ドクター・バース(どくたー・ばーす)

概要

リバースに登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

リバース

性別:男性
種族:ヒューマ
声優:[故]市川 治
本名「ケビン・バース」。
先王ラドラスの主治医を務めていた名医で、アニーの父親。
本編では既に死亡しており、回想シーンにのみ登場する。
「命に色はない」という信念を持ち、王の主治医という高い地位にありながら貧しい人々の診察を無償で請け負うなど、一人でも多くの命を救うべく活動していた。
また後進の育成にも携わり、キュリアなど多くの医師を輩出し自身の信念を伝えている。
亡くなった今でも多くの医師から尊敬を集めており、アニーからも医師としても父親としても尊敬されていた。
また当時王の盾の隊長だったユージーンとも親友の間柄であったが、「ラドラスの落日」直後にユージーンの手で殺害されたと言われている。
このためアニーはユージーンを憎悪し、無関係な他のガジュマさえも忌み嫌い拒絶するようになってしまい、父の仇への憎しみと「命に色はない」という父の言葉の狭間で揺れ動く事となる。
一方で彼の死には謎が多く、ただ一人真相を知るはずのユージーンが王の盾を追放されてまで黙秘を貫いたため、ワルトゥのように何者かの策略を疑う者もいる。

+ ネタバレ
アニーが聖獣の試練で見た過去の事実は、ドクター・バースこそがラドラス王に毒を盛り、彼を殺害した犯人だったというもの。
そしてその事をユージーンに問いただされ、口封じのために短剣でユージーンを刺し殺そうとしたところ、もみ合っているうちに逆に刺されて死亡してしまったというものであった。
ユージーンが黙秘したのは、彼がラドラス王殺害の真犯人である事を告発する(=親友の名誉を汚す)事を躊躇ったため。
ユージーンは事件の後も彼が無実(もしくは何か理由がある)と信じており、事実を知ったアニーにも真相を調べる事を持ちかけた。
そしてその真相は、国を支配しようと企むジルバのフォルスで身体を乗っ取られていたというもの。
ジルバは月のフォルスによって精神を入れ替える事ができ、ラドラス王に毒を盛って殺害したのはバースではなく、バースの体を乗っ取ったジルバであった。
そしてアガーテや王の盾を操るためにバースの身体でユージーンを殺害しようとしたが失敗。ただし逆に刺された事を利用し、身体を戻してユージーンにバース殺害の汚名を着せて追放したというのが死の真相であった。
後に獣王山にてアニーがジルバの手癖と過去のバースの手癖が一致していた事から真相に気づき、ジルバが認めた事でようやくドクター・バースの無実が証明される形となった。


関連リンク

関連項目

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最終更新:2025年09月12日 20:28