ジルバ・マディガン(じるば・までぃがん)

概要

リバースに登場したキャラクター

登場作品

+ 目次
年齢:37歳 性別:女性
身長:175cm 体重:58kg
種族:ガジュマ
声優:真柴 摩利
アガーテ女王の信任厚い側近で、アガーテの幼い頃から、ずっと側に仕えてきた。
母親のいないアガーテにとっては乳母とも言える存在で、何でも相談できる相手であると同時に、
時に厳しい教師でもあった。
その名残か、アガーテが王位を継承した後も、非公式の場では「姫様」と呼ぶ。
アガーテにとってはなくてはならない存在であり、
父王ラドラスの急逝によってにわかに王の重責を負う身となってからは、
公私共にますますその役割は大きくなっている。
ジルバ自身、その辺りをよく理解しており、
まだまだ未熟な女王の負担を少しでも軽減しようと努めている。

+ ネタバレ
一連の事件の黒幕。
ヒューマを忌み嫌うガジュマ至上主義者であり、カレギア王国からヒューマを滅ぼすべく暗躍していた。
王家に連なる一族の出身で、ラドラス王アガーテと同じ「月のフォルス」の能力者。
本編開始前よりフォルスを悪用し、ドクター・バースと入れ替わってラドラスに毒を盛り、病死に見せかけて殺害していた。
(ラドラスは今際の際にジルバの野望に気づき、最後の力を振り絞り「ラドラスの落日」を引き起こした)
次にアガーテを利用するのに障害となる王の盾の隊長ユージーンを殺害すべく再度ドクター・バースと入れ替わるも、抵抗され逆に刺されてしまう。
このため身体を戻し、逆にドクター・バース殺害の汚名を着せることで彼を追放。空位となった王の盾の隊長に就任し、四星達の指揮権を手に入れる。
そしてミルハウストに思いを寄せるアガーテに、ヒューマの身体を手に入れるよう唆し、ヒューマの殲滅を謳い六聖獣に封印されたゲオルギアスを復活させるべく彼女を誘導していた。
復活したゲオルギアスはヴェイグ達に倒されてしまうが、これによりアガーテが行方不明となった事でカレギア王国の実質的な支配者として君臨。反ヒューマの演説を行い、人々を扇動した。
そして獣王山にてゲオルギアスの復活と説得を試みるヴェイグ達の前に姿を現し、自分こそが「聖獣王に選ばれし者」と名乗りヒューマ殲滅の野望を語る。
その際、手癖からドクター・バースと入れ替わっていた事にユージーンとアニーが勘付くも、悪びれる事なく真相を明かし、ユージーン達を排除すべく戦いを挑むも敗北。
死の寸前までヒューマを憎み、ユージーンを殺せなかった事を悔やみ、アニーを愚弄し、反省することなく死亡した。

なお「聖獣王に選ばれし者」を自称していたが、実際には聖獣王(ゲオルギアス)を騙るユリスに唆されていた。
ジルバは一度目の復活を失敗と認識していたが、不完全な状態で復活したゲオルギアスが倒された事で彼に抑え付けられていたユリスの思念が解放されており、ユリスの思惑通りであった可能性が高い。
他者を見下し利用し続けた策謀家でありながら、実際にはユリスに騙され利用され、それに気付かぬまま死んでいったのは皮肉である。


最終更新:2024年08月13日 17:06
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