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テラカオスバトルロワイアル外伝
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嗚呼。それにしても剣が欲しい……

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「ここからなら、何か見えそうだ」

 港区を歩いていたヴェイグ・リュングベルが辿り着いたのは奇妙な建物だった。
 館と言うには少しばかり……いや、かなり大きさ。 
 城と言うにはかなり奇妙な形状をしている。
 どちらにしろ、周りの建物に比べれば非常に高く大きい。
 現在、彼はその建物の展望台スペースにいた。

(しかし、見慣れない建物ばかりだ……)

 地上のビル街を見て、しみじみと感じる。
 カレギア城があるバルカよりも遥かに栄えているように見える。
 正直、あの最初に死んだ男や総理大臣がここまで栄えた町を作ったとは到底思えない。
 そう、考えるヴェイグだった。

(近くに誰か……どうやらいないみたいだな)

 街を見下ろし、近くに誰もいないことを確認する。
 山育ち故に、非常に視力が良いヴェイグ。
 高い塔から、世界を一望できるほどの視力を持っている…とは言わないが。
 人並み以上に視力がいいのは確かである。

 次に自分に支給されたランダムアイテムを再び確認する。
 剣は入っていなかったが……落としたりしていないかどうか確認する。
 一つ目は銀色と黒色ツートンカラーで四角い箱のようなもの。
 二つ目は黒一色で光沢があり、少しの重量感があるもの。
 そして、最後はリンゴのマークが付いた板のような非常に軽いものである。

(どれも同じ素材で出来てるようなものだが……)

 これらのアイテムを目の前にしてヴェイグは考える。
 考える。もっと考える。しかし……使い方が一向に分からない。

「チッ………」

 軽く舌打ちをする。
 どうやら自分が渡されたのは主催者が言っていた『ハズレ支給品』なのかもしれない。
 なお、それらのアイテムは『何故か』説明書が付いていなかった。 
 手で触ったり、耳を当てたりなどして危険がないかどうかを確かめる。

(どうやら爆弾ではないようだが……いや、待て……
 これらを組み合わせれば何か分かるのか……?)

 その後もヴェイグは繰り返し、目の前のアイテムと戦闘を続けた。




【数分後】



「チッ……………」

 詰んだ。

 ……再び、軽く舌打ちをするヴェイグさん。
 どうやら組み合わせ等は関係なかったようで、再び自分の目の前に並べなおした。
 なお、ヴェイグさんの試行錯誤の結果、板状の道具の表面には傷が付いてしまった。

(やはり、他の参加者と接触すべきだったな……
 ……降りるか、特に離れないという理由もないからな)

 そして、ヴェイグさんは六本木ヒルズの展望台から、ゆっくりと降りて行った。 
 その背中が妙に悲しそうに見えたのは恐らく気のせいであろう。


【港区・六本木/一日目・午後】


【ヴェイグ・リュングベル@テイルズオブリバース】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品 ニンテンドーDS@現実、PSP@現実、iPad@現実(表面に少々の傷アリ)
[思考・状況] 基本:クレアの元に帰る。
1;殺し合いには乗らない。
2;同じ志を持つ参加者を探す。出来れば剣も手に入れたい。
3:自分に与えられた支給品を使いこなせる参加者も探す。

【ニンテンドーDS@現実】
カオス七期でマサキ(not冥王)が持っていたもの。
○天堂から発売された携帯型ゲーム機。なお初期型である。
任○堂製なので耐久力はそれなりにあると思われる。
不親切にも説明書は付いていない。

【PSP@現実】
カオス七期で久慈川りせ(りせちー)が持っていたもの。
○ニーから発売された携帯ゲーム機。ちなみにPSP-1000。
極めればPSP拳法が使えるようになる!! ……かもしれない。
もちろん説明書は付いていない。

【iPad@現実】
カオス七期でイクラさんがサンタウロスからもらったプレゼント。
○ップル社によって開発及び販売されているタブレット型コンピューターであり。
わりと高性能であるが、やっぱり説明書は付いていない。
中に何のデータが入っているかは、不明。


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