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テラカオスバトルロワイアル外伝
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これも全部主催者って奴の仕業なんだ

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だれでも歓迎! 編集
配下を求め東京タワーを駆け降りたクライシス皇帝
地上に降り立った皇帝はそのまま真っ直ぐ走り続け、品川区に到達していた。

「ここまで移動したのにも関わらず誰一人参加者と遭遇しないとは……。
 おのれ主催者! 私が配下を作るのを恐れて誰もいない場所に転送したな!」

どこかズレた怒りを主催者に向けながら疾走する皇帝。その速度は常人のそれを遥かに超えている。
実際には皇帝が転送された東京タワーにストライダー飛竜も転送されていたのだが、残念ながら皇帝はその存在に気付かなかった。
皇帝も飛竜も最終的な目的は主催者を抹殺するということで一致している。
そのため、もし皇帝が飛竜の存在に気付いていたら、配下とまではいかなくとも協力関係を築けていたかもしれない。
皇帝は怒っているが、常識はずれの戦闘能力の持ち主である飛竜と遭遇出来る可能性があった皇帝の転送先はむしろ当たりの部類だったのだ。

(しかし、特に目的地を決めずに走りだしてしまったのは失敗だったな。
 この会場の中心部に向かっていれば参加者との遭遇確率も上がっていただろうに……っは!?
 まさかあそこに転送したのは私に冷静な判断をさせなくするためでもあったのか!? おのれ主催者!
 ……いかん、落ち着け。このままでは配下を集めるどころか遭遇さえ出来そうにない。
 計画的な行動を心掛けねば)

さらりと自らの失態を主催者のせいにしつつ、皇帝はその足を止めて地図を開く。

(今私がいるのは先ほど見かけた『しながわ区民公園』という看板から判断して品川区。そして先ほどのタワーがあるのは北の方角だから、移動した距離から考えるとだいたい港区辺り。
 つまり、完全に中心部とは逆方向に走ってきているということか! くっ、これもすべて主催者のせいだ!
 ……まあいい。少しばかり面倒ではあるが引き返して中心部――千代田区辺りに向かうとするか。……ん、これは?)

移動先を決定し、地図を仕舞って出発しようとしたそのとき、皇帝はあることに気づく。
地図の一部が湿っているのだ。雨でも降ってきたのかと天を仰ぐが、空は見紛う事無き快晴。
ならばこの水はどこからきたのか。
皇帝は思案し、数秒後にある結論にたどり着く。

(これは……私が汗をかいているのか? RXとの戦闘などではなく、ただ数km走っただけなのに?
 そんな馬鹿なことが……)

そう思っている間にも汗は滴り落ち、少しずつ地図を湿らせていく。
慌てて地図をデイバッグに仕舞い込み、服の袖で額の汗を拭う。

(体力が落ちた? いや、ありえん。ここ最近は私自ら戦闘する機会も何度かあった。運動不足などということはない。
 となると可能性は一つ……主催者が言っていた制限とやらか! おのれ主催者、私を恐れて転送場所を弄るだけで無く力まで封じるとは!)

数多の主催者からの妨害(と皇帝は思っている)に怒りを露わにする皇帝。
その怒りが臨界点を越えたのか地団駄まで踏み始めた。まるで駄々っ子のようである。
常人を遥かに超える脚力のせいで地団駄を踏むたびに地面にヒビが入っているのだが、それもご愛嬌だ。

「おのれ主催者! それと仮面ライダーたちめ! この私を散々弄びよって! 許さん! 許さんぞぉッ!」

品川区に、一人の皇帝の咆哮が響いた。




【品川区・しながわ区民公園付近/日中】


【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACK RX】
[状態]:仮面ライダー他正義の味方達や主催者への激しい怒り
[装備]:無し
[道具]:支給品一式、ランダム支給品(0~2)、カラオケマイク@現実
[思考・状況]
基本:主催者を抹殺する。
1:『殺し合い』には乗らない。
2:頼りになる配下を手に入れる。
3:正義の味方は全滅させる。
4:気がすんだら千代田区方面に向かう。
【備考】
※現在の姿は『ダスマダー大佐@仮面ライダーBLACK RX』です。
※制限が解除された場合いつもの姿になるかもしれません。 
※総理大臣と喜緑江美里を仮面ライダーの協力者だと認識しました(根拠ゼロ)
※品川区内に皇帝の叫び声と地団駄を踏む音が響きました。どの程度の範囲まで聞こえたかは後続の書き手さんにお任せします。


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