鋼体(こうたい)

鋼体とは、敵の攻撃を受けても仰け反らない状態のこと。
通常だと攻撃を受けた時に怯むモーションを取り、そのせいで自由な行動が取れなくなることを「仰け反り」という。これを防ぐのが鋼体。
恩恵の方が大きいが、吹き飛ばしやノックバックを受けないため攻撃範囲の中に取り残されてかえって被ダメージが増えてしまうデメリットもある。
基本的には「最初はキャラクター毎に決まった数値があり、攻撃を受けるたびに減少、0の状態で攻撃されると仰け反る」「コンボを受けている途中は鋼体が回復せず、攻撃が途切れると全快する」という性質がある。
他作品で言うところの「(スーパー)アーマー」に相当する。
作品によっては名称が異なる。
また、特定のアクション中に鋼体が付くというパターンもある。

登場作品

+ 目次

デスティニー(PS2版)

被ダメージを60%に軽減する。
一定の攻撃回数分仰け反らなくなるタイプと行動中一定時間仰け反らなくなるタイプの二種類が存在する。
前者の鋼体持ちのボスはあと何発で剥がれるかが画面右上に表示され、物理攻撃では1、術攻撃では2ずつ削れる。
仰け反りから復帰すると共に鋼体も回復するため、削り切ったら可能な限りコンボを叩き込もう。
最初から鋼体を持ってないくても「ペネトレイト」などの技で鋼体を得る敵もいる。ラスボスもこのタイプ。
味方はスタンの「グリムガントレット」、コングマンの「Wチャンピオンベルト」、リオンの「デモンズランス・ゼロ」で前者の鋼体を得ることができる。
後者の鋼体は一部の技、特にマリーの技に付いている事が多い他、コングマンが「メタルボディ」で物理攻撃限定の鋼体を得ることができる。


デスティニー2


シリーズ初出。
一部ボスや雑魚が持っており、物理攻撃に対して敵毎に規定数HITするまで仰け反らない。
鋼体中の相手に攻撃を当てると\カンカン/という大きな効果音が鳴るため分かりやすい。
攻撃の合間や術を当ててる間は鋼体が剥がれるのでそこが狙い目。
バルバトスも術で仰け反らせてからコンボを叩き込むのが基本となる。
ガープはハロルドの会話通り術にも鋼体を得るバリアーを張る。
マグナディウエスは詠唱中に晶術に対してのみ鋼体が付く変わり種。
またスピリッツブラスター中は敵味方とも常時鋼体状態になる。味方の鋼体は基本的にこの時のみ。
特殊条件としてアームドエンチャント「属性攻撃貫通」または「属性晶術貫通」をセットして技を発動するというものがある。
ロニの「属性晶術貫通」をセットした空破特攻弾はディバイン回避の最終手段。


シンフォニア


ボスキャラはだいたい鋼体持ちなので特攻すると確実に反撃をもらうことになる。
本作はフリーラン等が実装されていないので裂空斬等で背後を取る手段が有効。
サイズが大きいボスはガードで引き付け、HIT数が多い術に併せてコンボを叩き込むとよい。
雑魚敵でもたまに鋼体持ちがいる。
味方の場合、スキルグローリー」や「コンセントレート」などを発動させれば得られる。


リバース


敵の属性耐性の一種。披ダメージを25%減らし仰け反らなくなる。
同じ属性耐性の「半減」、「防御」に比べるとダメージカット率は低いが行動を止められないため危険度は高い。
一部の敵は防御行動時に発動しながらバックステップすることがある。
味方ではヴェイグの「絶・瞬影迅」でダッシュ中限定の鋼体を、ユージーンの「錬・鋼体装」で術撃ダメージ限定の鋼体を得ることができる。


アビス


基本的にはシンフォニアと同じ。
ただしフリーランの実装により攻撃の回避が容易なため、自分が囮となってボスの回りをぐるぐる回ることで敵を引き付け、後衛の術で敵の鋼体を削り切るという戦術が強力。
雑魚にも鋼体持ちが存在し、大型の敵は大体鋼体持ち。
背後から攻撃すれば鋼体が減りやすくなる……とか。ただしボス戦は基本術ゲーなのでほとんど実感することは無いだろう。
グローリーを習得すれば秘奥義とオーバーリミッツ以外で仰け反ることは無くなる。


イノセンス


「耐久」という名前で登場。
敵には攻撃中は絶対に仰け反らないという理不尽鋼体が出現し、これを「無敵」と呼ぶ。主にボスや一部の大型雑魚が所持。
また、攻撃時以外でもLv差があると鋼体が異様に強くなる。


ヴェスペリア



ハーツ



グレイセス

鋼体状態のキャラは体の輪郭がうっすらと黄色く点滅する。
エレスライズ、エレスブレイク中は常時鋼体状態になり、被ダメージが75%に軽減される。
緑防御になると0.3秒間だけ鋼体が付く。
アスベルの「抜刀」、ソフィの「アストラルベルト」、「カタストロフィ」でも得ることができる。
fで追加されたパスカルのアクセル「ラウンドシールド」内では味方は常時鋼体状態になり被ダメージも5%にまで軽減される。

エクシリア

敵毎に鋼体の数が決まっている。
一部の敵は、連続攻撃されると頭上に青い「」が浮かび、この直後の行動が終わるまで鋼体が付く。
鋼体を持つ者が攻撃を受けると青いバリアのようなエフェクトが表示され、残り鋼体が少なくなるとエフェクトが赤くなる。
鋼体をどれくらい削れるかは「ブレイク値」というもので決まっている。計算式は以下の通り。
基本ブレイク値×(1+攻撃側の腕力÷500)=ブレイク値
  • 通常攻撃の基本ブレイク値は、基本的に1。
    術技の基本ブレイク値は術技毎に異なる。
  • 背後から攻撃した場合、ブレイク値は1.5倍になる。
ブレイク値に関係無く強制的に鋼体を解除させる「鋼体ブレイク」の効果を持つ術技も存在する。

ゼスティリア

スキルやバトルアクトによって発生する他、
属性相性の1つに「特定の属性攻撃に対して鋼体」があったり、
術詠唱中は奥義に、奥義発動中は特技に対して鋼体が付いたりする

TOSラタトスクの騎士


「仰け反り耐性」という名前で登場。
クリティカルダメージを受けると一気に0になる。
味方キャラクターは基本的に初期値が0。一部の技のモーション中にのみ1回程度付与されることもある。
秘奥義の場合は鋼体に関係なく仰け反る。
敵味方共通の魔物に鋼体持ちの種族も居るので、味方側が鋼体持ちの魔物を用いることも可能。
グローリーも健在だが、今作のクリティカルはグローリーすら貫通するため安心はできない。
ただし相手の使用するオーバーリミッツ系の技の効果中はクリティカルですら怯まない。


TOPなりきりダンジョンX


物理攻撃で仰け反らない効果がある。鋼体が0になった瞬間は仰け反らず、次の攻撃から仰け反る。
クリティカルダメージや術攻撃を受けると、残量に関係なく仰け反り、鋼体が0になる。
青くなっているキャラクターは鋼体が減らない。


TOWレディアントマイソロジー


イノセンス同様「耐久」という名前で登場。
0の状態で更に攻撃されると仰け反る仕様。


TOWレディアントマイソロジー2


「仰け反り耐性」という名前で登場。ただし味方版は体防具にしか原則存在しない。
敵には攻撃・詠唱中は絶対に仰け反らないという理不尽鋼体が出現した。主にボスが所持。


TOWレディアントマイソロジー3


「仰け反り耐性」という名前で登場。
体防具にしか付かないが、移し替える事によって別の体防具に移植できる。
「仰け反り耐性破壊」というより多く鋼体を破壊することのできるスキルも登場。
ただし、マイソロ2以上に攻撃中は絶対に仰け反らない敵が増えているため近接戦ではあまり役に立たない。


レイズ

ボスをはじめ多くの敵に固有の鋼体数が設定されており、それを削り切らないとのけぞらせる事ができない。
このためヒット数の多い技や「敵の鋼体を◯発分追加で削る」術技強化を持つ技が重要であり、特に近接系キャラは鋼体削り技の有無や使いやすさがキャラの強さに直結しやすい。
味方の場合、強敵キャラクターの術技に動作中鋼体を付与する強化が設定されている事が多い。
また本作では一定時間のけぞらなくなる術技が多く実装されており、メタルボディ衝弾吸命符錬・鋼体装キャバルリィインドレンス剛刃招来鋼・集気法魂術・病飛来蘇刻快癒陣一緒に頑張りましょう!で付与可能。


関連項目

最終更新:2024年10月26日 22:59