モービウス(Morbius) / ミカエル・モービウス(Michael Morbius)
概要
元科学者の吸血鬼。
ヴィランとして登場することも多いが、根っからの悪人ではない。
子供の頃から血液に病気があり、虚弱体質だった。
親友のエミル・ニコスと共に病気を治す研究に没頭。吸血コウモリから血清を作り、治癒力を高める研究をしていた。
しかし充分なテストもせずに自らの体で人体実験を行い、吸血コウモリの血清と電気ショックのため「生きた吸血鬼」となってしまう。
この時、衝動的にニコスを殺害してしまう。
それ以来、親友を殺してしまった罪の意識と血への渇きに苦悩し続けている。
能力
いわゆる吸血鬼と似た能力を持っている。
超人的な身体能力、腕力、耐久力、回復力
超人的な聴覚と視覚、暗視能力
短い距離を滑空できる
相手の目をみつめることで催眠術をかける
ただし、科学的に変異した吸血鬼であるため、多くの吸血鬼が持っているような弱点がない。
十字架などの宗教的な物品による影響を受けない。
銀製の武器に対しては、通常の金属同様のダメージは受けるが、特に銀製であることによるダメージはない。
日光を浴びても火傷はしない。ただし、光に過敏になってしまい昼は寝て夜に活動することが多い。
トリビア
通常、吸血鬼=死なない死者(アンデッド)。生きている(死んでいない)モービウスは、アンデッドではないため、
コミックス・コードの制約をくぐり抜けられる。
最終更新:2020年02月01日 22:30