セフィロト / Sephiroth

アビス

大地に点在するフォンスロットの中でも特に強力な10箇所のこと。
番号順に言うとラジエイトゲート、アブソーブゲート、シュレーの丘、ザオ遺跡、アクゼリュス、タタル渓谷、メジオラ高原、ホド、ザレッホ火山、ロニール雪山の10箇所。
地核から送られてくる大量の記憶粒子が噴出しており、これを利用したエネルギー機関がプラネットストームである。

+ ネタバレ
各地のセフィロトの地下(魔界)には外殻大地を浮上・固定させるための「セフィロトツリー」が存在する。
セフィロトツリーは記憶粒子で構成された柱であり、外殻大地のセフィロト内部にあるパッセージリング(制御盤)により活性化・制御されている。
このため外殻大地を安定させるための重要拠点であり、内部は侵入を防ぐ「ダアト式封咒」、セフィロトへの命令を拒む「アルバート式封咒」、操作盤を保護する「ユリア式封咒」による三重の封印で厳重に守られている。
なお「ダアト式封咒」はローレライ教団の導師しか解けず、「ユリア式封咒」はユリアの血縁者しか解けない。
また「アルバート式封咒」はアクゼリュスとホドにのみ存在し、一定の仕掛けを解く必要がある。

作中ではヴァンによってセフィロトからの記憶粒子の噴出を止められ、セフィロトツリーが消失した事で外殻大地の崩壊が始まる。
最初にヴァンがルークを利用してアクゼリュスを崩落させたのは、預言通りに世界が動いていると思い込ませるためと、各セフィロトのパッセージリングを操作するために、アルバート式封咒を解く必要があったため。
作中ではホドが既に消滅しており、アクゼリュスのパッセージリングもルークに破壊された事で「アルバート式封咒」は失われた。
後にルークがヴァンの命令を上書きする事で、大地が沈まない程度に記憶粒子の噴出を再開させ、外殻大地を魔界へと降下させた。
なおセフィロトツリーの耐用年数は2000年とされており、既に限界を迎えていたためヴァンがいなくても崩落は起きていたとされる。


ネタ

  • 元ネタはカバラ(ユダヤ教の神秘思想)で用いられる概念図「セフィロト」。「生命の樹」とも呼ばれる。
    • セフィロトは善性の名を冠する1〜10の「セフィラ」(と隠された11番目のセフィラ)から成り、アビスの地名はセフィラの名を元にしたものが多い。
    • またセフィロトを反転させたような図も存在し、こちらは「クリフォト(邪悪の樹)」と呼ばれる。

関連リンク

類似項目

被リンクページ

+ 被リンクページ

最終更新:2025年06月02日 14:41