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真・女神転生 FULL GENRE

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真・女神転生 FULL GENRE




多くの人間が、毎日は変わらないと信じていたあの日。
日常の裏で魔の者が暗躍し、欲望を賭けて争っていた人間が居たとも知らなかった世界。


そんな人の世界は突然壊れた。


東京にいくつものICBMも振り落ちたその日から数十年。
もはや大破壊前の旧世界を知る人間も居ない。

ICBMによって破壊された『大破壊の街』東京。

影でパラサイト生物と繋がっている広川が支配する『悪魔の居ない街』新宿。
メシア教の庇護を受けながらも影ではフレイムヘイズの本拠地となっている『囚われた街』渋谷。
一人の男とウサギ、そして人形が支配する『少女の街』六本木。
役目を忘れた暴走機械の住む旧・警視庁に隣接した『交差する街』銀座。
黒の騎士団が支配するスガモプリズンを備えた『破壊の街』池袋。
アルター使いで構成された組織、HOLYが守る『完全独立自治領』品川経済特別区域。
秘密結社ゴルゴムが支配する『悪夢の国』TOKYO GOLGOM LAND(トーキョー・ゴルゴム・ランド)、通称TGL。


秩序をなくし、しかし混沌に落ちない大破壊の世界。
これは65の存在が織りなす、何物とも『異なる』物語。



    ――真・女神転生 FULL GENRE――


    ◆    ◆   ◆



シナリオ1

【CODE;Geass】



「黒の騎士団だ……俺の組織を、俺の手足を作り上げる」

ルルーシュは魔女C.C.へと向かって高らかに宣言する。
そこにあるものはこの世界への怒りのみだ。

「メシアもガイアもHOLYもゴルゴムも――――神聖ブリタニア帝国も」

この大破壊で勢力争いを続ける五つの組織を口にする。
虚偽と欺瞞しか存在しない組織ではルルーシュの目的を達成させることは出来ない。

「全てが偽りだ! そこに真実の目的はない!
 ならば、この俺が作ってみせる! 黒の騎士団で、俺の求める世界を!」

ルルーシュは作ることになる。
新たなる世界を。
黒の騎士団という組織で、己の世界をだけを創りあげてみせる。

「間違っていたのは俺じゃない! 世界のほうだ!」

世紀末で歴史が止まった世界で、マイナスから0に戻す物語。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ7

ひぐらしのなく頃に 魔滅し編】


そこはいずれ壊れる理想郷、雛見沢。
東京の隅に位置しており、ICBMの雨をやり過ごした奇跡の村。
そこには悪魔は居ない、ひどく疲弊はしたが終末前と殆ど変わらない生活を維持している数少ない集落。

「綿流し?」

『流れ者』である前原圭一は同年代の少女、竜宮レナに問いかける。
綿流しのお祭りについて説明を受ける。
その祭りでオヤシロさまを祀っている限りは雛見沢は外敵から守られるという祭りのことを。

しかし、綿流しの祭りを過ぎてから悪魔の影が現れ始めた。
オヤシロさまの庇護にあるはずの雛見沢を、誰かが内側から壊していくのだ。
それは悪意ある侵略者なのか、狂った住民の暴走なのか、それともオヤシロさまの祟なのか。

「――――あ」

いずれにせよ、雛見沢という世界は幾度と無く終わり、幾度と無く再生する。

雛見沢に謎は多い。
誰が悪魔を呼び込んでいるのか。
誰が悪魔に心を惑わされるのか。
そも、誰が何を求めているのか。
すべての謎を解かなければ、雛見沢に秋は訪れない。

そして、幾度めかの夏のこと。

「教授先生?」
「なんか研究で来るんだってさー」

雛見沢の夏が、もう一度やってくる。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ13

【反逆者<<トリーズナー>>】


「おい、カズマ! 早く次行くぞ!」
「……あいよ」

カズマは君島の言葉に軽く返事をして、足元の悪魔を足蹴にして踵を返す。
ネイティブアルターであるカズマは、相手がよほどの高位悪魔でなければ渡り合えることが出来る。
カズマはガイア教でも黒の騎士団でも秘密結社ゴルゴムでもメシア教でも神聖ブリタニア帝国でもHOLYでもない。
カズマはただの『シェルブリットのカズマ』だ。

「で、次はどこだよ」

カズマはこの大破壊の世界で便利屋として生きている。
悪魔を退治したり、ゴルゴムと敵対したり、ゼロの騎士団に雇われたり。
カズマはただ生きている。
人間として生きているだけなのだ。

「元・教授先生の護衛だよ、まだ金を持っているらしいぜ」

カズマの存在が、この世界をかき乱す。

「へっ、いけすかねえな……いけすかねえよ」

反逆者<<トリーズナー>>であるカズマこそが、世界を変えるのだ。



    ◆    ◆   ◆


シナリオ18

【今にも落ちてきそうな星の下で】


泉こなたは通常の人間である。
アルター使いやフレイムヘイズのようなデビルバスターと呼ばれる存在ではない。
多少の自由は拘束されるが、この大破壊後では他には存在しないといってもいい良質な街の新宿で暮らしている。
死人はやはり多いが、それでも他の街と比較すると驚くほどに平和な街であった。
ここには悪魔も、ならず者も訪れない。
唯一の人間の生きる街だった。

そんな街で、こなたは悪魔召喚プログラムを手に入れた。

「むふふー、どうよこれ! ピクシーのピクちゃんって言うんだって さ!」

と言っても大した理由ではない。
あるスクラップ場に落ちていたPDAの中にデータが残っていただけな のだ。
今の時代、この手の電子機器は高く売れる。
破損は大きかったがそれでも十分使えるパーツが有るだろうと拾うと 、データが生きていた。
それを自身のPDAに移しただけなのだ。

「ちょっと、それ……!?」
「悪魔さんだ……私、初めて見たよ」
「悪魔ですね……ということは、これは、その?」

こなたの自慢げに見せびらかす妖精ピクシーを前にして、上から順に 柊かがみ柊つかさ高良みゆきが反応する。
悪魔召喚プログラムは存在は知られているが、それを実際に目にする 機会は殆ど無い。
この争いのない新宿では特にそうだ。
そんな珍品を自慢するだけの、軽い気持ちだった。
この『偽りの街』新宿では、そんな行動を見ている人外が居ることを こなたは知らなかったのだ。

それが、泉こなたにとっての始まりだった。

「……ゆうちゃん?」

自宅に帰ると、
父の姿をした『何か』が、
小早川ゆたかを食い殺していた。

「……悪魔召喚プログラムを持っているな?」

寄生生物に支配された偽りの街で、泉こなたは歩き始める。


    ◆    ◆   ◆



シナリオ23

【世紀末剣客浪漫譚】


時を飛び越えた五人の侍のうちの二人、向き合っていた。
アマラ経絡と呼ばれる謎の空間に吸い込まれ、剣心は百と数十の年を飛び越えたのだ。
そこに広がっていた世界は、地獄だった。
幕末をも超える確かな地獄で、そこには鬼が居たのだ。

「つまり、こっちの世界でも変わらないことがあるってことだよ先輩 」

悪魔召喚プログラムを使って悪魔を従えながら、志々雄は無限刃を構える。
確かな殺気。
志々雄の軽口は続いているが、次の瞬間には剣心の身体を切り裂いていてもおかしくないほどのものだ。

――――やはり、この男は危険だ。

ガイア教なる謎の組織と取り行って、悪魔を従えるすべまで身に着けている。
ここがどのような世界なのか、剣心もはっきりと理解したわけではない。
それでも幾人もの人間と交流し、その人々は確かに生きた人間であることは理解していた。

「弱肉強食……弱ければ死に、強い奴だけが生き残る。そこに人間と悪魔の違いなんかねえよ」
「拙者はそうは思わん」

剣心は逆刃刀真打に手を伸ばす。
敵は悪魔、背後には悪魔に魂を売った集団。
ここから脱出しても広がるは混沌した大地が広がるだけだ。
あの血獄(じごく)の果てに築き上げた新時代も、今は遠い。
それでも、剣心は刀に手をかけた。

「拙者は、ここでも新時代を築いてみせる。そのために必要なことを成す。
 ……人斬り抜刀斎に戻ることも、覚悟しよう」
「……あん? なら、俺と一緒だろうが。先輩も、この地獄で悪魔になるだけだろ?」
「そうではない」

志々雄の言葉をはっきりと否定する。
志々雄の伸ばした手をはっきりと拒絶する。
例え、血に塗れた外道の道に戻っても悪魔とは手を組まない。

「ここで振るう『俺』の刀は、強い者にだけ向けられる。お前のような悪魔だけに、な」


緋村剣心は、魔を断つ剣を執る。



    ◆    ◆   ◆


シナリオ28

【Alive A Life】


『戦え……戦うんだ……』

鏡の中から神崎士郎の言葉が響く。
こんな世界になっても、人間の欲望は消えはしない。
むしろ、こんな世界だからこそ欲望は加速している。

『戦え……!』

ライダーデッキは欲するものにだけ与えられる。
心の何処かで、欲望を抱えている。
それは真司も同様だ。
守りたいという欲望が、真司と龍騎のデッキを結びつけたのだ。

「…………ッ!」

どれだけ躊躇ってみせても真司は戦うだろう。
鏡の中へと飛び込み、ライダーの戦いを止めようとする。
悪魔と、ミラーモンスターと、ライダーと。
真司は戦い続けるだろう。

「―――――変身!」

悪魔を滅ぼせる力を持っているのに、ライダーは戦い続けるのだ。
己のために、何処までも己のために。
この世界に、正義はない。
しかし、それは悪でもない。

「っしゃぁ!」

ただ、純粋なまでの願いがあるだけだ。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ32

【LUPIN THE THIRD】


この世には変わらないものがある。
金の価値が変わろうと、支配体制が変わろうと、変わらないものがある。

「じゃあな~とっつぁ~ん!」

それがこの男、ルパン三世
まるで大破壊前のように、華麗に盗みを繰り返している。
それは悪魔に守られた独裁者の館であろうと、天使に監視された聖なる教会であろうと関係ない。
ルパン三世の一味はいつでもどこでもルパン三世なのだ。

「で、ルパン。次はどこに」
「次はこいつだよ」

そも、彼らが何時から居て、何処から現れたかを知っている人物は少ない。
ルパン三世とはすなわち謎であり、謎こそがルパン三世なのだ。

「生きる人形さ」
「悪魔か?」
「いいやぁ、人間のお造りになられた、れっきとした人形さ。
 ちょっとばかし喋って不思議なチカラを持っているだけの、な」

ルパン三世が何を盗むのか、誰にもわからない。



    ◆    ◆   ◆


シナリオ36

【Alice Game】

こんな地獄にあっても、人形たちの争いは続いている。
人のもとに一枚の紙が届き、小さなカバンは人間の元へと現れる。

「それがアリス・ゲームということ。おわかり?」

この真紅もまたその人形の一体。
ただ戦うだけの運命を背負った、哀れな哀れなお人形。


一方で不思議な動きがあった。
十年前まで大きな特徴のなかった六本木の街が活性化しだしたという話だ。
そこの新しい支配者はウサギ頭の悪魔と一人の少女を連れたまだ若々しい男らしい。
そして、その男には一つの噂があった。
曰く、人形を探しているのだか。

「……七人目、かもしれないわね」

巻きますか、巻きませんか?


    ◆    ◆   ◆


シナリオ40

【ENDLESS×ILLUSION】


傷だらけの夢が荒野に転がっている。
タキシード姿の男、ヴァンもまた夢を失った人物の一人。
新宿や品川と言った人の集まる街と街の間にある荒野、エンドレスイリュージョンこそを住処としている荒くれ者だ。

「……関係ないだろう」

ヴァンはどの組織にも属さず、風に吹かれるままにエンドレスイリュージョンを歩きまわる。
今回は黒の騎士団と呼ばれる新興の組織から受けた護衛依頼を受けている。
その最中に雑談を振られても、ヴァンは素っ気なく応えるだけだ。
ヴァンはそんな人間だ。

たったひとりの男を探し求めて。
壊された夢を叩きつけるためだけに、生きている。

大破壊の荒野、エンドレスイリュージョンはそんな場所。

「アンタが報酬を払ってくれるのなら、俺はなんでも構わない」

所詮、世界の吹きだまり。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ43

【パラサイト・イブ】


泉新一はこの大破壊後の東京において特殊な背景を持っている人物だ。
第一に新一は一つの身体に二つの心を持っている。
右腕に別の生き物を寄生されているのだ。
これを世間ではパラサイト生物と呼ぶ。
悪魔とは異なるパラサイト生物であるが、本来は人間の頭を乗っ取って生きる『この世』の生き物なのだ。

第二に新一は、五人の侍たちのように、時間を跳躍していた。
金剛神界やアマラ経絡、あるいはハルケギニアと呼ばれる数多くある『異世界』に飛ばされることで本来の時間軸から逸脱したのだ。
経緯は省くが、彼は大破壊の直前から大破壊の数十年後の世界にタイムスリップしてしまったのだ。

「……時間が経てば変わるな」

新一は呆然と呟く。
見知った東京の街が荒野へと変わり果てていたことに対して。
そして、この新宿の街ではかつては人間の敵でしかなかったパラサイト生物が、影で権力を握っていることに対して。

「くそっ……こんな、こんなことあり得るのかよ」

泉新一は明確な怒りを見出す。
新一にとってパラサイト生物は敵であり、憤怒と憎悪と恐怖の対象でしかない。
しかし、この街は偽りに塗れているが、人間社会として成立している。
それが僅かに新一の怒りを鈍らせていた。

『しかしだな、新一。案外、共存関係にあるかもしれないぞ。
 こんな世界では、人一人の生命など軽いものだ』

誰かが思ったのだ、『みんな』の未来を守らねばと。



    ◆    ◆   ◆


シナリオ47&48

【ゼロの悪魔】


「広義ではお前も悪魔なんだとよ、ゴシュジンサマ」
「信じられないッ!」

東京に戻った平賀才人と、そのサイトに引っ付いてきたルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
二人は目の前に広がる悪魔の群れを無視して軽口を叩き続ける。

「信じられないッ!」
「二回も言うなよ」
「うるさい、バカッ!」

サイトが構えるは愛剣デルフリンガー。
ルイズの詠唱の時間を稼ぐためにその大剣を振るう。
一体、二体、三体……コボルトの群れはそれだけで倒れていく。
ルイズの詠唱が終わる前に、コボルトの群れは立ち去って行ってしまった。

「ああ、もうっ!」

フラストレーションを発散するようにルイズは声を荒げる。
サイトもルイズの気持ちを理解しているがゆえに、何も口にしない。
異世界に訪れた時の気持ちは、サイト自身も嫌というほどに体験しているのだから。

「こっちだってショックなんだぜ。東京に戻ったと思ったら世紀末、イカれた時代へようこそ。
 しかも襲ってくるのは種籾を奪うモヒカンじゃなくて悪魔とかいう化け物とくらぁ」
「うるさいわね、わかってるわよッ!」

ここで『俺が居るから安心しろ』とも言えなければ、『アンタが居るだけまだ気楽ね』とも返せない。
二人は未だにそんな関係だった。

『まあ、お二人さんよ。とりあえず今日のメシだよ。
 一歩ずつ歩かねえととんだ落とし穴にハマっちまうぜ』
「……だな」

ゼロの使い魔によるゼロの悪魔への東京案内は当分終わりそうになかった。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ52

【BATTLE ROYALE】


THIRD MAN :HOLYもキツイことするねえ。へえ、悪魔召喚プログラム所持程度でしょっ引かれる時代ですか。

34.HAWK :みー、魔女裁判ですよー。勘違いの犬さん、こわいこわいですよ。猫さんはガタガタブルブルニャーです。

V.V. :メシアも最近奇妙な動きを見せてるらしいからね。変なことして捕まるとブルァァァ(検閲されました)

LA+ :漆黒の炎に抱かれし者召喚たりえし証AMPテクノロジーなどとあからさまな不可視の悪魔異世界への禁じられた門を融合《アナザーテンプテーション》する原始の危険性遺跡をデジョンした人々(別名:アダム)が醜悪なる。自業自得であろうよ。
(原文:悪魔召喚プログラムなんてあからさまなウイルスソフトをインストールする危険性を無視した人々が悪い。自業自得ですよ。)

KAN・RYU :たまらないでござるなぁ、拙者も気をつけるでござるよ。


HOLYが守護する品川に住む少年、三村信史はPCのキーボードを叩きながら旧時代のロック音楽を聞いていた。
常駐するコミュニティで数人の知り合いと
画面越しでしか対面したことのない人物たちであるが、おそらく品川の人間だろう。
この世界でまともなネット環境が整っている街は限られている。
そこで日本語で会話をするとなれば新宿か品川ぐらいしかない。

「まあ、遊び場程度だけどさ」

誰がどこで見ているかわからない、HOLYやメシア教は狂人の集まりなのだ。
三村としても本当にアングラな話題はネットには書き込まない。
ここは安全ではあるが自由な街ではないのだ。

それは、この機密情報の仕込まれたピアス。
そして、悪魔召喚プログラムがインストールされた血の染み付くハンドベルドコンピュータが物語っている。

「……おじさん」

力が欲しければ、求めるしかない。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ53 & 54

【相棒 ふたりだけの正義】


「右京さん、これって……!」

亀山は廃棄された警視庁の一室に残された書類に目を通しながら呆然 と呟く。
その内容は凄惨極まるものだった。
悪魔や警備機械を使っての殺戮の記録。
警視庁は、いや、警視庁を乗っ取っていたメシア教は自らに都合の悪 い人間を秘密裏に暗殺していたのだ。

「……ええ。誰かはわかりませんが、この書類を残した人が居るよう ですねぇ」

こんな書類を残しておくようなマヌケな権力者が居るわけがない。
ならば、告発しようとしていた人物が隠していた書類と考えるのが打 倒だ。
亀山は手に持った拳銃とナイフを震わせながら、恐る恐るといった様 子で右京に問いかける。

「その人も、口封じに殺された……?」
「おそらく」
「くそっ!」

メシア教は表では正義面をしながらも、その実は独裁者以外の何物で もなかった。
そこに正義はない。
あるのは支配というどす黒い欲望だけだ。
メシア教は人々に支持されているが、メシア教は人を救おうとしない 。
限られた人物だけを、メシア教にとって都合のいい人物だけの理想郷 を作ろうとしているだけなのだ。

「……許せませんねえ」

右京は重武装した身体をプルプルと震わせながら、重々しく呟く。
警察がメシア教と手を組んで行われた今回のミッション。
名目上は暴走した警備ロボの制圧であったが、その実態はメシア教の 幹部がこの書類を回収することだったのだろう。
汚れている。
こんな秩序が壊れようとしている世界で綺麗事を言っても仕方ないか もしれないが、それでもメシア教は汚れている。

「右京さん、これは……!」
「こんな、こんな非道!許せるわけが、ありません!」


ふたりだけの正義が、始まろうとしていた。



    ◆    ◆   ◆


シナリオ55

【仮面ライダーBLACK】



荒野をひょうひょうと渡る風がある。
緑色のバイクに跨って、一人の青年は東京を駆けまわる。

「トーキョーゴルゴムランド……ゴルゴムは一体何を考えているんだ……」

東京湾に浮かぶ悪夢の国を眺めながら青年は呟く。
己の宿敵である秘密結社ゴルゴムが何かをしようとしている。
その正体を見極めようとするが、それは容易ではない。
何故ならば――――

「見つけたぞ、ブラックサン! 今日こそ貴様の命を刈り取ってやろうではないか!」

その瞬間、何処からか低い声が響き渡る。
地獄の釜を開いた瞬間に漏れだしたような、この世のものとは思えない恐ろしい声だ。
この声の正体こそが悪魔とも異なるゴルゴムの怪人なのだ。

「ゴルゴムの怪人か……!」

青年――――南光太郎はゆっくりとバイクから離れて特徴的な構えを取った。

「――――変身!」

腰元の王者の輝石が赤く輝きはじめる。
彼こそが悪魔の天敵、人類の救世主。

「仮面ライダー、ブラァ!」

時を超え、空を駆け、仮面ライダーは現れる。



    ◆    ◆   ◆


シナリオ57

【if】


「……ふぅ」

蒼嶋駿朔は何十年ぶりとなる東京の大地を踏みしめた。
フロッピーディスクの中に封印され、意識は完全に闇へと沈んでいた数十年。
蒼嶋にとっては軽い浦島太郎だ。

「驚かせちまったかな……ッ!?」

目の前で言葉も失って仰天している同年代の少年を見てポツリと呟く。
フロッピーディスクの中から高校生が飛び出してきたのだから当然だといえるだろう。
一方で、蒼嶋も驚愕を覚えていた。
目の前の少年が持っていたものは、他でもない悪魔召喚プログラムだったからだ。

「悪魔かよ、くそったれ」

魔界より帰還した高校生が見た世界は、魔界と大差のない世界だった。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ59

【新世界より】


メシア教の幹部へと登りつめた夜神月は、品川大聖堂の大仰なステンドグラスを眺めていた。
天使という束縛の力を持つメシア教は強い。
ガイア教や秘密結社ゴルゴム、散発的なテロを繰り返す新興の組織である黒の騎士団をも超える強さだ。
影では神聖ブリタニア帝国の暗部やHOLYの人体実験とも共同体勢をとっている。
メシアがブリタニアとともにカオス陣営を壊滅させ、ブリタニアすら乗っ取る日も決して遠くないだろう。

「だけど、まだ足りない」

月が目指す新世界の千年王国は、そんな武力や暗部すら必要しない絶対の王国だ。
絶対の『白』こそが千年王国の、神の膝下に位置する国にふさわしいのだから。

「この新世界は、まだ完成していないんだ」

この世界は、腐っている。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ61 & 62

【DEVIL'S TRICK】

「つまりだな、山田。この世界が狂ってしまった理屈さえ判明すれば元に戻すことも出来るということだ」
「理由もなにもICBMの投擲とか世界大戦とかでしょ?
 隣のボケた爺さんが留守電メッセージみたいに繰り返してましたよ」

次郎号に乗った山田奈緒子上田次郎はある村に向かっていた。
東京23区から離れた僻地にそびえるその村にはある伝承がある。
曰く、オヤシロさまなる産神とも鎮守とも呼ばれる、いわゆる地元の神様によって平穏が守られているという村だ。

「バカッ、それは発端であって理屈じゃあない。
 なぜICBMの投下で悪魔がこの東京に現れるようになったのか、そこが問題ないんだ。
 なにかしらの仕掛けがあるはずなんだよっ!」
「ああ、はいはい。そういうこと……でも上田さんよくそんな」
「いや、そのだな……その……っと!」

そんな言葉とともに、急ブレーキを踏む。
その衝撃に山田の薄い胸にシートベルトが食い込む。

「おいっ!おい上田! ……ん?」
「あっ、おい、見るな!見るんじゃない!」

一人の美女が映った写真と、美辞麗句に塗れた文言が書き込まれた手紙こぼれ落ちた。


悪魔のトリックを暴きに二人が動きまわる。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ64

【アイゼルのアトリエ 世紀末の錬金術師】


アイゼル・ワイマールはこの異世界の地で『先生』と呼ばれていた。
旅の途中に不可思議な力によって飛ばされたこの異世界に当たる東京の銀座。
初めは余所者であるアイゼルへ向けられる視線は冷めたものだった。
しかし、悪魔の持った奇妙な材料を錬成することで、ある種の医者の真似事をすることで有用性を証明したのだ。
始まりはそんな打算めいたきっかけだったが、アイゼルは確かに銀座の人々に受け入れられつつあった。

「……メシア教、ですか?」

そんなアイゼルのもとに一人のメシア教徒が訪れる。
メシア教はこの大破壊の地で唯一神の教えを説いて新たなる千年王国の樹立を目指す集団だ。
悪魔ではなく天使の力に属するメシア教の受けは良い。
唯一神の教えにさえ従っていれば庇護を受けられるのだから、ある意味では当然ではあるが。

「すみません、慣れない地での生活で少し不安がありまして……少々、一人で考える時間をくれますか?」

しかし、その裏に微かな濁りをアイゼルは感じ取っていた。
排斥の色と、支配の色を。
メシア教という集団が絶対善の存在でないことを。

破滅の足音が忍び寄りつつあることに、錬金術師はまだ気づいていない。


    ◆    ◆   ◆


シナリオ65

【その炎の運命】


灼眼のシャナは幾度となるかわからない悪魔狩りを続けていた。
フレイムヘイズの中には悪魔との対立をおざなりに考える者も多い。
元々は悪魔でもゴルゴムの怪人でもない、紅世の徒への憎しみから超常の力を手に入れた集団だからだ。
そんな中で、シャナは異端だった。

「シッ!」

愛刀を翻して悪魔の首を刎ねる。
シャナにとってはこの世を乱すものという意味で悪魔と紅世の徒に大差はない。
悪魔の存在はいつか世界を崩壊させる、それは世界各地に転がる伝承からもわかることだ。
もちろん本来の敵は紅世の徒。
悪魔との敵対はあくまでついでに過ぎない。

その証拠に、彼女たちフレイムヘイズは人間社会や、
メシアともガイアとも、
ゴルゴムともHOLYとも、
黒の騎士団ともブリタニアとも、
いずれの組織とも距離をとっている。


その炎が消えるまで、彼女たちは世界を維持する永遠の中立者であり続けるのだ。



    ◆    ◆   ◆




65のキャラクターを操り、大破壊の世界を生き抜け!

――真・女神転生 FULL GENRE ――

20013年4月1日、発売!







続報、第二弾情報公開!


様々なキャラクターが東京を舞台に交差しあう!
東京の僻地雛見沢から始まる山田奈緒子と上田次郎のトリック暴きと部活メンバーの東京デビュー!
寄生生物に支配された寄生都市新宿の打破を目論む泉こなたと泉新一!
トーキョーゴルゴムランドに潜入する斎藤一を待ち受けていた志々雄一派!?
謎の街と化した六本木の調査に乗り出すスザク、劉鳳、そして特命係!
HOLY及びメシア教の本拠地・品川大聖堂を蒼嶋駿朔が飛び込み、シャナはメシア教徒に化けた紅世の徒を討滅に現れる。そして誕生する二人の『神の子』……!
メシア教徒幹部、HOLY経済顧問、ブリタニア帝国『嚮団』当主、メシア教革新派代表。ロウの重鎮たちが渋谷メシア教会に集合!
スガモプリズンの囚人を扇動し脱獄を目論むルパン三世、一方で投獄されたカズマや浅倉も動き出して……?
東京を外敵から守護する四天王がゴルゴムに襲われる、走れ!ライダーブラック!


物語はキャラクターの数だけ生まれていく!


    ――真・女神転生 FULL GENRE――



    ◆    ◆   ◆



雛見沢に訪れる怪異!
調査に訪れた山田奈緒子と上田次郎、その護衛依頼を受けたカズマが閉ざされた村の秘密を暴き始める!
さらに部活メンバーとの交流で、ついに運命が開かれる!

「なんか圭ちゃんと声が似てるような……」
「なら俺もアルター使えたりしねえかな?」
「口先の魔術師、舌に変な金属がついちゃうのかな?」

ついに始まる、綿流しの祭り……そして消える人間。

「鷹野さん……貴方は悪魔召喚プログラムの劣化複製した。
 その結果で悪魔が召喚されようが召喚されまいが構わない。
 未必の故意ってやつですね……失敗しても次の機会を待つだけだ」
「お前のやったことは、まるっとごりっとぐりっとすりっともろっと、お見通しだ!」

そして牙をむく哀しい悪意。

「運命さえも私が変える、この雛見沢で私は神になる!」

だが、希望は、それでも……

「前原圭一!」
「竜宮レナ!」
園崎魅音!」
北条沙都子
「……古手、梨花!」
「部活メンバーwith愉快な仲間たち……雛見沢は渡さないぜ、鷹野さん!」

それでも、希望は消えない。

「つまり、カズマさんたちは希望なんだね……僕は、希望になれない。
 結局、詩音や沙都子を救ったのは上田先生たちだった」
「違うだろうが、悟志」
「え?」
「希望ってのはなぁ、なるもんだと待ち望むものじゃねえ! ぶん殴って言うことを聞かせてやるもんなんだよ!」


少数派による、運命の打開!



    ◆    ◆   ◆


寄生都市新宿!
デビルサマナー泉こなたと泉新一、そして流れ者のルイズとサイトがパラサイトへと立ち向かう!
一方で、鏡の中に騎士の姿が……?

「泉こなた、そして泉新一だな」
「……お前は!」
「こいつも、パラサイトなの……?」

迫り来る寄生生物、そして現れる鏡の騎士!

「ライダーバトル……それが俺たちの戦いなんだ」

自暴自棄のみなみが出会ったのは危険な英雄!

「寄生生物を全員殺してせば、英雄になれるのかな……?」
「ゆたかの仇を取ってくるだから……少なくとも、私にとっては英雄です」

みゆきの前から立ち去っていくこなた、かがみ、つかさ、みなみ……スーパー弁護士の銃口が火を噴く!

「つかささんとかがみさんは品川の大聖堂に行きました……巫女さんなので、メシア教の方に勧誘されたとか」
「ふーん……つまり、みゆきちゃんは一人なわけだ」
「……はい。こなたさんも、つかささんも、かがみさんも、みなみさんも。」

一方でミラーワールドから召喚魔法の理屈を同一としている?

「鏡……私の帰る方法も、そこにあるかもしれないわ」

そして、寄生都市の結末は?

「――――この街は寄生生物があってこそ成立している。
 悪魔と人間……この二つはどちらにも傾かない天秤の状態で固まっている。
 しかし、パラサイト生物という存在を追加することによってピラミッド状へと姿を変えるのだよ」


    ◆    ◆   ◆


孤高の狼、斎藤一がトーキョーゴルゴムランドに潜入!?
ゴルゴムと手を結んだ志々雄、その志々雄の傘下の侍・瀬田宗次郎、デビルサマナー・三村、魔術師タバサが行く手を遮る!
無数の悪魔とゴルゴム怪人を前にして、斎藤は脱出できるのか!?

「小賢しいネズミが一匹か……始末しろ」
「シルフィードは悪魔じゃないのね、きゅいきゅい!」
「すまねえなぁ、壬生の狼さんよ。こっちも野望ってのがあってな……礎になってもらうぜ」

前に立ちふさがるはゴルゴム怪人軍団と、それを率いる剣聖ビルゲニア!

「ふむ……使えるな。志々雄どもとも違う、別の手段として……!」

ビルゲニアはゴルゴムの首領である創世王への道を閉ざされている。
志々雄や黒の騎士団がゴルゴムとパイプを結べたのは、ひとえに彼の野望によるところだ。
そしてまた、斎藤もゴルゴム乗っ取りの駒にしてしまおうと企んでいるのだ!

「たとえ消えてしまっても、俺の正義は誠の一文字とともにある」

日本刀を携えて、斎藤は己だけの構えを取る。

「俺は新撰組だ……壬生の狼は、たとえ化け物であっても飼いならすことは出来ん」



    ◆    ◆   ◆


謎に包まれた街・六本木!
警視庁特命係・杉下右京&亀山薫、メシア教聖騎士・枢木スザク、HOLY隊員・劉鳳による調査!
そこで出会う五体の人形……?

「HOLYの正義、いや、俺の正義のもとにお前を保護をしよう、翠星石
「べぇつに一緒に居てくれなんて……っていうかお前はもっと気ぃ入れて蒼星石を探せです!」

「……君、は?」
「ローゼンメイデン第一ドール、水銀燈……貴方、ひどく憂鬱な顔してるじゃなぁい?」
「……メシアの、ブリタニアの暗部を見ただけだよ。何もかもが嫌になりそうだ」
「じゃあ――――私の、操り人形になってくれるかしら?」

「カオル、貴方はお茶を飲まないのかしら?」
「いや、俺はこっちで飲むんでね」
「亀山くんはコーヒー党なんですよ、真紅さん」


「お父様……お父様……私を、薔薇水晶を……もう一度……抱いて……」
「『あれ』が、私たちの未来なのかもしれない」


「誰もがこの混沌の大地では人形のようですねぇ。
 ……だからこそ、頭上から降ろされている糸を切らなければいけない。
 辛い時だからこそ、自分自身の脚で歩かなければいけないのですよ」



    ◆    ◆   ◆


柊かがみと柊つかさ、巫女の姉妹が備えてた力にメシア教が目をつけた。
品川大聖堂に眠る、法の罠!
天罰の神を宿したシャナと帝都を守護する英雄神を宿した青島駿朔が断罪する!

「紅世の徒は世界を崩す……ただ人を殺すだけの悪魔とはまた違うのよ」
「知らねえよ! また俺に人を見殺しにしろって言うのか!?
 ……お前が協力しねえっていうのなら、俺は一人であの姉妹を助けるぜ。
 生贄の儀式なんざクソ食らえだ」

選ばれた神の器、空虚なる少年は自身の虚ろさ故に天使に魅出された。

「おめでとう、桐山和雄。キミは神に選ばれた……偉大なる新人類に選ばれたのだ」

そして、十七年前の話……性交の覚えのないにも関わらず妊娠をした田村玲子に産み落とされた一人の少年。

「ハザマァァァァ!!」

交差する運命、全ては収束していく。

「ハザマイデオ、さすがに二人目の母親は気になるかい?」
「あれは十七年前に使っただけの器だ。波長の合う女ならばなんでも良かった。
 ……V.V.、貴様が私にとって使える間はともに動いてやる。
 だが、私と貴様は敵だということを忘れるな」


    ◆    ◆   ◆


メシア教幹部・夜神月、神聖ブリタニア帝国<<教壇>>代表・V.V.、メシア教革新派代表・カギ爪の男、HOLY経済顧問・武田観柳
LAWの重鎮たちが新・東京の中心地である銀座に集結!

「警視庁の『人口調整システム』が破壊された……と聞きましたが?」
「貴方ご自慢の回転式機関銃砲も意味がなかった、ということですよ。武田観柳殿」
「ただの人間には効果が十分だけど、悪魔を召喚するデビルサマナーには少し重荷だったかな。
 ギアスユーザーを配置してあげたほうが良かったかい?」
「まあまあ、ヨロイのオートマチック化に成功すればこのようなこともなくなりますよ。
 それで、カテドラルの方はどうですか? そろそろ、移住区の準備にかかる頃でしょうか?」
「その話ですが……地下にガイアの糞どもが侵入したとHOLYの隊員から報告がありましてねえ」
「いや、ちょうどいい話だ」

月は後ろに供えた護衛の桐山和雄へと目をやる。

「こちらも、<<ロウヒーロー>>が完成したところなんだ。
 千年王国に潜んだ悪魔の討滅……神の子のデビュー戦には十分なシチュエーションだよ」

桐山和雄は英雄として祀られようとしていた。
神の子という名の、神に捧げられる生贄として。


    ◆    ◆   ◆



罪人どもがスガモプリズンを内側から破壊する!
カズマ、浅倉威、ルパン三世&次元大介レイ・ラングレンによるプリズン・ブレイク!
それを阻止する黒の騎士団と雇われたヴァン、そして地獄の裁判官ヤマの率いるカオス悪魔たち!

「どうしたぁ……? カオスの裁判官様なんだろぉ……? 俺を裁いてみせろよ!」
「このスガモプリズンは我が主の目的のためには必要な拠点……その夢のジャマはさせん!」
「どうした、意地を見せろよ! そんでもって喧嘩だぁ! 喧嘩をやってやるぅぅぁぁ!」
「ルパン、ここは任せて先に行きな!」

相対する二人の復讐者。

「鉤爪はカオスの勢力ではなかった。内側から探ってみた出た結果がそれだ」
「そうかい、そいつはいいことを聞かせてもらったぜ」
「冥土の土産にはちょうどいいだろう……鉤爪を殺すのは俺だ、だからこそ――――」
「いいや、俺だね。だから――――」

「「お前はここで死ね」」

そして、プリズン・ブレイクの主犯――――ルパン三世。
盗むはカオスのお宝、ピースメイカーなる魔銃!

「ごきげんよぉ、地獄の裁判官様よぉ」
「バカな……ルパンには、夢がない!? 己の心を自由に解放するための、夢がない!?
 ならば……ならば、なぜお前は生きていられる! 夢もなく、なぜ生きていける!」
「そいつは俺の生き方だ。ペラペラと喋るものじゃねえさ。
 ガイア教のお宝いただいてまいりま~す!」

崩れ去るスガモプリズン、しかし、黒の騎士団は死なず。

「スガモプリズンは本日を持って破棄する……!
 ……所詮ヤマも、そのヤマに取り入った俺たち黒の騎士団も、『今』は弱者でしかなかったということだ」
「ルルーシュ様……」
「しかし、黒の騎士団は生き延びる! この大破壊の世界に正しさという光を照らして見せよう!」
「では、次の標的はどこだ?」

C.C.の問に、ルルーシュは東京湾を指さした。
そこに浮かぶ、卵型の人工島。

「目指すはメシア共の目論む千年王国となるカテドラルだ! ゴルゴムと手を結び、千年王国を乗っとるぞ!」



    ◆    ◆   ◆



東京を守る広目天、持国天、増長天、毘沙門天の四天王が住む寺社をゴルゴムが狙い始める!
奴らの狙いは東京の完全なる混沌化……!?
走れ、仮面ライダー! 守れ、ライダーブラック!

「おのれゴルゴム……! 四天王を撃退し、ゆるざん!」

無数のゴルゴム怪人を相手にして、しかし闘士を枯らさない南光太郎!

「私がLです」

孤軍奮闘の光太郎の前に現れたのは世界一の探偵と異界の錬金術師!

「恐ろしいのは唯一神の膝元にあるメシア教です。
 しかし、今まっさきに対処しなければいけないのは人類抹殺を企む秘密結社ゴルゴム」
「……メシア? メシアが、恐ろしいんですか?」

メシアの企みとは?
現代に蘇るノアの方舟との関連性は!?

「トーキョー湾に降りようとする神の浮舟を見たんです」

神の浮舟とカテドラルの関係性……そして、ブリタニアの所有する空中鉄甲艦『ダモクレスの剣』。
『ラグナレクの接続』と『幸せの時』、その先にある千年王国!
全ては何かのつながりがある……?

「私の世界に戻る方法があるかもしれない……もしくは」
「メシアは、異界の支配すら目論んでいるのかもしれないということです。
 南光太郎さん、貴方にはゴルゴムとの戦いに集中して欲しい。
 ですが……メシアもガイアも、信用ならないということだけは覚えておいてください」



    ◆    ◆   ◆



メシアvsガイアvsゴルゴムvsHOLYvs黒の騎士団vs神聖ブリタニア帝国!

東京の大地には争いで満たされている――――戦わなければ生き残れない!

――真・女神転生 FULL GENRE ――

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