首長国は竜脚半島の主に西半分に群居する、砂・月・嵐・炎・岩・隼・影・鉄・蛇・歌・夜・雨・金それぞれの精霊を氏神に祭る13の氏族からなる連合。

氏族長会議での合議を基に対外政策や氏族間の調停等を行う。

各氏族長から選ばれた族長は"偉大なる太陽 アジル・シャムス"と呼ばれ、氏族間をまとめる長として対外的な代表者として君臨し、氏族長会議では2票を有するものの、あくまで代表者であり氏族長合議に逆らった決定を行うことはできない。

東の商工連邦、西の帝国・大公国に対する領土主張の為、発足した部族連合であり、部族間抗争や侵略といった有事以外に於いては各氏族内の統制は氏族長によって行われる。



首長国では、名前の最後に氏族名が当てられ、出身氏族が明快。
砂の氏族ならラムル、月の氏族ならカマル、嵐の氏族ならアシュファとなる。
氏族ごとに個人名以外の命名規則には多少の差異はあるが、最後の氏族名だけは共通。

13氏族名は以下の通りである。
砂(ラムル)、月(カマル)、嵐(アシュファ)、炎(ショラ)、岩(サファラ)、隼(ファルク)、影(デイル)、鉄(ハディド)、蛇(ソヴァ)、歌(ファララ)、夜(クラン)、雨(マタル)、金(サヴァル)
最終更新:2018年12月20日 19:40