだ戦闘的でなかった
スクラルが
ハラに降り立ち、当時ハラにいた2種類の知的種族、植物生命体の
コタティとクリー人のどちらが
スクラルの通商帝国にふさわしいか比べることにした。
スクラルは2つの種族を遠く離れた地球の月の
ブルーエリアに置き、どちらがより良い都市を作るかで1年後に審判をすることにした。1年後クリーは壮大な都市を作り、コタティが広大な庭園を作ったのを見て
スクラルはコタティが優れた種族と判定。これに怒ったクリー人が
スクラルとコタティを惨殺し、
スクラルの宇宙船を奪取、自分の星に戻り宇宙船のテクノロジーを獲得した。その後、急速に帝国を築き
スクラルと戦争を始めた。
地球との接触
生物学的特徴
基本的には、地球人と同じような直立二足生物(これは人間と同じような体つきを決める"タネ"が宇宙中にばらまかれたため、宇宙中に同じような体つきの生物がいるとされている)。
主要な種族は、肌の色がブルー(ブルー
スキン)。
帝国の拡張に当たり、多くのほかの宇宙人種と交雑し、ピンク色の肌を持つクリー人(ピンクスキン、地球の白人に似ている)が生まれた。ピンクスキンは二等市民扱い、あるいは人間扱いされないこともある。
クリー人は、(
フェニックス・フォースに相当するようなクリスタルの呪いにより)遺伝的な進化が少なく「遺伝的に退廃した種族」とされる。このためミュータントやミューテートが現れる確率が非常に少ない。クリー人にとってこれは大きな問題であり、
マー・ヴェルを(ミューテーションが頻繁に起こっている)地球に送った背景の一つである。
例外的に、ピンクスキンが地球人との
ハイブリッドからミュータントである
ツ=ザナを生み出した例があるが、これも地球人の部分からのミューテーションではないかと考えられている。
ただし、多くのクリー人が遺伝子改造を受けている。
結核など致死的な疾患に対する耐性があるが、多くはガンに罹りやすい。
政治形態
任務のために命を懸けて戦う戦士を多く擁する戦闘国家で、地球を遥かに凌ぐテクノロジーを持っている。
種族の意思決定は生体
サイボーグである人工知能
スプリーム・インテリジェンスが行う。
特に
スクラルと対立しており、数千年間の恒星間戦争を戦っていた。
近年の動向
主なクリー
クリーに関係する種族
最終更新:2024年03月11日 22:21