ヴォルラーン・アングサリ / Vholran Igniseri

「さあ、愉しませてくれ……この程度で終わるなよ」
「〈王〉はひとりっ!! 他はすべて消えろ!! ははははは!!」
年齢:24歳 性別:男性
身長:182cm 体重:??kg
声優:ウッドロウ
ガナスハロスの水の領将。剣技のみでも他の領将と
対等以上に渡り合う恐るべき戦士。アルフェンに執着を
示し、その眼前で自身に傷を負わせたシオンをさらう。

+ ネタバレ
  • ダナの大地を支配するレナ人の統治者“領将(スルド)”のひとり。水沫の国ガナスハロスにて“水の精霊力”を集めている。
    • 『Beyond the Dawn』では領将だったウルワギルをの目の前で殺害し、その座を奪ったことが明かされた。
    • ヘルガイの実とか洗脳の類は一切使わずに純粋に恐怖政治で言いなりにさせているとのことで、その手腕はヘルガイムキルにも注目されている。
    • 本名は、ヴォルラーン(個体名)ライ(世代無し)アングサリ(特殊調整系)ライモ(母集団無し)
    • その正体はダナから拉致されて<王>の実験によって<王>の力を得た後にヘルガイムキルによって領将に偽装してダナに送り返されたダナの奴隷の一人。アングサリは特殊調整系という意味であり名字ですらない。
    • 高い潜在力を持つ反面、精神的には非常に不安定であり、かつ命令に不服従とのことで<王>の被検体かつ成功体でありながら一度は廃棄を考えられたほど。
    • ぶっちゃけなにがしたかったのかよくわからない。「<王>である俺は誰にも服従しない!<王>である俺が全てを支配するのだ!<王>は世界にただ一人!だからお前は死ね!」と異常なほど支配欲求を表しているのとアルフェンを敵視していることぐらい。
      • 冷たいだろうに氷の玉座にめっちゃ滑りそうな体勢で座っていたりレナの星霊を倒したところに爆発寸前の星舟に乗ってダイナミックに乱入してきたりと妙にネタっぽいところはあるのだが。
  • AIの設定が大変におかしく、まるで本編のストーカーぶりを表すかの如くプレイヤーを執拗に狙ってくる。
    • 更に3戦目は近接攻撃が出来る距離でなければ行動を行わないため、アルフェンにムーブリングをつけた状態であればヴォルラーンの移動速度がほぼ同じとなり、逃げるアルフェンをひたすら追いかけ回す。味方のAIも歴代ではかなり頭が悪い部類となるので、射撃武器を持っていて、なおかつ回復役のシオンが操作キャラを追いかけるヴォルラーンを走って追いかけるという、非常に面白い光景が見れてしまう。(参考
  • 初登場シーンは吹雪の中、モンスターを斬り伏せている姿を確認しているところである。ただならぬ存在感と、彼の圧倒的な強さ、そして伝わる戦闘狂としての一面。クリアしたプレイヤーには周知の通り、このシーンが彼の全盛期である。
    • 登場するたびにツッコミどころが満載で、株を落とし…いやむしろ今作随一のネタキャラとしての地位を確固たるものにしていく。
      • そもそも発売前の公式ツイートの時点で声優が速水氏であることが公開されてしまい、「闇堕ちウッドロウ」「リミッター外しそう」だの言われまくる。おそらく勘の良いプレイヤーはこの時点でネタキャラと化すことは容易に想像出来ただろう。
    • 二度目の登場は何の前触れもなくいきなり崖の上からジャンプしてアルフェンを奇襲。「……探したぞ。」いや探していたのならなんで最初の登場シーンの時に明らかに気づいていながらアルフェンを無視していたのか。
      • そのまま戦闘になるが、行動パターンは近づいて攻撃のみ。この戦闘と2戦目はある程度走ると勝手に攻撃して行動パターンをリセットしてくる。が、他の人間系ボスの例に漏れず操作キャラを執拗に狙うため、逃げてタイミングを合わせて魔神剣などで攻撃を繰り返すだけで勝てる。
      • ここでシオンに額を撃たれ、以後シオンに対して並々ならぬ執着を見せ、つけ狙う事となる…と思われていた。
    • 三度目の登場はなんと海上。アウメドラを倒した一行の前に激流に乗って現れ、水飛沫の中から姿を表す。そして助けを求めてきた茶番おばさんアウメドラを無駄にスタイリッシュな動きで殺害し、海に投げ捨てた。「来たぞ。恋焦がれる者のごとく」夕日をバックに髪をかき上げながらセリフを発するのが無駄にセクシー。シオンを攫い、アルフェンに追ってくるように促す。
    • その後は水の領将として、ガナスハロスでアルフェン達一行を待ち受ける。だが国としての体裁は全く保てておらず、恐怖で洗脳された住民がお祈りしながら船で城内に突っ込んでいくという、よくよく考えなくても意味不明でツッコミだらけの首府であった。攫ったシオンはなぜか着替えさせた上で廊下に放置。触るの痛くて扱いに困ったんじゃないかなどと揶揄される。
      • さらにいざ出会ってみると氷で作った椅子にだらしなく座る姿。この非常にシュールな様子は大いにネタにされた。
      • ここでの戦闘は2連戦となるが、問題は後半戦となる3戦目。前述の通り思考ルーチンが近づいて攻撃のみで、1戦目や2戦目と違って行動でキャンセルしないため、ひたすらプレイヤーを追いかけて回してくる。スティック入力しっぱなしで一生走り続けることになる。
      • ここで敗北し、セリフも断末魔もなくあっけなく死亡した…と思われたが、すぐに死体が消滅。生存フラグを立てる。
    • 次の登場はレネギス。案の定生存していたものの、磔にされている姿であった。「お前の首に用がある」と言うが、「強がりやめとけ」とシオンに煽られる。が、なぜか片腕だけ拘束を外し、「こんなもので俺を縛りつけておけると思うな」と語る。
      • その後の問答でダナ人であることが明かされ、さらにアルフェンと同じく奴隷身分であったことも明かされてしまい、アルフェン一行に「奴隷だった癖にダナ人虐げてたのか…」とドン引きされてしまう。
      • そして紆余曲折を経て部屋が爆発し、炎上。結局片腕だけしか拘束が外せなかったのか、脱出する一行に「常に俺が後ろにいると知れ」と語り、「忘れるな!俺は支配者だ!」などと苦悶の表情で叫びながら、炎に巻かれ死亡したと思われた。
    • これで彼の出番は終わりかと思いきや、なんとラストバトルに唐突に乱入。つまり彼がこのゲームのラスボスである。<招霊の儀>を行うアルフェンとシオンの前に現れ、儀式を妨害。自分が代わりにシオンを殺して星霊を滅ぼすと語り、それを受け入れなかったアルフェンと一騎討ちとなる。
      • 炎上する星舟から飛び降りて登場。そして何故か血まみれ。やはりツッコミどころ満載である。
      • ボスとしては今までとほぼ変わらないが、他に仲間がいないため場合によってはかなりキツい。特に今作は回復アイテムの回復量がしょっぱく、物価が非常に高いためオレンジグミ+回復術で間に合わせていたプレイヤーが多かったため、回復アイテムを殆ど持っていないという状況で戦う事になったプレイヤーも多い。
      • HPを半分削ると実質的にイベント戦となり勝利が確定する。前半OPで見られたような炎の剣と氷の剣の一騎討ちとなり、非常に熱い。
      • 彼を撃破するとここからアニメシーンのみとなる。憎き敵であるアルフェンに負けた上に、哀れまれ、あろう事か赦されたのが受け入れられず、レナス=アルマを道連れにして自爆して、今度こそ死亡した。
      • 「レナス=アルマがなくなればアルフェンはシオンを犠牲にせざるを得なくなるだろう」と見越しての自爆。もしラストがヴォルラーンの目論見通りに行っていたら赦そうとしたアルフェンの大ポカだった。誰かを犠牲にすることを是としないシナリオだったおかげでヴォルラーンの目論見は外れたが。
        • ジルファの教えの一つである「相手を憎しみで殺すな、赦せ」を活かしたつもりだったが、ヴォルラーンにしてみればリア充に見せつけられた挙げ句「孤独の限界を知れぇ!」と叩きのめされ、哀れんで赦されたように感じ自爆。まあアルフェンがヴォルラーンを赦しても他の人々は彼を赦せるのかというと…。
      • 作中で「死んだと思ったら生きていた」を2回もやってのけたがさすがに生きていないだろう…多分。
        • 『Beyond the Dawn』ではすでに故人だが、アルフェンのキャラクターサブクエストでいきなり登場しタイマンを仕掛けてくる。「常に後ろにいると知れ」というクエスト名以外にヒントが無いため、初見殺しにも程がある。
  • とまあ、過去や境遇は間違いなく不幸で、バックボーンと照らし合わせてみてもまさしくラスボスにふさわしいキャラなのだが、とにかく言動が小物臭い。氷の椅子にだらしなく座っていたり、与えられた地位(しかもそうだと知っていた)でイキる、領将最弱とまで称される原因となっためちゃくちゃなAI、片腕だけ拘束を外して結局脱出出来ていない、「支配」「王」に対する異常な執着から、発売直後からさまざまな場所でネタキャラとして認知される羽目となった。
    • 他の領将がレネギスでの評判は悪いものではなく、実力だけは本物だったため最後に聞くことになるであろう彼の意外な一面も期待したプレイヤーは多かったと思われる。が、彼の評判はレネギスでも最悪だった。
      • 更に彼の領将としての地位は自らの力で勝ち取ったものでもなく、黒幕に用意されたものでしかなかったことがうかがえる。それでいて奴隷だった過去がありながらレナ人だけでなく同じ境遇のダナ人を痛めつけていたことを考えると単純に性格が歪みきっているとしか言いようがない。というか完全に小物界の大物と評されても仕方がない…
  • 奴隷として虐げられ、人体実験のためいきなり異星人に攫われ、<王>という与えられた役割に酔い、最終的にアルフェンのストーカーに落ちぶれる…というなんともいえないラスボス。アルフェン曰く「アルフェンの対、アルフェンのなり得たかもしれない姿」だそうだが…。
    • だが彼のやってることは基本的にザギという…
  • 彼との最終戦は非常に好評。ツッコミどころは多いもののその状況や、美しいエフェクトも相まってエクシリア2以来の燃えるラスボス戦として評価自体はかなり高い。
    • 全体的に評判があまり良くない今作のBGMの中でも、この最終戦のBGMは絶賛されている。

+ ヴォルラーンコピペ
  • 本当は劣等ダナ人
  • 雪山で雑魚狩りしてるのを見られる
  • 茶番は終わったかえさんを終わらせる
  • 渦潮つくったが船乗りのハゲすら倒せない
  • 例の椅子
  • AIがズーグルより馬鹿なので狂ったように操作キャラを追いかける
  • 移動が基本ダッシュ扱いなのでテュオハリムのBAに完封される
  • こんなんじゃ私を拘束できないぞ→外せず爆散
  • ワープ無しでレナまでやってくるド根性

+ 登場シーンをまとめた動画


最終更新:2024年09月30日 18:51