教皇(ヴィンセント・ブリッジス)

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テンペスト

年齢:不詳 性別:男性
声優:小林清志
ジャンナ教会の頂点に立つ人物。
ある目的のために、ペイシェントを集め「生命の法」を行おうとする。

+ ネタバレ
カイウスルキウスの実の父親。
教皇になる前は異端審問官を務め、現在もリカンツ狩りを強く推し進めている人物だが、かつてはリカンツの国であるレイモーンの王女メリッサと密かに愛を育んでいた。
しかし後にメリッサはリカンツ狩りに摘発され、ルキウスをヴィンセントに託して自害。カイウスも消息不明となってしまう。
メリッサ達を失い激しい絶望に襲われるが、国王により「命を蘇らせるプリセプツ」として生命の法を教えられる。
以来、生命の法でメリッサを蘇らせる事だけを生きる支えとしてきた。
リカンツ狩りを強硬に推し進めたのは、生命の法さえ成功すれば最終的には犠牲となったレイモーンの民も蘇ると信じていたため。クベールからは国王に騙されていると忠告を受けるも、それを聞き入れる余裕はなかった。
このため皮肉にも本心ではレイモーンの民との共存を望みながら、結果的にはペイシェントを手に入れるため多くのレイモーンの民=リカンツを死に追いやってきた。
しかしクベールの忠告通り国王が語った事はデタラメであり、本編オープニングでルキウスやロミーと共に生命の法を行った結果、大量のスポットを呼び寄せ自身も侵蝕されてしまう。
これにより正気を失い、本編のように生命の法を行う事だけを考え息子への愛情も失った冷酷な人物に変貌してしまっていた。
(ただしカイウス達がメリッサの遺体に触れようとした事に激怒するなど、ロミーのように完全に支配された訳ではない様子)
やがて生命の法を止めるため教皇の間に乗り込んだカイウス達に敗れ、ようやく正気を取り戻す。
カイウスが生きていた事を知り安堵するも、スポットに巣食われていた間の記憶が残っており、国王に騙され取り返しのつかない罪を犯してしまった事に気づき強く後悔する。
カイウス達との戦いで既に衰弱していたが、更にペイシェントを狙い乱入してきたロミーの攻撃からカイウス達を庇い致命傷を負う。
もはや全てを語る猶予が無い事を察し、最後の力を振り絞り息子にクベールの居場所を伝えて息を引き取った。

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最終更新:2025年04月16日 14:46