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テイルズオブバトルロワイアル@wiki

呪縛

最終更新:2019年10月13日 12:57

匿名ユーザー

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呪縛


「こんな所に居ましたか」
島全体でも数少ない山岳部、その谷間に一人の少年がうずくまっていた。
ソロンは目の前のその少年に声をかけた。
少年はビクッと体を震わせると、凍りついた表情で振り向いた。
黒髪の少年・ジェイの視界に映ったのは、彼の師であった。
ソロンは大きく口元を歪ませてにやりと笑うと、数歩ジェイに近付いた。
「さて、それじゃあなたの働きぶりを聞かせてもらいましょうかねぇ」

口元を歪めたまま、嬉々とした口調で訪ねた。
ジェイは視線も虚ろに立ち上がり、うつむいて喋りだした。
「・・・・・・せん・・・」
ソロンは大げさに耳に手を当て、ジェイに近づけた。
「ああ?聞こえないなぁ?もっとはっきり言ってくださいよ、どうしてためらう必要があるのです」
「・・・してません」
「何?」
「まだ・・・殺してません」
その言葉を聞いたその瞬間、ソロンの目が異常に鋭くなった。
そして腕を振り上げ、少年を張り倒した。
「何ですって!?あなたはこれだけの時間を持て余しながら、誰一人として始末できてないのですか!?
 いや全くこれは予想外ですよ、私が島を回って苦労している間に、あなたは一体何をしていたんですか!?
 サボってたんですか!?サボってたんですね!?」
そう叫びつつ倒れた少年の腹に蹴りを入れる。少年は丸まって動かない。
「この馬鹿者が!!」
更に力強く蹴る。少年の口から嗚咽が漏れた。
「はぁっ、はぁっ、全くあなたは不孝者だ、師匠である私の為に何一つしないとはね」
ジェイは両手を地面に付き、体を起こそうとした。
「すみま・・・せん」
「やれやれ、あなたにはもう私以外に頼れる人物が居ないというのに」
ソロンの言葉にジェイは目を見開き、体が硬直した。
半端な体勢のジェイの頭に足を乗せ、ソロンが言った。
「あのセネル・クーリッジという男も、モーゼス・シャンドルという男も死んでしまいましたからねぇ。
 ああそういえば水の民の長、マウリッツも死んでましたか。
 彼の生命力は並外れていると聞いていましたから実に残念です。
 残る煌髪人の女も、一人では何もできないでしょう」

しかしそう言うソロンの顔は、全く哀愁の類も何も無かった。
ただ歪んだ笑い顔があるのみである。
ジェイの顔には悲痛の表情が浮かんでいた。
放送を聴いてから離れない、深い絶望感がまた襲ってきた。

「分かりますか?あなたにはもう私しか居ないんですよ?
 理解してますか?あなたは私抜きではとても生きられない。
 そして知っているでしょう?このゲームでの死は日常の出来事であると」

ジェイは頭を踏まれたまま何も言わずにいた。
「返事は!」
そんな少年の態度にソロンは激怒し、足に体重をかけて少年の顔を地面に擦り付けた。
「・・・はい・・・」
「声が小さい!!」
一旦足を離し、少年の側頭部を蹴り上げた。
少年はごろりと回転し、震える腕で立ち上がった。
「──はい!!」
その声も震えていた。
どうして・・・こんなことに・・・
ジェイはここに至るまでの経緯を頭の中で反芻した。

他の参加者達が次々魔法陣に消えていく。ジェイはセネルに歩み寄り、言った。
「セネルさん、どうやら次はあなたの番みたいですよ」
「分かった」
そうしてセネルは魔法陣向けて歩き出した。
彼の近くに立っていた少女が一歩前に出て声を上げる。
「お兄ちゃん!」
「シャーリィ、心配するな。きっと、また会える。必ず会いに行く。だから待ってろ、シャーリィ」
そうして彼は消えていった。

その後、シャーリィ、モーゼスの順で魔法陣に乗り、消えていった。
一人残されたジェイは、今の内に参加者達を品定めしておこうと思い、
辺りを見回し始めた。が、その時、不意に肩を掴まれ、強く引っ張られた。
「会いたかったですよ、ジェイ」
狂気の笑みを浮かべて語りかけるその男、ソロンを見た瞬間、
その時からジェイの心は金縛りにあったように正常な働きを失った・・・

・・・そういえば、シャーリィさんは今どうしているだろう。
兄、セネル・クーリッジを亡くして、どんな思いをして、どう行動しているのだろうか。
そんな疑問がジェイの脳裏に浮かんだ。手遅れになる前に彼女に会っておきたかった。
ソロンが喋りだした。ジェイは現実に引き戻された。
彼はジェイが洞窟に居た時のことを話していた。

「いやぁ運良くあなたが私の近くに居たことは幸いしました。
 おかげでじっくり作戦を練ることが出来たはずなんですがねぇ・・・」
横目にじろりとジェイを見やる。ジェイは怯えたように立ち尽くしている。
「まさかとは思いますが、あなたはあのままあの少女と行動を共にし続けるつもりは無かったですよね?」
ジェイの様子に変化は見当たらない。しかしその内情は大きく揺れていた。
ソロンは更に揺さぶりをかけるように、
「まさかそんなことはありませんよねぇ。あなたは私の弟子なんですから。
 弟子が師匠を裏切るなんてそんな馬鹿なことはありませんよねぇ。
 特に私は幼いころからあなたの面倒を見てきました。いわば私は親代わりです。
 そんな恩人である私の言うことを聞かないなんて、信じがたいことですよ、ええ」
「・・・」
「どうなんです?ジェイ」

ジェイは引き絞るような声でつぶやいた。
「ちゃんと・・・言うことを聞いて・・・やりました」
「よろしい。ちゃんとあの少女と、マウリッツを殺すつもりでしたね?」
ジェイの顔が一層こわばった。そして口を開く。
「・・・はい」
その言葉を聞いたソロンは更に狂気に歪んだ笑顔を見せた。
そして何事がぶつぶつとつぶやきながら、ジェイの周囲をぐるぐると回り始めた。
「いや、結構です。それを聞いて安心しました。しかし、しかしですよ、一つ不可解なことがあるのです」
ジェイは何も言わずにただうなだれていた。ソロンの放つ言葉を恐れている様だった。
「あの少女・・・ミント・アドネードでしたかな?私は先刻の放送で名簿に死亡者へ印を付けたのですが、
 どういうわけかこの少女は死んでいなかったのですよ、マウリッツは死んでいたのに。
 実に不思議ではありませんか?」

少年は鉄の様に押し黙っている。ソロンは構わず続けた。
「まさかとは思いますが、あなたは手を抜いたのではないですか?あるいは、意図的に少女を避けたとか」
「そんな・・・そんなことはありません!」
少年はそれまでとは違って強く言葉を発した。
ソロンが言ったことは、少年自身、不可解に感じていたことでもあったのだ。
「ちゃんと・・・二人に攻撃がいくように・・・やりました」
「本当ですね?」
「・・・はい、それは間違いありません」
「そうですか、それでもこの少女は生きている。
 この少女はあなたに殺されかけたのを覚えているでしょうから・・・どうしましょうかねぇ」

ソロンの顔は以前として嬉々としている。対してジェイの顔は青ざめて悲痛だった。
突然ソロンはジェイの頭を掴んだ。そして顔を少年の側頭部に密着させ、耳元に囁いて言った。

「この少女を殺しなさい」

その言葉は、まるで少年自身に対する死刑宣告であるかの様に響いた。
少年はただ震え、足元を見つめるばかりだった。
「この少女が生きている限り、あなたも気が散って仕方が無いでしょう。
 不安な要素は早く除去せねば。もう一度あなたがこの少女を手にかけて殺しなさい」
ジェイはただ黙っていた。ソロンは少年の頭から荒々しく手を放した。

「あなたはさっき言いましたよね?私の言うことを聞くと。だから殺りなさい。この少女を。
 私の言うことを聞いていればいいんです、あなたは。そうして二人で生き延びようではありませんか。
 このゲームで生き残るのに最も効率がいいのはどんどん参加者達を殺すことです。
 そうすることであなたの身の回りの危険は少しずつ消えていき、やがて安息の時が訪れるのです」
「はい・・・」
「さあ、行きなさい。きっとあの洞窟、或いはその近くに居るはずです。
 ああ、そうそう、分かってると思いますが、途中出くわした連中は必ず殺しなさい。
 どんな卑怯な手を使おうとも構いません。全員、殺しなさい。いいですね?」
「はい・・・」

「あなたの支給品は、その刀以外にまともな物はありませんでしたね」
ジェイの支給品、交換してしまったホーリースタッフ以外の二つは、
おもちゃのダーツセットに、厚い辞書。とても戦闘に役立つとは思えなかった。

「ではあなたにこれを差し上げましょう。あなたが得意とする武器です」
そう言ってソロンは懐からクナイを十枚ほど出した。
「私はこれを二十枚ほど持ってますので、半分渡します」
ジェイは黙って受け取ると、それらをソロンと同じように懐にしまった。
「もう夜中もいい所です。闇討ちは私たちの得意分野の一つですから、しっかり働いてくださいよ」
「はい・・・」
そうしてソロンは煙幕と共に消えた。

一人残されたジェイは、しばらくそこに佇んでいたが、
やがて操り人形の用にたどたどしく歩き出した。


【ジェイ 生存確認】
所持品:忍刀・紫電 ダーツセット 辞書 クナイ(残り十枚)
状態:傷心 全身にあざ、生傷
第一行動方針:ソロンに従い、ミントを殺す
第二行動方針:ソロンに従い、遭遇した参加者を殺す
第三行動方針:シャーリィを探す
現在位置:C7の山岳地帯からG3の洞窟へ移動中

【ソロン 生存確認】
所持品:クナイ(残り十枚) ????
状態:無傷 狂気
第一行動方針:周りをかき乱し、傍観して楽しむ
第二行動方針:ジェイの監視
現在位置:C7の山岳地帯から移動

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