ダリス・ビンセント(だりす・びんせんと)

概要

デスティニーに登場したキャラクター

登場作品

+ 目次

デスティニー(PS)

性別:男性 年齢:27歳 
声優:速水奨(PS版)/堀井真吾(ドラマCD)
サイリル自警団の団長であり、マリー・ビンセントの夫。
本編の10年前にある戦いで敗残兵となったマリーを匿い、彼女と生活を共にするようになる。
やがてマリーと結婚してからは「ビンセント夫妻」として名を馳せていた。
父親もサイリル自警団の前団長を務めた凄腕だったが、実力は現在のダリスが上回るとされる。

+ ネタバレ
本編の2年前にサイリルがグレバム勢力の襲撃を受け、マリーを逃すべく彼女に「精神魔法」を施し、記憶喪失にして離れ離れとなった。
しかしグレバム勢力に捕らえられたダリスもまた、その実力に目をつけられ、マインドコントロールを施されてしまう。
その後はマリーとの思い出を含む全ての記憶を都合のいいように改竄され、グレバムの忠実な部下として本編の1年前からハイデルベルグの警備を任されていた。
余談だがグレバムがダリスを重用する事にバティスタが不満を抱いていた裏設定があるが、バティスタとダリスが交流するシーンは一切ない。
やがて本編でマリーの短剣を見て記憶を揺さぶられ、記憶を取り戻したマリーから真実を聞かされるも、駆けつけた衛兵達にマインドコントロールを利用されマリー達と刃を交える。
戦いに敗れてようやくマインドコントロールから解放されるも、致命傷を負っておりそのまま亡くなってしまう。

ただしプレイヤーがハイデルベルグ突入前にサイリルに寄っていると、戦闘で致命傷を負わずマリーに介抱されて一命を取り留める。
なお、彼の生死次第で第二部でのマリーのパーティ参戦可能時期が変化する。


デスティニー(PS2)

性別:男性 年齢:27歳 
声優:大川透
サイリル義勇軍のリーダー。
本作では「ダリス・ヴィンセント」表記。
PS版から設定が大きく変更され、民衆の政治参加を求めるオピニオン・リーダーとなっている。

+ ネタバレ
2年前に君主専制国家であるファンダリア王国に反旗を翻し、サイリル独立を要求しファンダリア動乱を引き起こした。
マリーとの離別も、この動乱の中で国王軍に取り囲まれた際に崖から突き落とすことで彼女を逃がした事に変更され、マリーが記憶喪失になったのも故意ではなく偶然となっている。
その後は国王軍に捕縛され投獄されていたが、現王イザークと直接対話し、二年の歳月をかけてようやく平和的な改革の道もある事に気づく。
しかし本編でグレバムの乱が発生すると、グレバムと結託した義勇軍が王都ハイデルベルグを制圧し、ダリスも獄中から救出された。
内心ではグレバムと義勇軍の過ちと敗戦を予期していたが、既にイザークを殺害し後戻りできない所まで来ていたことから、敗戦後に責任を取るべきは自分だと考え、あえて義勇軍を離れずグレバムに加担していた。

作中ではサイリルでマリーに出くわし国を出るよう警告した後、ハイデルベルグ城へ忍び込んだマリーとソーディアンマスター達を単身迎え撃つも敗北。
戦後事情を理解したウッドロウにより、罪を問われず解放されマリーと共に戦場を離れた。
一方的な被害者として翻弄されたPS版とは大きく異なり、こちらでは良くも悪くも自身の意思で王国に挑み、グレバムに従ったキャラクターへと変更された。
なお本作ではルート分岐が存在せず、必ず生存する。



神の目を巡る野望

未登場。17話にてルーティと出会ったマリーが「私には私の帰りを待っている人がいる。そんな気がしてならないのだ」と語っているため、存在はしている模様。



デスティニー2

PS版デスティニーで死亡ルートがあったためか、本作では故人となっている。


最終更新:2024年09月30日 23:01