「おのれ主催者! それと仮面ライダーたちめ! この私を散々弄びよって! 許さん! 許さんぞぉッ!」
(早く……早く……!)
近くから絶叫が聞こえる。それも主催者を恨む類のものが。
その叫びだけを頼り、希望を抱き、高良みゆきは走り続けていた。
あれだけ叫ぶということは、マーダーに接近されても問題ない、返り討ちにするだけの自信があるに違いない。
その人に、助けて貰おう。
その叫びだけを頼り、希望を抱き、高良みゆきは走り続けていた。
あれだけ叫ぶということは、マーダーに接近されても問題ない、返り討ちにするだけの自信があるに違いない。
その人に、助けて貰おう。
みゆきは、ただただ生きたかった。生きて元の生活に戻りたかった。
優勝など考えられない。あの場所には友人の姿もあったのだから。
もっとも、仮に友人がいなかったとしても……よほどのことがない限り優勝は目指していないだろうが。
自慢ではないが、知識の幅は他の生徒と比べても圧倒的であり、運動能力も悪くない。
支給品にさえ恵まれていたなら、みゆきはおそらく優勝候補の一人にだってなることは可能だ。
優勝など考えられない。あの場所には友人の姿もあったのだから。
もっとも、仮に友人がいなかったとしても……よほどのことがない限り優勝は目指していないだろうが。
自慢ではないが、知識の幅は他の生徒と比べても圧倒的であり、運動能力も悪くない。
支給品にさえ恵まれていたなら、みゆきはおそらく優勝候補の一人にだってなることは可能だ。
しかしそれは、あくまで【一般人によるバトルロワイアル】の範囲でだ。
「だから待てと言っているだろう人間ッ!
我の今の敵は主催者だと言っているのが何故信じられぬのだ!
これ以上逃げれば、我が触手をもって、あのね展開でひぎぃと喘がせて……だから逃げるなァ!」
我の今の敵は主催者だと言っているのが何故信じられぬのだ!
これ以上逃げれば、我が触手をもって、あのね展開でひぎぃと喘がせて……だから逃げるなァ!」
よくわからないが、身の危険を感じさせる台詞を吐き散らす触手の化物がいるような……
そんな物騒なロワにおいては、みゆきは無力な参加者に過ぎない。
そんな物騒なロワにおいては、みゆきは無力な参加者に過ぎない。
(はやくはやくはやく……逃げないと!)
足はすでに棒だ。
それでもみゆきは走り続ける。捕まったら確実に殺されるからだ。
不幸中の幸いというやつか、怪物はその巨体がたたって細い道を通れなかったり、機動面にかなりの隙がある。
それを利用し、ここまではなんとか逃げ延びてきたが……さすがにそろそろ限界だ。
それでもみゆきは走り続ける。捕まったら確実に殺されるからだ。
不幸中の幸いというやつか、怪物はその巨体がたたって細い道を通れなかったり、機動面にかなりの隙がある。
それを利用し、ここまではなんとか逃げ延びてきたが……さすがにそろそろ限界だ。
「ゼェゼェ……おのれちょこまかと……何故あの人間は逃げるのだ……!」
そしてそれは、みゆきを追う昏き海淵の禍神も同じだった。
永らく海底深くで眠りについていた彼は……
圧倒的に運動不足……ッ!裏ボスとして不動の構えをとり続けてきた故の落とし穴……ッ!衰えた足腰……ッ!
主催者の制限を抜きにして、禍神の移動速度は女子高生よりちょっと速い程度まで落ち込んでいた。
さらに言えば、自重が半端じゃないというのに、地面がコンクリート。これは触手に優しくない。
永らく海底深くで眠りについていた彼は……
圧倒的に運動不足……ッ!裏ボスとして不動の構えをとり続けてきた故の落とし穴……ッ!衰えた足腰……ッ!
主催者の制限を抜きにして、禍神の移動速度は女子高生よりちょっと速い程度まで落ち込んでいた。
さらに言えば、自重が半端じゃないというのに、地面がコンクリート。これは触手に優しくない。
(水分欲しい……おのれ世界樹!これも貴様の陰謀か!)
「「絶対に 許 ざ ん ッ ! 」」
「「ん?」
「「ん?」
そんな時に、二人の参加者は出会ってしまった。目が合ってしまった。
「なんだ、貴様は?」
「それは私の台詞だ!」
「それは私の台詞だ!」
◇
クライシス皇帝は、一瞬だけ我が目を疑った。
さんざん地団駄を踏み、ようやく落ち着き千代田区にでも向かおうかと思っていたところに。
黒く岩のようにゴツゴツした球体部分から触手を伸ばす巨大な化物と出会ってしまったのだ。
こんな化物、怪魔界でも見たことがない。
普段の姿ならともかく、制限が厳しいこの体でこの化物と戦って勝てるだろうか?
さんざん地団駄を踏み、ようやく落ち着き千代田区にでも向かおうかと思っていたところに。
黒く岩のようにゴツゴツした球体部分から触手を伸ばす巨大な化物と出会ってしまったのだ。
こんな化物、怪魔界でも見たことがない。
普段の姿ならともかく、制限が厳しいこの体でこの化物と戦って勝てるだろうか?
しかし、すぐにそれらの感情は消し飛んだ。圧倒的な怒りの感情によって。
「貴様ぁ!なんか上半身が私と被っているぞ!赤眼複数ってところもだ!
触手を、私の専売特許を奪うなァァァ!!」
「……貴様のどこに、触手があるのか問いたい」
「今はない!」
「……まあ、人間ならこの際お前でも構わん。いいか、我はこのバトルロワイアルの黒幕を知っているのだ!」
「ふん、私の模倣物め。それぐらいこの私もとうに気づいておるわ!」
触手を、私の専売特許を奪うなァァァ!!」
「……貴様のどこに、触手があるのか問いたい」
「今はない!」
「……まあ、人間ならこの際お前でも構わん。いいか、我はこのバトルロワイアルの黒幕を知っているのだ!」
「ふん、私の模倣物め。それぐらいこの私もとうに気づいておるわ!」
「「このバトルロワイアルの黒幕は!!」」
「仮面ライダーどもだ!」
「世界樹だ!」
「世界樹だ!」
「「…………おまえはなにを言っているんだ」」
(なんだかよくわかりませんが、あの人があの化物を足止めしてくれているうちに逃げましょう……)
皇帝と禍神がなにやらもめている間に、みゆきはこっそりと逃げることを決意していた。
男性を見殺しにするのは気が引けるが、自分ごとき小娘にどうしろというのか。
もしかしたら本当に返り討ちにできるかもしれない。それなら万々歳だ。
だが万が一それが叶わなかった時に備え、自分は他の強い参加者に保護されなければならない。
全ては、生き残るため。
だからここは、逃げるのが得策だ。
男性を見殺しにするのは気が引けるが、自分ごとき小娘にどうしろというのか。
もしかしたら本当に返り討ちにできるかもしれない。それなら万々歳だ。
だが万が一それが叶わなかった時に備え、自分は他の強い参加者に保護されなければならない。
全ては、生き残るため。
だからここは、逃げるのが得策だ。
(支給品も、私に使えそうな物は入っていませんでしたしね……)
路地裏でひっそり確認した支給品をバッグに戻し、みゆきは忍び足の構えをとる。
「いいや、これは憎き仮面ライダー達の仕業だ!皇帝である私にはわかる!」
「愚か者め、その仮面なんとやらも全ては世界樹の仕業だ!神である我にはわかる!」
「愚か者め、その仮面なんとやらも全ては世界樹の仕業だ!神である我にはわかる!」
もっとも、論争する両者とも相当にうるさいため、みゆきの足音はすっかり掻き消されているため、通常歩行でも問題はなかった。
【品川区/一日目・日中】
【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACK RX】
[状態]:仮面ライダー他正義の味方達や主催者への激しい怒り
[装備]:無し
[道具]:支給品一式、ランダム支給品(0~2)、カラオケマイク@現実
[思考・状況]
基本:主催者を抹殺する。
0:まずは目の前のタコ(禍神)を論破する。
1:『殺し合い』には乗らない。
2:頼りになる配下を手に入れる。
3:正義の味方は全滅させる。
4:千代田区方面に向かう。
【備考】
※現在の姿は『ダスマダー大佐@仮面ライダーBLACK RX』です。
※制限が解除された場合いつもの姿になるかもしれません。
※総理大臣と喜緑江美里を仮面ライダーの協力者だと認識しました(根拠ゼロ)
※品川区内に皇帝の叫び声と地団駄を踏む音が響きました。どの程度の範囲まで聞こえたかは後続の書き手さんにお任せします。
[状態]:仮面ライダー他正義の味方達や主催者への激しい怒り
[装備]:無し
[道具]:支給品一式、ランダム支給品(0~2)、カラオケマイク@現実
[思考・状況]
基本:主催者を抹殺する。
0:まずは目の前のタコ(禍神)を論破する。
1:『殺し合い』には乗らない。
2:頼りになる配下を手に入れる。
3:正義の味方は全滅させる。
4:千代田区方面に向かう。
【備考】
※現在の姿は『ダスマダー大佐@仮面ライダーBLACK RX』です。
※制限が解除された場合いつもの姿になるかもしれません。
※総理大臣と喜緑江美里を仮面ライダーの協力者だと認識しました(根拠ゼロ)
※品川区内に皇帝の叫び声と地団駄を踏む音が響きました。どの程度の範囲まで聞こえたかは後続の書き手さんにお任せします。
【昏き海淵の禍神@世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者】
【状態】:健康、触手減少、攻撃形態 、疲労大
【装備】:無し
【道具】:基本支給品一式、(ランダム品1~3)
【思考】基本:人間をどんどん仲間にしていき、主催者(世界樹)を滅ぼす
1:目の前の人間(クライシス皇帝)を論破後、少女を追う
2:首輪を外す方法を探す
3:人間の参加者を探す(女性優先)
※真の主催者が世界樹だと思い込んでいます
※首輪を外さない限り、防御形態にはなれません
※カオステンタクルは使用後12時間使用不可
※一定時間経過による攻撃力倍増能力使用不可
※触手をFOEとしての使用不可
※フカビトその他部下召喚使用不可
※首輪解除後も深遠の供物による回復量に制限
※過去の禍神とは別人です
※通常移動速度は人間よりもちょっと速い程度です
【状態】:健康、触手減少、攻撃形態 、疲労大
【装備】:無し
【道具】:基本支給品一式、(ランダム品1~3)
【思考】基本:人間をどんどん仲間にしていき、主催者(世界樹)を滅ぼす
1:目の前の人間(クライシス皇帝)を論破後、少女を追う
2:首輪を外す方法を探す
3:人間の参加者を探す(女性優先)
※真の主催者が世界樹だと思い込んでいます
※首輪を外さない限り、防御形態にはなれません
※カオステンタクルは使用後12時間使用不可
※一定時間経過による攻撃力倍増能力使用不可
※触手をFOEとしての使用不可
※フカビトその他部下召喚使用不可
※首輪解除後も深遠の供物による回復量に制限
※過去の禍神とは別人です
※通常移動速度は人間よりもちょっと速い程度です
【高良みゆき@らき☆すた】
【状態】:健康、恐怖、疲労大
【装備】:無し
【道具】:基本支給品一式、スターゲイザー、アマゾネスの服
【思考】基本:生きて元の生活に戻る
1:自分を保護してくれそうな参加者を探す
2:今のうちに逃げる
※禍神を危険人物と判断しました
【状態】:健康、恐怖、疲労大
【装備】:無し
【道具】:基本支給品一式、スターゲイザー、アマゾネスの服
【思考】基本:生きて元の生活に戻る
1:自分を保護してくれそうな参加者を探す
2:今のうちに逃げる
※禍神を危険人物と判断しました
【アマゾネスの服@聖剣伝説3】
同人界隈でとにかくやたらと触手その他異形の物に襲われるかわいそうな某王女の服。
とてもアマゾネスの服とは思えないデザインだがアマゾネスの服。
同人界隈でとにかくやたらと触手その他異形の物に襲われるかわいそうな某王女の服。
とてもアマゾネスの服とは思えないデザインだがアマゾネスの服。
【スターゲイザー@聖剣伝説3】
上記某王女の槍。槍の中では最高ランクの性能を誇る。
本来は特定職専用装備だが、今回は特にその制限はなく誰でも装備可能。
上記某王女の槍。槍の中では最高ランクの性能を誇る。
本来は特定職専用装備だが、今回は特にその制限はなく誰でも装備可能。
| 039:ゆらり、水の底惹きあって | 投下順 | 041:Going My Way |
| 039:ゆらり、水の底惹きあって | 時系列順 | 042:君と豚を狩りあうTCBR |
| 037:これも全部主催者って奴の仕業なんだ | クライシス皇帝 | 050:いけませんって!まともな支給品と明日のパンツがないと! |
| 028:ももいろ☆ツインズ | 昏き海淵の禍神 | 050:いけませんって!まともな支給品と明日のパンツがないと! |
| 028:ももいろ☆ツインズ | 高良みゆき | 054:てんじょーおーとのそうぐう |