畏怖なる存在
白と白が交差し、大規模な爆発を起こした。
何もかも焼き尽くしたと思われる、壮絶な破壊力。
草木も花も、土も空気すらも消滅させられた。
二つの光線が通った跡には、長い堀が出来ていた。
焼け焦げた大地と木々から煙が立ちこめ、視界を濁した。
「…やったか?」
ダオスが視線を目標点に向けたまま、呟いた。
「直撃を受けたんだ。塵一つ残さずに消えたに決まってるさ」
ミトスが応えて言った。
両手を降ろし、僅かに微笑を携えて、そのまま立ち去ろうとした。
が、その時ダオスは序々に晴れゆく煙の中に、確かに見た。
大地に倒れこむ、少女の姿を。
シャーリィ・フェンネスは、全身を焼かれながらも、肉体の消滅を免れて地面に伏していた。
何もかも焼き尽くしたと思われる、壮絶な破壊力。
草木も花も、土も空気すらも消滅させられた。
二つの光線が通った跡には、長い堀が出来ていた。
焼け焦げた大地と木々から煙が立ちこめ、視界を濁した。
「…やったか?」
ダオスが視線を目標点に向けたまま、呟いた。
「直撃を受けたんだ。塵一つ残さずに消えたに決まってるさ」
ミトスが応えて言った。
両手を降ろし、僅かに微笑を携えて、そのまま立ち去ろうとした。
が、その時ダオスは序々に晴れゆく煙の中に、確かに見た。
大地に倒れこむ、少女の姿を。
シャーリィ・フェンネスは、全身を焼かれながらも、肉体の消滅を免れて地面に伏していた。
「…驚いたね。まだ生きてるなんて」
「どうやら咄嗟に防御技を発動させたらしいな」
そう言うダオスは、どこか自信がなさげだった。
確かに光線が衝突する一瞬、あの少女はミトスが使ったのと似た緑色の球体に包まれて身を護ったようだった。
しかし、それだけではいくらか説明が付かないところもある。
あのレーザーの威力は自負している。
それを二つ同時に喰らい、果たして肉体の原型を維持できる程度の負傷で済むだろうか。
「どうやら咄嗟に防御技を発動させたらしいな」
そう言うダオスは、どこか自信がなさげだった。
確かに光線が衝突する一瞬、あの少女はミトスが使ったのと似た緑色の球体に包まれて身を護ったようだった。
しかし、それだけではいくらか説明が付かないところもある。
あのレーザーの威力は自負している。
それを二つ同時に喰らい、果たして肉体の原型を維持できる程度の負傷で済むだろうか。
「…」
何か嫌な予感がする。そう思った次の瞬間だった。
地面に横になったまま、不意にシャーリィの体がビクンと跳ねた。
「!」
「何だ?」
驚き、戸惑い、二人は黙って少女の様子を見つめていた。
電気に痺れたかのようにビクンビクンと跳ね続け、それは奇妙な踊りに見えた。
気付けば、ほとんど破れた衣服から覗く少女の肌が、少しずつ青緑色に変色していた。
そして不意にシャーリィの顔面が溶け出した。
どろりと青緑の皮膚が流れ出し、人間の頭蓋の形状が鮮明に現れる。
少女の肉体は全身どろどろに溶け、地面に広がっていく。
その量も、気のせいだろうか、徐々に増えていくようだった。
やがて溶け尽くした青緑の液体は、それ自体が意思を持って
いるかのように少女の骨格に纏わりはじめ、その姿を形成していった。
ゆっくりと、少女…いや、既に少女でも人間ですらなくなったそれは、夢遊病にかかったかの様に立ち上がった。
何か嫌な予感がする。そう思った次の瞬間だった。
地面に横になったまま、不意にシャーリィの体がビクンと跳ねた。
「!」
「何だ?」
驚き、戸惑い、二人は黙って少女の様子を見つめていた。
電気に痺れたかのようにビクンビクンと跳ね続け、それは奇妙な踊りに見えた。
気付けば、ほとんど破れた衣服から覗く少女の肌が、少しずつ青緑色に変色していた。
そして不意にシャーリィの顔面が溶け出した。
どろりと青緑の皮膚が流れ出し、人間の頭蓋の形状が鮮明に現れる。
少女の肉体は全身どろどろに溶け、地面に広がっていく。
その量も、気のせいだろうか、徐々に増えていくようだった。
やがて溶け尽くした青緑の液体は、それ自体が意思を持って
いるかのように少女の骨格に纏わりはじめ、その姿を形成していった。
ゆっくりと、少女…いや、既に少女でも人間ですらなくなったそれは、夢遊病にかかったかの様に立ち上がった。
正に魔物、怪物、化け物といった表現がふさわしい姿だった。
体格は既にシャーリィが元の姿だったころの二倍ほどになっていた。
背の高さも、長身のダオスを超すほどの存在と化していた。
胴体の太さは、かつてマウリッツがなったものほど膨張してはいないものの、
大の男と充分張り合えるほどの大きさだった。
全身が節くれ、両腕は地面に付くほどに伸び、肥大化していた。
足先は鋭い爪がそれぞれ三本ずつ、生えていた。
既にボロ布と貸した衣服は、窮屈そうに胴体に巻きついている。
首から上は、青緑色の半液状の皮膚に覆われたのっぺりした顔があり、
まるで粗末な仮面を付けられているようだった。
マウリッツのそれと違い、二つの橙色の鋭い眼光が残り、ぎらぎらと光っていた。
そして唯一少女の面影を残す、美しい金髪は、煌めきを失い、灰褐色に染まり、
ゆらゆらと頭から背中にかけて揺れていた。
全体のシルエットとしては本来エクスフィアが存在した世界のエクスフィギュア、
或いはマウリッツがなったものよりもスリムな印象を受ける。
しかしそこからにじみ出る負の感情、深く暗く哀しい殺意は、彼女の存在感を二倍にも三倍にもしていた。
体格は既にシャーリィが元の姿だったころの二倍ほどになっていた。
背の高さも、長身のダオスを超すほどの存在と化していた。
胴体の太さは、かつてマウリッツがなったものほど膨張してはいないものの、
大の男と充分張り合えるほどの大きさだった。
全身が節くれ、両腕は地面に付くほどに伸び、肥大化していた。
足先は鋭い爪がそれぞれ三本ずつ、生えていた。
既にボロ布と貸した衣服は、窮屈そうに胴体に巻きついている。
首から上は、青緑色の半液状の皮膚に覆われたのっぺりした顔があり、
まるで粗末な仮面を付けられているようだった。
マウリッツのそれと違い、二つの橙色の鋭い眼光が残り、ぎらぎらと光っていた。
そして唯一少女の面影を残す、美しい金髪は、煌めきを失い、灰褐色に染まり、
ゆらゆらと頭から背中にかけて揺れていた。
全体のシルエットとしては本来エクスフィアが存在した世界のエクスフィギュア、
或いはマウリッツがなったものよりもスリムな印象を受ける。
しかしそこからにじみ出る負の感情、深く暗く哀しい殺意は、彼女の存在感を二倍にも三倍にもしていた。
「……!!」
変貌が始まってからシャーリィが立ち上がるまで、時間にすればほんの僅かなことだったであろう。
しかしその変貌のあまりの壮絶さに、ダオスとミトスは息を呑み、硬直するばかりであった。
が、それもすぐのことで、即座に眼前の敵を撃つべきだと、二人は即座に構えた。
「あんな、あんな化け物と一緒に行動していたなんてね!」
ミトスが吐き捨てるように言い、二刀剣を構えて走り出す。
変貌が始まってからシャーリィが立ち上がるまで、時間にすればほんの僅かなことだったであろう。
しかしその変貌のあまりの壮絶さに、ダオスとミトスは息を呑み、硬直するばかりであった。
が、それもすぐのことで、即座に眼前の敵を撃つべきだと、二人は即座に構えた。
「あんな、あんな化け物と一緒に行動していたなんてね!」
ミトスが吐き捨てるように言い、二刀剣を構えて走り出す。
だが、その姿をシャーリィが認識するや否や、信じがたい速度で右腕を前方に向けた。
そしてその先、拳と思われる場所から、突如肉が裂け、中から黒光りする金属の筒がずるりと出てきた。
それはシャーリィが使っていたマシンガン。
そしてその銃口から、青白い光弾が連続的に飛び出し、ミトスを襲った。
そしてその先、拳と思われる場所から、突如肉が裂け、中から黒光りする金属の筒がずるりと出てきた。
それはシャーリィが使っていたマシンガン。
そしてその銃口から、青白い光弾が連続的に飛び出し、ミトスを襲った。
彼女は変貌の際に、近くに落ちていたマシンガンを体内に取り込み、同化してしまっていた。
吐き出される光弾は、彼女が創り、圧縮されたテルクェス。
シャーリィはテルクェスをペンを使い描き出すが、彼女の故郷に居る人々、
水の民の中には別の方法でテルクェスを生み出し、攻撃に用いたり飛行に使ったりしている。
シャーリィは今その力を純粋に攻撃に使うことのみに集中し、
テルクェスを弾丸の形状に圧縮し、直接体内に連結したマシンガンを媒体として撃ち出していた。
そうすることで、もはやシャーリィが使える弾丸は、無尽蔵と化していた。
吐き出される光弾は、彼女が創り、圧縮されたテルクェス。
シャーリィはテルクェスをペンを使い描き出すが、彼女の故郷に居る人々、
水の民の中には別の方法でテルクェスを生み出し、攻撃に用いたり飛行に使ったりしている。
シャーリィは今その力を純粋に攻撃に使うことのみに集中し、
テルクェスを弾丸の形状に圧縮し、直接体内に連結したマシンガンを媒体として撃ち出していた。
そうすることで、もはやシャーリィが使える弾丸は、無尽蔵と化していた。
ミトスは目を見張り、咄嗟に横飛びに回避する。目標点を反れた光弾は、彼の背後の樹木を撃ち砕いた。
ミトスがよけた先に照準を合わせなおし、再度弾が発射される。
「くそっ!」
ミトスは瞬間移動し、木々の陰に隠れた。
先程までとはまるで違うシャーリィの様子に、多少の警戒が起こっていた。
更に狙いを付けようとするシャーリィに、灼熱の火玉が連続して当たった。
ぎろりと、その方向を見る。
そして発射。十数発の弾丸が、ダオス目掛け飛んでいった。
しかしダオスは動じることなく、両手を前に突き出して魔力を開放した。
青白の弾は白い魔力の衝撃に圧され、消滅していった。
ちょっと驚くミトスに、ダオスはちらりと視線をやり、
「所詮は魔力の塊だ。威力も実弾ほどでは無い。これぐらい、どうという──」
刹那、彼の肩を何かがかすり、抉った。
「!」
微かに出血した。が、とても致命傷とはいえない。
肩を押さえ、こちらも樹木の陰に隠れる。
同じ軌道を描いて飛んできたそれは、間違いなくマシンガンから放たれた弾丸だった。
そう、本来の弾丸。実弾。
「実弾と魔力弾の打ち分けまで出来るのか…」
ダオスはそう呟いた。
ミトスがよけた先に照準を合わせなおし、再度弾が発射される。
「くそっ!」
ミトスは瞬間移動し、木々の陰に隠れた。
先程までとはまるで違うシャーリィの様子に、多少の警戒が起こっていた。
更に狙いを付けようとするシャーリィに、灼熱の火玉が連続して当たった。
ぎろりと、その方向を見る。
そして発射。十数発の弾丸が、ダオス目掛け飛んでいった。
しかしダオスは動じることなく、両手を前に突き出して魔力を開放した。
青白の弾は白い魔力の衝撃に圧され、消滅していった。
ちょっと驚くミトスに、ダオスはちらりと視線をやり、
「所詮は魔力の塊だ。威力も実弾ほどでは無い。これぐらい、どうという──」
刹那、彼の肩を何かがかすり、抉った。
「!」
微かに出血した。が、とても致命傷とはいえない。
肩を押さえ、こちらも樹木の陰に隠れる。
同じ軌道を描いて飛んできたそれは、間違いなくマシンガンから放たれた弾丸だった。
そう、本来の弾丸。実弾。
「実弾と魔力弾の打ち分けまで出来るのか…」
ダオスはそう呟いた。
突然シャーリィが天に向かって吼えた。
大地を震撼させるような、強烈な響き。
そして再び右腕を上げ、マシンガンを撃とうとする。
しかしその瞬間、彼女の胸部が、背中から刺されていた。
「ここまでだね」
いつの間にかシャーリィの背後に接近していたミトスが、ロングソードを突き刺していた。
「ぅぐぉぉぉ!」
既に人間のですら無い、悲鳴とも怒号とも判別の付かない声を上げ、
シャーリィは剣が突き刺さったまま振り向き、ミトスを至近距離で睨み付けた。
ミトスは素早く右手に持った邪剣ファフニールで斬りかかった。
しかしそれはシャーリィの左手によって受け止められた。
ミトスは驚き、目を見張る。
見れば、シャーリィの左手から、右手と同じように異物が飛び出している。
銀色に輝くそれは、鋭い刃だった。
彼女がカッシェルから奪った、ショートソードだった。
支給品袋ごとそれを体内に取り込んだ彼女は、その剣もまた肉体から飛び出させて武器として使用した。
大地を震撼させるような、強烈な響き。
そして再び右腕を上げ、マシンガンを撃とうとする。
しかしその瞬間、彼女の胸部が、背中から刺されていた。
「ここまでだね」
いつの間にかシャーリィの背後に接近していたミトスが、ロングソードを突き刺していた。
「ぅぐぉぉぉ!」
既に人間のですら無い、悲鳴とも怒号とも判別の付かない声を上げ、
シャーリィは剣が突き刺さったまま振り向き、ミトスを至近距離で睨み付けた。
ミトスは素早く右手に持った邪剣ファフニールで斬りかかった。
しかしそれはシャーリィの左手によって受け止められた。
ミトスは驚き、目を見張る。
見れば、シャーリィの左手から、右手と同じように異物が飛び出している。
銀色に輝くそれは、鋭い刃だった。
彼女がカッシェルから奪った、ショートソードだった。
支給品袋ごとそれを体内に取り込んだ彼女は、その剣もまた肉体から飛び出させて武器として使用した。
驚くミトスの一瞬の隙を突き、マシンガンを体内に戻して右手で彼の頭を掴んだ。
軽く持ち上げ、宙吊りにしたまま、ぎりぎりと、握る手に力を込めて圧迫する。
ミトスの顔が、苦痛に歪んだ。ばたばたと、足をせわしなく動かしている。
そしてそのまま、ミトスを掴んだまま、大きく振りかぶり、近くの木の幹に後頭部を叩き付けた。
木片が砕け、血がいくらか飛んだ。
ミトスは脳震盪を起こし、気を失った。
だがそんなことはお構い無しというように、シャーリィは更に力を込めて握りつぶそうとする。
軽く持ち上げ、宙吊りにしたまま、ぎりぎりと、握る手に力を込めて圧迫する。
ミトスの顔が、苦痛に歪んだ。ばたばたと、足をせわしなく動かしている。
そしてそのまま、ミトスを掴んだまま、大きく振りかぶり、近くの木の幹に後頭部を叩き付けた。
木片が砕け、血がいくらか飛んだ。
ミトスは脳震盪を起こし、気を失った。
だがそんなことはお構い無しというように、シャーリィは更に力を込めて握りつぶそうとする。
一瞬の後、シャーリィの体が白い光線によって貫かれた。
その勢いでミトスを落としてしまい、ふらりと足取りが危うくなる。
刺さった剣も、支えを失い地面に落ちた。
腹部と胸部の境目あたりを中心に、大きな穴が開いた。
だらだらと、血と緑色の液体が流れ出た。
「ミトス!大丈夫か!」
ダオスはすぐにレーザーをもう一発放とうと、両手を構えた。
シャーリィはしばらく呆然と立ちすくむと、やがてぶるぶると痙攣しだし、天を仰いだ。
「ぐぉぉぉぉぉぉ!!」
シャーリィの絶叫が、森にこだました。
腹に開いた穴が、緑色の液体によって覆われていき、元通りにしようと働いていた。
元来エクスフィアの存在しない世界の住人であるシャーリィやマウリッツに、
エクスフィギュア化がどれだけの影響を及ぼすかは皆目検討もつかないことだった。
更に、彼女は水の民の中でも特別な体質を持つ者である。
そして彼女自身が持つ底なしの負の感情、
それらが複雑に絡み合い彼女をあってはならない畏怖の存在に変えてしまった。
彼女の身体能力は、全く以って常識の域を超えていた。
その勢いでミトスを落としてしまい、ふらりと足取りが危うくなる。
刺さった剣も、支えを失い地面に落ちた。
腹部と胸部の境目あたりを中心に、大きな穴が開いた。
だらだらと、血と緑色の液体が流れ出た。
「ミトス!大丈夫か!」
ダオスはすぐにレーザーをもう一発放とうと、両手を構えた。
シャーリィはしばらく呆然と立ちすくむと、やがてぶるぶると痙攣しだし、天を仰いだ。
「ぐぉぉぉぉぉぉ!!」
シャーリィの絶叫が、森にこだました。
腹に開いた穴が、緑色の液体によって覆われていき、元通りにしようと働いていた。
元来エクスフィアの存在しない世界の住人であるシャーリィやマウリッツに、
エクスフィギュア化がどれだけの影響を及ぼすかは皆目検討もつかないことだった。
更に、彼女は水の民の中でも特別な体質を持つ者である。
そして彼女自身が持つ底なしの負の感情、
それらが複雑に絡み合い彼女をあってはならない畏怖の存在に変えてしまった。
彼女の身体能力は、全く以って常識の域を超えていた。
怪訝な顔をするダオスと、地面に伏せるミトスには目もくれずに、シャーリィは走り出した。
不恰好な体格とは裏腹に、結構な速さで走って、森の奥に消えていった。
背後目掛けて追い討ちのレーザーを撃つも、命中はしなかった。
不恰好な体格とは裏腹に、結構な速さで走って、森の奥に消えていった。
背後目掛けて追い討ちのレーザーを撃つも、命中はしなかった。
ダオスは中途半端に佇み、やがてミトスの様子を見に行った。
彼は気絶しており、しばらく目を覚ましそうに無かった。
彼は気絶しており、しばらく目を覚ましそうに無かった。
ふと、今戦った相手のことが頭をよぎった。
目の前の相手は、既に完全に別の存在と化していた。
もう元の少女の姿には戻れないだろう。
誰彼構わず襲いかかる、狂気のモンスターと化してしまったのだ。
そう思うと僅かに少女に憐みの情が浮かんだ。
しかしそれはダオス自信の持つ信念の元、たちまちにかき消された。
目の前の相手は、既に完全に別の存在と化していた。
もう元の少女の姿には戻れないだろう。
誰彼構わず襲いかかる、狂気のモンスターと化してしまったのだ。
そう思うと僅かに少女に憐みの情が浮かんだ。
しかしそれはダオス自信の持つ信念の元、たちまちにかき消された。
【ダオス 生存確認】
所持品:エメラルドリング
状態:TP4分の3消費
第一行動方針:マーテルを守る
第二行動方針:マーテルと行動
第三行動方針:打開策を考える
第四行動方針:敵は殺す
現在位置:B7の森林地帯
所持品:エメラルドリング
状態:TP4分の3消費
第一行動方針:マーテルを守る
第二行動方針:マーテルと行動
第三行動方針:打開策を考える
第四行動方針:敵は殺す
現在位置:B7の森林地帯
【ミトス 生存確認】
所持品:ロングソード 邪剣ファフニール ????
状態:気絶 後頭部に打撲 擦り傷、足に軽裂傷、金的に打撃 TPを微消費
第一行動方針:マーテルを守る
第二行動方針:マーテルと行動
第三行動方針:打開策を考える
第四行動方針:クラトスとの合流
現在位置:B7の森林地帯
所持品:ロングソード 邪剣ファフニール ????
状態:気絶 後頭部に打撲 擦り傷、足に軽裂傷、金的に打撃 TPを微消費
第一行動方針:マーテルを守る
第二行動方針:マーテルと行動
第三行動方針:打開策を考える
第四行動方針:クラトスとの合流
現在位置:B7の森林地帯
【シャーリィ 生存確認】
所持品:UZI SMG(30連マガジン残り2つ) ショートソード(体内に取り込んでいる)
状態:エクスフィギュア化 腹部に穴(修復中)
第一行動方針:本能の赴くまま
第二行動方針:セネルとの再会(手段は一切選ばない)
現在地:B7の森
所持品:UZI SMG(30連マガジン残り2つ) ショートソード(体内に取り込んでいる)
状態:エクスフィギュア化 腹部に穴(修復中)
第一行動方針:本能の赴くまま
第二行動方針:セネルとの再会(手段は一切選ばない)
現在地:B7の森