クベール・サケルドース

概要

テンペストに登場したキャラクター

登場作品

+ 目次

テンペスト

年齢:不詳 性別:男性
100年前にレイモーン王国を治めていたとされる宰相。
滅びゆく国を護るため旅人に教わった生命の法を実行するが、失敗し王国を滅ぼしてしまったと伝わる。

+ ネタバレ
ペイシェントの力で100年の時を生き永らえており、現在はアデルハビッツに隠棲している。
かつて繁栄を極めるもそれによって増長するレイモーンの民を憂いていたところ、旅人によって「命があふれるプリセプツ」として生命の法の存在を教えられる。
荒廃した大地やレイモーンの民の心を元に戻すにはそれしかないと考え、実行に必要なペイシェントを作るため数十万人のレイモーンの民を犠牲にして生命の法を執り行った。
しかしそれは旅人ことウォールス・ガーナーの口車に過ぎず、実験段階だった生命の法により逆に全ての命を飲み込まれ、ペイシェントを残して王国は一夜にして滅亡。残されたペイシェントもウォールスによって持ち去られてしまった。
その後隠し持っていたペイシェントにより生き続けていたが、本編の数年前に教皇ヴィンセントにより発見される。
ヴィンセントもウォールスに騙されている事を見破り忠告するが聞き入れられず、ペイシェントを渡す代わりにウォールスの手が届かない所に匿うよう要望しアデルハビッツに居を与えられていた。
ウォールスに騙された事を後悔し、彼を倒すため密かに強力なプリセプツを構築していたが、結局はその実力差から彼を倒すことは諦めていた。
本編ではカイウス達に過去起きた事を語り、国王になりすましたウォールスこそが全ての元凶である事を伝える。また考案したプリセプツをルビアアーリアに伝授し、罪滅ぼしとした。
その後最後のペイシェントを使い果たし、寿命を迎え消滅した。

最終更新:2024年09月30日 10:00